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Yamareco

記録ID: 1712585
全員に公開
ハイキング
丹沢

道も食事も乙だった@丸尾尾根-佐久間東幹線No.301

2019年01月23日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:52
距離
13.9km
登り
958m
下り
948m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
1:17
合計
6:52
8:27
9
スタート地点
8:36
8:40
19
8:59
9:00
16
9:16
9:18
19
9:37
9:39
22
10:01
10:07
32
P918
10:39
10:40
8
水の木幹線林道下降点
10:48
10:49
56
大棚沢林道分岐
11:45
12:24
35
バラシマ林道分岐
12:59
13:00
23
佐久間東幹線No.301入口
13:23
13:23
30
鉄塔301号
13:53
13:55
23
甲相国境尾根合流点
14:50
14:50
29
15:19
ゴール地点
軽く水分補給の立ち休みは何度かしましたが、ゆっくり腰を落ち着けての休憩はバラシマ林道分岐での昼食と、バラシマノ頭でのコーヒータイムだけになります。
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
切通峠方面の登山道入口付近の広場の脇に駐車
コース状況/
危険箇所等
 丸尾尾根は最後のP918までは穏やかな起伏の歩きやすい尾根が続きますが、最後に世附方面への下降が大変で、支尾根だらけで下手なところから下ると、とても気楽に渡渉できない大棚沢に阻まれたり、崖のところで尾根が終わったりしますので、しっかり下降地点を地形図で確認して、位置情報をGPS等で把握して進む必要があります。勾配も大変キツい区間があり、土質もフカフカになったところを滑るように下るところもありますが、以前はなかった踏み跡ができていました。
 大棚沢林道は奥の方で土砂崩れで測量の車がそれ以上進めない状態でしたが、徒歩なら全く問題ありません。それに対しバラシマ林道は荒れ荒れで、前半は谷間からの土石流か何かによって道がえぐられたところが3箇所出てきて、後半は山側が崩れて道も崩落しているところが2箇所あります。
 佐久間東幹線N0.301方面の径路は大変良く整備された状態で残っています。途中径路が分かりづらい箇所もありますが、リボンによるマーキングがあって、道迷いの心配はないです。鉄塔から先は一般登山道のような尾根道が多くなりますが、勾配はキツくなって、階段区間が多くなります。
 甲相国境尾根はいつも通り歩きやすいです。高指山から少し下った鞍部から平野方面に折れて、さらに途中から左に進む道は、国土地理院の地図には表記されていますが、実際は道になっていませんでした。低木だらけで歩きづらいですが、傾斜は緩いので、適当に歩きやすいところを進んで駐車地点に戻ることができました。
天気予報は終日晴れでしたが、朝の丹沢山塊には雲が掛かっていました。それでも大室山の頭に掛かっているくらいだから、いずれ消えてくれるでしょう。
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天気予報は終日晴れでしたが、朝の丹沢山塊には雲が掛かっていました。それでも大室山の頭に掛かっているくらいだから、いずれ消えてくれるでしょう。
山中湖村の平野からパノラマ台方面に進んで、最初のコーナーを直進して運動場の間を奥まで進むと切通峠へのルート入口です。その手前の広場の脇に駐車し、準備を整えて歩き始めたのが8時半前。
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山中湖村の平野からパノラマ台方面に進んで、最初のコーナーを直進して運動場の間を奥まで進むと切通峠へのルート入口です。その手前の広場の脇に駐車し、準備を整えて歩き始めたのが8時半前。
これが登山道入口ですが、ここにも東電径路の道標が立っていますね。ここは西群馬幹線No.264方面になっています。
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これが登山道入口ですが、ここにも東電径路の道標が立っていますね。ここは西群馬幹線No.264方面になっています。
ルートの途中で東電径路は左に折れていましたが、ちょっと気になりますね。
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ルートの途中で東電径路は左に折れていましたが、ちょっと気になりますね。
切通峠へはV字にえぐられた狭い道に落葉や枝、石ころなんかがあって、あまり快適ではないですが、高低差はほとんどなく、あっさりと国境尾根に到着できます。
