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Yamareco

記録ID: 1736957
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積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

堂津岳(奉納山経由)

2019年02月22日(金) [日帰り]
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GPS
03:26
距離
5.3km
登り
155m
下り
1,309m

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
1:06
合計
9:32
5:50
120
スタート地点
7:50
8:10
130
奉納山
10:20
10:30
45
尾根分岐(1840m)
11:15
11:40
15
堂津岳(北峰)
11:55
11:56
44
12:40
12:50
90
尾根分岐(1840m)
14:20
14:20
62
奉納山
15:22
ゴール地点
※GPSログは片道(復路)のみ計測、往路は紙の地形図を参考
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道路脇のフェンスの切れた斜面から登る。さらに左側に押立沢が流れる。(下山時撮影)
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道路脇のフェンスの切れた斜面から登る。さらに左側に押立沢が流れる。(下山時撮影)
ブナ林混じりの急な尾根がどこまでも続く
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ブナ林混じりの急な尾根がどこまでも続く
急な所はこの程度の斜度
急な所はこの程度の斜度
モルゲンの雨飾山
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モルゲンの雨飾山
登ってきた尾根を見下ろす。右奥に雨飾山、左奥に大渚山。麓に小谷温泉の建物が見える。尾根の北側(押立沢)はガレている。
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登ってきた尾根を見下ろす。右奥に雨飾山、左奥に大渚山。麓に小谷温泉の建物が見える。尾根の北側(押立沢)はガレている。
小谷温泉をアップ。山の急斜面にへばりつくように並ぶ。
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小谷温泉をアップ。山の急斜面にへばりつくように並ぶ。
1365mでようやく斜度が落ち着き、前方に奉納山が見えてくる。
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1365mでようやく斜度が落ち着き、前方に奉納山が見えてくる。
振り返ると雨飾山(左)と金山・天狗原山が見える
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振り返ると雨飾山(左)と金山・天狗原山が見える
奉納山のなだらかな山頂部。
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奉納山のなだらかな山頂部。
奉納山から壁のように聳える堂津岳を望む
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奉納山から壁のように聳える堂津岳を望む
奉納山から少し下った展望地より後立山連峰を望む(元サイズあり)
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奉納山から少し下った展望地より後立山連峰を望む(元サイズあり)
雪倉岳をズーム(拡大サイズあり)
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雪倉岳をズーム(拡大サイズあり)
白馬三山(拡大サイズあり)
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白馬三山(拡大サイズあり)
鹿島槍ヶ岳、五竜岳(拡大サイズあり)
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鹿島槍ヶ岳、五竜岳(拡大サイズあり)
奉納山からの下りはナイフリッジ。奉納山を振り返る。
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奉納山からの下りはナイフリッジ。奉納山を振り返る。
しかも小刻みなアップダウンを伴う。
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しかも小刻みなアップダウンを伴う。
中央に最低鞍部(1400m)が見えてきた。
中央に最低鞍部(1400m)が見えてきた。
最低鞍部から怒涛の急登で一気に標高を稼ぐ。最大斜度はこの程度。蹴り込めば爪がかかる。
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最低鞍部から怒涛の急登で一気に標高を稼ぐ。最大斜度はこの程度。蹴り込めば爪がかかる。
振り返ると奉納山を見下ろす高さに。
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振り返ると奉納山を見下ろす高さに。
1660m付近で少し緩やかになり霧氷が現れる。
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1660m付近で少し緩やかになり霧氷が現れる。
堂津岳方面パノラマ(元サイズあり)
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堂津岳方面パノラマ(元サイズあり)
霧氷がきれい
稜線部は近い
オオシラビソの生える稜線に到着、ここまでがきつい。
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オオシラビソの生える稜線に到着、ここまでがきつい。
登ってきた急勾配の斜面を見下ろす。中央に奉納山。
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登ってきた急勾配の斜面を見下ろす。中央に奉納山。
もう一度白馬岳をズーム。
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もう一度白馬岳をズーム。
ダケカンバの霧氷が青空に映える
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ダケカンバの霧氷が青空に映える
火打山〜妙高山方面
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火打山〜妙高山方面
妙高山の右側に遠く、越後三山〜巻機山方面が浮かぶ
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妙高山の右側に遠く、越後三山〜巻機山方面が浮かぶ
目指す堂津岳方面パノラマ(元サイズあり)
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目指す堂津岳方面パノラマ(元サイズあり)
巨大な雪庇の上で覗き込むカモシカ
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巨大な雪庇の上で覗き込むカモシカ
堂津岳北峰の東尾根を下降するカモシカを観察(元サイズあり)
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堂津岳北峰の東尾根を下降するカモシカを観察(元サイズあり)
見えているのは堂津岳ニセピーク(北峰)。雪庇が発達しており小刻みにアップダウン有り。
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見えているのは堂津岳ニセピーク(北峰)。雪庇が発達しており小刻みにアップダウン有り。
北峰への登り。新雪のため20センチほどもぐる。
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北峰への登り。新雪のため20センチほどもぐる。
丸くて広い堂津岳北峰に到着
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丸くて広い堂津岳北峰に到着
妙高連峰パノラマ(元サイズあり)
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妙高連峰パノラマ(元サイズあり)
東山方面をズーム、槍ヶ岳が望まれる
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東山方面をズーム、槍ヶ岳が望まれる
北峰から堂津岳(南峰)を望む。ほぼ同じ標高でなだらかで分かりにくい。
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北峰から堂津岳(南峰)を望む。ほぼ同じ標高でなだらかで分かりにくい。
堂津岳をズーム、後方に鹿島槍ヶ岳
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堂津岳をズーム、後方に鹿島槍ヶ岳
以下、堂津岳北峰からの展望。後立山連峰北部のパノラマ(元サイズあり)
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以下、堂津岳北峰からの展望。後立山連峰北部のパノラマ(元サイズあり)
後立山連峰中部のパノラマ(元サイズあり)
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後立山連峰中部のパノラマ(元サイズあり)
五竜岳、唐松岳
ひときわ白い鞍のような雪倉岳
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ひときわ白い鞍のような雪倉岳
朝日岳、長栂山
プリンのような妙高山
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プリンのような妙高山
きれいな三角錐の火打山
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きれいな三角錐の火打山
雨飾山と右奥に鋸岳
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雨飾山と右奥に鋸岳
僅かに噴煙を上げる焼山
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僅かに噴煙を上げる焼山
地蔵山〜乙妻山・高妻山〜戸隠連峰パノラマ(元サイズあり)
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地蔵山〜乙妻山・高妻山〜戸隠連峰パノラマ(元サイズあり)
奥裾花自然園方面
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奥裾花自然園方面
空身で北峰から堂津岳をピストン。眺望に大差はないが妙高連峰なら北峰の方が良い。
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空身で北峰から堂津岳をピストン。眺望に大差はないが妙高連峰なら北峰の方が良い。
堂津岳より北峰へ戻る。気持ちの良い稜線漫歩
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堂津岳より北峰へ戻る。気持ちの良い稜線漫歩
別のカモシカを北峰の北斜面に発見
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別のカモシカを北峰の北斜面に発見
奉納山への稜線分岐点までいくつもの雪庇の波を越えながら戻る。
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奉納山への稜線分岐点までいくつもの雪庇の波を越えながら戻る。
分岐からはスノーシューを外し時々クライムダウンしながら急登を下る。そして奉納山への登り返し
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分岐からはスノーシューを外し時々クライムダウンしながら急登を下る。そして奉納山への登り返し
奉納山から望む立派な山容の堂津岳(元サイズあり)
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奉納山から望む立派な山容の堂津岳(元サイズあり)
奉納山からは怒涛の下りが続く。雪が緩みスノーシューを外し時々尻滑りを交えながら下る。
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奉納山からは怒涛の下りが続く。雪が緩みスノーシューを外し時々尻滑りを交えながら下る。
駐車地点付近、積雪少な目(1mもない)
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駐車地点付近、積雪少な目(1mもない)
帰途、姫川温泉に立ち寄り汗を流す
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帰途、姫川温泉に立ち寄り汗を流す

