高柄山〜倉岳山 予想外の晴天と倒木

2018年11月17日(土) [日帰り]

• GPS: 07:13
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,684m
• 下り: 1,315m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:38
• 休憩: 0:34
• 合計: 7:12

7:29 上野原駅
8:20 8:25 鶴島御前山
9:15 9:22 新矢野根峠
10:05 10:13 高柄山
10:21 10:22 千足峠
10:45 10:49 大丸
10:52 10:52 新大地峠
11:04 11:05 旧大地峠
11:32 11:32 矢平山
11:51 11:51 丸ツヅク山(丸ツック山)
12:04 12:04 寺下峠
12:17 12:18 舟山
12:49 12:51 鳥屋山
13:13 13:13 細野山
13:20 13:20 立野峠
13:51 13:55 倉岳山
14:09 14:10 穴路峠
14:36 14:36 穴路峠方面取付地点
14:41 14:41 無生野バス停
14:41 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR上野原駅
帰り：無生野〜富岡入口（富士急山梨バス）
　　　http://www.yamanashibus.com/regular/
　　　秋山温泉〜上野原駅（秋山温泉送迎バス）

コース状況／危険箇所等

ルート全体を通して倒木あり。転倒や道迷いに注意。
※御前山〜新矢ノ根峠は特に荒れ方が酷く、倒木が原因で小規模な崩落を起こしている箇所があります。通行非推奨です。

その他周辺情報

帰りは秋山温泉で汗を流しました。
路線バスで行く場合は富岡入口が最寄りで、無生野からは1本。
上野原駅から迎えバスが3本/日、送りバスが4本/日出ています。
http://www.akiyamaonsen.com

