裏摩周・スノウシュウーで行く《神の子池》
- GPS
- 02:05
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 46m
- 下り
- 45m
コースタイム
- 山行
- 2:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
飛行機
・1/13-釧路市街〜釧路湿原(カヌー)〜塘路湖〜摩周湖外周〜鶴居(泊) ・1/14-鶴居〜硫黄山〜神の子池〜鶴居(泊) ・1/15-鶴居〜伊藤タンチョウサンクチュアリ〜釧路市街(泊) ・1/16-釧路市街〜釧路空港〜関西国際空港 |
写真
感想
毎年、北海道に行くが夏の季節だ。山には残雪があり、美しい高山植物の花が咲いている。
たまたま釧路在住の地元のネイチャーガイドが友人ということで、行きたいと思っていた冬の北海道に漸く来ることができた。
一日中、零度以下の厳しい気候、どれほどの寒さか想像できない。
流石に空港に着いた時は寒さに震えたが、慣れるのか2日目の朝7時はマイナス17度であったが防寒対策がバッチリ出来ていたのか寒く感じない。
人間の身体の適応力に驚く。
今回は短い滞在であるが様々のイベントが準備されている。
カヌーで冬の「釧路湿原」を流れる釧路川本流を下り、途中、支流である川幅の狭いアレキナイ川を進み、塘路湖まで行きました。カヌーに乗っている間に、エゾジカや木の上で羽を休めるオジロワシ、オオワシを見ることができました。
また岸辺には葦原、ハンノキ、シラカンバ、ハルニレ(ニレ・アカダモ)ミズナラなどの冬枯れの広葉樹が拡がっていました。
夏とは全く違う明るい広大な湿原を感じることができ感動しました。
塘路湖は結氷していました。
塘路ネイチャーセンターから湖面を歩きます。色彩豊かなテントが湖面に張られワカサギ釣りの時期を迎えています。
驚いたのは「御神渡り」という冬に結氷した湖の湖岸から湖岸までの道が出現する不思議な現象です。
実際、大音響と共に突如湖に現れる白い道は神様が通ったあとのようです。とても神秘的でもありました。
冬の摩周湖と裏摩周の「神の子池」のスノウシューハイキングは短い時間でしたがとても楽しい時間でした。
さらさらした雪、新雪のふわふわの雪の感覚は北海道ならではの新鮮な感覚でした。青い空と樹氷もとてもきれいで時間を忘れさせてくれます。誰もいない静かな神の子池も心に残る場所となりました。
鶴居村は何度も来ていますが、冬の鶴居は初めてでした。
ツルの居る村、それが鶴居村です。
昔から地元住民が長年築いてきた、タンチョウと人との信頼関係を壊さないようにしましょう。
ちなみに春から秋にかけては、タンチョウはヒナ鳥を育てるため湿原地帯に入りなかなか見られなくなるので、給餌場に集まる冬は絶好の撮影チャンスで多くの自然愛好家がこの季節に多くやって来ます。
村の周辺も自然が豊かで、温泉に入りながらゆっくりできれば最高です。
短い道東の冬の旅でしたが、雪国ならではの冬の厳しさと自然の美しさを感じることができました。来年もまた、来たいと思います。
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