感想

残雪期の雪質と冷え込みで適度に締まっておりスノーシューでは概ね沈まない。1600mあたりからパウダー新雪が現れ稜線部で10センチ程度、霧氷もきれい。

スタート地点(750m)から奉納山(1511m)までは、ブナ林混ざりの急な尾根をひたすら登る。奉納山からは堂津岳の稜線部が高々と聳えて見える。奉納山から細尾根のアップダウンを最低鞍部(1410m)まで下り、稜線分岐(1840m)まで一気に標高を稼ぐ。ガリガリの急斜面はスノーシューの爪を蹴り込んで登る。下りは後ろ向きになって爪を蹴り込みクライムダウン。

稜線に上がると妙高連峰や乙妻山そして白銀の後立山連峰の山並みの絶景が広がる。堂津岳までは雪庇が発達し波のようにうねったアップダウンを通過。堂津岳(1926.8m)の手前になだらかな1920mのニセピークがあり、同じ高さのため山頂と騙されやすい。堂津岳へは空身で北峰からピストン。

下山は往路を戻るが、雪が次第に緩み奉納山手前の登り返しは身体に応える。奉納山からはスノーシューを外し尻滑りを時々交えながら童心に戻って下る。今回のコースはかなりハードだが、堂津岳はそれに見合うご褒美を与え、期待を裏切らない名峰と思う。

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