東方便山 (山口県山口市仁保)

2012年03月10日(土) [日帰り]

• GPS: 02:23
• 距離: 4.9km
• 登り: 374m
• 下り: 376m

コースタイム

※全行程2時間35分、うち休止25分
09:50 仁保駅
09:55 林道入口
10:30 方面山ピーク 10:35
10:55 東方便山ピーク
11:00 展望岩 11:10
　　(中間ピークから北側の小ピークへ続く枝道を探索、約10分間)
11:45 方面山ピーク 11:55
12:20 林道入口
12:25 仁保駅

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

電車

JR山陰線・仁保駅から林道入口まで徒歩約5分。
登山口へ続く林道へは、国道376号の仁保地峠付近から南へ入る。
駐車は、仁保駅や林道入口付近にそれぞれ数台のスペースあり(写真参照)。
林道は作業車のみ通行可能で、一般車は侵入できない(ことになっているらしいがゲート等はない)。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は見当たらず、尾根道は明瞭でよく手入れされている。
ただし、方面山と東方便山との中間ピークから北の支尾根に向かう枝道があり、今回時間があったので少し探索してみたが、その先の小ピークを過ぎると踏み跡が不明瞭になったので引き返した。
主尾根を外さなければ道に迷うことはないと思う。
また、下記参考文献には「以前は展望岩から大山路へ下る道があったが消滅している(2005年11月踏査)」と記されているので、今回はそれに従い来た道を引き返した。

【参考文献】
防長山野へのいざない 第1集改定版 (金光 康資)

写真

3/10 9:54

国道376号の仁保地峠付近の林道入口。「方面山・東方便山 登山口」との案内板が設置されている。

3/10 9:54

林道入口には数台の駐車スペースがある。仁保駅(JR山陰線)にも駐車可能。登山口は写真左方向の林道へ入る。

3/10 9:55

林道入口には、「ようこそ おいでました 方面山と東方便山の登山入口」との心温まる山口弁の案内がかけられている。

3/10 10:07

途中の林道分岐地点にある水場。「洗心清水」との表示。これを見て東方向の林道を登っていく。

3/10 15:49

尾根道に出合う地点にNHKとKRYのアンテナ鉄塔が立っている。

3/10 10:20

右が林道入口方面、ほぼUターンする形で左の尾根道へ入っていく。撮影者のすぐ背後にNHKとKRYのアンテナ鉄塔。

3/10 10:28

快適な尾根道を登ると標高320mの方面山ピークへ到着。綺麗に整備されており、仁保地区がよく見える。方面山ピークから北へ向かう踏み跡があるが、東方便山へは南西へ続く道を下る。

3/10 10:36

方面山から東方便山へ向かって下るとすぐ、簡易トイレが設置されている。中には「女子専用」との表示。

3/10 10:44

快適な尾根道がつづく。途中、倒木があったりシダが覆っている箇所もあるが、よく手入れされている。

3/10 15:49

東方便山ピークは狭く、あまり眺望はない。「ようきんさった のんた」との山口弁のほのぼの掲示あり。

3/10 15:49

東方便山ピークの南西にある展望岩への道は、最初はこのようなシダ道だがすぐに快適な尾根道となる。

3/10 11:00

展望岩に着く。辺りの樹木は朽ちているものが多く、下手に体重をあずけると危険。

3/10 10:59

展望岩から見た山口市中心方面。

3/10 11:36

帰路、中間ピークから北の支尾根に向かう枝道を探索してみた。その先の小ピークを過ぎたところで踏み跡が不明瞭になり、元の主尾根道に引き返した。

撮影機器：

COOLPIX S6000 ニコン

感想

4EJ

ほうべん山というと東鳳翩山が有名だが、今回は仁保地区にある東方便山を訪れてみた。
上記参考文献によると、もともと「方便」という言葉は仏教用語らしく、方便山という表記の方が由緒正しいものらしい。
そんな東方便山だが危険箇所や道迷いの心配もなく、子供から中高年まで安全・快適に登れる山だと感じた。
ところどころに山口弁の手書き案内が設置されており心温まるとともに、多くの地元の方々がこの山を愛し手入れされているのだと感じた。
今回は車ではなくJRを利用して訪れてみたが、駅からほど近いアプローチも魅力だと思う。