写真

11/17 7:30

新しくなった上野原駅からスタート。

11/17 7:34

橋の脇にいたネコ。あまり近寄らせてくれませんでした。

11/17 7:34

桂川橋から見た御前山。なんか思ってたより急そうな感じ。

11/17 7:49

扇山・権現山と生藤山。多少雲はあるけどイイ天気！

11/17 7:54

ここから登山道に入ります。

11/17 8:04

入口付近は多少荒れた感じがありますが、道はハッキリとしていて分かりやすい。

11/17 8:08

見た目から予想した通りの急な道。小ぶりの山ながら登りごたえがあります。

11/17 8:11

いや…これは思った以上だな。上に行くほど岩が増えていきます。

11/17 8:15

この祠が見えると道が緩やかになり、山頂エリア。

11/17 8:19

まずは最初の山、御前山山頂に到着。何故かここだけ笹ご生えてる。

11/17 8:20

権現岳方面がチラッとだけ見えます。

11/17 8:25

山頂を過ぎると、道の感じがガラリと変わりました。この辺は、見た目の季節感は冬に近づきつつあります。

11/17 8:28

細かい種類は分かりませんが、かなり植生が入れ替わってるのかな。ついでに土質も変わり、ザレている感じでやや滑りやすい。

11/17 8:31

頂一つ峠一つ越える度に植生が変わっているようで、見ていて飽きないです。

11/17 8:35

登り返しからは杉林、ここを登るとまた広葉樹帯に戻ります。

11/17 8:42

おおぅ、ナンダコレ。大木が倒れた影響で小規模な崩落が起きています。分かりにくいですが左が進む道です。

11/17 8:42

高柄山が見えてきました。ほんのりと色付いています。

11/17 8:50

お次はしっとりとした谷筋に。コロコロと景色が変わります。

11/17 8:53

標識はありますが、やや道が分かりにくいので注意。前の写真左奥の沢の左岸を登っていきます。

11/17 9:02

ありゃ、またプチ崩落してる。この程度なら大して問題ありませんが…。

11/17 9:05

今度は逆パターン、倒れてきた木が道を塞いでいます。上を越えていくわけですが、とっかかりは無いわ土は滑るわで、見た目以上に苦戦しました。

11/17 9:16

新矢ノ根峠に到着。こじんまりとした小屋があり、休憩にいい感じです。

11/17 9:22

まだまだ倒木はありますが、道自体が穏やかになったこともあり先程のような苦労はせずに済みます。

11/17 9:26

折れた木が道を挟んで向かいの木に引っかかってる。こんなの初めて見た。落下物にも注意ですね。

11/17 9:29

倒木を除けば歩きやすい道。

11/17 9:33

山ではキケン表示はよく見るけど、こういうテープは珍しい気がするな。

11/17 9:33

えーと…滑落注意？倒木を除いても、御前山付近の方がよっぽど危なかったと思うけどなぁ。

11/17 9:47

倒木がほぼ無くなり、普通の山道に戻ってきたので少しホッとします。

11/17 9:59

高柄山に到着。

11/17 10:00

山梨百名山の新しい標識。北側に一部展望があります。

11/17 10:04

左奥に見えてるのは…雲取と飛龍あたりか？これだけ離れちゃうとよく分からんなぁ。

11/17 10:22

千足峠。しばらく人ゼロだったのが、高柄山を過ぎた途端4組ほどとすれ違いました。

11/17 10:30

倒木再び。また道が荒れてきました。見た目は派手ですが、この辺は思ったより楽に乗り越えられます。

11/17 10:43

一瞬だけ林道を横切り、ほんの少しだけ下ったところで再度登山道へ。

11/17 10:48

さっきまでは北側が開けていることが多かったですが、この辺りからは南側が増えます。

11/17 10:48

大丸山頂。

11/17 10:52

標識の字がカッコいい。この辺は道が交錯していて分岐が多いので、間違えないよう気をつけます。

11/17 10:56

紅葉はあまり見られないコースのようですが、この木は結構綺麗だった。

11/17 11:17

矢平山に到着。ここで昼食休憩にします。

11/17 11:32

最近は肌寒い日が続いているようですが、日差しが強く少し暑いくらい。

11/17 11:40

ここの下りも中々に急でした。振り返って撮影。

11/17 11:44

ひょっこりと出た頭だけですが、富士山がきれいに見えます！矢平山で気がついてはいたのですが、あまり南西方向が開けた場所がありません。

11/17 11:51

丸ツヅク山。手書き感のある簡単な標示があるだけです。

11/17 12:03

寺下峠。この辺は杉林ですね。

11/17 12:16

ポツリポツリと紅葉が見られます。

11/17 12:18

船山。歩いてみた実感として、名前の通り船を伏せたような穏やかな印象でした。

11/17 12:45

鳥屋山。この辺りから倉岳山まではほぼ登り一辺倒だと思っていましたが、ゆるやかなアップダウンが繰り返される感じです。

11/17 12:55

気持ちのいい道です。やっぱり晴天はいいなぁ。

11/17 13:03

倉岳山が見えてきました。あと少し。

11/17 13:03

大菩薩嶺方面。

11/17 13:11

こちらは南西方面、一方面だけですが所々で展望があります。手前から二十六夜山、前道志に丹沢かな。

11/17 13:19

新しく綺麗な標識がある立野峠。高柄山から離れてまた減っていたすれ違う人たちが、ここに来てまたどっと増えます。

11/17 13:37

立野峠以降ははちょっと斜度が上がります。一回は通ってるはずなんだけど、あんまり記憶ないなぁ。

11/17 13:45

倉岳山に到着。こんなベンチあったっけ？と思って記録見返したら普通にあった。

11/17 13:46

秀麗富嶽十二景・九番山頂です。標高は1,000mにわずかに届かず。

11/17 13:46

この時間になるとほぼシルエット状態。多少雲がかかっているもののクッキリと見えます。

11/17 13:48

展望があるにはあるけど一部が草木に遮られてる北方面。

11/17 13:58

さて、アップダウンの多いコースでしたが倉岳山が最後のピーク、あとは下りです。

11/17 14:09

穴路峠。普通は直進（高畑山）か右折（鳥沢駅）が多いと思いますが、左折して無生野を目指します。

11/17 14:17

杉林の中を下山。街と逆側のためか、怖いくらいにシンとした雰囲気。

11/17 14:24

沢沿いを歩くことになりますが、かなり荒れていて道が分かりにくいです。私もどこまで正しい道を歩けていたことやら…。

11/17 14:33

道路まで来ればもう安心。思ったより時間がかかった＆バスがギリギリなので走る羽目になりました（反省）。この先、無生野バス停でゴールです。

11/17 15:06

上野原駅行きのバスですが、途中富岡入口で下車。なんか大きな観音様の像がある。

11/17 15:07

目指すは秋山温泉。下調べで今日こんなのがあると知ってはいましたが、時間的に間に合わないので無関係。

11/17 15:07

高柄山と倉岳山＆高畑山。

11/17 15:15

秋山温泉に到着。こんな辺鄙？なところにあるのに、かなり充実した施設でした。

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル

感想

HOSHI2016

毎週土日の天気は気にしており、今週は予報が悪く半分諦め状態…だったのですが、週末に近づく程予報が良くなり、結局は拍子抜けするほどの好天に。
頭だけですが富士山もバッチリ見えるくらいでした。
逆よりはいいですが、まだまだ数日後の予報は当てになりませんね。

中央線沿線の山々は比較的アクセスが良く登りに行きやすいのですが、この辺りを登ったのはなんだかんだ久々です。
倉岳山には一度登っており、その時の記憶から軽い気持ちで計画した山行でしたが、今回のコースはかなり登りごたえがありました。
道自体はそれ程危険な感じではなく、御前山周辺がやや険しいかなといった程度ですが、アップダウンが想像以上に多く体力を持って行かれました。
また、台風の影響か倒木が非常に多く、御前山〜新矢ノ根峠の間は一瞬撤退を考える程。
高柄山千足峠コースの通行止めは知っていましたが、やはり行ってみないと分からないことも多いですね。

低山なりに思ったより楽しめる山でした。
この辺り、特に南側の道志はまだあまり開拓できていないエリアなので、機を見つけてまた遊びに来たいと思います。

＜全天球画像＞
高柄山

高柄山 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

倉岳山（富士山は白とびしてしまっています）

倉岳山 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA