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Yamareco

記録ID: 1711887
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

冬の霊仙山(榑ヶ畑から周回)

2019年01月22日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:26
距離
11.6km
登り
969m
下り
962m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:59
休憩
0:26
合計
6:25
8:11
9
8:20
8:24
2
9:04
9:04
6
9:10
9:10
43
9:53
9:54
81
11:15
11:16
29
11:45
11:46
37
12:23
12:23
22
12:45
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13
12:58
12:58
41
13:43
13:47
7
14:00
14:02
9
14:11
14:16
6
14:29
14:29
7
14:36
14:36
0
14:36
ゴール地点
天候 麓/雪混じりの雨・上/雪 のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
〇榑ヶ畑登山口駐車場
無料・6台ほど・登山届ポスト有(用紙は不明)・休憩所有(ボロい)
トイレは5分ほど歩くとかなや(山小屋?)にありますが営業してるのかは知りません。
コース状況/
危険箇所等
〇コース状況
標高600mくらいまでは雪と泥ですが、超えたあたりからはしっかり雪です。
ほとんど日が出てなかったのもありますが、意外に団子ができるような重たい雪ではなかったです。
〇危険箇所
汗拭き峠から落合方面への最初の急坂は雪混じりでぬかるんで足場も微妙なので下りは慎重に。
近江展望台から最高点へ続く尾根の南東側には雪庇ができています。ただ雪庇を避けても林の方を歩いても踏み抜き地獄が待ってます。最高点手前の南東側は雪庇がよく育っておりその下も急斜面なので近づかない方が良さそうです。
その他周辺情報 醒ヶ井駅で水汲んで帰ろうと思ったらなんか工事してたのでスルーしました。
今回はまっすぐ帰りました。
登山口
雪がパラパラ降ってましたが積もる感じではなく
2019年01月22日 08:10撮影 by  SOV33, Sony
1/22 8:10
登山口
雪がパラパラ降ってましたが積もる感じではなく
かなやのトイレ
2019年01月22日 08:19撮影 by  SOV33, Sony
1/22 8:19
かなやのトイレ
かなや
汗ふき峠は右手奥から沢を渡って行く
2019年01月22日 08:20撮影 by  SOV33, Sony
1/22 8:20
かなや
汗ふき峠は右手奥から沢を渡って行く
案内図
わかりやすくてよろしい
2019年01月22日 08:21撮影 by  SOV33, Sony
1/22 8:21
案内図
わかりやすくてよろしい
かなやから10分もかからず汗ふき峠
意外に近い
午後の天候回復を期待して落合方面へ遠回りして登ることに
2019年01月22日 08:29撮影 by  SOV33, Sony
1/22 8:29
かなやから10分もかからず汗ふき峠
意外に近い
午後の天候回復を期待して落合方面へ遠回りして登ることに
結構下るし遠かった落合の集落
廃村ってなんかいいっすね
靴ひもが緩んでたのでここで腰おろして締め直す
2019年01月22日 09:00撮影 by  SOV33, Sony
1
1/22 9:00
結構下るし遠かった落合の集落
廃村ってなんかいいっすね
靴ひもが緩んでたのでここで腰おろして締め直す
5分ほど林道を歩くと左手に今畑登山口
もっかい登り直し
2019年01月22日 09:10撮影 by  SOV33, Sony
1/22 9:10
5分ほど林道を歩くと左手に今畑登山口
もっかい登り直し
登山道を登ること8分またもや廃村か
てかよくこんなとこに住もうと思ったな
いろいろな事情があったんだろうけども
2019年01月22日 09:18撮影 by  SOV33, Sony
1/22 9:18
登山道を登ること8分またもや廃村か
てかよくこんなとこに住もうと思ったな
いろいろな事情があったんだろうけども
こういうとこってなんかワクワクすっぞ
2019年01月22日 09:18撮影 by  SOV33, Sony
1/22 9:18
こういうとこってなんかワクワクすっぞ
ガス&雪がきました
2019年01月22日 09:53撮影 by  SOV33, Sony
1/22 9:53
ガス&雪がきました
笹峠
もうしばらく歩くと近江展望台への急登
2019年01月22日 09:57撮影 by  SOV33, Sony
1/22 9:57
笹峠
もうしばらく歩くと近江展望台への急登
笹峠
ツボ足でこれくらい
2019年01月22日 09:57撮影 by  SOV33, Sony
1/22 9:57
笹峠
ツボ足でこれくらい
ちょっと何書いてあるかわからない・・・
2019年01月22日 10:23撮影 by  SOV33, Sony
1/22 10:23
ちょっと何書いてあるかわからない・・・
このあたりで今回の主な目的であるアイゼンとワカンを装着
アイゼンもワカンもこれがデビュー戦
2019年01月22日 10:28撮影 by  SOV33, Sony
1
1/22 10:28
このあたりで今回の主な目的であるアイゼンとワカンを装着
アイゼンもワカンもこれがデビュー戦
近江展望台への急登
登りやすそうな場所を選びながらとにかく上を目指す
2019年01月22日 10:34撮影 by  SOV33, Sony
1/22 10:34
近江展望台への急登
登りやすそうな場所を選びながらとにかく上を目指す
雪庇確認
というか視界が悪くて雪庇と向こうの景色が同化しつつある
2019年01月22日 11:07撮影 by  SOV33, Sony
1/22 11:07
雪庇確認
というか視界が悪くて雪庇と向こうの景色が同化しつつある
これが近江展望台なのかな…?
展望がさっぱり無いのでわからないが
2019年01月22日 11:17撮影 by  SOV33, Sony
1/22 11:17
これが近江展望台なのかな…?
展望がさっぱり無いのでわからないが
目の前で雪庇が崩れる
大した雪庇でもないが目の前で\ ドッ /って落ちるとさすがにビビる
左の林に沿って歩くがここはさらっさらの踏み抜き地獄
いろんなことが脳裏をよぎり始める・・・
2019年01月22日 11:19撮影 by  SOV33, Sony
1/22 11:19
目の前で雪庇が崩れる
大した雪庇でもないが目の前で\ ドッ /って落ちるとさすがにビビる
左の林に沿って歩くがここはさらっさらの踏み抜き地獄
いろんなことが脳裏をよぎり始める・・・
後から確認して分かったけど雪庇&踏み抜き地獄でしんどかったのは500mほどであとは割とサクサク歩けて最高点到達
ただし何も見えません
GPS地図とコンパスを頼りに三角点を目指す
2019年01月22日 12:25撮影 by  SOV33, Sony
1/22 12:25
後から確認して分かったけど雪庇&踏み抜き地獄でしんどかったのは500mほどであとは割とサクサク歩けて最高点到達
ただし何も見えません
GPS地図とコンパスを頼りに三角点を目指す
時折見える雪庇付き斜面を避けつつ三角点のある丘へ
途中から先行者の踏跡があり少しホッとする
2019年01月22日 12:43撮影 by  SOV33, Sony
4
1/22 12:43
時折見える雪庇付き斜面を避けつつ三角点のある丘へ
途中から先行者の踏跡があり少しホッとする
経塚山
ここにきてようやくガスが晴れ
伊吹山やら琵琶湖が見えるようになる
2019年01月22日 13:02撮影 by  SOV33, Sony
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1/22 13:02
経塚山
ここにきてようやくガスが晴れ
伊吹山やら琵琶湖が見えるようになる
霊仙山の最高点と三角点
2019年01月22日 13:03撮影 by  SOV33, Sony
1
1/22 13:03
霊仙山の最高点と三角点
木の影が下の雪庇やら風紋の渦に吸い込まれてるみたいで面白かったんだけどカメラ取り出してるうちに日が隠れた・・・
2019年01月22日 13:29撮影 by  X-T1, FUJIFILM
1/22 13:29
木の影が下の雪庇やら風紋の渦に吸い込まれてるみたいで面白かったんだけどカメラ取り出してるうちに日が隠れた・・・
足跡
早く帰りたかったので奥のピークへは行かなかった
2019年01月22日 13:29撮影 by  X-T1, FUJIFILM
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1/22 13:29
足跡
早く帰りたかったので奥のピークへは行かなかった
経塚山
2019年01月22日 13:29撮影 by  X-T1, FUJIFILM
2
1/22 13:29
経塚山
やっと晴れ間が・・・
霊仙・経塚の北のエリアはスノーシューなんかでヒャッハー走り回るにはよさげなゾーンですね
たまにどえらい踏み抜きがあるけど
2019年01月22日 13:35撮影 by  SOV33, Sony
1/22 13:35
やっと晴れ間が・・・
霊仙・経塚の北のエリアはスノーシューなんかでヒャッハー走り回るにはよさげなゾーンですね
たまにどえらい踏み抜きがあるけど
真っ白な雪原を振り返って自分のトレースラインを見るのが雪山の楽しみの一つですね
2019年01月22日 13:36撮影 by  SOV33, Sony
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1/22 13:36
真っ白な雪原を振り返って自分のトレースラインを見るのが雪山の楽しみの一つですね
お猿岩
どこにあるのかはわからない
2019年01月22日 13:39撮影 by  SOV33, Sony
1/22 13:39
お猿岩
どこにあるのかはわからない
見晴らし台
こっからは淡々と下山
2019年01月22日 13:54撮影 by  SOV33, Sony
1/22 13:54
見晴らし台
こっからは淡々と下山

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 水筒(保温性) 調理器具 ライター コンパス ヘッドランプ 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ ポール ヘルメット

感想

今回は冬山用の靴とアイゼンとワカンを買ったのでそのテスト。
秋に醒ヶ井をブラブラしたときに気になって
雪も多そうなので冬にスノーシューで登ろうと思っていたけど
買ったばっかりのアイゼンとワカンの方が初めての山にはいいかなと。
この日は冬型が一時的に緩むので新雪&午後からは天候回復に期待して
少し遅めスタートの遠回り周回ルートで登ることにした。
下界でぽつぽつ降ってた雨が登山口まで来ると雪に変わった。
でもまあこの程度の雪なら問題ないだろうと出発。
汗ふき峠から落合へ向けていったん下る・・・下る・・・結構下る!遠い!
雪には雨が混じり、雨には雪が混じるようになりアウターがベトベトに。
落合の廃村を抜け今畑登山口からもう一度登り直す。
登山道を上がっていくとまた集落跡地みたいなのが出てくる。
廃墟はロマン。
笹峠を過ぎるとだいぶ雪も深くなってきたので初アイゼン&ワカンを装着。
家で脱着は何度もやったので雪の中でも問題なく装着できた。
ワカンでも思ったより浮力あるんだな。
ピッケルとストック両方持ってきたけどこっから急登があるのでピッケル。
急登区間ではアイゼンとピッケルがとても頼もしい。ガンガン登れる。
さてお天気の方は地吹雪とガスでホワイトアウト。
坂を登り切ったらあとは地図を見る限りは尾根沿いに緩い登りが続く。
周回の中間地点にさしかかるので引き返すタイミングはここらが最後だったけど
これなら方角と右の雪庇に気を付けて歩けばもうすぐ頂上なので
この時点では引き返そうなんて思いもしなかった。
が、15分もしないうちに引き返せばよかったかなと思い始めた。
2mの前の雪庇がドドッと尾根の右斜面に崩れるのを見てビビる。
なるべく尾根の左側の森の縁に沿って歩くがこれが踏み抜き地獄。
されど雪庇の縁と向こうの景色がもはや同化してるので森から離れるのも怖い。
全然進まない進めないで、踏み出す一歩一歩が気分的にも重くなる。
スマホで雨雲レーダーを見たらこれからまだまだ雨雲がこっち向かってくる。
どうすんのこれ・・・。
木の近くは歩きづらいので尾根の右側を歩くことにした。
今度は左上に雪庇があるので崩れても流れてこない程度で
かつ尾根を視認できる程度の距離を取って歩く。
ところどころ嵌るけれどまだ歩きやすかったのでこっちが正解ルートか・・・
( ^ω^)・・・なんだ
難所だと思っていたところを過ぎるとあとはハゲ山で激しい登りもなく
大きい岩がゴロゴロしてる吹き溜まり以外は凍って固くなっており
最高地点まで割とサクサク歩けた。
最高地点にいても強風に晒されるだけなので三角点のある山頂に向かう。
何も見えないのでコンパスを頼りに北西方向へなんとなく歩く。
ときおり山頂が見えたが山頂手前の斜面の上に雪庇が見えたので
直登は避けて右の丘の斜面を横切って迂回していく。
すると山頂方向へ続く先行者の足跡を見つけた。
駐車場で他に車が3台あったけど平日のこんな天気の日によく来ると思う。
ここに来てようやく雪がやんで琵琶湖や伊吹山がチラチラ見えるようになった。
経塚山まで行くとやっと晴れ間も見え始めた。
遅い!ある意味予想通りではあったけど!
あとはなるべく登り返しが少ないようにルートを見定めて下山。
ここからはお猿岩あたりまでは真っ白でふかふかな雪原が続くので
天気の回復と併せてテンションも回復して雪山を満喫。楽しい。
あまり写真撮れなかったけど、終わり良ければ総て良しと言ったところかな。

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コメント

平日のこんな天気の日に…
悪天候の中、お疲れさまでした。下山途中に会った夫婦連れです。
昔は平日に人と会わないことも多々あったのですが、最近はよくお出会いします。
霊仙山は春には福寿草が待っています。またぜひお越しください。
2019/1/24 20:08
Re: 平日のこんな天気の日に…
コメントありがとうございます。お疲れさまでした。
他の方の記録を見ると下の方に福寿草の蕾がもう出ていたようで、真冬で天気も天気だったので自分は花どころではなかったのですが、なるほど花の山でもあるんですね。
自分は山頂北側のエリアがスノーシューもってこいだな〜と思っていたのですが、春もよさそうですね。ぜひともまた行きたいです。天気のいい日を選んで(笑)
2019/1/25 1:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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