榛名外輪山〜冬の榛名湖を囲む山々

2019年02月10日(日) [日帰り]

• GPS: 05:49
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,333m
• 下り: 1,332m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:47

9:59 榛名湖バス停
10:07 10:07 湖畔の宿公園
10:50 10:50 榛名山
11:12 11:21 硯岩
11:59 12:02 鬢櫛山
12:37 12:50 烏帽子ヶ岳
13:13 13:13 烏帽子ヶ岳登山口
13:16 13:16 榛名富士登山口
13:51 13:52 榛名富士
13:56 13:57 榛名富士山頂駅
14:18 14:24 榛名公園ビジターセンター
14:28 14:28 榛名湖ロッジ前バス停
15:00 15:03 天目山
15:22 15:23 氷室山
15:46 15:46 榛名湖バス停
15:46 ゴール地点

天候

曇時々晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
上野6:15 - 8:01高崎（高崎線, 1944円）
高崎駅8:30 - 9:55榛名湖（群馬バス, 1310円）
※バスは途中の室田営業所で少しの間停車します(降車可)。営業所内の窓口でバスカード1000円を2枚買えば，それぞれ1100円分として使えるのでちょっぴり節約可能。

【帰路】
榛名湖16:40 - 18:05高崎駅（群馬バス, 1310円）
高崎18:34 - 20:06上野（高崎線, 1944円）

コース状況／危険箇所等

今回の周回ルートには危険箇所はありませんが、周回を効率的に行う為に正規の登山口ではない入り方をする箇所が何ヵ所かあります。私も先人のレコ情報にお世話になりましたので，取り付きが解りにくいところを中心に下記に詳し目にまとめてみました。

【榛名湖バス停−掃部ヶ岳】榛名山最高峰の掃部ヶ岳(かもんがだけ)にはバスで来た場合は湖畔の宿記念公園から入りますが、何処にも登山口を示す標識がありません。写真に示した通り，公園を登った所にある歌碑の裏が入口です。その先はいきなり結構な急登です。積雪は数cm。
【掃部ヶ岳−鬢櫛山】掃部ヶ岳から硯岩(すずりいわ)を越えて道路に降りると、その先の鬢櫛山(びんくしやま)へ直接行く非公式ルートがあります。もちろん地形図にも記載はありませんが，道路からの取り付きさえ間違いなければ、ピンクテープがそれなりにあり何とかなります。後半は解らなくなったらとにかく尾根筋直登です。積雪はうっすら。
【鬢櫛山−鳥帽子ヶ岳−榛名富士】踏み跡がはっきりしない場所があるものの、ピンクやブルー、白など様々なテープを参考に進みます。榛名富士の登山口はゆうすげ温泉を右に見て、通行止めのゲートを入ったちょっと先にあります。このエリアの積雪は一番多いですが、それでも多くて脛下程度。
【榛名富士−榛名公園ビジターセンター−天目山】榛名富士山頂からの下山ルートはロープウェイ山頂駅を正面に見て右側です(トイレがある方)。榛名公園先から天目山への取り付きも解り難いです。榛名湖を右に見て榛名公園の道路を真っ直ぐ進むと正面に大きな駐車場がありその先が山になっています。そこを少し登って周りを注意深く観察すると踏み跡が見つかります。それをたどればその先に七曲峠から続く正規の登山道に出ます。積雪は榛名富士下山側はほとんどなく、天目山までもうっすら程度。
【天目山−榛名湖バス停】ルートは階段などでしっかり整備されており解りやすいです。積雪はうっすら。

