福寿草に覆われた 鈴鹿 鍋尻山

2019年03月20日(水) [日帰り]

• GPS: 05:35
• 距離: 12.9km
• 登り: 757m
• 下り: 749m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 1:11
• 合計: 5:30

9:01 妛原（アケン原）
10:21 10:25 ダケノ峠
10:47 10:49 鍋尻山
10:58 11:52 フクジュソウ自生地(鍋尻山頂上直下)
12:04 12:05 鍋尻山分岐
12:08 12:11 フクジュソウ自生地(鍋尻山南斜面)
12:13 12:15 鍋尻山駐車地
13:34 13:37 白谷橋
13:59 14:01 元行者窟
14:31 14:31 妛原（アケン原）
14:31 ゴール地点

天候

快晴
気温 17℃
4月中旬並みの気温

アクセス

利用交通機関：

自家用車

妛原（あけんばら）の集落内の空き地に駐車
5台ぐらい駐車可能

コース状況／危険箇所等

◼︎登山口から尾根筋
九十九折りの急登 特に 問題ない
◼︎ 杉林の平地
杉林に入ると杉の枯れ枝で踏み跡が不明
地図とGPSでルートを確認しながら慎重に
◼︎杉林の後半
急登でルートが定まっていない
◼︎石灰岩の急登
急登で粘土質のぬかるみもあり
ここが本日一番の難所💦
◼︎開けた台地から山頂
カレンフェルトの斜面 展望も良く 楽しい
時々 獣道に入ってしまう
◼︎山頂から保月(ほうづき)集落跡
踏み跡もあり なだらかな斜面
台風の影響か 倒木の被害も大きい
◼︎集落跡から駐車場
超ロング林道下り 落石多数 要注意

その他周辺情報

◼︎ 河内風穴
前は通るが 行ったことがない
一度行ってみたい
◼︎ 多賀大社
伊邪那岐大神（いざなぎのおおかみ）
伊邪那美大神（いざなみのおおかみ）を
祀り 古くから「お多賀さん」の名で
親しまれる滋賀県第一の大社だそうです
こちらも いつも 素通りですいません
一度行ってみよう

