記録ID: 1721242
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
七曲滝、小天狗山東尾根（仮称）、樫ヶ峰北尾根↓↑
2019年02月02日(土) [日帰り]
TTomo
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:40
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,175m
- 下り
- 1,477m
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日帰り
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:39
17:34
ゴール地点
| 過去天気図（気象庁） | 2019年02月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
神鉄「有馬温泉」駅から出発。ロープウェイの「有馬温泉駅」（写真左下）の背後は灰形山。いい具合に積雪していて、今日は氷瀑が見られるかと期待も高まる。アイゼンは必携ですね。
3
2/2 8:14
神鉄「有馬温泉」駅から出発。ロープウェイの「有馬温泉駅」（写真左下）の背後は灰形山。いい具合に積雪していて、今日は氷瀑が見られるかと期待も高まる。アイゼンは必携ですね。
「紅葉谷」道標のあたりはすでに、昨日一昨日と降った雪でこんな状態。
下の「う回路」看板から入って、崩落個所手前でいったん谷に降り、崩落個所を過ぎたところからまた上がる（上下ともロープあり）と、蟇滝を経て七曲滝に至る道に乗る。その途中からの景色。
1
2/2 8:56
下の「う回路」看板から入って、崩落個所手前でいったん谷に降り、崩落個所を過ぎたところからまた上がる（上下ともロープあり）と、蟇滝を経て七曲滝に至る道に乗る。その途中からの景色。
ありゃ、これは期待とは裏腹に・・・これでは先の日曜の方がまだマシでした。うーん、残念。
カメラを横置きにしてみても、申し訳程度のつららしかない・・・。
蟇滝上から。水が氷る（外気が冷える）のと雪が積もるのとは必ずしも一致せず、ということ？ 流水が凍るほどでなくとも、雪はしっかり積もる・・・のか？
1
2/2 9:15
蟇滝上から。水が氷る（外気が冷える）のと雪が積もるのとは必ずしも一致せず、ということ？ 流水が凍るほどでなくとも、雪はしっかり積もる・・・のか？
ま、ない物ねだりしてもしょうがないですね・・・氷瀑はあきらめて雪景色を楽しむことに。
さて、当初の予定では、七曲滝から紅葉谷道に上がり、北側に降りて百間・似位の二滝に挨拶し、白石谷に出て谷を遡行して山頂へ向かうつもりだったが、何と！ 紅葉谷道から分岐に入ってすぐの山腹トラバース道が崩落していたとは・・・。知らなかったのは不覚。思えば前回この道を歩いたのは去年の2月だった。6月の大雨や7月の台風時の爪痕なのか。それにしても、4,50mはありそうな写真左の谷に滑落したら、ただでは済まない。崩落個所を上に巻いてみようと、倒木につかまりながらちょっと登ってみたが、向こうの道に乗れるか、滑落するか、五分五分の確率と見た。残念だが、危険は避けて元来た道を戻る。
2/2 9:31
さて、当初の予定では、七曲滝から紅葉谷道に上がり、北側に降りて百間・似位の二滝に挨拶し、白石谷に出て谷を遡行して山頂へ向かうつもりだったが、何と！ 紅葉谷道から分岐に入ってすぐの山腹トラバース道が崩落していたとは・・・。知らなかったのは不覚。思えば前回この道を歩いたのは去年の2月だった。6月の大雨や7月の台風時の爪痕なのか。それにしても、4,50mはありそうな写真左の谷に滑落したら、ただでは済まない。崩落個所を上に巻いてみようと、倒木につかまりながらちょっと登ってみたが、向こうの道に乗れるか、滑落するか、五分五分の確率と見た。残念だが、危険は避けて元来た道を戻る。
この後どうするか。紅葉谷道をまた下るのはちょっと癪。とりあえず山頂に出ることにして、行先は登りながら追々考えよう・・・。
紅葉谷道最終盤の杉木立。雪が北側から吹き付けた様子がよくわかる。
山頂のケルン状の碑。（この裏の広場の木製の山頂碑に比べると）こっちは人気がなく、いつも閑古鳥。
山頂の電波塔（?）。この後の行程は、先日気になった、小天狗山の尾根道を確認し、そのあとは、譲葉台道を縦走路に上がって、赤子谷右俣を降りて生瀬にでるか、樫ヶ峰の未知の北尾根を上り下りして、逆瀬川駅に出るか、残り時間と相談して決めることにする。
