(今日の山)
今日は国道252号線から蒲生川上流に圧倒的存在感で威光を放つ「大倉山」(ズーム)に挑戦だ。
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(今日の山)
今日は国道252号線から蒲生川上流に圧倒的存在感で威光を放つ「大倉山」(ズーム)に挑戦だ。
(入山口)
国道から蒲生林道へ450M程入った除雪終点に車を置いた。そこからワカンを履いて山麓の登山口迄蒲生川沿いに入山。今日は予報通りの快晴だ。
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(入山口)
国道から蒲生林道へ450M程入った除雪終点に車を置いた。そこからワカンを履いて山麓の登山口迄蒲生川沿いに入山。今日は予報通りの快晴だ。
(新雪の雪原)
前夜只見に着いて降雪を知った。朝方気温は氷点下、10センチ程の新雪も朝は軽い。
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(新雪の雪原)
前夜只見に着いて降雪を知った。朝方気温は氷点下、10センチ程の新雪も朝は軽い。
(想い出の山)
歩き出して間もなく左手に3年前途中敗退した想い出の「苧巻岳」(オマキダケ)が現れた。
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(想い出の山)
歩き出して間もなく左手に3年前途中敗退した想い出の「苧巻岳」(オマキダケ)が現れた。
(杉林)
2度目の杉林に入る。
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(杉林)
2度目の杉林に入る。
(野ウサギ)
真新しい野兎の足跡。昨夜のものだ。少年時代の故郷での野ウサギ狩りが懐かしい。
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(野ウサギ)
真新しい野兎の足跡。昨夜のものだ。少年時代の故郷での野ウサギ狩りが懐かしい。
(真奈川)
左から真奈川が合流する。
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(真奈川)
左から真奈川が合流する。
(登山口 1)
真奈川に架かるこの橋を渡ると、登山口となる「真奈川林道」の入口だ。ここ迄車から2.8キロ、1時間強もかかった。
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(登山口 1)
真奈川に架かるこの橋を渡ると、登山口となる「真奈川林道」の入口だ。ここ迄車から2.8キロ、1時間強もかかった。
(東面)
橋上から今日の大倉山東面を望む。
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(東面)
橋上から今日の大倉山東面を望む。
(ルート探索)
ズームして今日のルートを確認する。頂稜線を右(東)から大回りするルートも考えていたが、正面南東尾根直登もなんとか行けるかも知れない。ただ良く見えないピーク手前の地形図急斜面には少し不安が残る。
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(ルート探索)
ズームして今日のルートを確認する。頂稜線を右(東)から大回りするルートも考えていたが、正面南東尾根直登もなんとか行けるかも知れない。ただ良く見えないピーク手前の地形図急斜面には少し不安が残る。
(堰堤 1)
真奈川林道を左に離れ、真奈川の地形図堰堤に降りる。
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(堰堤 1)
真奈川林道を左に離れ、真奈川の地形図堰堤に降りる。
(徒渉)
幸い水深7〜8センチで、ワカンを履いたまま難なく徒渉。
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(徒渉)
幸い水深7〜8センチで、ワカンを履いたまま難なく徒渉。
(取り付き)
更に石高沢を徒渉して東尾根末端に取り付く。新雪はここも10センチ程度だ。
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(取り付き)
更に石高沢を徒渉して東尾根末端に取り付く。新雪はここも10センチ程度だ。
(ブナ帯)
アップダウンを繰り返し、時折ブナの平場も現れる。
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(ブナ帯)
アップダウンを繰り返し、時折ブナの平場も現れる。
(カモシカ)
カモシカが道を空けてくれた様だ。
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(カモシカ)
カモシカが道を空けてくれた様だ。
(稜線)
右手(東)からの稜線が見えて来た。
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(稜線)
右手(東)からの稜線が見えて来た。
(前方視界)
起伏が連なる前方視界も広がる。体力温存から焦らずに行こう。
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(前方視界)
起伏が連なる前方視界も広がる。体力温存から焦らずに行こう。
(右手遠景)
右手北東方は会越国境の山々だ。
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(右手遠景)
右手北東方は会越国境の山々だ。
(アイゼン)
斜度が増してきたので早目にアイゼンに換える。
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(アイゼン)
斜度が増してきたので早目にアイゼンに換える。
(左手遠景)
左手西方に冠雪ピークを捉えた。
