<旅先の山> Vol.10 : 大山 (東丹沢の霊峰)

2018年12月21日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.6km
• 登り: 966m
• 下り: 490m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:26
• 休憩: 0:39
• 合計: 3:05

12:27 大山ケーブルバス停
13:07 13:11 阿夫利神社下社
14:06 14:41 大山
15:32 ヤビツ峠

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路 : 小田急線伊勢原駅から神奈中バス約30分、大山ケーブル下車。
帰路 : ヤビツ峠バス停から神奈中バス約40分で小田急線秦野駅。(バスの本数は少ないので要注意です。)

コース状況／危険箇所等

表参道はひたすら石段続きです。ヤビツ峠への道は石段は少なく歩き易いです。

その他周辺情報

表参道の麓には食事処が並んでいます。豆腐料理や猪鍋が名物のようで心惹かれました。

写真

先週に引き続いて少し遠出。きょうは東海道線を東へ向かいます。
電車の長旅には慣れていますが、豊橋から熱海までの三時間あまり、「この電車にはお手洗いが付いていません。ご了承ください」…って、了承できないっすよ、JR東海さん…。

ガタゴト揺られて小田原駅。ふぅ、関東までやってきたな…。

ここからは小田急線に乗り換えまして…

…伊勢原駅で下車し、さらに…

…神奈中バスに乗りまして…

…大山ケーブルのバス停で下車。この時点で既に12時半近く。陽の短いこの時季、これから山に登るような時間ではありませんが、まぁいいか。

さて、表参道を歩き始めましょう。人気の山のはずですが、平日のせいか、時間帯のせいか、それほど人は多くありません。

まずは「こま参道」を進みます。

このあたりは参道沿いに土産物店や食事処が立ち並んでいます。帰路に立ち寄りたい気もしますが…きょうの帰路は反対方向だなぁ…。

「こま参道」が尽きるとケーブルカーの駅がありますが、きょうはこのまま表参道を歩き続けることにします。

登山道は「男坂」と「女坂」があります。こういうところでは大抵「男坂」を選ぶので、きょうもそうします。

すぐに急な石段があらわれます。

石段石段…

…また石段…。汗が滲んできて、Tシャツ一枚で喘ぎながら上っていきます。

汗だくになったころ、阿夫利神社の下社に出ます。茶店が開いていて、数人の方が休憩されています。

拝礼し、本日の安全など祈願します。
…そういえば、ここは雨乞いの神様…いまは雨に降られたくはないのですが…。

拝殿の裏手からまた上りにかかります。

うわ、また石段…。

このあたり、道沿いに丸っこい石がゴロゴロしています。「ボタン石」というそうです。牡丹の花に似ているからとのことですが…さて?

少しだけ緩やかなところがあって一息つきますが…

…やはりまた石段です。

標高が高くなるにつれてあたりが明るくなってきます。葉を落とした樹々の群れ…冷え込んだ朝には霧氷がみられるのかなと思います。

お、そろそろかな…。

山頂到着、こちらは阿夫利神社の奥の院です。

ここは約20年ぶりの再訪、少し感慨があります。

東側の展望です。眼下に相模平野が広がっています。空気が澄んでいれば新宿あたりまで見えるらしいのですが、きょうは少し霞んでいて、横浜のランドマークタワーらしきビルがうっすら見えるくらいです。

目を転じると本日の主役…ですが、こちらも少し霞んでいますね。

でも、これだけ見えたらよしとしよう。それにしても富士山は大きいなぁ…。

さて、少し冷えてきました。お湯を沸かして…

…三分待って…

…いただきます。チープだけど、あったまるなぁ…。

さて、帰路はヤビツ峠へと下ることにします。

富士山に名残を惜しみつつ…

…緩やかに下っていきます。

表参道とは違って石段は少なく、歩き易い道です。

ヤビツ峠まで下ってきました。ふぅ。

ここからはまた神奈中バスに乗りまして…

…小田急線の秦野駅に出ます。

電車を乗り継いで八王子駅。きょうはこちらのホテルに泊まります。明日は高尾山でも行こうか…

…と思っていたのですが、翌日は朝から曇り空で、時折ポツポツ…。阿夫利神社のご利益かな? 予定を変更して「おのぼりさん」とします。

浅草も…

…アメ横も…

…秋葉原も、人でいっぱい。

渋谷も大賑わい。年の瀬ですね…。久しぶりの東京散歩もなかなか楽しかったです。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック

備考

寒さを心配して防寒着を多めに持っていったのですが、それがそのまま荷物になって余計な汗をかかされて…冬場の服装調整はなかなか難しいです。

感想

ゲスト

ほぼ20年ぶりの再訪でした。前回はケーブルカーを利用したのですが、今回は石段を一歩一歩上っていきました。少し霞んではいましたが富士山の展望に満足。遠出してきた甲斐がありました。