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Yamareco

記録ID: 1762988
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ハイキング
奥多摩・高尾

天目山(三ツドッケ)

2019年03月20日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:00
距離
12.8km
登り
1,116m
下り
1,113m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:48
休憩
1:19
合計
7:07
7:40
101
9:21
9:21
37
9:58
9:58
59
10:57
11:50
31
12:21
12:25
32
12:57
12:57
87
14:24
14:46
1
14:47
ゴール地点
下山時、バス停へ向かう前に小学校跡を通り、森林館へ立ち寄り。
天候 快晴。気温高めで一杯水避難小屋12時頃の気温は13℃。
霞か花粉か、遠くはモヤっとしていました。
一杯水避難小屋前あたりから雪が残り、トラバースで10〜20cm、三ツドッケ西峰への直登路は多いところで40cm(ポールで測った推測)。
山頂はほぼ雪は無いです。
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き: 奥多摩着6:51、7:04発のバスで東日原7:31着
帰り:東日原14:55、奥多摩15:27発青梅行き
コース状況/
危険箇所等
【東日原〜滝入ノ峰】
登山口入ってすぐの、ガレ地帯がいやらしい。
鉱山との境界の金網が破れていました(落石のため?)。
倒木はあるが、影響はないです。
ピーク1184、滝入ノ峰の巻き道は落ち葉多いです。特に滝入ノ峰を東側に巻くあたり、道も狭いのでより注意。
1184から滝入ノ峰にかけて、尾根上を通ってピークをつないでみても面白そうですね。
巻き道も鳥屋戸尾根方面に開けていて、歩いていて楽しいです。

【滝入ノ峰〜一杯水避難小屋】
痩せた鞍部を通り、1289と1388のそれぞれやや西側を巻きながら少しずつ高度をあげていきます。
この辺のピーク周辺は広場的な雰囲気で、大木や朽ち木、落ち葉も大量です。
イノシシらしきフンが道の真ん中に落ちていますので踏まぬようご注意を。
そして1388の近くでは少しばかり雪が残り、広場全体に鹿のフンが散りばめられていました。
避難小屋に近づくにつれて残雪もチラホラ、ちょっと楽し気な雰囲気になってきました。

【一杯水避難小屋〜都県境尾根〜天目山】
避難小屋からどのルートで天目山(三ツドッケ)を目指そうか考えました。
下りを避難小屋裏の直登ルートにし、登りは南西を巻くルートから都県境尾根に上がり、東へ折り返して行くことにしました。
小屋から巻き道に入るとすぐに積雪10〜20cm、踏み跡のおかげで歩けます。
ヒトの靴跡と同時にずっと鹿の足跡も同じルートを歩いていて面白かったです。
都県境尾根から東へ折り返すルートも踏み跡のおかげで助かりました。
こちらは所により30cmを超える雪が残り、斜面がきつくなるところではキックステップ。
西峰から天目山主峰の小さな鞍部で一番積雪があるように感じました(ストックのを刺して測った感じで)。
主峰山頂はほとんど雪はなく、無風、直射日光で暑かったです。

【天目山〜一杯水避難小屋・直登ルート】
下りは真っすぐ避難小屋裏に出る直登ルートで。
南向き斜面のため、残った雪はどんどん溶け、一部で田んぼ化が始まっていました。
ドロドロになる前に小屋まで降りてこられましたが、小屋周辺の残雪もつい2時間ほど前に比べてかなり溶けています。
小屋前のテーブル・ベンチは雪解けで田んぼ状態に。

