また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1713602
全員に公開
アイスクライミング
中央アルプス

麦草岳 正沢川幸ノ川(ラッセル地獄で途中撤退)

2019年01月25日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:05
距離
7.2km
登り
1,030m
下り
1,023m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:27
休憩
0:29
合計
8:56
7:37
7:38
147
10:05
10:15
115
二俣
12:10
12:15
55
最高到達点
13:10
12:20
124
二俣
14:24
14:37
25
15:04
ゴール地点
GPSデータは暴れています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
こがら登山口
コース状況/
危険箇所等
福島Bコース踏み跡なしでした
麦草岳、中央の沢が幸ノ川です
2019年01月25日 06:54撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 6:54
麦草岳、中央の沢が幸ノ川です
雪はこんなもん、木材切り出しの車や重機が途中まではいっています
2019年01月25日 07:00撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
1/25 7:00
雪はこんなもん、木材切り出しの車や重機が途中まではいっています
踏み跡はありません
2019年01月25日 07:30撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 7:30
踏み跡はありません
堰堤は良い感じで凍ってます
2019年01月25日 07:33撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 7:33
堰堤は良い感じで凍ってます
福島Bコースの徒渉点より入渓
2019年01月25日 07:35撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 7:35
福島Bコースの徒渉点より入渓
最初の滝、トラバースして滝まで行くのが核心部です。
2019年01月25日 08:01撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 8:01
最初の滝、トラバースして滝まで行くのが核心部です。
沢沿いは踏み抜くのでルーファイ難しい
2019年01月25日 08:15撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 8:15
沢沿いは踏み抜くのでルーファイ難しい
踏み抜くとこんな感じ
2019年01月25日 08:17撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 8:17
踏み抜くとこんな感じ
ここで膝まで水没、靴に少し浸水
2019年01月25日 08:20撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4
1/25 8:20
ここで膝まで水没、靴に少し浸水
滝に取り付けず巻く
2019年01月25日 08:23撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 8:23
滝に取り付けず巻く
これで雪が締まっていれば楽なのですが
2019年01月25日 08:23撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
1/25 8:23
これで雪が締まっていれば楽なのですが
水際の雪は踏み抜くので氷の部分をトラバース
2019年01月25日 08:25撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 8:25
水際の雪は踏み抜くので氷の部分をトラバース
どこを歩いても踏み抜き地獄です
2019年01月25日 08:30撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 8:30
どこを歩いても踏み抜き地獄です
またやった
2019年01月25日 08:33撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 8:33
またやった
凍った滝は傾斜も緩く快適です
2019年01月25日 09:23撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
6
1/25 9:23
凍った滝は傾斜も緩く快適です
緊張のルーファイ
2019年01月25日 09:24撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4
1/25 9:24
緊張のルーファイ
まっすぐ歩いて来れれば楽なのに
2019年01月25日 09:28撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4
1/25 9:28
まっすぐ歩いて来れれば楽なのに
滝は傾斜が緩いので雪をかぶってます
2019年01月25日 09:28撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4
1/25 9:28
滝は傾斜が緩いので雪をかぶってます
快適
2019年01月25日 09:32撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
6
1/25 9:32
快適
雪面は油断できません
2019年01月25日 09:32撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 9:32
雪面は油断できません
氷も薄いところがあって油断できません
2019年01月25日 09:36撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 9:36
氷も薄いところがあって油断できません
だいぶ上がってきました