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(左手遠景)
左手西方に冠雪ピークを捉えた。
(浅草岳)
ズームして「浅草岳」(1,585.5M)を確認。
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(浅草岳)
ズームして「浅草岳」(1,585.5M)を確認。
(右手遠方)
再び右手の遠方、白壁は名高い「駒形山」の南壁だろうか。
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(右手遠方)
再び右手の遠方、白壁は名高い「駒形山」の南壁だろうか。
(あがりこ)
老木のコブはいわゆる「あがりこ」だろう。根幹を残し枝を焚木に伐採した古の痕跡だ。
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(あがりこ)
老木のコブはいわゆる「あがりこ」だろう。根幹を残し枝を焚木に伐採した古の痕跡だ。
(九十九折)
斜度が更に増してきた。表層雪崩にも留意しながら九十九折に登る。
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(九十九折)
斜度が更に増してきた。表層雪崩にも留意しながら九十九折に登る。
(樹間)
標高750M手前の急登。万が一にも備え極力樹間を繋ぐ。
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(樹間)
標高750M手前の急登。万が一にも備え極力樹間を繋ぐ。
(クレバス)
750M手前でクレバス(クラック)出現。新雪に隠れたクレバスにも要注意だ。
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(クレバス)
750M手前でクレバス(クラック)出現。新雪に隠れたクレバスにも要注意だ。
(核心部)
800M手前から核心部の亀裂崩落帯に突入。麓でのカメラズームでは見えなかった。
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(核心部)
800M手前から核心部の亀裂崩落帯に突入。麓でのカメラズームでは見えなかった。
(クレバス帯)
800M付近から崩落雪渓が重なる上部を望む。クレバスに新雪も堆積し危険。小休憩を入れて慎重に安全ルートを探す。
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(クレバス帯)
800M付近から崩落雪渓が重なる上部を望む。クレバスに新雪も堆積し危険。小休憩を入れて慎重に安全ルートを探す。
(灌木帯)
850M手前の雪渓崩落帯途中から灌木帯へ逃げる。一息入れて振り返る。
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(灌木帯)
850M手前の雪渓崩落帯途中から灌木帯へ逃げる。一息入れて振り返る。
(ナイフリッジ 1)
850Mへの急峻なナイフリッジ。左右どちらも滑落すれば一貫の終わり。リッジを跨ぎながら四つん這いで登る。帰りも怖い。
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(ナイフリッジ 1)
850Mへの急峻なナイフリッジ。左右どちらも滑落すれば一貫の終わり。リッジを跨ぎながら四つん這いで登る。帰りも怖い。
(稜線接近)
860M付近から右手東稜線を望む。間もなく合流だろう。
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(稜線接近)
860M付近から右手東稜線を望む。間もなく合流だろう。
(ナイフリッジ 2)
900Mのピークを越えたら又もリッジが続く。最上部が嫌らしい。
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(ナイフリッジ 2)
900Mのピークを越えたら又もリッジが続く。最上部が嫌らしい。
(稜線合流)
不安定部を過ぎてこの灌木を正面突破すれば東稜線と合流だ。枝を踏んでいたら足が吊って暫く動けなかった。
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(稜線合流)
不安定部を過ぎてこの灌木を正面突破すれば東稜線と合流だ。枝を踏んでいたら足が吊って暫く動けなかった。
(吊り尾根 1)
950Mの合流点に立つと更に吊尾根が2本続いていた。灌木の薮を漕いで最初の吊尾根ピークを目指す。
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(吊り尾根 1)
950Mの合流点に立つと更に吊尾根が2本続いていた。灌木の薮を漕いで最初の吊尾根ピークを目指す。
(吊尾根 2)
上記ピークから右手に僅かに下って山頂ピークへ登り返す。
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(吊尾根 2)
上記ピークから右手に僅かに下って山頂ピークへ登り返す。
(山頂目前)
危なっかしい山頂雪渓が目前。
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(山頂目前)
危なっかしい山頂雪渓が目前。
(登頂)
取り付きから4時間15分、遂に登頂。予定より1時間のオーバーだ。山頂は360°の大展望である。
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(登頂)
取り付きから4時間15分、遂に登頂。予定より1時間のオーバーだ。山頂は360°の大展望である。
(西方展望 )
山座同定に自信なしだが、方角から考え守門岳か。
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(西方展望 )
