記録ID: 1720282
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積雪期ピークハント／縦走
御在所・鎌ヶ岳
雨乞岳は撤退！→霧氷の御在所岳へ
2019年02月02日(土) [日帰り]
三重県
滋賀県
Kei
- GPS
- 11:00
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,255m
- 下り
- 1,267m
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日帰り
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 7:39
15:39
| 天候 | 晴れ時々ガス |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
(午前3時45分で既駐1台) 湯の山温泉街の道路は幸い路面に雪は無し、但し途中から離合困難な細い道。 積雪があればスカイライン前ゲートを覚悟していた。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
▫駐車場→武平峠 登山道は途中から膝上レベルの積雪。 場所によっては四つ這いラッセル、半端な雪で渡渉が怖い所や狭いトラバースあり。 ▫武平峠→中道登山道 大人しくスカイラインをワカンで降る。 吹き溜まりはワカンでもずっ込む。 ▫中道→御在所岳 最初の花崗岩帯は凍結あり、軽アイゼン以上が望ましい。 キレットは半端な雪で難儀。鎖は出ていた。 6合目以上は積雪増え、斜度もあるため12本アイゼンで登りやすい。8〜9合目はピッケルが大活躍。 ▫御在所岳山頂 観光地なのでスキー場周囲は圧雪・除雪あり、 山頂付近は除雪ないが登山者多くスノーシューツアーのおかげで道が出来ている。 ▫御在所岳→裏道 国見峠までは軽アイゼンで十分な快適降り。 国見峠からの降りは斜度が強いと危険なため(予期せぬ尻せーどな人がいた。)12本に切替えた。藤内壁分岐位からは軽アイゼンへ(チェーンスパイク位が良さそう)。 ▫裏道→駐車場 所々積雪あるが凍結してないのでツボ足で。 |
| その他周辺情報 | 湯の山温泉街は日帰り温泉〜16時迄が多い。 ゆっくり入りたかったのでアクアイグニスへ。 人気なだけに女湯満員。サウナや冷泉が無いのは残念だけど、ツルツル湯でとても温まり、￥600はとても安い！ |
写真
いざ、雨乞岳の登山口のある武平峠を目指す！
なのに、一ノ谷登山口までスカイラインを登ってしまった。
なのに、一ノ谷登山口までスカイラインを登ってしまった。
待てよ、登山道あったはず！
駐車場まで引き返して、民家の横の登山口へ。
駐車場まで引き返して、民家の横の登山口へ。
ガードレールの高さまで積雪あり。登山道とスカイラインを行ったり来たり。
怖い渡渉や登れないラッセル繰り返し、
時間と体力をやたらと費やす。
1
2/2 5:10
ガードレールの高さまで積雪あり。
登山道とスカイラインを行ったり来たり。
怖い渡渉や登れないラッセル繰り返し、
時間と体力をやたらと費やす。
登山道とスカイラインを行ったり来たり。
怖い渡渉や登れないラッセル繰り返し、
時間と体力をやたらと費やす。
はぁーーーぁ(o´Д`);
遠かったぁ。やっとトンネル。
膝まで埋まる。
遠かったぁ。やっとトンネル。
膝まで埋まる。
雨乞岳登山口。
踏み痕ナシ(ﾟ◇ﾟ)ｶﾞｰﾝ
ワカンでも深くずっ込む。
女子ひとりで踏み込む状態では無い。
早々に撤退を決断。
踏み痕ナシ(ﾟ◇ﾟ)ｶﾞｰﾝ
ワカンでも深くずっ込む。
女子ひとりで踏み込む状態では無い。
早々に撤退を決断。
ふと見上げると……
霧氷が着いた御在所ナチュールが見える！
ここで、御在所行きを決断。
霧氷が着いた御在所ナチュールが見える！
ここで、御在所行きを決断。
中登山道口までやっとこさ戻ってきました。
3時間半、既に8km歩いているようです。
ワカンから軽アイゼンへ変更。
