スノーホワイトデーと温泉ひとり旅 湯の丸峠,黒岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,029m
- 下り
- 848m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:40
湯の丸峠から小金沢連峰縦走して大菩薩嶺までのスノーハイクを計画する。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
甲斐大和駅で下車、コンビニで食糧を仕入れバスでやまと天目山温泉へ。
運転手さんに「今日は温泉お休み」といわれたが、目的地は湯の丸峠で問題なし。
先月来たときはTシャツでも暑かったが、今回は風が冷たくフリースを着こんだ。
2時間半ほどで、予定通り湯の丸避難小屋に到着、今回もお世話になります。
バスを使ったため前回より早く到着したが、酒を飲む時間が増えただけだった。
だんだん寒くなってきたので、早めに就寝した。
早寝したので3時前には目を覚ましてしまうが、うすら寒くて寝袋から出れず。
本当は夜が明ける前に出て、高台から空が白んでくる様子を見たかったのだが…
明るくなってきたのでようやく寝袋から出て、玄関の外側で湯を沸かす。
よくよく注意書きを読むと「小屋内外で火気厳禁」なので外でもダメな感じ。
ルールを破ると閉鎖も検討するというので、次は気をつけようと思った。
小屋内を軽く掃除をし、照明のブレーカを落として出発する。
峠迄出ると、南側の尾根(大蔵高丸)をモルゲンロートが赤く染めていた。
とりあえず黒岳方面を目指す、11日の大雪(下界は大雨)で雪はかなりあった。
前回なかった倒木が時折道を塞いでいて、特に茨の木は服に引っ掛かり厄介だった。
雪の表面はそこそこ締まっているが、中が柔らかくて踏み抜くと膝下くらい。
それでもノントレースの雪肌に、自分の足跡をつけていくのは単純に楽しい。
白谷丸手前は風が通り抜けるためか、雪が固く締まっていてとても歩きやすかった。
稜線に出ると風に煽られる、遠目に見える富士山も雪煙に覆われていた。
黒岳山麓に広がる広葉樹林帯は心躍るほど美しく、疲れを癒してくれた。
黒岳山頂に到着、大峠の分岐で地図を確認するとコースタイムの2倍かかっていた。
ヤマプラで計画したときは6時に出たとして、午前中に裂石に着くはずだったが、
このままのペースでは夕方、雪が緩むことを考えると日没以降不着もあり得る話。
少し悩み撤退することにした、大峠に下りそのまま大月まで歩くことも検討したが、
地図を見ると林道が長くうんざりしそうなので、単純に来た道を戻ることにした。
自分の足跡を辿って下山、富士山山頂あたりも予報通り風が治まってきたようだ。
避難小屋で少し休んで、沢沿いと林道を通って、やまと天目山温泉に到着した。
やまと天目山温泉は山梨県の温泉ではよくある、ほどよい温さの温泉だった。
あまりの気持ちの良さに、このまま湯に溶け込んでスープになることを夢想した。
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