白馬岩茸山で雪山ルートファインディング講習

2019年03月10日(日) [日帰り]

• GPS: 04:20
• 距離: 4.7km
• 登り: 201m
• 下り: 211m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:54
• 休憩: 0:24
• 合計: 4:18

10:43 白馬岩岳ゴンドラノア山頂駅
10:46 10:47 岩茸山
10:49 10:50 白馬岩岳ゴンドラノア山頂駅
11:02 11:24 岩茸山
15:00 15:00 岩茸山
15:01 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

岩岳スキー場に駐車（無料）
ゴンドラで山頂まで（大人往復1800円）

コース状況／危険箇所等

今回は雪山ルートファインディング講習ということもあり、登山道のないところも歩きました。結果的に危ないところは歩きませんでしたが地形図を見ると周囲に傾斜が急なところもありますので、誤って入りこんで、転滑落しないように注意が必要です。

ゴンドラで山頂まで上がったところに入山届を提出する窓口がありました。

お手洗いはスキー場のレストハウスなどにありました。

その他周辺情報

帰りに白馬駅近くのみみずくの湯に行きました。湯量豊富な源泉掛け流し温泉で露天風呂から白馬の山々がどーんと見えてとても良かったです。
大人600円ですが、ワタシが加入している山岳保険のカード提示で100円引きでした^_^

写真

3/10 10:41

ゴンドラで山頂へ。あれは八方尾根かな。

3/10 10:42

あの白い山は火打山？

3/10 11:20

午前中の天気はまあまあ

3/10 12:49

午後になると曇り空でしたが、山は意外と綺麗に見えてました。白馬三山。

3/10 15:01

カンジキ大活躍

3/10 15:01

雨が降り出す前に終了！

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック 輪カンジキ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ チェーンスパイク

感想

amizumura

雪山ルートファインディング講習に参加しました。毎日、山行にはコンパスを携行するも登山道や踏み跡が明瞭なためルートファインディング目的では使ったことはありませんでした。（山座同定には使ってました汗）

今回は踏み跡のない雪山で、地図とコンパスだけで目的のポイントまで辿りつけるか？というのがテーマです。

まずはコンパスの基本的な使い方を復習。そしてスタートする際には、自分の今いる場所がどこなのか正しく認識する必要がある。特に視界が効くうちに確認するのが大事。

1/25000地形図では等高線の間隔は10m、地図上の1cmは実際は250m。1/12500に拡大した地形図も併用。この場合は1cmが実際の125m。普段の山登りで目算で標高差10mがこれくらいとか距離感10mは15歩くらいとかざっくり掴んでおくと良いらしい。

地形図から地形をイメージして自分が今どの辺にいるか推測するのは得意だと思っていましたが、実際は等高線では現れにくい標高差10m以内のアップダウンとか途中から始まる小さな沢、小さな尾根筋を見極めるのはなかなか難しかったです。

次にやったのはホワイトアウトした場合を想定し、コンパスだけで目的地に行く（あるいは元の場所に戻る）練習です。10mおきくらいに目標物を決めて歩きましたが、真っ直ぐ歩くのは結構難しいです。斜面を登ったり下りたり、木をよけたりしているうちに微妙に曲がって行きます。3人並んで歩いて曲がりを補正する方法や、歩いて来たトレースを参考にする方法など実践してみましたが数メートルから数十メートルの誤差は出るつもりで行動したほうがよさそうです。

時々スマホのGPSアプリをカンニングしましたが、本当に困ったらGPSだと。そのためにもスマホのバッテリー消費を抑えるとか予備バッテリーを持っていく等の備えも必要ですね。また、雪が降ってるホワイトアウトではトレースが消えてしまうため、なす術無しとのこと。そんな時は山に行かない方が良いということで、勉強になりました。