美濃路01(宮→萩原)

2019年02月27日(水) [日帰り]

• GPS: 10:04
• 距離: 34.1km
• 登り: 12m
• 下り: 8m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:05
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:05

7:32 エクセルホテル名古屋熱田
17:37 名鉄萩原駅

天候

曇り　午前中わずかに晴れ間あり

アクセス

利用交通機関：

電車

In:エクセルイン名古屋熱田
Out:名鉄萩原駅

コース状況／危険箇所等

おおむね平坦
ルート上に案内看板は少しあるが、曲がる場所にない
目印の乏しい交差点で曲がる場所もあり、事前にGPSを登録しておくなどの工夫を
歩道のない区間も多い
　
今回は、風人社刊「ホントに歩く東海道　別冊美濃路」を利用した
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AB%E6%AD%A9%E3%81%8F%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E9%81%93-%E5%88%A5%E5%86%8A-%E7%BE%8E%E6%BF%83%E8%B7%AF-%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97-%E9%A2%A8%E4%BA%BA%E7%A4%BE/dp/4938643820/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1551320032&sr=8-1&keywords=%E7%BE%8E%E6%BF%83%E8%B7%AF

その他周辺情報

コンビニ自販機等は豊富にあり
トイレは、大き目の公園に公衆トイレがあることが多く、あとコンビニ利用など

写真

2/27 7:40

例によって、宮のほうろく地蔵から開始
熱田神宮へ向けて北上

2/27 7:45

今回も熱田神宮には寄らず
西側の国道19号線を国情します

2/27 8:05

幼稚園の運動場の遊具なんですが、いつ見ても胴体着陸にしか見えない・・

2/27 8:17

佐屋街道とお別れ

2/27 8:30

古渡一里塚跡
東海道からの通算で90里目
この板が目印ですが、文面は読めません

2/27 8:35

橘町大木戸跡
名古屋城下の南の入り口
ここで国道19号線を離れ、名古屋市街地へ入っていきます

2/27 8:36

たばこ　コバタ

2/27 8:37

橘町大木戸の説明

2/27 8:41

大須のあたりは仏具屋が多いです
大須観音や西本願寺名古屋別院など寺町になっています

2/27 9:00

名古屋市道路元標
ちょうどホームレスが空き缶回収で自転車を止めていてこんな写真になってしまいました

2/27 9:14

札の辻
このあたりが名古屋宿の中心部
名古屋宿は、徳川御三家尾張徳川家の城下内でしたので、本陣や脇本陣はおかれませんでした

2/27 9:16

札の辻の説明

2/27 9:24

日銀の横を通り過ぎて街道は直進ですが、ここは渡れないので右から迂回

2/27 9:35

五條橋のあたりからこのような看板が出始めます

2/27 9:36

浅間神社
正保4(1647)年ころ遷座

2/27 9:40

なかなかシックでよろしい

2/27 9:40

雰囲気を宿す街並み

2/27 9:41

石臼の再活用法

2/27 9:42

五條橋

2/27 9:56

なごや小学校
街道はこの街道を南北に横切るのすが、もちろん入られないので迂回

2/27 10:00

反対側の公園は巾下公園
この方向に街道が北上します

2/27 10:02

巾下公園はこのあたり

2/27 10:02

一里塚の表示があります
江川一里塚です

2/27 10:04

国道22号線を横切りますが、ここも渡れないので、右から迂回

2/27 10:11

富士浅間神社

2/27 12:53

両側が下がっており、街道が自然堤防上を走っているのが分かります

2/28 8:54

富士浅間神社の御朱印

2/27 10:27

このあたりが樽屋町大木戸跡
