硫黄岳〜横岳〜赤岳（桜平からピストン）

2018年12月16日(日) [日帰り]

• GPS: 08:12
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,561m
• 下り: 1,562m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 1:14
• 合計: 8:12

6:31 桜平
6:48 6:48 夏沢鉱泉
7:21 7:22 オーレン小屋
7:37 7:38 山びこ荘
7:42 7:42 ヒュッテ夏沢
8:26 8:27 硫黄岳
8:42 9:10 硫黄岳山荘
9:32 9:33 台座ノ頭
9:49 9:56 奥ノ院（横岳）
10:00 10:00 横岳
10:05 10:06 三叉峰（横岳）
10:13 10:14 石尊峰
10:20 10:20 鉾岳
10:23 10:24 日ノ岳
10:31 10:31 二十三夜峰
10:39 10:40 地蔵の頭
10:43 10:43 赤岳天望荘
11:03 11:04 赤岳頂上山荘
11:07 11:09 赤岳
11:18 11:18 赤岳頂上山荘
11:35 11:36 赤岳天望荘
11:41 11:42 地蔵の頭
11:51 11:52 二十三夜峰
12:05 12:10 日ノ岳
12:08 12:17 鉾岳
12:21 12:22 石尊峰
12:26 12:27 三叉峰（横岳）
12:34 12:35 横岳
12:40 12:45 奥ノ院（横岳）
13:02 13:03 台座ノ頭
13:15 13:15 硫黄岳山荘
13:32 13:32 硫黄岳
13:53 13:54 ヒュッテ夏沢
14:07 14:07 オーレン小屋
14:26 14:27 夏沢鉱泉
14:38 14:38 桜平
14:41 ゴール地点

天候

晴れ　稜線は強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜平駐車場（上）
三井の森フォレストカントリークラブを過ぎると道路に積雪が現れます。駐車場まではスタッドレスタイヤまたはチェーンで問題ないと思われました。

コース状況／危険箇所等

【積雪状況】
■桜平〜オーレン小屋
5cm程度。スパイクなしでも歩けたかもしれませんが今日はチェーンスパイクを履きました。

■オーレン小屋〜夏沢峠
林の中で10〜20cm。一部まだ岩が出ていますが全般に歩きやすいです。

■夏沢峠〜硫黄岳〜横岳
30cm〜50cm程度。部分的に岩や砂利が露出しており、一部ミックス状態です。

■横岳〜赤岳
横岳稜線は30〜50cm程度、一部ミックスあります。地蔵の頭〜赤岳頂上は50cm程度。

※今日はスタートから硫黄岳山荘までチェーンスパイク、そこから先はピッケル＋アイゼンに替えましたがややオーバースペックの印象でした。横岳の稜線では岩と雪のミックス個所もあり、またクサリはすべて出ていたのでピッケルもほとんど用途がありませんでした。ピストンの帰路では横岳手前でアイゼン→チェーンスパイクに履き替え、ピッケルもザックにしまいました。

写真

12/16 6:34

ヘッデンを点けて桜平をスタート。うっすらと明るくなってきた空に期待します。

12/16 6:50

夏沢鉱泉、営業していました。煙突から出ていた湯気（？）がとても温かそうでした。

12/16 6:58

夏沢鉱泉から先、雪はこのくらいです。

12/16 7:02

登山道脇に流れる小さな渓流で。雪？氷？が花を咲かせたみたい。

12/16 7:03

本筋の渓流はこのくらい凍っています。

12/16 7:06

途中で振り返ると、中央アルプスがきれいなピンク色に染まっていました（写真では再現しきれず・・・残念）。

12/16 7:08

いつものゲートにご挨拶。

12/16 7:19

雪を載せた木々、奥に硫黄岳が見えてきました。このあたりの雪は歩きやすいです。

12/16 7:21

オーレン小屋、既に営業は終了しています。

12/16 7:22

こちらは冬季小屋

12/16 7:23

もう新年モードですね。

12/16 7:25

夏沢峠までの林の中。積雪は多くありません。一部岩も見えたりしています。

12/16 7:29

野ウサギが先行(^^)

12/16 7:40

夏沢峠に出ました。

12/16 7:51

硫黄岳へと登って行く途中、振り返ると妙高方面の素晴らしいパノラマが拡がっていました！

12/16 7:51

雪化粧した浅間山

12/16 7:55

さらに高度を上げると乗鞍岳が見えてきました。今日はフットワークを優先して以前から使っていた小さなコンデジを持ってきたのですが、こんな眺望に会えるのだったら最近買った高画質の方を持ってくればよかったと、後悔。

