記録ID: 1669047
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
ラッセル訓練〜五竜岳日帰り遠見尾根往復〜
2018年12月02日(日) [日帰り]
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 15:03
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,603m
- 下り
- 2,609m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 13:39
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 15:02
0:01
82分
エスカルプラザ
15:03
エスカルプラザ
今シーズンは思うように山に行けていないからか、降雪の便りがあるとついつい突っ込みたくなる。今回も先日までの降雪&当日の快晴間違い無しと条件が揃ったのでアタック開始。ここ最近の積雪期五竜は2名で行くことが多かったため、本日はラッセルトレーニングも兼ねて単独で挑戦。しかしながらエスカルプラザから往復すると五竜ってめちゃくちゃ遠いと実感。夜中のラッセルは退屈で仕方なかった。しかも雪が重たいのなんの。谷川岳を彷彿とさせるような水分たっぷりの腰ラッセル、気持ちが負けそうになった。でも真っ赤なモルゲンに癒やされヤル気回復。結局のところ単独登頂成功できた、満足!
天候 | 夜間は粉雪、明け方から快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【エスカルプラザ〜ゲレンデ終了地点】 ゲレンデ内の作業車両専用道をつづら折りに登っていく。やたら急傾斜。ガラや草がうざったい。積雪があれば楽なのに。冬靴やゲイターが泥だらけになる。初っ端からテンションダウン。12月だというのに1,300m地点まで雪が無い。今シーズンはスキー場のオープンかなり遅そうだ。 【ゲレンデ終了地点〜小遠見】 積雪はツボ足で膝くらい。新雪だが湿り雪で重たい。ノウサギやイタチ系の先行者が沢山いるようだ。ひとりぼっちじゃないと実感。頼もしい。 【小遠見〜中遠見】 積雪が徐々に増えてきた。ワカン装着。快適に歩行。所々痩せ尾根が出てくるので注意。動物のトレースがいっぱい。賑やかだ。 【中遠見〜大遠見】 ワカンを履いていても所々腰まで沈む。雪質が谷川を彷彿とさせるような水分たっぷりの重たい雪である。動物のトレースはありがたく使わさせてもらった。 【大遠見〜西遠見】 基本的に股下ラッセル。所々腰ラッセル。かったるくなってきた。動物(友達)たくさん。 【西遠見〜白岳(五竜山荘)】 腰ラッセル。全然進まない。ここで御来光。雪質が安定していれば尾根伝いからの白岳ピークに向かわずに五竜山荘までショートカットしているところだが、ここは雪崩多発地帯である。今回は降雪直後の不安定な雪質だったため、往路復路共に尾根伝いから白岳を踏んだ。 【五竜山荘〜五竜岳】 クラスト雪面、ラッセル、雪壁、岩、氷のミックス状態。本来積雪期になると岩場は埋まり雪壁となる部分が2箇所ほど出てくるが、今回は少雪のためそのような部分は出てこなかった。かえっていやらしい。鎖は概ね露出。ここから先は動物のトレース無し。寂しい。 ※復路は気温上昇により雪が腐る。ダンゴがワカンにこびりつきバカ重たくなる。たまらず脱着。往路のトレースを辿ることとなるためツボ足の方がマシ。 |
その他周辺情報 | 温泉、スキー場、道の駅、お土産屋、コンビニ、スーパー等大概揃っている。素敵な場所ですね。帰路はヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世が見送りしてくれる。紳士的。再訪意欲にそそられる。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 今回も例のごとくワカンが大活躍。しかしながら午後のグズ雪はワカンが仇となる。ワカンにこびりつくダンゴが重すぎ。自分のラッセルトレースもあるためツボ足の方がマシ。 |
感想
そうだ、ラッセル訓練しよう。
ふと閃いた。
そういえば五竜岳に行きたい、その願望がここ数ヶ月あった。
ちょうどいいじゃん。
先日まで降雪があったのでよりGood!
ということで、ラッセル訓練がてら五竜岳に行ってみた。
ラッセルしつつ日帰り単独で登頂できたら気持ち良さそう。
ラッセル訓練を口実にあわよくば登頂狙いを胸に秘め内心張り切る。
しかしながらエスカルプラザから往復すると遠いと改めて実感。
しかもなんだこの雪、谷川を彷彿とさせるような水分たっぷりの重たい雪じゃないか。
いやはや、一歩が重く遠い。。
しかも1人で黙々とナイトハイクしつつのラッセル、なんか体力的なキツさも然ることながら、今回は退屈さに気が滅入った。
でも日帰り登頂できたのは大満足!やればできるもんだ。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1760人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する