3時間半、既に8km歩いているようです。
ワカンから軽アイゼンへ変更。
ずっと水滴取れないまま写真撮ってます。
いい青空だ。天気予報通り。
9合目以上は霧氷が期待出来そう。
いい青空だ。天気予報通り。
9合目以上は霧氷が期待出来そう。
中道3回目ですが、
地蔵岩までとても長く感じた……
やっぱり朝のラッセルが効いてる。
地蔵岩までとても長く感じた……
やっぱり朝のラッセルが効いてる。
キレットを上から。
雪が着くと、高度感が増すと感じるのは私だけでしょうか。
半端な雪で怖かったなぁ(´×ω×`)
雪が着くと、高度感が増すと感じるのは私だけでしょうか。
半端な雪で怖かったなぁ(´×ω×`)
キレット越えた頃から斜度が増すため12本に変えました。
思いの外、ここからピッケルも大活躍。
思いの外、ここからピッケルも大活躍。
毎回通る度、�犹笋梁�がもっと長ければ��
と思う絶妙な幅の岩間。
と思う絶妙な幅の岩間。
あまり斜度が伝わらないかな、
この辺で12本とピッケルに助けられた。
この辺で12本とピッケルに助けられた。
斜度がキツくても、
霧氷増えてワクワクしながら9合目を超えます。
霧氷増えてワクワクしながら9合目を超えます。
とりあえず、山頂へ。
登ってくる人がステップ切っている所を、
平気で尻セードの遊び場にする方々がいました。
登ってくる人がステップ切っている所を、
平気で尻セードの遊び場にする方々がいました。
本当は行きたかった雨乞を睨む。
リベンジを誓うが、自分の限界を知るのも大事。
リベンジを誓うが、自分の限界を知るのも大事。
朝、スカイラインから見下ろした男性3人は、雨乞に行ったのかな？鎌さんの方かな？
ナチュールは食堂満員。
登山バッジだけ購入。
ロープウェイでの下山も考えたが、
外国人の多さにビビり裏道下山を決定。
登山バッジだけ購入。
ロープウェイでの下山も考えたが、
外国人の多さにビビり裏道下山を決定。
斜度が意外にキツい。
12本アイゼンに履き替える。
予期せず尻せードになってる方もいた。
12本アイゼンに履き替える。
予期せず尻せードになってる方もいた。
この深い谷を降るのだから、
それなりの覚悟がいる。
軽装の外人さん6人組が上がってきた時は、
思わずCrazy……と心配になった。
それなりの覚悟がいる。
軽装の外人さん6人組が上がってきた時は、
思わずCrazy……と心配になった。
藤内壁分岐より下はツボ足の方も多かった。
私は怖いので軽アイゼンで。
私は怖いので軽アイゼンで。
１４時過ぎて、私服スニーカーの男女が木の棒を着いて登ってきた時は思わず二度見した。
藤内小屋迄で引き返す事を祈る。
藤内小屋迄で引き返す事を祈る。
裏道登山道入り口まで戻ってきた。
ここの車は小屋の方々のなのかな？
ここの車は小屋の方々のなのかな？
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
ヘルメット
|
|---|
感想
当初は霧氷ランドになった雨乞岳を目指し未明に出発。
武平峠までの思わぬ雪深さ、渡渉困難、プチラッセルの繰り返しにやられました。
雨乞登山口の時点で、ワカンがあっても私1人では到底登頂は困難と判断。
登山初めての撤退でした。
しかも早々の。
既に体力消耗した所から迷った末に、御在所登山を決断。8時スタートなので、こちらの踏み痕はしっかりあり助かりました。
普段より意識的にゆっくりゆっくり進んだ事で、
最後までバテずに、危険な場面なく下山出来ました。
ストックとピッケル、
軽アイゼン、12本アイゼン、ワカン。
総動員の一日。
やはり、取り替えタイミングが難しい。
厳冬期の御在所の中道・裏道は、
とても良いトレーニング山行になりました。
経験豊富ですごいなぁ…と思う登山者も居れば、
明らかにその格好やマナーはアウトやろ…な登山者も居る。
自分も、周りに気を遣わせてしまっているかもです。
毎回、御在所は本当に勉強になる山です。
やはり、鈴鹿の山々は侮れない！
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