名古屋城の西の入り口なので、ここで名古屋城外へ出る

2/27 10:27

樽屋町大木戸跡のところに、江川一里塚跡91里目

2/27 10:38

裏向きですが、押切町商店街は美濃路推し

2/27 10:39

こんなのれんを掲げているお店も多かったです

2/27 10:51

凧茂本店
名古屋凧を専業で生産するのはここだけになってしまいました

2/28 8:53

毎年干支の凧を作成しているとのことなので、亥年の小凧を買い求め
年男だしね
1500円でした（もっと高いかと思った）

2/27 10:59

店内

2/27 11:03

榎白山神社

2/28 8:54

榎白山神社の御朱印
白山も登りたいなぁ

2/27 11:03

権現橋の親柱
榎白山神社境内にあります

2/27 11:22

グッピーラムネはここなのか！

2/27 11:59

尾州殿茶屋跡
尾張藩関係の要人の休憩場所
名古屋宿に本陣や脇本陣がないので、宮から清州に向かう場所の休憩場所として作られた

2/27 12:02

屋根神様
だいたいは、津島神社、秋葉神社、熱田神宮の三社が祀られていて、疫病除け、火難防災、武運長久を願ったそうな

2/27 12:03

屋根神様

2/27 12:05

清音寺
藤原師長が赦免後に都に戻る際に、寵愛した女性に琵琶を残したが、女性はこの場所で自殺した
枇杷島の由来となった場所

2/27 12:05

御嶽信仰にとっても大事な場所である

2/27 12:08

本来はやや右手方向へ上がり、枇杷島橋（旧）でわたっていた

2/27 12:08

枇杷島橋の説明

2/27 12:09

土手を上がったところから庄内川を挟み対岸を見る

2/27 12:10

現在の琵琶島橋は少し下流に

2/27 12:12

庄内川
名鉄が横断中

2/27 12:14

庄内川を渡ると清須市に入ります

2/27 12:17

本来の橋のたもとに山車小屋
王義之の山車らしい
　
http://dashi-matsuri.com/dashikan/owari/nisibi/oug.htm

2/27 12:19

大根碑と道標

西に行くと津島や清州道
東に行くと東海道名古屋道
などと言ったことが書いてある

2/27 12:23

山車小屋
泰亨車（たいこうしゃ）
　
http://dashi-matsuri.com/dashikan/owari/nisibi/tai.htm

2/27 12:28

山車小屋
紅塵車
　
http://dashi-matsuri.com/dashikan/owari/nisibi/kou.htm

2/27 12:29

美濃路まちづくり推進協議会

2/27 12:30

問屋記念館
　
野菜問屋の様子を見られます
無料

2/27 12:32

問屋資料館の内部

2/27 12:37

木造三階建のお家
美濃路ではここにしかないそうな

2/27 12:40

屋根神様

2/27 12:42

美濃路は自然堤防上を走るので、庄内川方面へ向かって道が下がっている

2/27 12:43

山車庫
頼光社
　
http://dashi-matsuri.com/dashikan/owari/nisibi/rai.htm

2/27 12:44

清州は濃尾地震で大きな影響受けているはですが、このあたりには雰囲気の良いお家が残っています

2/27 12:56

瑞正寺
日本一の宝塔
この付近に尾張藩の刑場があったのでその供養のために建てられた

2/27 12:58

新川を渡ります

2/27 13:00

新川を渡ったところにポケットパークがあり、道標がいくつかあります
津島道標
右　つしま
左　なごや

2/27 13:01

これも津島道標
　
左　つしま道

2/27 13:06

あしがるバスで、旗本！

2/27 13:07

本日の街道猫

2/27 13:08

今川義元を供養した今川塚はこの辺にあった

2/27 13:10

これも屋根神様の一種でしょうか

2/27 13:14

この小さな橋が一里塚橋
須ヶ口一里塚跡
92里目

2/27 13:20

正覚寺
清州越で名古屋へ移ったが、改めて創建された

2/27 13:21

正覚寺への道標

2/27 13:21

移転された今川塚

2/27 13:23

みんなこれにひっかかる(笑)

2/27 13:26

古くからやっていたであろう職人町になっています

2/27 13:53

名鉄のガードを過ぎた後、直進します

2/27 13:54

このあたりには松並木があったらしいですが、松根油採取のため戦中に伐採されてしまいました

2/27 13:54

「道幅だけが広くなった」という記述がすべてですね・・・

2/27 14:03

五条川
清須城の彫の役割を果たしていました

2/27 14:04

御城橋
清須越で名古屋に移るまでの清須城の「御城橋」の役割を果たしていた
桶狭間の戦いのときも、信長はこの橋を架けわたって熱田に向かった・・・はず

2/27 14:07

清須宿

2/27 14:08

奥が本陣跡で、門は本陣門を縮小したもの
手前にはモダンなおうち

2/27 14:14

清須公園
信長と濃姫

2/27 14:20

ガードをくぐった後、左に曲がります

2/27 14:33

御嶽教の霊神碑
たくさんあります

2/27 14:33

清須市一場のあたりの雰囲気

2/27 14:34

戦死者が出たということですね

2/27 14:38

役行者
なかなか格好良いです

2/27 14:39

ここから稲沢市
舗装が変わりますが、駐車禁止区間も清須市側だけ
道幅は全然変わらないんですけれどもね

2/27 14:42

この奥に、信長の菩提寺、総見寺があります

2/27 14:50

美濃路の看板
追分と踏切の間に一里塚があるように見える

2/27 14:52

長光寺

2/27 14:52

入口には四ツ家追分から移された道標がある
左　京都道
右　ぎふ道

2/27 14:55

これはこの地域でたくさん見たのですが、なんなんだろうなあ
節分のイワシみたいなものだろうか
　
→稲沢市北市場の立部神社のこがし祭り（7月第3土曜日）で配られるもので、厄よけ、特に雷よけになるものだとか。
http://yoshik.boy.jp/dashi/05/kogashi/kogashi.html

2/27 14:56

四ツ家追分
岐阜街道（御鮨街道）はここで右へ

2/27 14:57

四ツ家追分の碑

2/27 14:58

踏切の名前は「大垣街道踏切」です

2/27 15:21

美濃路の案内

2/27 15:22

長束正家邸址
長束正家が尾張で出生したという説があります

2/27 15:24

カラー舗装が終わるところで左へ

2/27 15:37

国府宮一の鳥居
国府宮ははだか祭りで有名
もちろん式内社

2/27 15:56

小沢一里塚跡
94里目

2/27 16:03

稲葉宿本陣跡は更地になっていました

2/27 16:03

稲葉宿

2/27 16:06

少し行くとこのような雰囲気の良いお家があります

2/27 16:07

酒屋さん

2/27 16:07

美濃路標識

2/27 16:09

円柱形の道標
　
右　つしま道　三里

2/27 16:10

モダンなお家ですね

2/27 16:16

円柱ポストのある風景

2/27 16:21

道が細くなったところで左折

2/27 16:25

馬酔木

2/27 16:28

本来は、このお店とその先の水道局のあたりを斜めに横切るのですが、行けないので迂回

2/27 16:33

水道局の前で復帰

2/27 16:36

小さな川と橋が市境
一宮市に入ります

2/27 16:41

ここは直進します

2/27 16:45

中嶋宮　だいぶ先

2/27 16:56

白山社■とある

2/27 16:57

消火器

2/27 16:59

左が地蔵社で右が馬頭観音社
小さな半鐘は一応現役

2/27 17:01

りっぱな長屋門

2/27 17:03

高城一里塚跡
95里目

2/27 17:08

後半は県道136号線との親和性が高かった気がする

2/27 17:11

本日のハイシャ前

2/27 17:15

ここで左折
カーブミラーと自販機が目印か？

2/27 17:20

街道から離れた室原神社の中に萩原町道路元標
たぶん移設されたものではないかと

2/27 17:30

萩原駅北の踏切で街道離脱

2/27 17:34

名鉄萩原駅から帰りました

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

EOS Kiss X9i ボディ CANON

感想

faroe

東海道にしろ佐屋街道にしろ、宮から桑名の間には必ず船の部分があり、程度の差こそあれリスクを抱えた行程ではありました。
このリスクを避けることのできる道として重宝されたのが美濃路でした。
東海道の宮(熱田)から名古屋城下を経て北西進し垂井で中山道へつながる完全に陸路約63キロです。
織田信長が桶狭間の戦いのときに清須城から熱田に向けて駆け上がったり、関ケ原の合戦の後に徳川家康が凱旋したりと縁起が良いので、「吉例街道」とも呼ばれていたとか。
　
そんな美濃路にチャレンジです。
脇往還ともなると案内看板がないので、地図と首ったけの1日でした。
　
鉄道とつながりよいのは、枇杷島から清州の間、国府宮、萩原で、そのあとは東大垣になりますので、電車利用の際はどこで区切るかをご自分のペースと相談して決めてください。