その他周辺情報

使用可能なトイレは湖畔の宿記念公園の駐車場側、榛名富士ロープウェイ山頂駅、榛名公園付近にありました

ファイル

Screenshot_20190210-040328.png

【後日の参考用】当日の天気予報
（更新時刻：2019/02/11 21:16）

写真

2/10 9:58

長旅を終え，榛名湖バス停に到着。榛名湖一周の旅，スタートです。

2/10 10:00

カチカチの湖畔道路を登山口へ向かいます。曇のち晴の予報を信じて。

2/10 10:06

湖畔の宿記念公園。中央の階段奥の「歌碑」横が登山口。

2/10 10:06

歌碑の右側にうっすら登山道。「湖畔の宿」は昭和15年の名曲とのこと。YouTubeにありました。

2/10 10:23

ここにはお二人の踏み跡がありました。笹の露（雪）払いをしてくれています。

2/10 10:49

榛名山最高峰の掃部ヶ岳(かもんがだけ)ゲット。

2/10 10:46

眼下には半分凍結した榛名湖。晴れては来ましたが雲が優勢。

2/10 10:47

霧氷に隠れる榛名富士とその先の相馬岳をアップで。モノトーンの世界なのはご愛敬。

2/10 11:17

硯岩からは正面に端正な山容の榛名富士を拝めました。

2/10 11:31

道路から鬢櫛山への取り付き部分（矢印）。先人さんのレコ情報に感謝です。

2/10 11:34

ここから先は誰も入っていないようで，笹の雪で雪まみれになりました。

2/10 11:59

ピンクテープを頼りに鬢櫛山(びんくしやま)に到着。せっかく晴れて来たのに眺望は無し（笑。

2/10 12:06

まだ踏まれていない雪を踏みしめて，この先に見える鳥帽子ヶ岳へGo。

2/10 12:16

先行者はウサギさんだけ。

2/10 12:18

鳥帽子ヶ岳のルートに入るとすぐにお狐さまがお出迎え。

2/10 12:30

山頂の少し手前に加護丸稲荷さま。意味深な洞窟があります。御神窟？

2/10 12:36

鳥帽子ヶ岳山頂到着。青空なのにここも眺望無し（涙。

2/10 12:42

眺望はなくとも，気持ちよい山頂なのでしばしの休憩。

2/10 13:11

榛名富士側の登山口には連続した鳥居。昔は赤かったんだろう。

2/10 13:10

鳥居の先のお堂には無残にも散乱したお狐さま。ジャビットの仕業か。

2/10 13:14

榛名富士への登山口は，ゆうすげ温泉の左手の通行止めの先にあります（矢印）。

2/10 13:23

積雪は他よりは多め。ここからは踏み跡がありました。

2/10 13:48

山頂には富士山神社。榛名富士山ということだと思いますが，少し違和感を感じたり。

2/10 13:49

ここからの眺望は良いです。東側には相馬岳や赤城山。

2/10 13:54

ロープウェイは点検整備で運休中。今なら静かな山頂を楽しめますよ。

2/10 13:55

ロープウェイ側からはこれから行く天目山や榛名湖，高崎市街を一望出来ました。

2/10 13:55

ロープウェイ橋脚を超えて西側には，美しき山容の浅間山。

2/10 14:18

ビジターセンター側登山口から見る榛名富士。

2/10 14:27

榛名公園から見る掃部ヶ岳。ここは観光客の方がそれなりにいらっしゃいました。

2/10 14:34

次なる天目山への取り付きも難しいです。とりあえず入ってみたら，矢印辺りに踏み跡がありました。

2/10 14:45

しばらく登ると登山道に合流。さすがの関東ふれあいの道，しっかり整備されています。

2/10 14:59

ひたすら階段を登れば天目山です。

2/10 14:54

北側には歩いてきた鬢櫛山，鳥帽子ヶ岳，そして榛名富士が勢揃い。

2/10 15:25

その先の氷室山を抜け，誰も踏んでいない雪の階段を下山します。

2/10 15:44

榛名湖バス停。暗くなる前に無事ゴールです。

2/10 16:05

次のバスまで1時間あるので近くを探索。榛名神社も行ってみたくなりました。

2/10 16:08

夏を待つ陸揚げされた貸しボート達。

2/10 16:19

バス停直ぐ横のお店でコーヒーを戴く。粉からドリップした美味しいコーヒーでした。

2/10 16:32

ついでに甘酒も。冷え切った身体が温まります。

2/10 16:36

予定より一本早いバスで帰路へ。ちょっと静かな冬の榛名山の巻でした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー フリース(厚) ハードシェル(上下) インナーダウン タイツ ズボン(厚) 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 ゲイター 毛帽子 冬靴 ザック チェーンスパイク ワカン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ スマホ

感想

napiee

この三連休は乗鞍岳を狙っていましたが、爆風予報により断念。こういう時の為に暖めていた冬の榛名山縦走を今回決行してみました。

この時期は榛名山のレコも少なめですし、榛名湖周回をしている方の最近の情報も限定的で、どんな体験が出来るかワクワクで装備を吟味。実際は積雪が期待よりかなり少なかったのと天気がイマイチだったのは残念でしたが、先人のレコから得た情報などを頼りに限られた時間でルートを探しつつ、榛名山ならではの風景や風情をしっかりと味わいながら，誰も踏んでいない雪の上に足跡を付けていくのはひと味違った楽しさを感じました。

コメント

yamanovo

今年は雪が少なめかな
流石のハイペースですね。かもんがたけへの直登と、壁はちょっとてこづった記憶があります。
ここは温泉レポ必須では？(笑)

napiee

Re: 今年は雪が少なめかな
実際、ゆうすげ温泉が榛名湖バス停の近くにあればなあ、と思いました。今回のルートの真ん中ですからね。車なら帰りにパッと寄れますが、バスはこういう時に困ります😢