5歳も登頂! ウメバチソウ咲き乱れる秋の天上山(神津島) 空気も澄んで伊豆七島や富士山の眺望
- GPS
- 05:16
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 454m
- 下り
- 585m
コースタイム
- 山行
- 2:52
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 5:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スリップ: 黒島ルート、白島ルートともよく整備されていますが、大雨直後は崩れている場合もあります(崩れやすい山です)。白島ルートの2合目から上の急坂は苔が生えており、滑りやすいです。下山時には特にご注意ください。 歩きやすさ: 山頂までの標高差は両ルートともおよそ400Mで高尾山と同じくらいですが、歩きやすさは高尾山とは違います。中小サイズの石や岩がごろごろしているので、小さい子にはバランスをとるのが難しい場所もあります。子供には手袋を用意し、場所によっては大人が手をつなぐ必要があります。 防寒: 登山中は無風で汗ばむような場合でも、登るにつれ風が強くなる場合があります。休憩時にはダウンとレインウェアで風対策が必要です。特に体の小さい子は急激に体力が奪われます。(天上山で高い木の生えない砂漠のような風景が見られるのは、過酷な自然環境のためです。) 害虫など: 11月でも蚊がいます。白島ルート下部の樹林地帯は湿度が高いので要注意です。10cm超のムカデもいました。不用意に手を地面につかないように。 |
その他周辺情報 | 温泉保養センターがあり、バスが運行していますが本数が少ないです。行きはバスを使用し帰りはタクシー利用を考えていましたが、(この時期?)日曜のタクシー営業は「休み」または「17時まで」で実際にはタクシーは使えませんでした。 |
写真
感想
花の百名山で、島の山100選にも選定されている神津島天上山。
標高はわずか572Mながら、本州では高山帯に生える植物が見られたり、海を見おア押しながら絶景ハイキングができるおすすめの山です。
行先が限られる冬もおすすめです。
前日は雷もなっていたようですが、この日はうってかわって快晴。空気も澄んで遠く富士山まで見渡せる行楽日和となりました。
さるびあ丸の神津島到着が10時、日没が17時前なので時間が限られるため、山頂往復のみのコースにしました。(時間があれば裏砂漠を回ったり、不動池まで行くと色々楽しめるのですが)
登山道は黒島ルート、白島ルートの2つあります。
山頂までの距離、標高差とも、ほとんど同じです(白島ルートのほうが標高20Mほど下から登り始め、距離は100Mほど長いです。)
多くの人は黒島ルートから登るようです。
しかしながら以下の理由から、今回は白島ルートから登りました。
1.急登: 島ルートはのっけから標高差250Mほどの急登が続きます。10合目までほぼ同じ傾斜がずっと続きます。きっと子供たちは途中文句をいいだすでしょう。
白島ルートは2合目から先に一部急登がありますが標高差80Mほどで終わり、その後なだらかな山道がしばらく続きます。
2.日差し: 本日は晴天、気温も高いです。黒島ルートは登り始めてまもなく、標高200M付近から眺望が開けます。その分日差しを浴びるため10合目までずっと暑いです。
黒島ルートは8合目、標高440Mくらいまではずっと眺望はありませんが木陰を歩くので暑くありません。
3.トイレ: 黒島ルートは登山口手前にトイレがあります。白島ルートは登山口にはありませんが6合目、スタートから45分ほどのところにトイレがあります。今回は山の上の不動池まではいかないので、実質トイレはここだけ。トイレが近い子供には白島ルートのほうが向いてます。
唯一、白島ルートの難点は2合目〜3合目の間の急登が苔で滑りやすいこと。しかも階段などではなく岩場なので下山には特に注意が必要です。
水: 季節外れの高温の予報でしたので、水2Lと麦茶3Lを持っていきました。家族で4Lほど消費しました。
服装: 山頂では半袖で大丈夫な気温でしたが、場所によっては強風です。今回、10合目、不入が沢(白島下山口)のテーブルベンチを昼食をとりましたが風が強く、持参したダウンも着て寒さをしのぎました。
今回、子供たちが登れるか心配でしたが、無事に登頂、下山しました。
視界が開けてくるとみんなテンションが上がり、素直に絶景に感激していました。「ヤッホー」と元気よく叫んだり、景色の良さを満喫していました。
「連れてきてよかった!」と思いました。
5歳の子は下りの一部滑りやすいところで抱っこをしましたが、それ以外は全部自力で歩きました。
宿に着く前には、水平線に沈むきれいな太陽も見ることができ、みんな大満足の1日でした。
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