冬の霊仙山(榑ヶ畑から周回)
- GPS
- 06:26
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 969m
- 下り
- 962m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:25
天候 | 麓/雪混じりの雨・上/雪 のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料・6台ほど・登山届ポスト有(用紙は不明)・休憩所有(ボロい) トイレは5分ほど歩くとかなや(山小屋?)にありますが営業してるのかは知りません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇コース状況 標高600mくらいまでは雪と泥ですが、超えたあたりからはしっかり雪です。 ほとんど日が出てなかったのもありますが、意外に団子ができるような重たい雪ではなかったです。 〇危険箇所 汗拭き峠から落合方面への最初の急坂は雪混じりでぬかるんで足場も微妙なので下りは慎重に。 近江展望台から最高点へ続く尾根の南東側には雪庇ができています。ただ雪庇を避けても林の方を歩いても踏み抜き地獄が待ってます。最高点手前の南東側は雪庇がよく育っておりその下も急斜面なので近づかない方が良さそうです。 |
その他周辺情報 | 醒ヶ井駅で水汲んで帰ろうと思ったらなんか工事してたのでスルーしました。 今回はまっすぐ帰りました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
調理器具
ライター
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ポール
ヘルメット
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感想
今回は冬山用の靴とアイゼンとワカンを買ったのでそのテスト。
秋に醒ヶ井をブラブラしたときに気になって
雪も多そうなので冬にスノーシューで登ろうと思っていたけど
買ったばっかりのアイゼンとワカンの方が初めての山にはいいかなと。
この日は冬型が一時的に緩むので新雪&午後からは天候回復に期待して
少し遅めスタートの遠回り周回ルートで登ることにした。
下界でぽつぽつ降ってた雨が登山口まで来ると雪に変わった。
でもまあこの程度の雪なら問題ないだろうと出発。
汗ふき峠から落合へ向けていったん下る・・・下る・・・結構下る!遠い!
雪には雨が混じり、雨には雪が混じるようになりアウターがベトベトに。
落合の廃村を抜け今畑登山口からもう一度登り直す。
登山道を上がっていくとまた集落跡地みたいなのが出てくる。
廃墟はロマン。
笹峠を過ぎるとだいぶ雪も深くなってきたので初アイゼン&ワカンを装着。
家で脱着は何度もやったので雪の中でも問題なく装着できた。
ワカンでも思ったより浮力あるんだな。
ピッケルとストック両方持ってきたけどこっから急登があるのでピッケル。
急登区間ではアイゼンとピッケルがとても頼もしい。ガンガン登れる。
さてお天気の方は地吹雪とガスでホワイトアウト。
坂を登り切ったらあとは地図を見る限りは尾根沿いに緩い登りが続く。
周回の中間地点にさしかかるので引き返すタイミングはここらが最後だったけど
これなら方角と右の雪庇に気を付けて歩けばもうすぐ頂上なので
この時点では引き返そうなんて思いもしなかった。
が、15分もしないうちに引き返せばよかったかなと思い始めた。
2mの前の雪庇がドドッと尾根の右斜面に崩れるのを見てビビる。
なるべく尾根の左側の森の縁に沿って歩くがこれが踏み抜き地獄。
されど雪庇の縁と向こうの景色がもはや同化してるので森から離れるのも怖い。
全然進まない進めないで、踏み出す一歩一歩が気分的にも重くなる。
スマホで雨雲レーダーを見たらこれからまだまだ雨雲がこっち向かってくる。
どうすんのこれ・・・。
木の近くは歩きづらいので尾根の右側を歩くことにした。
今度は左上に雪庇があるので崩れても流れてこない程度で
かつ尾根を視認できる程度の距離を取って歩く。
ところどころ嵌るけれどまだ歩きやすかったのでこっちが正解ルートか・・・
( ^ω^)・・・なんだ
難所だと思っていたところを過ぎるとあとはハゲ山で激しい登りもなく
大きい岩がゴロゴロしてる吹き溜まり以外は凍って固くなっており
最高地点まで割とサクサク歩けた。
最高地点にいても強風に晒されるだけなので三角点のある山頂に向かう。
何も見えないのでコンパスを頼りに北西方向へなんとなく歩く。
ときおり山頂が見えたが山頂手前の斜面の上に雪庇が見えたので
直登は避けて右の丘の斜面を横切って迂回していく。
すると山頂方向へ続く先行者の足跡を見つけた。
駐車場で他に車が3台あったけど平日のこんな天気の日によく来ると思う。
ここに来てようやく雪がやんで琵琶湖や伊吹山がチラチラ見えるようになった。
経塚山まで行くとやっと晴れ間も見え始めた。
遅い!ある意味予想通りではあったけど!
あとはなるべく登り返しが少ないようにルートを見定めて下山。
ここからはお猿岩あたりまでは真っ白でふかふかな雪原が続くので
天気の回復と併せてテンションも回復して雪山を満喫。楽しい。
あまり写真撮れなかったけど、終わり良ければ総て良しと言ったところかな。
悪天候の中、お疲れさまでした。下山途中に会った夫婦連れです。
昔は平日に人と会わないことも多々あったのですが、最近はよくお出会いします。
霊仙山は春には福寿草が待っています。またぜひお越しください。
コメントありがとうございます。お疲れさまでした。
他の方の記録を見ると下の方に福寿草の蕾がもう出ていたようで、真冬で天気も天気だったので自分は花どころではなかったのですが、なるほど花の山でもあるんですね。
自分は山頂北側のエリアがスノーシューもってこいだな〜と思っていたのですが、春もよさそうですね。ぜひともまた行きたいです。天気のいい日を選んで(笑)
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