大渚山：雪崩が怖く恐々滑る

2019年03月09日(土) [日帰り]

• GPS: 03:25
• 距離: 6.5km
• 登り: 794m
• 下り: 802m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:11
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:26

7:45 スタート地点
10:18 10:33 大渚山
11:11 ゴール地点

＜註＞()内は予定、BC外、標高、準備等
(　6:05(6:30)　自宅　)
7:34-46(8:00-10)　大草連(785m)　シール装着　ハイクアップ開始　
8:31(9:10)　尾根に取り付く(990(980)m)
10:18-33(15")(11:00-20(20"))　大渚山(1,566m)
登り：2'32"(2'50")　標高差：787(781)m　速度：311(276)m/h　
距離：3.3(3.4)km　BC速度：1.3(1.2)km/h
(　11:30　ドロップポイント(1,550m)　)
11:03-04(1")　西側810mポイントでスキー脱ぐ
11:07-09(2")　780mポイントでザック、スキーをデポ
11:11-13(12:00-20)　大草連(785m)駐車場
下り：38"(30")　標高差：791(785)m　速度：1,249(1,570)m/h　
距離：3.2(3.0)km　BC速度：5.1(6.0)km/h
BC：3'25"(3'50")　標高差：1,578(1,566)m　速度：462(409)m/h　
距離：6.5(6.4)km　BC速度：1.9(1.7)km/h
(　12:40(14:00)　自宅　)
Door to Door：6'35"(7'30")

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

何時も大草連への道は細く崖ありで怖い。左に折れる所を真っすぐ進みUターン
上の駐車場に一番乗り

コース状況／危険箇所等

登山ポストはない

写真

3/9 6:30

後立山連峰のモルゲンロート＠車

3/9 7:49

駐車場先のハイクアップポイント：トレースがある

3/9 8:31

気持ちがいい

3/9 9:28

2人目に抜かれた：写真を撮りながらにも拘わらず

3/9 10:33

真ん中に槍？が見える。その左の白いのは大天井から常念

3/9 10:33

左端は爺ヶ岳、こんな尖った形はここからだけか。右に鹿島槍、五竜、不帰。八方尾根も唐松沢も良く見える。
先日滑ったトライアングルも

3/9 10:33

白馬三山：特に白馬岳は全くイメージが違う
tomahawkさんが3/2に滑った白馬沢左俣はあそこか？

3/9 10:34

白馬乗鞍岳と鵯峰と思ったが天狗原と雪崩が起きた所が分からない

3/9 10:34

栂海新道？行きたいなぁ

3/9 10:34

昨秋登った海谷山塊：鋸岳だと思ったが鬼ヶ面山？

3/9 10:34

乙妻、高妻：手前は堂津岳か

3/9 10:35

妙高山：3人目・・やはり北面に行くようだ

3/9 10:35

昨秋下った金山からのシゲクラ尾根も見える

3/9 10:36

戸隠連峰

3/9 10:36

北アルプスの全貌

3/9 10:36

後立山連峰

3/9 10:36

妙高山、天狗原山＆金山：火打、焼山が見えないのは残念

3/9 10:36

雨飾山：八方から見ている山容を間近に見る

3/9 10:45

いよいよ滑走

3/9 10:46

最高の斜面は続く

3/9 10:47

但し、雪は思い。何時も3月、パウダースノーの時に滑りたい

3/9 10:51

雪崩とは言えないがスキーカットで崩れている

3/9 10:52

何処までも続く

3/9 10:54

同左

3/9 10:55

同左

3/9 10:57

向かって左側を滑る

3/9 10:59

いよいよ終わり

3/9 11:49

帰り＠車から

撮影機器：

FinePix XP90 富士フイルム

装備

個人装備

長袖インナー ミッドウエア ハードシェル上下 タイツ 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ 毛帽子 ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ビンディング スキー板 シール ゴーグル

感想

bumpkin

2日前に降雪があり、昨日は午前中から晴れそう。しかし、融解凍結層と新雪との境界面が心配。単独行ではできるだけ人が入る土日曜日が良さそう。
出掛ける前に新聞を見ると心配していた雪崩が3/8白馬乗鞍岳の天狗原下で発生し1人が意識不明という。何度も滑っているだけに心にグサッと響く。
土曜の天気予報は朝冷え込むが昼にどんどん気温が上がる。
少しでも早く登り滑ろうと予定より30分早く出発する(もう一つも理由はJ1の松本山雅-浦和戦が14:00からNHKで放映される)。
大草連には1番手で駐車場には1台もない(準備中に1台到着)。
しかし、昨日のトレースがバッチリついている。
昨年早めに左に行き急斜面で苦戦したため今回は尾根を登る。途中、左に登るトレースが2つ。しかし、それを我慢して進む。
トレースがついているので当然尾根道にもトレースがあると思ったが、そのトレースは昨日下って来たトレースだった。
結局、そこからラッセルをする羽目に。
しかし、沈み込みは5-20cmで何とか頑張る。
後から人が。暫し、情報交換。
樹林帯を滑った方が安全。山頂から南面にオープンバーンがあるとの話。
迷う。登山届では大渚山東峰近く
から東尾根-沢を提出している。
ルートを変えると万一の時捜索に時間が掛かるのでは・・
登りのルート近くを滑るか？等色々考えながらハイクアップ。
途中でまた1人に抜かれる。本当に若いBCプレイヤーは歩くのが早い。
皆北面に向かうようだ。
今回のトレースはかなり沢よりで沢の状況がよくわかる。
チェックしながら登るとどこからでも滑れそう。
前日のトラックもある。雪崩も起きていない。
樹林帯を少し滑り、沢に入ろう。予定のコースと大きくズレていない。
後は山頂へ。しかし、最後の登りはきつい。
段々風が当たるように。手袋をせずに登って来たがようやく手袋をはめる。身体は汗をかく程厚かったので心地よい。
ようやく山頂近くの台地に出る。結構風がある。
先行した2人は北面に向かったのか誰もいない。
山頂の台地は広い。今回東寄りに登ったので山頂まで遠い。
山頂に到着。ここからの眺望は素晴らしい。
北アルプスの全貌、戸隠連峰、妙高山(真っ白な火打が見えないのが残念)、そして日本海が見える。
何時もカメラのバッテリーが寒さで機能停止。腿で温め何とか撮る。
いよいよ、ドロップイン。今日は山頂から斜めに樹林帯を滑り沢に。
雪の重さが気になり慎重に滑る。最近は依然と較べ慎重になっている。
雪は重いが処女雪を滑るのは気持ちがいい。沢に入り前日のトラックがあり、何となく安心感がある。
しかし、雪は更に重くなるがストップ雪ではない。ストックが重いと感じたのは初めてだ。埋まったストックを持ち上げるのに重さを感じる。
往きに登った尾根取り付きまで来るとほぼBCは終わり。
前回同様駐車場に直接下れず。スキー靴で歩くことに。
早めに帰れて松本山雅の応援をしたが、よいゲーム運びだったがPKを与え残念ながら負けてしまった。