2/2 11:01
山頂の電波塔（?）。
この後の行程は、先日気になった、小天狗山の尾根道を確認し、そのあとは、譲葉台道を縦走路に上がって、赤子谷右俣を降りて生瀬にでるか、樫ヶ峰の未知の北尾根を上り下りして、逆瀬川駅に出るか、残り時間と相談して決めることにする。
この後の行程は、先日気になった、小天狗山の尾根道を確認し、そのあとは、譲葉台道を縦走路に上がって、赤子谷右俣を降りて生瀬にでるか、樫ヶ峰の未知の北尾根を上り下りして、逆瀬川駅に出るか、残り時間と相談して決めることにする。
石の宝殿を越えてしばらく車道を下り、車道の途中から熊笹峠道に入る。途中のコンクリートと鉄板でできた水平の人工物の上で昼食休憩。
1
2/2 11:37
石の宝殿を越えてしばらく車道を下り、車道の途中から熊笹峠道に入る。途中のコンクリートと鉄板でできた水平の人工物の上で昼食休憩。
車道から離れて斜めに伸びるコンクリートの溝とテープマーキングを目印に、車道からガードレールを乗り越えて とかが尾山道に取りつく。写真は踏み跡を辿って笹道にはいったところ。
1
2/2 12:40
車道から離れて斜めに伸びるコンクリートの溝とテープマーキングを目印に、車道からガードレールを乗り越えて とかが尾山道に取りつく。写真は踏み跡を辿って笹道にはいったところ。
踏み跡とマーキングをたどりながら進んでいくと、やがて笹がなくなり、くっきりした尾根筋が現れる。
山頂付近より高度が低いので少ないが、それでも北向きの影になったところには雪がまだ残っている。そこへ午後から気温が急上昇、半融けの雪が靴底にべったりとついてきて、歩きにくい（こうなるとアイゼンが役に立たず、一度滑って尻モチをついた）。
1
2/2 12:56
山頂付近より高度が低いので少ないが、それでも北向きの影になったところには雪がまだ残っている。そこへ午後から気温が急上昇、半融けの雪が靴底にべったりとついてきて、歩きにくい（こうなるとアイゼンが役に立たず、一度滑って尻モチをついた）。
小天狗山山頂への分岐をやり過ごし、次の分岐の目印でもあるこの道標の奥の岩場へ。大藪谷の6分岐に降りる本来のルートから分かれて、この岩場の下に続く尾根筋を降りてみよう。目標地点は、小笠峠に向かう車道のT字路。
2/2 13:32
小天狗山山頂への分岐をやり過ごし、次の分岐の目印でもあるこの道標の奥の岩場へ。大藪谷の6分岐に降りる本来のルートから分かれて、この岩場の下に続く尾根筋を降りてみよう。目標地点は、小笠峠に向かう車道のT字路。
先へ進めなさそうに見えても、近づいてみると降りられることがわかる。
誰も来ない道かと思っていたが、テープマーキング、ちゃんとありました。
東（右）に尾根道が振れる転換点のマーキング。直進もできそうだが、そちらは等高線の間隔が詰まっているので、危ないかもしれない（未確認）。
2/2 13:44
東（右）に尾根道が振れる転換点のマーキング。直進もできそうだが、そちらは等高線の間隔が詰まっているので、危ないかもしれない（未確認）。
笹薮にも道を阻まれる。下の車道のT字路に降りるべく、強引に方向を修正。
藪越しにT字路が見えてきた。ただ、下が崖状態でそのまま降りられず、少し左手に回って傾斜が緩くなっているところから道にでる。
降りてきたところを振り返って。付近をざっと見たが、尾根への取り付きの目印になるマーキングは見当たらなかった（ということは、本来ここに出るべきではなかったのだろう）。この時点で14時15分、日没までに赤子谷を降りて生瀬に行くのは厳しそう。ということで、この後は樫ヶ峰に行くことに。
2/2 14:15
降りてきたところを振り返って。付近をざっと見たが、尾根への取り付きの目印になるマーキングは見当たらなかった（ということは、本来ここに出るべきではなかったのだろう）。
この時点で14時15分、日没までに赤子谷を降りて生瀬に行くのは厳しそう。ということで、この後は樫ヶ峰に行くことに。
この時点で14時15分、日没までに赤子谷を降りて生瀬に行くのは厳しそう。ということで、この後は樫ヶ峰に行くことに。
小笠峠に向かって車道を歩き、樫ヶ峰（社家郷山）に登り、まだ知らない北尾根を歩いてみることに。ここは「西三ツ辻出合」。