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切通峠へはV字にえぐられた狭い道に落葉や枝、石ころなんかがあって、あまり快適ではないですが、高低差はほとんどなく、あっさりと国境尾根に到着できます。
切通峠から大棚沢方面に進む旧東海自然歩道の世附ルートは、しばらく廃道扱いでしたが、去年再整備されて、再び東海自然歩道として使えるようになりました。われわれはここを右折して三国山方面に南下します。
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切通峠から大棚沢方面に進む旧東海自然歩道の世附ルートは、しばらく廃道扱いでしたが、去年再整備されて、再び東海自然歩道として使えるようになりました。われわれはここを右折して三国山方面に南下します。
尾根道は最初の名無しピークを右にトラバースして巻いていますが、その先の鞍部の左下に三国林道が並行して通っているのが見えます。ここを斜めに下って一旦林道に出ますが、名無しピークに登って支尾根を左折してもOKです。
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尾根道は最初の名無しピークを右にトラバースして巻いていますが、その先の鞍部の左下に三国林道が並行して通っているのが見えます。ここを斜めに下って一旦林道に出ますが、名無しピークに登って支尾根を左折してもOKです。
林道を進むと名無しピークからの支尾根が左にあるのですが、それが切れて開けたところに出ます。ここが火燃峠(ひもしとうげ)です。
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林道を進むと名無しピークからの支尾根が左にあるのですが、それが切れて開けたところに出ます。ここが火燃峠(ひもしとうげ)です。
峠からまた左に始まる尾根に乗り、最初の鉄塔の下を通ります。ここが丸尾尾根です。
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峠からまた左に始まる尾根に乗り、最初の鉄塔の下を通ります。ここが丸尾尾根です。
そしてすぐに最初の名無しピークに到着。この尾根では最も高い1068mの山ですが、残念ながら名前は分かりませんし、山頂にも何もありません。
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そしてすぐに最初の名無しピークに到着。この尾根では最も高い1068mの山ですが、残念ながら名前は分かりませんし、山頂にも何もありません。
ピークを下るとすぐに林道と合流し、先でまた尾根と別れます。
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ピークを下るとすぐに林道と合流し、先でまた尾根と別れます。
次のピークにも楽に登れます。ここが丸尾山で1050mになります。山頂には手製山名表示板が木にくくり付けられています。
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次のピークにも楽に登れます。ここが丸尾山で1050mになります。山頂には手製山名表示板が木にくくり付けられています。
なだらかな尾根を下って行くと、先に橡ノ丸のピークが見えます。
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なだらかな尾根を下って行くと、先に橡ノ丸のピークが見えます。
穏やかな登りを進むと細長い山頂に出ますが、奥の方に三角点と手製山頂表示板があります。見晴らしは今の時期なら木々の合間から多少見えますが、基本的に景観を楽しむことはできませんね。
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穏やかな登りを進むと細長い山頂に出ますが、奥の方に三角点と手製山頂表示板があります。見晴らしは今の時期なら木々の合間から多少見えますが、基本的に景観を楽しむことはできませんね。
ずすさんは最近ユル歩きにシフトして、山メシやテン泊・避難小屋泊等を楽しむようになって、早歩きができない自分に上手く付き合ってくれました。
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ずすさんは最近ユル歩きにシフトして、山メシやテン泊・避難小屋泊等を楽しむようになって、早歩きができない自分に上手く付き合ってくれました。
橡ノ丸からの下りは同じような勾配の支尾根がありますが、ここは右に進みます。左に下れば大棚沢ですが、まだ沢の勢いが強いところのはずで、渡渉するのは困難でしょうね。