【一杯水避難小屋〜下山】
暑いです。都心では21℃になったようですが、避難小屋外の気温計は13℃(日陰、12:20)でした。
来た道と同じなので特筆することはありませんが、鹿フン地帯とイノシシフンを踏まないように気をつけました。
この日のルート全体で一番キツかったのは、登山口すぐのガレでした。
その他周辺情報 帰りのバスまで少しあったので、森林館に立ち寄り。
バス、電車の乗り継ぎも良かったため、それ以降どこも寄らず直行で帰りました。
快晴の東日原BSからスタートです。
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快晴の東日原BSからスタートです。
稲村岩尾根方面に雪が見えます。
おそらく1,300m以上は雪がのこっていると予想されます。
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稲村岩尾根方面に雪が見えます。
おそらく1,300m以上は雪がのこっていると予想されます。
手作り道標。
ミツマタが咲いています。枝は見事に三つ又。
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ミツマタが咲いています。枝は見事に三つ又。
アカネズミのフィールドサイン、鬼ぐるみも見事に開けられています。
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アカネズミのフィールドサイン、鬼ぐるみも見事に開けられています。
植林帯を抜けると広葉樹の森に。
植林帯を抜けると広葉樹の森に。
樹間に大岳山。
どうしてこうなった。
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どうしてこうなった。
滝入ノ峰方面、広葉樹の森がいい感じです。
滝入ノ峰方面、広葉樹の森がいい感じです。
トラバースの道は南東からの陽光をたっぷり浴びて、暖かく気持ちの良い道です。
トラバースの道は南東からの陽光をたっぷり浴びて、暖かく気持ちの良い道です。
尾根の東側から西側へ移っていきます。
尾根の東側から西側へ移っていきます。
明るく心地の良い尾根道。
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明るく心地の良い尾根道。
広場のような場所ではヤドリギがたくさん。
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広場のような場所ではヤドリギがたくさん。
巨木や朽木が集まっています。
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巨木や朽木が集まっています。
不思議な空間でした。
大木ばかり気にしていて危うく道の真ん中にあったイノシシのフンを踏むところでした。
不思議な空間でした。
大木ばかり気にしていて危うく道の真ん中にあったイノシシのフンを踏むところでした。
一杯水に近づくと雪がのこっています。
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一杯水に近づくと雪がのこっています。
一杯水避難小屋までもう少し、という広いエリア。
鹿のフンだらけ。
一杯水避難小屋までもう少し、という広いエリア。
鹿のフンだらけ。
大量の鹿フンを避けきった自信はありませんが、ともあれ避難小屋が見えてきました。
大量の鹿フンを避けきった自信はありませんが、ともあれ避難小屋が見えてきました。
小屋の周りには残雪が多く残っています。
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小屋の周りには残雪が多く残っています。
西側を巻くトラバースへ。
だいぶ雪が残っていますね。
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西側を巻くトラバースへ。
だいぶ雪が残っていますね。
鹿の足跡がずっとこのルートを辿っています。
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鹿の足跡がずっとこのルートを辿っています。
狭いところもあります。谷に滑落しないように神経を使います。
狭いところもあります。谷に滑落しないように神経を使います。
もう少しで都県境尾根。
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もう少しで都県境尾根。
都県境尾根に出ると、北側に秩父方面が見えます。
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都県境尾根に出ると、北側に秩父方面が見えます。
何か小動物の足跡。
何か小動物の足跡。
三ツドッケに向かう尾根道は、20〜30cmの積雪。
気持ちの良い雪道です。ピークへの直登はキックステップで。
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三ツドッケに向かう尾根道は、20〜30cmの積雪。
気持ちの良い雪道です。ピークへの直登はキックステップで。
西峰は狭いです。雪はシャーベット状、滑ります。
西峰は狭いです。雪はシャーベット状、滑ります。
三ツドッケ(天目山)主峰到着。
秩父方面はクリアーです。
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三ツドッケ(天目山)主峰到着。
秩父方面はクリアーです。
蕎麦粒山。雪道がずっと続いていますね。
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蕎麦粒山。雪道がずっと続いていますね。
笙ノ岩、川乗、本仁田、大岳山、御岳山方面。
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笙ノ岩、川乗、本仁田、大岳山、御岳山方面。
御前山。
鷹ノ巣山と、左には白い富士山がうっすら。おわかりいただけるだろうか。
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鷹ノ巣山と、左には白い富士山がうっすら。おわかりいただけるだろうか。
長沢背陵から雲取山。
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長沢背陵から雲取山。
石尾根。
天目山の山頂は狭いです。
どなたもいらっしゃらないのでここで食事休憩させてもらいます。
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天目山の山頂は狭いです。
どなたもいらっしゃらないのでここで食事休憩させてもらいます。
どの方面もいい眺めです。
どの方面もいい眺めです。
重い土鍋を担いでいって、鍋焼きうどんを作りました。
ちょっと煮詰めてうどんにお出汁を吸わせます。
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重い土鍋を担いでいって、鍋焼きうどんを作りました。
ちょっと煮詰めてうどんにお出汁を吸わせます。
下りは避難小屋の裏に出る尾根伝いに。
下りは避難小屋の裏に出る尾根伝いに。
南向きのルートで雪は消え、歩きやすいです。
南向きのルートで雪は消え、歩きやすいです。
避難小屋の中をちらっと。
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避難小屋の中をちらっと。
もと来た道を戻ります。滝入ノ峰に向かう痩せ尾根。
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もと来た道を戻ります。滝入ノ峰に向かう痩せ尾根。
ピーク1184のトラバースから。太陽を浴び続けて暑いです。
避難小屋からの下山はアンダーシャツを脱ぎTシャツ1枚です。
ピーク1184のトラバースから。太陽を浴び続けて暑いです。
避難小屋からの下山はアンダーシャツを脱ぎTシャツ1枚です。
花粉、すごそうですねぇ…。
花粉、すごそうですねぇ…。
日原の集落が見えてきました。
日原の集落が見えてきました。
緋梅でしょうか。
寒緋桜でしょうか。
植物の勉強もしないと、ですね。
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緋梅でしょうか。
寒緋桜でしょうか。
植物の勉強もしないと、ですね。
下山が少し早かったので、森林館に立ち寄ってから東日原BSへ。
定刻の14:55のバスで奥多摩駅へ向かいます。
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下山が少し早かったので、森林館に立ち寄ってから東日原BSへ。
定刻の14:55のバスで奥多摩駅へ向かいます。

装備

個人装備
長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 毛帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ チェーンスパイク 一人用土鍋 コッヘル バーナー
備考 ゲイター、サングラス、日焼け止めを持って行かなかったのは良くなかったです。
土鍋はやはり重いです。

感想

天候は快晴、今期一番の暖かさの予報で、景色を楽しめて行き来がそんなに大変じゃないお山を選びました。
初と言っていいお山料理で、鍋焼きうどんを作りました。
土鍋持ち込みですが、重くてコンロに載せるのは不安定なため、コッヘルで調理後土鍋に移しました。
一杯水避難小屋あたりからは雪山っぽい歩きも楽しめて、盛りだくさんでした!
今後も土鍋を運ぶかははなはだ疑問です。

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