12/16 7:54

御嶽山もきれいな雪化粧です。

12/16 7:58

林を抜けるとこのくらいの積雪。風も強いです。

12/16 8:04

天狗岳。東天狗の頂上に人の姿が見えました。あちらでも素晴らしい眺望を堪能されているでしょうね。

12/16 8:06

車山高原スキー場は雪づくりに苦労されている様子。

12/16 8:06

北アルプスの白い稜線がくっきり、です。

12/16 8:10

峰の松目、その向こうに中央アルプス。

12/16 8:22

爆裂火口の向こうから朝陽が昇ってきました。

12/16 8:22

東西天狗岳、その向こうに蓼科山。

12/16 8:28

硫黄岳登頂です。

12/16 8:29

白くなったオールスターズ。

12/16 8:34

エビの尻尾

12/16 8:37

硫黄岳山荘へ下る部分は雪が薄く、ミックス状態です。

12/16 8:44

硫黄岳山荘、営業はしていません・・・が、

12/16 9:12

階段を下った場所が強風を凌げます。今日もここでコーヒーを淹れ、アイゼンを装着しました。とてもありがたいスペースです。

12/16 9:19

横岳に向かいます。岩と雪のミックスが多いですね。

12/16 9:34

この辺りはしっかり雪を踏めます。

12/16 9:38

横岳（奥ノ院）が見えてきました。

12/16 9:38

富士山も

12/16 9:51

横岳登頂、4人組のパーティーさんに撮っていただきました。昨日赤岳鉱泉に泊まられたパーティーさんは赤岳から縦走、この後硫黄岳を回って下りられるそうです、ありがとうございました。

12/16 9:53

八ヶ岳の主峰（赤岳と阿弥陀岳）の間に南アルプスの主峰（仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳）。何度見ても贅沢なカット。

12/16 9:53

ここから進む横岳の稜線（雪少ない）と、富士山。

12/16 9:54

改めて、南アルプスの主役たち

12/16 9:54

中央アルプスも白くなりました。

12/16 9:54

そして北アルプスの峰々

12/16 9:54

こちらは秩父の山々

12/16 10:26

赤岳まで行ってみましょう。

12/16 10:41

お地蔵さまと阿弥陀岳

12/16 11:09

赤岳登頂です。

12/16 11:09

祠も凍っています。

12/16 11:09

権現岳、向こうに南アルプスの峰々。

12/16 11:10

阿弥陀岳、彼方に北アルプスの稜線

12/16 11:10

改めて富士山アップ。

12/16 11:21

さぁ、戻ります。進んでいく横岳から硫黄岳。

12/16 11:37

赤岳天望荘

12/16 11:37

・・・からのお知らせです。

12/16 12:02

クサリは出ているので掴めます。

12/16 12:31

この辺りのミックス（岩と雪）で12本アイゼンは歩きにくかったのでチェーンスパイクに替えました。

12/16 13:07

硫黄岳を登り返して・・・（強風が凄かった）

12/16 14:41

桜平に戻ってきました。お疲れさまでした。

撮影機器：

IXY 120 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 毛帽子 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 飲料 水筒（保温性） ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ヘルメット

感想

yoisa

地元・八ヶ岳も白くなってきたので、稜線の様子を見ながら歩いてきました。
雪の程度もわからず、また天気予報が「晴れのち曇り」だったので「どこまで」と決めずに行かれるところまででピストンしようと桜平へ向かいました。

夏沢峠まではほぼ予定通り、その後の硫黄岳山頂までの強風も織り込み済み。とりあえず硫黄岳山荘のコルまで降りてみますがかなりの強風、ここで折り返そうかとも考えましたが過去に横岳まで進んでコンディションが安定した経験もあり、もう少し進んでみることにします。既に営業を終了している硫黄岳山荘の一角をお借りしてアイゼン、ピッケル、ヘルメットと装備を整えました。
横殴りの強風は横岳山頂ではやや収まり、素晴らしい眺望を堪能できました。赤岳から進んで来られたパーティーさんから「ほぼ雪は踏める＆クサリは出ている」と情報をいただき、赤岳まで進んでみることにします。
白く雪化粧した赤岳、そして阿弥陀岳を眺めながら歩を進めます。地蔵の頭からは擦れ違いも増え、頂上はさすが賑わっていました。「どこまで」と決めていなかったものの、「やっぱりここまで来てしまったか」と自分の中では苦笑しながら帰路に着きます。12本アイゼンとピッケルはやや持て余し気味だったので横岳手前でチェーンスパイクに替えました。

現状では雪と岩のミックスが微妙・・・もう少し降ればスノーシーズン本番といった感じでしょうか。強風に煽られましたが、遠景は素晴らしい眺望でした。