totokさん 今晩は。
鈴鹿の山からどんどん雪が消えていきますが、先日のteppanさんの
レコで御池岳に残る雪の量を見て残雪期の山を求めて向かいました。
出発が遅れて短時間でテーブルランドに立てるコースを選びましたが
霧氷の台地を歩くことができて幸運でした。
曇り予報のなかを出かけた甲斐がありました。
天候 | 曇り 午後から晴れ 【気温】 駐車地:0℃ 土倉岳:−1℃ 東ボタンブチ:−1℃ 駐車地:3℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
政所→「木地師街道」の案内で君ヶ畑→御池林道で君ヶ畑登山者駐車場 (10台程可能?) アクセス道路に雪は有りませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
900m辺りまでは風紋のような単独?のトレースが残っていましたが、 P942の捲き道辺りから消えてしまいました。 夏道は危険な尾根下トラバースとなるため、忠実に尾根芯を辿って P942を越えました。 ノタノ坂からP942に戻る間、チェーンスパイクを使用しました。 |
その他周辺情報 | 小又橋手前の空き地を利用していた駐車場が君ヶ畑登山者駐車場として 整地されていました。 |
MYアイテム |
onetotani
重量:-kg
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しばらくは寒波も期待薄なので、雪の残るうちにテーブルランドを
歩きたいと思い鞍掛峠まで長い国道歩きを覚悟していたが、
情報によると君ヶ畑の駐車場まで雪の心配は無いとの事なので、
T字尾根からノタノ坂への周回に計画を変更しよう。
不覚にも出遅れてしまい君ヶ畑の駐車場へ到着したら、
すでに7時を過ぎていた。あわてて朝食のお握りを頬張り、
準備を始める。
装備はチェーンスパイクとアイゼンのみとし、ワカンは車に残して
準備は終了。時間は8時少し前になってしまった。
T字尾根から上がるのはあきらめノタノ坂からのピストンに
変更して、粉雪の舞う小又谷林道へ向かう。
所々地肌が見える巡視路でノタノ坂からL193鉄塔の立つ尾根筋に
出ると初めて展望が得られ、正面に雪の消えた藤原岳が望める。
雪の残る尾根筋にかかると、単独と思われる風紋のような微かな
トレースが残っている。尾根下にからんだり尾根芯に出たりと
苦労の跡が伺えるが、それもP942の捲き道に出る辺りで消えてしまった。
急斜面に絡んだ夏道は危険と判断して忠実に尾根を辿り
P942越えると周りの木々が白くなってきた。霧氷だった。
L197鉄塔分岐を過ぎる辺りからは霧氷の尾根に変わり、
つい足を止める事が多くなってきた。
延々と続く霧氷のトンネルから土倉岳に出ると、一面が霧氷に覆われた
御池が要塞のように立ちはだかる素晴らしい景色が広がっていた。
スタートが遅れたが、なんとか午前中はテーブルランドを歩けそうな
時間だ。しばらく霧氷鑑賞を楽しんで爽快な景色に酔いながら
テーブルランドへ向かう。
鞍部から一気に傾斜を増した最後の登りはきつかった。
凍結した雪面に積もった雪を蹴り込むように一歩一歩を刻み
待望のテーブルランドに上陸する。
西側から次々と流れてくる雲に明るさが戻らない生憎な天気だが
広大な雪原と霧氷の林を気の向くまま彷徨える幸運に感謝しよう。
T字尾根から丸山山頂を踏んでぐるりと廻ってくる予定を
大幅短縮しての少し物足りないテーブルランド巡りだったが、
素敵な景色に出会た一日だった。
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