2019年01月25日 09:36撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 9:36
だいぶ上がってきました
今度は夏に来てみよう
2019年01月25日 09:40撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4
1/25 9:40
今度は夏に来てみよう
眺めも最高です
2019年01月25日 09:40撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 9:40
眺めも最高です
穴があくとドキッとします
2019年01月25日 09:47撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 9:47
穴があくとドキッとします
二俣まで来ました。ペースはまずまずです。
2019年01月25日 10:06撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
4
1/25 10:06
二俣まで来ました。ペースはまずまずです。
乗鞍、きれいです
2019年01月25日 10:14撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 10:14
乗鞍、きれいです
左俣です。山小屋のあたりに突き上げています
2019年01月25日 10:14撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 10:14
左俣です。山小屋のあたりに突き上げています
右俣に入ります。ここから良い感じで氷が続くはずです
2019年01月25日 10:26撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 10:26
右俣に入ります。ここから良い感じで氷が続くはずです
傾斜は無いのでどんどん行けます。
2019年01月25日 10:35撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 10:35
傾斜は無いのでどんどん行けます。
雪が多いと埋まってしまうらしい。
2019年01月25日 10:38撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 10:38
雪が多いと埋まってしまうらしい。
滝で踏み抜くと恐ろしい
2019年01月25日 10:49撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
1/25 10:49
滝で踏み抜くと恐ろしい
油断で来ません
2019年01月25日 10:50撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 10:50
油断で来ません
この辺りはナメなので、踏み抜いても水没はしない
2019年01月25日 10:54撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 10:54
この辺りはナメなので、踏み抜いても水没はしない
でも、こんなのはいやです
2019年01月25日 10:57撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
5
1/25 10:57
でも、こんなのはいやです
雪も増え、取り付くまでが大変です
2019年01月25日 10:58撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 10:58
雪も増え、取り付くまでが大変です
滝は相変わらず快適
2019年01月25日 11:16撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 11:16
滝は相変わらず快適
だいぶ登ってきました
2019年01月25日 11:16撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 11:16
だいぶ登ってきました
”みしっ!”って音がするとドキドキです
2019年01月25日 11:29撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 11:29
”みしっ!”って音がするとドキドキです
格闘
2019年01月25日 11:30撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
1
1/25 11:30
格闘
5分くらい格闘
2019年01月25日 11:45撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 11:45
5分くらい格闘
上にも滝がありますが、めぼしいのは終わり。次の滝まで1時間以上掛かりそうなのでもうここまでで下る事にします。
2019年01月25日 12:10撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
5
1/25 12:10
上にも滝がありますが、めぼしいのは終わり。次の滝まで1時間以上掛かりそうなのでもうここまでで下る事にします。
雪は胸あたりまであります。
2019年01月25日 12:11撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 12:11
雪は胸あたりまであります。
最後の最後にここで腰まで水没
2019年01月25日 14:11撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 14:11
最後の最後にここで腰まで水没
ここでアイゼンを脱ぎましたが、凍り付いていてなかなか外せなかった
2019年01月25日 14:31撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
3
1/25 14:31
ここでアイゼンを脱ぎましたが、凍り付いていてなかなか外せなかった
無事帰ってきました。
2019年01月25日 15:02撮影 by  FinePix XP80 XP81 XP85, FUJIFILM
2
1/25 15:02
無事帰ってきました。

