記録ID: 1700763
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
氷の世界だった木曽駒ケ岳
2019年01月11日(金) [日帰り]
- GPS
- 02:48
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 504m
- 下り
- 501m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央高速→駒ヶ根インターから五分の菅の台バスセンター機械式駐車場(600円)を利用。 ●バス 菅の台バスセンターから乗車。しらび平駅下車。菅の台バスセンターの切符売り場は休み。片道820円。帰りの運賃は、ロープウェイ駅でチケットを購入。 ●ロープウェイ しらび平駅乗車。千畳敷駅下車。往復1700円(通常2260円がモンベル冬の特別割引で25%引き) 運賃・時刻 https://www.chuo-alps.com/fare/ 割引情報 https://www.chuo-alps.com/outdoor/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
●千畳敷駅から千畳敷下部 先行者の踏み跡で、かろうじてラッセルを免れた感じ。それでも膝下まで沈みます。結構体力を消耗しました。 ●千畳敷上部から乗越浄土 急傾斜部分は、ピッケルが刺さらない程締まっていました(凍っていた)。「左手にアイスアックスがあれば」などとない物ねだりをしながら、12本のアイゼンを強く蹴り込み登りました。 風は、乗越浄土方向から下へ、時折、猛烈に吹き降ろしていました。厳しい斜面でさらに耐風姿勢を取る必要がありました。 ●乗越浄土から中岳 猛烈な風が吹いていました。雪はクラストしていて、一面氷の世界です。ここでピッケルからストックに持ち替えましたが。ストックは全く刺さりません。 特に中岳下部のトラバース部分は、進行方向左からの猛烈な横風を受け、右は駒飼ノ池方面の谷。最も神経を使いました。 ●中岳から木曽駒ケ岳 中岳からの下り、正面から猛烈な風を受け、氷の粒も顔面に当たり、ゴーグルを着けようかとも思いました。岩が結構露出しています。 ●木曽駒ケ岳山頂 立って居られない程の風です。カメラでの写真撮影は大変でした。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ピッケル
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感想
昨年から雪山を始め、二年目。しかし、昨年は残雪期に2500m前後の山に登ったのみです。
地元では雪が少なく、アイゼンやスノーシューのトレーニングは、今期、出来ていません。
でも、年が明け、「極寒のアルプスではどんな体験や光景がみれるのだろうか」と夢想していたら、登りたくなってしまいました。そこで中央アルプスの木曽駒ケ岳に登り、極寒の時期の冬山を体験して来ました。
まず、風の寒さが凄い。痛い。そして、稜線上はすべて凍ていました。雪ではなく氷の世界でした。ある程度の風は覚悟していましたが、斜度の厳しい斜面での風、細いトラバース道での横風、進む方向からのアゲンストの風、想像を超える凄まじさでした。
一方、夏の空木岳から見た中央アルプスの紳士たる稜線とは違う、凛とするも、誰も近付けない様な荒々しい稜線、そして氷と光の世界の光景、遠くのアルプスの山々の景色も想像以上でした。
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