山座同定に自信なしだが、方角から考え守門岳か。
(北西展望 2)
会越国境の中の又山方面か。
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(北西展望 2)
会越国境の中の又山方面か。
(北方展望 3)
北方は矢筈等川内山塊か。
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(北方展望 3)
北方は矢筈等川内山塊か。
(北東展望 4)
中央ピークは御神楽岳でしょう。
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(北東展望 4)
中央ピークは御神楽岳でしょう。
(東方展望 5)
眼下の麓は国道R252や只見川。左ピークが蒲生岳。
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(東方展望 5)
眼下の麓は国道R252や只見川。左ピークが蒲生岳。
(南方展望 6)
日光や会津駒方面と思うが良く解らない。手前右端が山頂吊尾根、その先きが最初の吊尾根。
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(南方展望 6)
日光や会津駒方面と思うが良く解らない。手前右端が山頂吊尾根、その先きが最初の吊尾根。
(下山開始)
時間的に余裕なく展望写真を撮って早々に下山開始。画像は最初の吊尾根ピークから950Mの尾根合流点へ降りる薮尾根。
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(下山開始)
時間的に余裕なく展望写真を撮って早々に下山開始。画像は最初の吊尾根ピークから950Mの尾根合流点へ降りる薮尾根。
(ナイフリッジ 3)
ナイフリッジはダガーポジションで慎重に降りた。
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(ナイフリッジ 3)
ナイフリッジはダガーポジションで慎重に降りた。
(崩落雪渓)
孤独と緊張の崩落雪渓を無事通過して安堵。一息入れて振り返える。
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(崩落雪渓)
孤独と緊張の崩落雪渓を無事通過して安堵。一息入れて振り返える。
(下降中盤 1)
リズミカルに下るが、時折踏み抜きも発生。アイゼンを付けたままワカンを履く。右手に敗退の苧巻岳北面。左下から右へ廻り込む尾根を辿れば登れそうだ。
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(下降中盤 1)
リズミカルに下るが、時折踏み抜きも発生。アイゼンを付けたままワカンを履く。右手に敗退の苧巻岳北面。左下から右へ廻り込む尾根を辿れば登れそうだ。
(下降中盤 2)
正面には懐かしい「笠倉山」(993.7M)の鋭峰(ズーム)。
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(下降中盤 2)
正面には懐かしい「笠倉山」(993.7M)の鋭峰(ズーム)。
(夕陽)
早くも午後3時、間もなく取り付き点だ。
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(夕陽)
早くも午後3時、間もなく取り付き点だ。
(堰堤 2)
堰堤着。心配した程増水はなかった。
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(堰堤 2)
堰堤着。心配した程増水はなかった。
(登山口 2)
登山口の林道入口まで戻った。疲れた。
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(登山口 2)
登山口の林道入口まで戻った。疲れた。
(見納め)
橋の上から日陰の大倉山を振り返る。今日は緊張の連続だったが楽しかった。有り難う。
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(見納め)
橋の上から日陰の大倉山を振り返る。今日は緊張の連続だったが楽しかった。有り難う。
(駐車地点へ)
最後の力を振り絞ってこれから1時間車へ向かう、と思ったらなんと駐車地点から1.7キロが除雪されていた。車が作業の邪魔となり迷惑を掛けたと思うが、幸運だった。(画像終了)
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(駐車地点へ)
最後の力を振り絞ってこれから1時間車へ向かう、と思ったらなんと駐車地点から1.7キロが除雪されていた。車が作業の邪魔となり迷惑を掛けたと思うが、幸運だった。(画像終了)
憧れの未踏峰への登頂、おめでとうございます!
久しぶりにtonkaraさんらしい、渋い山登りを拝見させていただきました。
崩れつつある雪稜を新雪が覆い隠し、かなり神経も使ったのではないでしょうか。
滅多に人が登ることのない山という意味では、私が先日登った秋田県中央部の根烈岳と一緒ですが、会越は豪雪に磨かれたスラブ斜面が特徴的、写真からも圧倒されます。
ぜひまた見せてください!
kamadam さんへ
おはようございます。
コメント有り難うございます。
残雪シーズン終盤となって漸く出掛けました。皆さんのレコから少雪を心配していましたが、この山域は十分でした。ただスラブは雪渓の崩落が早く、新雪も有りましたから、今回は悪いシーンばかり浮かぶ?緊張したアイゼン・ピッケルワークと成りました。
でも、又一つ憧れのピークを踏破出来た喜びと自信を得ることも出来て、次の山への挑戦エネルギーにも成りました。
今後とも気力、体力、技術、時間(地域奉仕等)、資力?等身の丈に合った条件で山歩きを続けたいと思っています。
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