三角山

2013年03月17日(日) [日帰り]

• GPS: 06:24
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,485m
• 下り: 1,476m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:25

8:30 スタート地点
10:00 10:01 高倉山
11:43 11:49 三角山
13:38 13:51 高倉山
14:55 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

8：30のロープウェイの始発便に乗り、初級リフト・サンシャインリフトと乗り継いでゲレンデトップへ。

スキーとスキー靴をデポし、登山靴＆スノーシューに履き替えます。

いきなりの絶景が展開します。
今日は期待してもいいんじゃないでしょうか？

ゲレンデトップから廃止されたゴンドラ沿いに、まずは高倉山を目指して歩き始めます。
今は管理区域外ですが元はゲレンデ、コースは明瞭です。

20分強でかつてのゲレンデトップの廃墟群にたどり着きました。

旧ゴンドラ山頂駅をすぎると、その先はいよいよ本物の「山」の領域です。

まずは高倉山の肩に取り付き、雪庇を避けつつ山頂を目指します。

ゲレンデトップから50分ほどで高倉山山頂に到着しました。
うーん、やはり快晴の山頂は素晴らしい！
これは岩手山。

秋田駒。

三角山・烏帽子岳。

三ツ石・八幡平方面

高倉山の山頂を越え、いよいよ本日の本命、三角山へ向います。

クレバスに落ちました。表面が薄く雪に覆われていたため気がつきませんでした。深さは1mくらいだったでしょうか。

最低鞍部付近まで下降してくると、樹高が上がり枝に進路を塞がれることもなくなってきました。

そのかわり雪が深くなり、膝下くらいまで沈むようになりました。

最低鞍部からしばらくは、この深雪と急傾斜のコラボに苦しめられますが、それもすぐに終わり、あとは三角山の頂まで遮るものの無い広大な斜面が広がります。

青と白しかない景色。

斜面を登りきると三角山山頂に到着です！

看板なのか、道標なのかわかりませんが、それっぽい人工物を発見。たぶんこの辺が山頂なのでしょう。

千沼ガ原は見られたものの、その向こうにあるはずの烏帽子岳は姿を隠し…

秋田駒も厚い雲の中に沈み、その姿を見ることができませんでした。

帰路も油断するべからず…ではありますが、やはり同じ道を戻るのであれば往路よりは気楽なのは確実ではあります。
しかし…帰りも遠いなぁ…。

疲れた足に急傾斜と密な灌木が追い打ちをかけてきます。
やっぱりこの密度の濃い灌木地帯が、このコース一番の核心部かも…。

きつい高倉山への登り返しをどうにかこなし、再び高倉山山頂に到着しました。

ふと振り向くと…三角山山頂では見る事のできなかった烏帽子岳や秋田駒がきれ〜に見えているではありませんか。
またしても下りると晴れるの法則発動か！

せっかくなので、ここでコーヒータイム。ツートン手作りのマドレーヌなどをいただきながらまったり過ごします。

しばしのんびりした時間を過ごし、高倉山をあとにします。

遠くにゴンドラ駅の廃墟が見えてきました。

6時間越の行程を終え、ゲレンデトップに戻って来ました。

クマ落とし付近で、雪の中から顔を出しているモグラを発見。

感想

ちゃってぃ

前々から狙っていた三角山ですが、GPSが手に入ったことが追い風になり、ようやく行く事ができました。
文句無く良い天気にも恵まれ、印象深い山行となりました。
景色も素晴らしく、歩きがいのあるコースだと思いました。
ただ、雫石スキー場が無くなるという話もありますので、もし本当に無くなってしまったらなかなかに遠い山になってしまうなあと。
狙っている人は、行くなら今年のうちにいくのが吉かも？