感想

ロープなしで行けそうな木曽の幸ノ川、今年は雪も少ないので快適じゃないかな?と行ってみた。
確かに木曽の谷間にも全く雪はなく異常な感じ。
登山口もほとんど雪がない。
途中車のあとがたくさんあったので、登山者結構いるのかと思ったら林業関係の車でした。

幸ノ川の徒渉地点まではくるぶしが隠れる程度の雪の量。
途中見える堰堤は程よく凍っていて期待大
標高を上げるほど雪は多くなって行きますが、軽い雪でラッセルは気にならないけれど、締まった雪が無いため石の間に積もった所は踏み抜き地獄。
川の上はホントおっかなびっくり。
水流が多いので凍っていなくて、薄氷の上に雪が乗ってるだけなので踏み抜くとすぐにびしょびしょ。

ちょっと行くと滝が出てきてアイゼンを装着。
滝自体は傾斜が緩いので難しくはないけれど、滝に行くまでが一苦労。
渕が凍っていないので、ぽちゃんしないようにおっかなびっくりのへつり。
沢もどんどん雪が深くなってくるけれど、いくら登っても雪は締まっていないので踏み抜きはするし、滝も登ってるうちに穴が開いておそるおそる登る。

途中へつり出来そうにない場所があったので側壁の氷を登ってトラバースしようと思ったら、思いのほか高度管があってトラバースできず、登りきって灌木から懸垂で下る。結局水際の氷でトラバースして突破。

二俣まで結構良いペースで登れたが、そこからラッセルが激しくなりなかなか進まない。
雪が締まっていれば沢の中心を行けるけれど、締まった雪が無いので気を抜くと崩落する。
膝上から腰程度のラッセルが続く。
元々の積雪は少ないので、滝はそこそこ出ていて、滝ならばラッセル無いのでどんどん進める。
ただ、滝も本流の部分は氷が薄く油断していると大穴が開く。
二俣から上のめぼしい滝をクリアして12時頃になってしまった。
上の方にも小さい滝が見えるが、ラッセルするも100m30分くらいかかる有様。
やはりスノーシューを持ってくれば良かった。
このまま進んだら暗くなるまで帰れそうにない。
しかし、下るにしても30mロープしか持ってきてないので、滝は懸垂で下れない。
でも、明るいうちに帰るには引き返すしかない。
滝はほぼクリアしたんだし、撤退を決定。

二俣までは沢沿いを下るのは無理なので右岸の薮崖に突入。
かなり激しいアルバイトで、このまま帰れなくなるんじゃないかと不安に。
なかなか緊張するトラバースが続き、尾根まで登り詰め、急な薮尾根を下り、最後は左俣の最初の滝の下に出てまずはクリア。
そこからしばらく踏み跡に従い沢沿いを下り、小さな滝はクライムダウン。
大きな滝は下れないので、また右に巻く。
最後はまたロープを出して懸垂で沢に下りる。
30mでも持ってきてよかった。
最後の最後、F2の滝の渕で踏み抜き、腰まで水没。
敗れたスパッツのせいで右足は思いっきり浸水、ポケットのスマホもすぐに取り出しケアを。
とはいえ、ここまで下ってくれば安心。
靴を脱ぐのも大変なのでそのまま下りました。

最初1時まで頑張ろうと思ってましたが、早めに決断して正解でした。
冬の山は無理してはいけませんね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:530人

コメント

時期が早かったかな
もうすこし氷が張ったり雪が締まっていれば行けたかもしれませんね。
しかし、やばい所行きますね。
岩殿山、雪が残っていそうですね。
尾根以外は危険な所思い出せませんが、馬の背2か所と途中岩を下った記憶があります。
2019/1/26 16:19
Re: 時期が早かったかな
撤退始めた頃はかなり心細かったのですが、無事に戻ってこれたら、楽しかったなぁ、って感じてます。しっかり反省し次に活かしたいと思います。
岩殿山も無理せず安全に行きましょう。雪が降りそうですが、よろしくお願いします。
2019/1/26 16:55
Re[2]: 時期が早かったかな
もっと時期が遅くなると滝が雪で埋まってしまうみたいです。なので11,12月にどーんと降って、一度暖かくなって雪が締まって気温がグーンと下がるような感じだと良いお思います。今シーズンは年末にも降ってないのでだめだったんでしょうね。
2019/1/26 17:31
油断できないところばかり!?スッゴイです。
2019/1/28 22:51
Re: 無題
おはようございます。
油断出来ない場所は多いですが、その分スピードは遅いし距離は短いですからね。
危ない場所は注意力MAXで進むので案外問題無しで、難所乗り越えたとことか安心した場所の方が危ないです。
今回ももう安全な場所まで戻ってきたぞ〜ってところで水没したし、最後の林道で雪に隠れた氷の場所で転けちゃいました。

トレランは速いので、木の根や飛び出し石や穴ポコなど常に注意が必要でしょ?身体だけでなく脳も回転数MAXなんじゃないでしょうか?
2019/1/29 5:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら