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Yamareco

記録ID: 1746749
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾

焼山 2100m地点で撤退 笹倉温泉から

2019年03月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:19
距離
20.0km
登り
1,773m
下り
1,759m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:19
休憩
0:00
合計
9:19
6:16
94
スタート地点
7:50
7:50
153
10:23
10:23
244
14:27
14:27
56
15:23
15:23
12
15:35
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
笹倉温泉『龍雲荘』駐車場(朝、一言停めさせていただく旨を伝え、下山後に入浴をした)
コース状況/
危険箇所等
取付きの林道はショートカット出来るところはしながら高度を上げる

1100mの台地までは前日緩んだ雪が固まり急斜面トラバースではクトー使用

1250m〜1650mまでは快適な斜面だけど視界がないときは方角を見失いそう

P2260mまでの斜面は急傾斜なので一つ西側の岩をはさんだ斜面に取りつく
2000m地点からアイゼンピッケルに換装。そこからほぼ無木立なのでクラスト時は滑落注意。

滑降は上部はクラストで滑りづらいが、下部は雪が適度に緩んで快適。
その他周辺情報 龍雲荘800円
龍雲荘奥の林道からスタート
2019年03月03日 06:30撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
2
3/3 6:30
龍雲荘奥の林道からスタート
沢山のスキートレース、スノーモービルのトレースもある道路を行く。
明るくなってからの出発で済みません(N)
2019年03月03日 06:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/3 6:33
沢山のスキートレース、スノーモービルのトレースもある道路を行く。
明るくなってからの出発で済みません(N)
九十九折れが終わりトラバースに差し掛かるところで焼山とご対面
2019年03月03日 07:36撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 7:36
九十九折れが終わりトラバースに差し掛かるところで焼山とご対面
どこから登るのか見ながら進んだ(5)
2019年03月03日 07:36撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 7:36
どこから登るのか見ながら進んだ(5)
高松山
2019年03月03日 08:18撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 8:18
高松山
焼山に対峙するチカさん。
2019年03月03日 08:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/3 8:22
焼山に対峙するチカさん。
火打山も見えてきた
2019年03月03日 08:30撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 8:30
火打山も見えてきた
快適な疎林帯を歩く
2019年03月03日 09:10撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
1
3/3 9:10
快適な疎林帯を歩く
台地までもう少し
2019年03月03日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 9:14
台地までもう少し
焼山ドン
2019年03月03日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 9:15
焼山ドン
火打山ドン
2019年03月03日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 9:17
火打山ドン
素晴らしい景色を楽しみながら歩く
2019年03月03日 09:27撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 9:27
素晴らしい景色を楽しみながら歩く
最高のロケーション
2019年03月03日 09:27撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 9:27
最高のロケーション
2019年03月03日 09:31撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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3/3 9:31
ツエルト一張り

最高の一晩を過ごしたでしょうね(5)
2019年03月03日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 9:45
ツエルト一張り

最高の一晩を過ごしたでしょうね(5)
近くて遠い
2019年03月03日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 9:45
近くて遠い
楽しいハイクアップ
2019年03月03日 09:48撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 9:48
楽しいハイクアップ
北面ルンゼ
2019年03月03日 10:06撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 10:06
北面ルンゼ
青空も広がってきた
2019年03月03日 10:06撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 10:06
青空も広がってきた
振り返ると権現岳、鉾が岳の雄姿
2019年03月03日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 10:07
振り返ると権現岳、鉾が岳の雄姿
スキー場みたい
2019年03月03日 10:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 10:09
スキー場みたい
日暈
2019年03月03日 10:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/3 10:14
日暈
環水平アーク

これは日暈の下端ではないでしょうか(N)
2019年03月03日 10:15撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 10:15
環水平アーク

これは日暈の下端ではないでしょうか(N)
ワイルドな景観
2019年03月03日 10:35撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 10:35
ワイルドな景観
581さん、ガンガン登ります
2019年03月03日 10:38撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 10:38
581さん、ガンガン登ります
焼山を目指して
2019年03月03日 10:38撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 10:38
焼山を目指して
青空に映えるダケカンバ
2019年03月03日 10:42撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 10:42
青空に映えるダケカンバ
火打山の雄姿
2019年03月03日 10:48撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 10:48
火打山の雄姿
藪の隙間を探して移動するが・・・
2019年03月03日 11:25撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 11:25
藪の隙間を探して移動するが・・・
2019年03月03日 12:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/3 12:08
北面台地を見下ろす
2019年03月03日 12:09撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 12:09
北面台地を見下ろす
奥に黒姫山、手前に駒ケ岳、鬼ヶ面山
2019年03月03日 12:10撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 12:10
奥に黒姫山、手前に駒ケ岳、鬼ヶ面山
ジグ切ってクライムアップ
2019年03月03日 12:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/3 12:34
ジグ切ってクライムアップ
2100m地点で撤退
2019年03月03日 12:39撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 12:39
2100m地点で撤退
ワイルドだ(5)
急登ですな(c)
2019年03月03日 12:39撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 12:39
ワイルドだ(5)
急登ですな(c)
昼闇山、高松山を見下ろす
2019年03月03日 12:40撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 12:40
昼闇山、高松山を見下ろす
2019年03月03日 12:52撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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3/3 12:52
クライムダウン
2019年03月03日 12:56撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 12:56
クライムダウン
これもクライムダウン
2019年03月03日 13:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/3 13:07
これもクライムダウン
こちらの斜面は急すぎて厳しいでしょう
2019年03月03日 13:35撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 13:35
こちらの斜面は急すぎて厳しいでしょう
50m落ちて突き刺さって止まったNishidenのスキー。
2019年03月03日 13:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/3 13:45
50m落ちて突き刺さって止まったNishidenのスキー。
アルペンムードを堪能なう
2019年03月03日 13:47撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 13:47
アルペンムードを堪能なう
奥に見えるのは烏帽子山でしょうか

2019年03月03日 13:49撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 13:49
奥に見えるのは烏帽子山でしょうか

2019年03月03日 13:54撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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3/3 13:54
シンモンさん
2019年03月03日 14:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/3 14:12
シンモンさん
2019年03月03日 14:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/3 14:12
さあ、おいで〜!写真撮るよ(c)
2019年03月03日 14:13撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 14:13
さあ、おいで〜!写真撮るよ(c)
落ちていく581さん
2019年03月03日 14:13撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/3 14:13
落ちていく581さん
切れてます
2019年03月03日 14:13撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/3 14:13
切れてます
シンモンさん

うきー (s)
2019年03月03日 14:14撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 14:14
シンモンさん

うきー (s)
最高のゲレンデ
2019年03月03日 14:19撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 14:19
最高のゲレンデ
ニシデンさんが行く
2019年03月03日 14:20撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
3/3 14:20
ニシデンさんが行く
2019年03月03日 14:21撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 14:21
チカさんも攻める
2019年03月03日 14:21撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
3
3/3 14:21
チカさんも攻める
2019年03月03日 14:21撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
3/3 14:21
ザクザクで攻める!

やっぱ、おいらはザクザクっしょ!(c)
2019年03月03日 14:21撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
1
3/3 14:21
ザクザクで攻める!

やっぱ、おいらはザクザクっしょ!(c)
さてまだ行くぞ!
2019年03月03日 14:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/3 14:21
さてまだ行くぞ!
Yの字の木
2019年03月03日 14:23撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 14:23
Yの字の木
2019年03月03日 14:23撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/3 14:23
2019年03月03日 14:24撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3/3 14:24
Nishidenさん、Chikauさんの共演
2019年03月03日 14:24撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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3/3 14:24
Nishidenさん、Chikauさんの共演
スキーナウみたい
2019年03月03日 14:26撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 14:26
スキーナウみたい
思い思いのシュプールを描く
2019年03月03日 14:27撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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3/3 14:27
思い思いのシュプールを描く
シュプールににやける581さん。
2019年03月03日 14:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/3 14:27
シュプールににやける581さん。
2019年03月03日 14:28撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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3/3 14:28
チカさんがかっとぶ。にやけてる〜〜〜
2019年03月03日 14:28撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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3/3 14:28
チカさんがかっとぶ。にやけてる〜〜〜
2019年03月03日 14:28撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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3/3 14:28
最高のロケーションにフォームが決まる。
2019年03月03日 14:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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3/3 14:29
最高のロケーションにフォームが決まる。
581さん、飛ばします
2019年03月03日 14:29撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 14:29
581さん、飛ばします
シンモンさんも
2019年03月03日 14:30撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/3 14:30
シンモンさんも
ニシデンさんはショートターン小刻みに
2019年03月03日 14:30撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/3 14:30
ニシデンさんはショートターン小刻みに
休憩地点で。
2019年03月03日 14:37撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
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3/3 14:37
休憩地点で。
見納めです。
2019年03月03日 14:38撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
3/3 14:38
見納めです。
途中からはボブスレー
2019年03月03日 15:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/3 15:09
途中からはボブスレー
無事橋のところまで帰還出来た
2019年03月03日 15:32撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
3/3 15:32
無事橋のところまで帰還出来た

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー バラクラバ 日よけ帽子 毛帽子 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール ウィペット ヘルメット カラビナスリング等 ピッケル アイゼン

感想

今回は僕のへまが重なり、皆が登頂を果たせなかった一因ともなりましたが、優しい仲間の心遣いと支援によって無事下りてくることができました。

標高2000m、スキーとクトーで登るのが難しくなってアイゼンに換装するが、ここでピッケルを持っていないのが僕。焼山をなめていました。アイゼン着けてもウィペットで大概大丈夫だろうと。慎重に時間かけて行けば行けたかとは思いますが、出発時間遅れと相まって引き返そうと言うことになりました。

いざ滑降というところでスキー板を外し、流してしまいました。外してしまった原因は、ビンディングが確実に靴をホールドしていることの確認を怠って堅い急斜面に出てしまったことです。流してしまったのは、板と靴を結んでいるリーシュのワイヤーが引っ張られて切れてしまったためです。これ以前に転倒したり引っ掛けたりの間に傷んでいたと予想され、丁度ここで切れたのが不運であったと言いたいところですが、事前に良く点検していれば、予兆を見つけられていたのかも知れません。

流した板は、斜面上をあっと言う間に加速し、遥か下に、水無谷の底までも行ってしまうと思われましたが、見えなくなったと思ったら跳ね上がり、雪面に突き刺さって止まりました。再びアイゼンに換装してその場所まで下りて行き、とてもスキーを履ける斜面ではないのでトラバースして樹林帯の緩いところに入り、細引きを出して臨時リーシュをこさえ、やっとスキーを履いて恐る恐る木の間から出て行くまで30分皆を待たせました。板の落下停止地点は、外した地点より標高差で50m下、水平距離で90mでした。これは不幸中の幸いだったんでしょうね。

これ以降は、雪質もこの時期としては望むべき以上に良く、空も晴れて快適なロングクルーズになりました。スキーフィールドとして最高の部類に挙げられる場所だと感じます。また来るしかないでしょう。

放山から見た焼山がおいらを呼んでいた。行くしかないと思っていたら、ラッキーにも四名で挑戦することになった。笹倉温泉からはこれまで何回か南下したことがあるが、今回はその中でもロングなので、自分なりに気合を入れて臨む。

長い長い林道が終わると北面台地に出る。ここから火打や焼山、また烏帽子や阿弥陀、はたまた鉢山などがその姿を現し、最高の雰囲気だ。この辺りはヤマスキーエリアとすれば白山東面台地と並んで北信越地区では双璧のステージだろう。

最終的に焼山北西斜面2000mあたりでアイゼンに換装し、上部に進むが、タイムアップで下山することになる。弱層もあるので、スキーデポ地まで慎重にクライムダウンで戻った。早速スキーをはいて、滑走タイムだ。上部はターンが厳しかったが、標高を落とすと滑りやすくなり、マンダム連発で、(ざくざく炸裂の)ニュー板ヘリオ95で滑走を楽しんだ。

林道滑走も四人の阿吽の呼吸でさらりとこなし、あっという間に笹倉温泉に到着、風呂で疲れを癒した。みなさん、今日は楽しかったですね。お疲れさまでした。また焼山行きましょう。今日もブラボーヤマスキーだ!

「プチざく」ことシンモンです。

今回はプチざくの証ってことで、人柱的にイリジウム衛星回線網を使うGarmin in reach miniを携えて参加しました。
何が出来るかと言うと、
・何分か毎に自分のGPS位置を衛星回線経由でウェブ上にアップ(無料、以下自分の契約内容の場合)
・予め指定した内容の英語メール(自分の場合は、1.出発した、2.登頂した、3.車に戻った)を送る(無料)
・任意の内容のメールを送る、受ける(1通毎に有料)
・GPSログをとる(無料)
・簡易GPSナビゲーション(無料)
・衛星経由で契約レスキューにSOS可能、もちろん位置情報付き(連絡を取り合うことまでは無料、捜索費用保証は別契約必要、年20ドル弱)

試してみました。
衛星回線を捕まえるのはどこでも問題ないようでした。イリジウムは全方位対応です。
ちなみにこの山域はどこでも携帯が通じると思うのであまり意味はありませんが。
メール、位置情報の載った地図での視認性、問題ありません。
帰ってみると心なしか妻のご機嫌は良く、どうやらある程度の安心感を与えられたようです。
機能的にはココヘリは不要になりました。解約の予定です。

ランニングコストです。
本体は税込で40000円程。月30ドル弱のコースに加入。SOS発生時の捜索費用補償年20ドル弱。
5年で償還として、自分は年70日ほど山にいるので1日につき711円程となりました。

安いと思うか高いと思うかは人それぞれですが、少なくともイリジウム衛星電話を契約するよりは格安ですし、何よりも自動で位置情報が発信され続けるということが重要です。衛星電話は能動的なものですから意識がなくなるような状態では意味がありません。

撤退は、緩んで崩れやすい斜面を登行しつつ「危ないと思うわー、怖いわー」とつぶやいた自分の言葉がきっかけでした。時間が押していたことも関係なくはないですが、長さ2-3km、高度差6-700mの巨大滑り台に少々恐れてしまいました。

緊張感のない部分では、「ざくざく」ネタとか「サブ」ネタとかアホなことを言いながら楽しく行き来しました。
個人的には中国のトイレでの一コマを再現する写真が撮れなかったことが心残りです。
ぜひ次回はチカさんと581さんに実演してもらいたいものです。

それはそうとして、この山域の宿題がさらに残ってしまいました。
近いうちにリベンジですね。

一週間前は雨予報だったが低気圧が南に逸れてくれたおかげで、北陸は晴れ予報に変わった。規制が解除になったということで焼山に登る計画となった。上部は岩場もあり急斜面ということと、ここ最近は晴れの日が続き標高の高いところは氷化しているところもあるのでアイゼン、ピッケルも準備してメンテナンスもバッチリで久しぶりに適度な緊張感をもって万全の態勢で臨んだ。

トレースはいくつもあり、前日緩んだものが放射冷却で固まり、急斜面のトラバースではクトーも装着して台地まで長い林道を歩く。台地まで出ると一気に景色は変わり、素晴らしいロケーションが広がっていた。焼山までの緩い斜面が近くて遠い。ザックのウエストベルトの位置が悪く足が調子悪かったが、位置を変えると回復してきて急斜面に差し掛かるところで調子が出てきた。先行者の方が降りてこられ、ルートについて色々アドバイスを頂いた。この方はツエルトを張り前日から来られていたようだ。羨ましい。

2000m地点まで溶岩溝を超えて行こうとしたが、かなり深く通過は厳しいのでそのまま溝が浅くなるところまでスキーで登り上げた。ちょうど2000m地点でスキーからアイゼンに換装してピッケルに持ち替えてアタック開始。ところにより吹き溜まりは弱層があるので注意しながら進む。急斜面で兼用靴ということもあり滑落しないようにジグを切りながら高度を上げる。2100m地点で最終撤退時間など協議していたが、いろいろ話し合った末、撤退となる。そうなったらあとは怪我しないように安全に下るのみ。

スキーに換装し、大休止。上部はまだクラストなので滑りづらく、柔らかいところと固いところが目まぐるしく変わるので板がとられ転倒することもあった。広いゲレンデのような斜面なのでつい気持ちが先走り、上手く滑りたいという気持ちもあったのだろう。しかし雪面状態に応じて的確な滑り方をしないと危険だと反省した。

台地まで標高を落とすと雪は落ち着き、快適な滑りを楽しむことが出来た。火打、焼山を見ながらコーヒーとパンでまったりして贅沢な時間を過ごした。あとは緩んだ林道をそれほど苦労することもなく滑り降りることが出来て無事帰還。温泉で疲れを癒した。今回、撤退はしたが色々経験することが出来たので有意義だった。しかし次回は必ずこの4人でピークを獲りたい。皆さんありがとうございます。



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コメント

ムムムッ、行ったのですね
今年は雪が少ないのでここはどうなんだろうと思ってましたが十分ありますね。皆さん、気持ちよさそうに滑ってますねぇ〜、いいですねぇ〜、うらやましいですねぇ〜。
今月の21~24日の天気と相談してテント担いでいこうかなと思ってます。あの景色をもう一度堪能したくてうずうずしています。
2019/3/5 13:03
Re: ムムムッ、行ったのですね
redsさん、こんにちは

北陸の我々から容易に手が届くところではこの界隈と小谷あたりはまだまだ山スキーできそうです。
明日あさってでまた降雪ありそうですし(雪崩は怖いですが)、まだまだ場所を選べばプチパウダーくらいは楽しめるのではないでしょうか?
2019/3/6 13:46
Re: ムムムッ、行ったのですね
redsさん、まいどです。まだ一か月は大丈夫でしょう。ぜひいらしてください。
ボクもまだしばらくこの辺りをウロチョロしますね。
2019/3/6 20:20
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