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橡ノ丸からの下りは同じような勾配の支尾根がありますが、ここは右に進みます。左に下れば大棚沢ですが、まだ沢の勢いが強いところのはずで、渡渉するのは困難でしょうね。
正規の尾根はそれまでの幅広尾根から若干細まってきましたが、危険箇所はまだありません。
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正規の尾根はそれまでの幅広尾根から若干細まってきましたが、危険箇所はまだありません。
緩やかな尾根の尻で支尾根が右に出てきますが、見るからに正しそうな左に進みます。右も下れそうな等高線になっていますが、出るのが水の木幹線林道の結構南側になるので、大棚方面に向かう場合はやはり左ですね。
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緩やかな尾根の尻で支尾根が右に出てきますが、見るからに正しそうな左に進みます。右も下れそうな等高線になっていますが、出るのが水の木幹線林道の結構南側になるので、大棚方面に向かう場合はやはり左ですね。
そして大きな倒木のある最後のピークに到着。丸尾尾根はこのP918まで計4つのピークが続きます。あとは下るだけですが、問題はこの先が支尾根だらけの急勾配区間なんです。
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そして大きな倒木のある最後のピークに到着。丸尾尾根はこのP918まで計4つのピークが続きます。あとは下るだけですが、問題はこの先が支尾根だらけの急勾配区間なんです。
まずはピークの角を右に下ります。
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まずはピークの角を右に下ります。
すぐにまた尾根が分かれますが、ここも右に進みます。
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すぐにまた尾根が分かれますが、ここも右に進みます。
かなり急な区間を下ると明確な支尾根が分かれますが、ここは左に。
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かなり急な区間を下ると明確な支尾根が分かれますが、ここは左に。
途中、何となく右にも尾根らしいものが現れますが、ここは左と言うかほぼ直進します。去年7月とは違って、踏み跡ができています。
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途中、何となく右にも尾根らしいものが現れますが、ここは左と言うかほぼ直進します。去年7月とは違って、踏み跡ができています。
尾根の尻ではっきりと二又に別れますが、ここは右に進みます。
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尾根の尻ではっきりと二又に別れますが、ここは右に進みます。
次の分岐は分かりづらいかもしれませんが、左の谷のようになったところに尾根が延びています。踏み跡がはっきりあります。
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次の分岐は分かりづらいかもしれませんが、左の谷のようになったところに尾根が延びています。踏み跡がはっきりあります。
その先でも左に向かう踏み跡がありますので、それに沿って下りますが、土質がフカフカになっています。
その先でも左に向かう踏み跡がありますので、それに沿って下りますが、土質がフカフカになっています。
踏み跡通りに進むとこんな急斜面を下るようになっていましたが、土がとにかくサラサラで足を下ろしたらずりずり潜るように下に滑る感じです。7月に歩いた径路ではなさそうです。
踏み跡通りに進むとこんな急斜面を下るようになっていましたが、土がとにかくサラサラで足を下ろしたらずりずり潜るように下に滑る感じです。7月に歩いた径路ではなさそうです。
そして踏み跡通りに進むと水の木幹線林道に出ました。
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そして踏み跡通りに進むと水の木幹線林道に出ました。
林道を少し北上します。
林道を少し北上します。
ブラインドコーナーの先に谷間があり、堰堤が奥に見えますが、7月はここの脇をつづら折れして下る杣道で下りました。最後の谷間の踏み跡を無視して、もう少し左に進んでから下ればこちらに出られたことになります。
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ブラインドコーナーの先に谷間があり、堰堤が奥に見えますが、7月はここの脇をつづら折れして下る杣道で下りました。最後の谷間の踏み跡を無視して、もう少し左に進んでから下ればこちらに出られたことになります。
