意外と楽な宮之浦岳
- GPS
- 13:33
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 2,827m
- 下り
- 2,145m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:39
天候 | 1日目快晴、2日目曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特別危険箇所は無いがロープ場と平石付近の強風には注意 |
その他周辺情報 | 旭町バス停近くの海楽園様に宿泊 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
テントマット
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
GPS
ツェルト
ポール
テント
ファーストエイドキット
|
備考 | この時期小屋が空いているので最悪テントは必要なし |
感想
全体的に綺麗に整備されていた道で、とても歩きやすかった。念の為、軽アイゼンを携帯したが使用する場面は訪れなかった。急登という急登もなく、整備された道を行くのであれば難易度は高くない部類に入ることが予想される。3日の山行の予定であったが、1日目のペースと、2日目のコースタイムを比べるに相当遅く歩いてもかなりの時間の短縮が見込まれたため、2日目で景色を楽しみつつ下山した。屋久島特有の太い杉の木を見るととてつもない歴史を見ているような気がして感慨深かった。湿地や大きな岩が並ぶ岩場もあり、このような自然が1つの島に凝縮されていると思うとワクワクする。天気は2日目の朝が一番寒く、宮之浦岳は凍っていた。しかし、防寒にさえ気をつければ他の客の少なさ故(シーズンの登山客の数は分からないが)かとても快適に歩くことができるだろう。
去年の秋に「屋久島行きたくね?」と1言発したのが発端で計画がスタート。それなりに金額を要するので、メンバーは3人だけとなった。そのメンバーで大学の授業の合間を縫って計画を作成し、ついに本日実行することができた。と言ってもただ弘前から羽田へ行き、飛行機を乗り継いで屋久島へ上陸し、屋久島へ登った後、九州で観光するという大して難しくもない計画であるが(屋久島まで達成)。去年の秋から日は早いもので、あっという間に当日になったのは驚くべきことである。温かい日々が恋しい!秋から本日の間に鳥海山や初冠雪付近の八甲田山、厳冬期の南八甲田等へ行っていたものの、体力に少し不安を覚えていた(さらに、前日まで東京で友達と飲み歩いていたため、途中で落ちたら申し訳ないなと思っていた)。さらに10日は九州地方で雨が降っていたので、飛行機の着陸が怪しく、屋久島に上陸できないまま終わるという悲しい事態にもなりかねなかったので、非常に運に恵まれていたと思われる。
1日目は10日に泊まった海楽園様のドミトリーからバスを乗り継ぎ白谷雲水峡から登山開始。朝食のパンが少なかったためか、1名がばて、なんとか高塚小屋までたどり着いた後間違えて多く購入したチキンラーメンを食べさせたところ、完全復活を果たした。サンキュー萬平。1名がバテたと言ってもコースタイム通りには進むことができ、日が落ちる前には余裕をもって新高塚小屋まで到達できた。新高塚小屋は貸し切りで、夜玄関からお化けが出るのではないかと1人で夜な夜な怖がっていた。
2日目は日の出を待たずしてヘッドライトをつけ出発。トイレの中に赤い板に白い文字でゴミの捨てる場所について注意書きがされており、トイレをする前にちびった。天気は明け方は濃霧と暴風で困ったものであったが、丁度宮之浦岳を過ぎた辺りで晴れ始めた。風は冷たかったが気持ちがいい晴れ方をしたので、気力が湧いてきた。宮之浦岳を過ぎると後はほぼ下りで、楽〜に歩いて淀川小屋まで到着し、チキンラーメンでまんぷくになった。その後は紀元杉のバス停からバスを乗り継ぎ、再び海楽園へもどり、これを書いている現在、テント貼ってゆっくりしている。
当初はきつそうだなと思っていた山行も意外に楽で、楽しんで登ることができた。この後は種子島で宇宙センターと秒速5センチメートルの聖地を覗き、九州へ渡る予定である。
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