黒字で「�Ｈ�根」と書かれ、三つの赤丸のある木（「東三ツ辻出合」の数メートル西）が一つの北尾根道の入り口（焼石ヶ原に降りる北尾根は4本あると理解しているが、東の端にも北向きに尾根が延びているし、焼石ヶ原に降りていく道としては谷道もある模様。いずれまた調べてみたい）。しばらく歩いてみて、これは以前歩いたことのある道だと気づいたが、そのまま下ることにした。
2/2 15:03
黒字で「�Ｈ�根」と書かれ、三つの赤丸のある木（「東三ツ辻出合」の数メートル西）が一つの北尾根道の入り口（焼石ヶ原に降りる北尾根は4本あると理解しているが、東の端にも北向きに尾根が延びているし、焼石ヶ原に降りていく道としては谷道もある模様。いずれまた調べてみたい）。しばらく歩いてみて、これは以前歩いたことのある道だと気づいたが、そのまま下ることにした。
上の「馬の背」から見ると、きわどいナイフリッジを綱渡りするような道に見えるが、実際に来てみると、しっかり道があるし、道には幅もあるので、そう怖くはない。
1
2/2 15:11
上の「馬の背」から見ると、きわどいナイフリッジを綱渡りするような道に見えるが、実際に来てみると、しっかり道があるし、道には幅もあるので、そう怖くはない。
が、下をのぞき込むと、結構高さのある崖。左右を遮る木がない特異な地形なので、強風が吹くとちょっと怖いかもしれない。
さっき尾根道を下りながら東隣の尾根を見たが、その尾根の取り付きに向かう道。
現場では読めたように思ったのだったが・・・「樫ヶ峰・社家郷山 パノラマ道●● 馬の背●●直下へ」どうもよくわからない。とにかくこの尾根道を登る。
1
2/2 15:34
現場では読めたように思ったのだったが・・・「樫ヶ峰・社家郷山 パノラマ道●● 馬の背●●直下へ」どうもよくわからない。
とにかくこの尾根道を登る。
とにかくこの尾根道を登る。
たしかに、「馬の背」の下あたりに出てきた。ここで道は左に曲がり、
樫ヶ峰の最高地点。なぜか「甲山より152m高い」とある。その看板と向かい合わせに、
「社家郷山」と彫られた石柱がある。それで、「樫ヶ峰」というのは「小笠峰」や「外れ峰」と同様のピークの名前で、この山全体は社家郷山という名前ではないかと思うのだが、通常はこの山が「樫ヶ峰」と呼ばれているように思う。本当のところどうなのか・・・。
1
2/2 15:57
「社家郷山」と彫られた石柱がある。それで、「樫ヶ峰」というのは「小笠峰」や「外れ峰」と同様のピークの名前で、この山全体は社家郷山という名前ではないかと思うのだが、通常はこの山が「樫ヶ峰」と呼ばれているように思う。本当のところどうなのか・・・。
樫ヶ峰（社家郷山）はそう高くはないものの、遮るものがないから、みごとな眺望が得られる。
撮影機器：
感想
今回は、裏六甲の氷瀑を期待して行きましたが、七曲滝に関して言えば、期待外れだった前の週末よりもさらにつららが小さかったのが残念でした。その代り、青空に映える雪や樹氷がみられたのは幸いでした。
また、ショックだったのは、紅葉谷道から百間滝方面へ降りる道の途中の山腹が崩落しており、トラバース道が通れなかったことでした。裏六甲の滝群を短時間で効率よく見て回るコースとして「蟇→七曲→蜘蛛→七曲落ち口→（紅葉谷道を跨いで）百間→似位→白石→白龍→大安相→小安相→魚屋道」がありますが、このコースが半ばで中断されることになります。崩落箇所にトラバース道を修復するのは難しそうですから、迂回ルートを開拓する必要があるのではないかと思います。（すでに迂回ルートができているなら、無知をおゆるしください←すみません、やっぱり迂回路が作られていたようです。tosheeさんの同日のヤマレコレポートから知りました。tosheeさん、ありがとうございました）。
小天狗山から小笠峠方面に降りる尾根（小天狗山東尾根？）には、やはり踏み跡とテープマーキングが付けられたルートが存在しました。あとで「みんなの足跡」を調べたところ、小ピークから盤滝の少し上流へ降りてくるルートがあるようですが、私は小笠峠方面に最短で行くことができるよう、道のないところを、迷いながら無理やり降りました。
樫ヶ峰（社家郷山）には好きでよく出かけますが、4本の北尾根のうち、まだ歩いたことのなかった念願の一本を歩きました。尤も、遥か東の方にもう一本、北に降りる尾根道がありそうですし、焼石ヶ原に降りる谷道もあるようで、今度またそのあたりを歩いてみたいと思います。
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体力レベル
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