少しすると大棚沢林道の分岐に出ます。ここを左折します。
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少しすると大棚沢林道の分岐に出ます。ここを左折します。
途中、右の支沢にケルンと言うかお遊びで立てられた石積みがありました。遠くから見たらお地蔵さんみたいでした。
途中、右の支沢にケルンと言うかお遊びで立てられた石積みがありました。遠くから見たらお地蔵さんみたいでした。
左側を眺めていたら、季節外れの白い花が咲いていたので良く見たら、花ではなくてこれから飛び立つ胞子が綿のように密集したものでした。
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左側を眺めていたら、季節外れの白い花が咲いていたので良く見たら、花ではなくてこれから飛び立つ胞子が綿のように密集したものでした。
林道を歩いている頃にはもうすっかり晴れていました。時間的にもお腹が減ってきた頃合でしたから、バラシマ林道分岐の辺りで昼食を取ることに。ほんの少し手前の支沢の脇で出前山頂タイム。今回は角煮チャーシューワン丹メン+焼肉のタレを薄く染み込ませた牛赤味ステーキに野菜炒め&コーン付きの豪華バージョンです(^∇^)v ただし、うっかりストーブを忘れてしまい、ずすさんのやつを2人で交互に使って事なきを得ましたが、どうも最近物忘れが多いです(;´д`)=з
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林道を歩いている頃にはもうすっかり晴れていました。時間的にもお腹が減ってきた頃合でしたから、バラシマ林道分岐の辺りで昼食を取ることに。ほんの少し手前の支沢の脇で出前山頂タイム。今回は角煮チャーシューワン丹メン+焼肉のタレを薄く染み込ませた牛赤味ステーキに野菜炒め&コーン付きの豪華バージョンです(^∇^)v ただし、うっかりストーブを忘れてしまい、ずすさんのやつを2人で交互に使って事なきを得ましたが、どうも最近物忘れが多いです(;´д`)=з
美味しい昼食をたらふく食べて舌鼓を打って、膨らんだお腹が苦しい中、後半戦開始です。道標の後ろのバラシマ林道を進みます。
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美味しい昼食をたらふく食べて舌鼓を打って、膨らんだお腹が苦しい中、後半戦開始です。道標の後ろのバラシマ林道を進みます。
バラシマ沢は今の時期も水量がたっぷりあって夏はさぞ沢登りが楽しそうです。
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バラシマ沢は今の時期も水量がたっぷりあって夏はさぞ沢登りが楽しそうです。
林道はのっけから崩落や土石流で道がごっそり流された区間があって、荒れ荒れです。
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林道はのっけから崩落や土石流で道がごっそり流された区間があって、荒れ荒れです。
しばらく進むとこの沢最大の見所のバラシマ二条の滝が見えてきます。下から見ると高低差はさほどではなさそうですが、上から見ると角度の寝た長い滝であることが良く分かります。
しばらく進むとこの沢最大の見所のバラシマ二条の滝が見えてきます。下から見ると高低差はさほどではなさそうですが、上から見ると角度の寝た長い滝であることが良く分かります。
その先でバラジマ橋を渡り、沢の左岸を通るようになります。漢字で書くと「茨島」、読みは「ばらしま」ないし「ばらじま」になり、決して「ぱらじま」にはなりませんからね(笑。
その先でバラジマ橋を渡り、沢の左岸を通るようになります。漢字で書くと「茨島」、読みは「ばらしま」ないし「ばらじま」になり、決して「ぱらじま」にはなりませんからね(笑。
バラシマ林道はその先で地滑り箇所が2つ現われます。慎重に斜めった火山灰質のザレたところをトラバースします。
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バラシマ林道はその先で地滑り箇所が2つ現われます。慎重に斜めった火山灰質のザレたところをトラバースします。
その先で左に東電径路が現われます。佐久間東幹線No.300を経由して、西群馬幹線のルートに接続して尾根に向かう道です。7月はここを使って高指山の北側の国境尾根に出ました。
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その先で左に東電径路が現われます。佐久間東幹線No.300を経由して、西群馬幹線のルートに接続して尾根に向かう道です。7月はここを使って高指山の北側の国境尾根に出ました。
その径路を横目に、ほんのわずかに林道を進むと、右に東電の道標がまた現れます。ここを右に下ったところにあるバラシマ沢を渡る橋が見えます。
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その径路を横目に、ほんのわずかに林道を進むと、右に東電の道標がまた現れます。ここを右に下ったところにあるバラシマ沢を渡る橋が見えます。
ここからが今回のメインディッシュで、前から気になっていた径路です。一体どこにどうつながるのか興味津々ですが、送電線は大棚ノ頭の方にあって、水ノ木分岐の南側には東電の道標はありませんから、多分大棚ノ頭より少しバラシマノ頭(富士岬平)側に寄ったところに出るような気がします。
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ここからが今回のメインディッシュで、前から気になっていた径路です。一体どこにどうつながるのか興味津々ですが、送電線は大棚ノ頭の方にあって、水ノ木分岐の南側には東電の道標はありませんから、多分大棚ノ頭より少しバラシマノ頭(富士岬平)側に寄ったところに出るような気がします。
最初の沢を渡ってすぐにまた小さな支沢を渡る丸木橋が設けられています。
最初の沢を渡ってすぐにまた小さな支沢を渡る丸木橋が設けられています。
また沢を横目に径路が奥に延びていますが、道は下手な一般登山道よりもしっかり整備されていますね。
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また沢を横目に径路が奥に延びていますが、道は下手な一般登山道よりもしっかり整備されていますね。
こちらの細い沢も奥の方で渡って向こう側の斜面をトラバースします。
こちらの細い沢も奥の方で渡って向こう側の斜面をトラバースします。
しばらくして一般登山道のような勾配をストレートに登る区間になりました。
しばらくして一般登山道のような勾配をストレートに登る区間になりました。
径路の角が丸太で固められた区間はなくなっていますが、径路自体は見失うことはありません。
径路の角が丸太で固められた区間はなくなっていますが、径路自体は見失うことはありません。
ちょっと径路が曖昧な区間もありますが、ピンクリボンのマーキングがしっかりしているので、道迷いはないでしょう。
ちょっと径路が曖昧な区間もありますが、ピンクリボンのマーキングがしっかりしているので、道迷いはないでしょう。
そのうち、道の脇が整備された径路に戻ります。
そのうち、道の脇が整備された径路に戻ります。
そしてついに佐久間東幹線No.301号鉄塔に至りました。意外なことにここの径路ではこれが唯一の鉄塔でした。
そしてついに佐久間東幹線No.301号鉄塔に至りました。意外なことにここの径路ではこれが唯一の鉄塔でした。
左から登ってきて、この鉄塔のところで左折して尾根を直登します。
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左から登ってきて、この鉄塔のところで左折して尾根を直登します。
階段区間になっていましたが、階段があるのは急な証拠。一時階段が切れますが、後半でもまた階段区間になって結構疲れます。
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階段区間になっていましたが、階段があるのは急な証拠。一時階段が切れますが、後半でもまた階段区間になって結構疲れます。
尾根から少しだけ左に逸れて登って行くところもあります。
尾根から少しだけ左に逸れて登って行くところもあります。
やっと甲相国境尾根に出てきました。
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やっと甲相国境尾根に出てきました。
道標を見ると予想通り大棚ノ頭と言うか山伏分岐から0.8km南側に出て来た訳です。
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道標を見ると予想通り大棚ノ頭と言うか山伏分岐から0.8km南側に出て来た訳です。
まだ時間は午後2時ですが、大分日が傾いていますね。午前中は曇って見えなかった富士山がきれいに見えるかな。西日の逆光で真っ黒になっているかな。
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まだ時間は午後2時ですが、大分日が傾いていますね。午前中は曇って見えなかった富士山がきれいに見えるかな。西日の逆光で真っ黒になっているかな。
尾根の右側に西群馬幹線の道標が立っていました。これも歩いてみたくなりますね。
尾根の右側に西群馬幹線の道標が立っていました。これも歩いてみたくなりますね。
少しするとバラシマノ頭(富士岬平)に到着! さー、富士山はどうかな?
少しするとバラシマノ頭(富士岬平)に到着! さー、富士山はどうかな?