写真

3/20 8:59

駐車した対岸の林の中に登山口がある
駐車した所から少し戻り、
鉄の橋を渡りすぐ左へ 川沿いを行くと
林に入った所が登山道の取り付き

3/20 8:59

登山口には石積の坂路があり、ピンクのテープもある

3/20 9:13

九十九折の坂を登っていくと、途中ミスミソウが現れる
朝日を浴び 何とピュアな

3/20 9:13

白い花に見えるのは萼らしい

3/20 9:15

気をつけないと 踏み付けてしまう ぐらい
結構たくさん咲いています

3/20 9:26

雪の下でも常緑であることからユキワリソウ（雪割草）の名でも知られるミスミソウ

3/20 9:33

尾根筋まで登ってくると北側に霊仙山の西南尾根の上部が見えます
近江展望台でしょうか

3/20 9:40

振返るとアケン原の集落が眼下に見えます

3/20 9:45

尾根をしばらく行くと大きい杉の木が現れます
根元には水や花がおいてあるので
御神木なんでしょう

3/20 9:52

開けた尾根道が終わり　杉林の中へ入って行きます
最初はなだらかな勾配ですが、
枯葉でルートが不鮮明
地図とGPSでルートファインディング

3/20 9:57

ネコノメソウがあちこちに見られる

3/20 10:03

花が対にになっている

3/20 10:04

苔も綺麗
まだ　余裕
徐々に 杉林の勾配が急になってきます💦

3/20 10:07

杉林を抜け、自然林と石灰岩の斜面に
ここからが　難路　結構　苦戦 😓
急登と泥道で滑り踏ん張りがききません

3/20 10:20

登りつめると岳の畑に 到着
ようやく　開けた　広場に
南側に これから登る 鍋尻山を捉えます
ここで ひとやすみ

3/20 10:20

少し 下ると 岳の峠
広々とした広場
爽やかで気持ちいい

3/20 10:36

気合いを入れ直して
カレンフェルトの斜面を山頂へ
ひとやすみした 岳の畑を眼下に
遠く雄大な霊仙山西南尾根が視界に入って来る

3/20 10:47

程なく 鍋尻山 838.8m
山頂は鍋の尻の形をしているので鍋尻山だとか？

3/20 10:48

山頂は広いが 木が茂り 視界は今ひとつ

3/20 10:49

苔蒸した石灰岩
青空とのコントラストが素晴らしい

3/20 10:50

一点の雲もない青空
誰もいません 独り占め

3/20 10:53

北側へ少し下ると展望地
東側 南側の展望が開ける

3/20 10:53

御池岳がドーンと現れる
シャクナゲの頃にT字尾根にまた行きたいなぁ

3/20 10:53

南側 に
藤原岳 竜ヶ岳 釈迦ヶ岳 御在所岳 など
鈴鹿の主稜線が一望できます

3/20 10:59

展望地を東側に下ると
そこは 福寿草自生地
一面黄色の絨毯と言っても過言ではない

3/20 10:59

枯れかけているところもあるが
まだまだ 満開 満開

3/20 11:03

日当たりがいいので 密集度が凄い

3/20 11:04

三つ子ちゃん

3/20 11:06

ひまわり君

3/20 11:10

春が来た
虫たちも忙しそう

3/20 11:12

踏まないように 注意
平日ということもあり
誰もいません 独占撮影中

3/20 11:12

めーいっぱい広げている

3/20 11:28

撮りきれないので
ひと先ず ここで 昼飯

3/20 11:48

花も一杯
お腹も一杯
御池岳を見ながら さぁ下山しましょう
保月集落跡への下山ルートは
標高差200m程の緩やかな斜面

3/20 11:55

広範に倒木
途中 台風の影響と思われる被害が見られる
食害防止ネットを補修されていた地元の方と少しお話し お疲れ様です

3/20 12:11

保月集落跡へ降りてきました
登山口の少し手前の山側(北側)斜面にも
福寿草の群落があります

3/20 12:11

杉の枯れ葉の中で華やかに咲いています

3/20 12:13

保月集落跡の登山口

3/20 12:15

集落の小学校跡の石碑が立っています
ここに 駐車できるスペースがあります
ここから山頂をピストンされる方もおられます
後方の小屋は公衆トイレになっている

3/20 12:20

集落跡の北側の斜面に広範囲に群落しています
集落は川沿に数百メートル続き その周りにたくさん咲き乱れています

3/20 12:23

斜面の上まで続いてます

3/20 12:26

集落内に石像があり その周りにも

3/20 12:30

一面 福寿草

3/20 12:31

川の南側にある石碑の上にも

3/20 12:32

黄色い福寿草の中にムラサキ色の花
オオイヌノフグリ

3/20 12:32

白い4枚の葉
ミチタネツケバナ ？

3/20 12:36

集落のお寺 照西寺と鐘楼

3/20 13:05

フキノトウでしょうか

3/20 13:10

ここから長い単調な林道下り
正面に霊仙山を見ながら
落石にも注意
と 思ったら 目の前に 鹿が🦌横たわっている
かなり腐敗が進んでいる ビックリ‼️

3/20 13:14

道端の斜面にたくさんのヤマネコノメソウが咲いてます

3/20 13:32

？？？？？ シダ類

3/20 13:33

これも ミスミソウ

3/20 13:34

雪割草と言うだけあって 純白だ

3/20 13:35

白谷林道との出合まで降りてきました
集落跡から約1時間
長い 長い まだ 半分くらいかなぁ
でも 意外と 花あり 鹿あり で飽きない

3/20 13:37

オオイヌノフグリ

3/20 13:37

世間では雑草と言うが
なかなか 鮮やかでキュート

3/20 13:43

こちらも ミスミソウ？

3/20 13:47

霊仙山を見上げるまで降りてきました

3/20 13:47

カッコいい 霊仙山

3/20 13:59

河内元行者窟が川の対岸にあります

3/20 13:59

川の下に鳥居が⛩ある
鳥居をくぐったところに ロープが見えます
そこを登ったところに洞窟の行場があるようです

3/20 14:03

オーバーハング
権現谷の迫って来る岩場

3/20 14:04

ミスミソウの群落

3/20 14:10

これも ミスミソウ ？？？？？

3/20 14:12

権現谷の左岸の大岩の下から
カルスト台地に染み込んだ湧き水が
こんこんと流れています

3/20 14:13

マンサク？
遠くてわかりません

3/20 14:16

こちらも 岩の間から滲み出て来る水と光沢ある苔

3/20 14:28

アケン原の集落にようやく戻ってきました
長かったぁー！

3/20 14:29

集落周辺にもミスミソウが群落してます
今日も無事下山
楽しい山旅でした

撮影機器：

PowerShot S110 CANON

装備

個人装備

ザック 靴 ストック グローブ 雨具 タオル 防寒服 帽子 長袖シャツ ズボン 靴下 昼ご飯 行動食 非常食 飲料（水 お茶 ポカリ） 計画書 地図 コンパス クマ鈴 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 カメラ（予備バッテリー）

感想

m78ultra

今日は平日なので 誰もいないと思い
ややスロースタート
と思いきや 先客が一台
更に グループで3台が到着されました
やはり 福寿草も終盤になり
今日は絶好のハイキング日和です

今シーズン 福寿草は 藤原岳 入道ヶ岳 に続き 鈴鹿三連投
福寿草 ミスミソウの群落は圧巻でしたが
何より 低山ですが アケン原から山頂までの登りが 実に楽しかった ⁉︎
杉林の急登 石灰岩の粘土質のぬかるみ
そして 何より ちょっと見過ごすとルートを外れてしまい いつのまにか 獣道を歩いている
ここから正規ルートに戻るのが実に楽しい
ルートファインディング が試される 山登り
京都北山にも似ているが ここは 谷が入り組んでいないので それ程迷うことはない
滑落には注意