雲の上で10時のおやつ〜燕岳
- GPS
- 08:08
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,381m
- 下り
- 1,320m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:09
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝4時で第1駐車場は満車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています |
その他周辺情報 | 有明荘 日帰り湯 \680 |
写真
感想
林道が閉鎖される前にと思い立ち、中房温泉へと車を走らせる。昨日、冬タイヤに交換したのだけれど、まったく凍結は無かった。
4:30スタート。トイレの前で挨拶をしたお兄さんが、さっさと抜かして行く。常念一の沢にチャリでぽしてるんだとか。えーあの林道をチャリで登るのー?すごいなぁ。
第三ベンチでヘッデンを消し、富士見ベンチで夜が明けた。あと2時間早く出てたらモルゲンみれたかも。
朝陽を見たらなんだか強烈な眠気に襲われて、足がふらつく。たぶんいつもの高山病。時々休んでウトウトしたり、超ゆっくりペースに落としてみる。
森林限界を超えてしばらく行くと、突然、白く染まった槍の穂先が飛び込んできて、すっかり眠気も覚めた。
要塞のような燕山荘を目指して登る。やっぱ暗闇より目的が見えるほうがいいな。
そいえば合戦尾根は北アルプス三大急登らしい。餓鬼岳の白沢ルートよか全然マシ、などと思ってがんばる。
登山道は所々に雪が残る程度で、せっかく持ってきたアイゼンの出番はなかった。稜線に出ると少し冬を思い出させるような冷たい風が吹いていた。北アルプスの大パノラマにしばらく見とれてしまう。この景色に会いにきたんだ。
槍穂と立山は雪が付いていたけれど、他の山々はまだ秋山の名残り。先ずは燕の頂上を目指す。この山の色は本当に格別。切り立った花崗岩の岩肌は太陽にキラキラ輝いている。
頂上には4人ほど。こんなにひっそりとした燕は初めてだ。ゴミも落ちてないし。
スマホも死ぬ冷たい風が西から吹き上げてくるので、そうそうじっとしても居られない。名残惜しい山頂をあとに燕山荘に戻る。
戻る景色も素晴らしくて、来年は表銀座を縦走してみようかなんて思った。
燕山荘で淹れたてのコーヒーとケーキで心と体を癒して至福の時を過ごす。雲上で10時のおやつ。なんて贅沢なんだろう。
これから北アルプスはシーズンオフ。雪が積もる前に来れて良かったな。また残雪期に会いに来るね。
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