振り返るとドーン! 西日ながらまだきれいに見えますね。せっかくだからフィルムカメラでもバッチリ撮っておきました。ちなみに今回持って行ったのはオサノンDigital750と言うマイナー機種で、ヤシカ創業者の兄が興したヤシマと言うメーカーが作った迷機の誉高い(?)カメラです(1976年製)。
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振り返るとドーン! 西日ながらまだきれいに見えますね。せっかくだからフィルムカメラでもバッチリ撮っておきました。ちなみに今回持って行ったのはオサノンDigital750と言うマイナー機種で、ヤシカ創業者の兄が興したヤシマと言うメーカーが作った迷機の誉高い(?)カメラです(1976年製)。
ここにはベンチがあって、ちょっと腰を落ち着けてずすさんが持ってきてくれたドリップコーヒーを美味しく頂きました。ずすさんの食事関連の機材はどんどん進化していますね(^∇^)v
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ここにはベンチがあって、ちょっと腰を落ち着けてずすさんが持ってきてくれたドリップコーヒーを美味しく頂きました。ずすさんの食事関連の機材はどんどん進化していますね(^∇^)v
バラシマノ頭からしばらく進んで高指山に至る手前の左側に、東電径路の道標が現われます。7月はこの径路で登ってきましたが、尾根への最後の詰めでは径路をあえて避けてバラシマノ頭側に出る踏み跡を進んで出ました。
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バラシマノ頭からしばらく進んで高指山に至る手前の左側に、東電径路の道標が現われます。7月はこの径路で登ってきましたが、尾根への最後の詰めでは径路をあえて避けてバラシマノ頭側に出る踏み跡を進んで出ました。
高指山までは少し登り区間が続きますが、ここからの富士山の眺めも素晴らしいんですよね。
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高指山までは少し登り区間が続きますが、ここからの富士山の眺めも素晴らしいんですよね。
まだまだバッチリ富士山が拝めました。西側の甲相国境尾根はこれが魅力ですね。
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まだまだバッチリ富士山が拝めました。西側の甲相国境尾根はこれが魅力ですね。
高指山から下って朽ちた東海自然歩道の案内板が倒れた分岐を平野方面に折れてみます。上手くすれば朝見た登山道途中の東電径路に合流できるのかなと思いましたが、関係なさそうでした。
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高指山から下って朽ちた東海自然歩道の案内板が倒れた分岐を平野方面に折れてみます。上手くすれば朝見た登山道途中の東電径路に合流できるのかなと思いましたが、関係なさそうでした。
途中、国土地理院の地図で点線が引かれたルートに折れます。この手製道標の後がそのルートのはずですが、別段道になっていませんでした。
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途中、国土地理院の地図で点線が引かれたルートに折れます。この手製道標の後がそのルートのはずですが、別段道になっていませんでした。
斜面は緩いけれども低木がウザいところを縫うようにして南に進むと、こんな廃墟が2軒ありました。
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斜面は緩いけれども低木がウザいところを縫うようにして南に進むと、こんな廃墟が2軒ありました。
それらを横切ってそのまま進むと、駐車スペースよりもほんの少し西側に出ました。車道をちょっと歩いて駐車スペースに戻ったのが午後3時20分頃。バリルートの尾根道、豪華山メシ、荒れ荒れ林道、未踏の鉄塔管理径路、富士山ビューポイントでのコーヒータイムと、大変濃い山歩きにずすさんも大満足だったようです(^∇^)v
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それらを横切ってそのまま進むと、駐車スペースよりもほんの少し西側に出ました。車道をちょっと歩いて駐車スペースに戻ったのが午後3時20分頃。バリルートの尾根道、豪華山メシ、荒れ荒れ林道、未踏の鉄塔管理径路、富士山ビューポイントでのコーヒータイムと、大変濃い山歩きにずすさんも大満足だったようです(^∇^)v
これが今回歩いたコースMAP。丸尾尾根の肝はP918からの下り区間で、下からはとても登る気にならないような斜面を下ったり、支尾根だらけのところをしっかり見極めたりする必要があります。佐久間東幹線No.301は雰囲気の良い谷間のトラバースを整備された道で進めます。そこに至るバラシマ林道の方が荒れ荒れで危険ですから、なんだか妙ですね(笑。
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これが今回歩いたコースMAP。丸尾尾根の肝はP918からの下り区間で、下からはとても登る気にならないような斜面を下ったり、支尾根だらけのところをしっかり見極めたりする必要があります。佐久間東幹線No.301は雰囲気の良い谷間のトラバースを整備された道で進めます。そこに至るバラシマ林道の方が荒れ荒れで危険ですから、なんだか妙ですね(笑。

感想

 去年7月にバラシマ林道から国境尾根の高指山近くに抜ける鉄塔管理ルートを歩き、12月に山伏の方の鉄塔管理ルートを歩きましたが、どちらも「佐久間東幹線」でした。前からバラシマ林道には高指山方面に抜ける径路入口のすぐ先に、林道から右に折れてバラシマ沢に掛かる橋を渡る径路があるのを知っていて、ずっと気になっていました。で、12月に山伏の側の鉄塔径路を歩いて、それらが皆「佐久間東幹線」であることが分かり、この未踏の径路も是非歩いておきたいと思っていました。
 12月に鉄塔径路を歩いた時と同じく、今回も丹沢バリルー仲間のずすさんとともに歩きましたが、元々バリルーを10時間以上20km歩くような健脚な彼ですが、最近は早く歩くよりものんびり景色を楽しみながら、山メシも充実させて歩く方にシフトしていて、元々あまり早く歩けない自分には丁度良いです(^∇^)b
 車を置いたのは山中湖側の切通峠への登山道入口付近の平地です。そこからあまり高低差もなくあっさり切通峠に出て、少し国境尾根を南下して名無し小ピークの脇を巻いた直後の鞍部から左(南)に斜面を下り、すぐ脇を通る三国林道に移ります。林道に下降して東に進んで、ほどなく火燃峠(ひもしとうげ)に至り、左側から始まる鉄塔のある尾根に乗ります。これが丸尾尾根です。
 この尾根は最初の名無しのP1069、丸尾山、橡ノ丸(とちのまる)、名無しP918と四つのピークを越えますが、どれもなだらかで歩きやすい尾根です。しかし、最後のP918からの下りは支尾根だらけ&急勾配&フカフカな土質でかなり難儀します。世附の林道にはいくつもの下降地点があるんですが、大棚沢に阻まれたり、崖マークのあるところに出たりするので、下降する尾根はしっかり見極めないといけませんね。
 水の木幹線林道に下りたら、そのまま北上して大棚沢林道に折れ、しばらくの林道歩きの後、バラシマ林道の分岐手前の支沢の脇で昼食タイム。最近山メシに凝り始めたずすさんに、いつもの「出前山頂」の他に、焼肉のタレ味のステーキをご馳走し、逆に野菜炒めとステーキ用のコーンを持ってきてもらいました。それにしても、ずすさんと前回歩いた時はトレッキングシューズを忘れて真っ青になりましたが、今回は調理しようとしたらストーブを忘れたことに気付き、ずすさんのやつで二人分を交互に調理しました。ボケが始まっているのかな…(;´д`)。
 おいしい昼食をたらふく食べて、荒れ荒れのバラシマ林道を進み、立派な二条の滝を見てバラジマ橋を渡り、崩落地点を2つ越えると、左に高指山方面に抜ける鉄塔管理ルートの入口があります(佐久間東幹線No.300方面)。それを横目に林道をほんの少し進むと、右に東電の道標が立っていて、その下に橋が見えます。これが今回の午後の主役になる佐久間東幹線No.301方面の径路になります。ここはしっかり整備されたトラバースルートが続き、支沢を渡ったり、つづら折れの道を登ったり、リボンに沿って進んだりして、鉄塔301番に出てからは階段尾根を一気に登るようにして大棚ノ頭の西側の甲相国境に出ました。
 このルートには意外なことに途中1つしか鉄塔が出てきませんでしたが、道そのものは面白いもので、なおかつ安全でした。バラシマ林道の方がよっぽど危険ですが、地図未記載の径路より危険な林道って、なんだか可笑しいですね。
 甲相国境からはそのまま南に向かい、バラシマノ頭(富士岬平)で富士山を眺めながらコーヒータイムでくつろぎ、高指山でも富士山を楽しんで下山しました。ずすさんも世附方面の色々なルートに興味を持ったようで、また面白い道を一緒に検証しようと言うことで、色々と中味の濃い今回の山行を終えました。

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