碧さをのぞんだ 美瑛岳（撤退）

2019年03月30日(土) [日帰り]

• GPS: 05:24
• 距離: 12.1km
• 登り: 839m
• 下り: 843m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:25
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:25

7:18 スタート地点
12:43 ゴール地点

天候

のぞみ晴れ。上は強風＆ホワイト

アクセス

利用交通機関：

自家用車

路駐

コース状況／危険箇所等

ラッセルする出発でも　
1400mあたりからカリカリ＆新雪

写真

3/30 7:27

今日は美瑛岳。
先に来られていた方が 皆さんが使う道を行こうとしていたので、私は違うルートを選びました。

3/30 7:33

森林の中は赤松・トド松など立派な木ばかり。静かな雰囲気を楽しみたいんだよね。

3/30 7:55

今日は母の手編みが私をサポート。暖かいです！

3/30 8:29

新旧のトレースと合流し 出発時に見掛けた方とご挨拶。先に変わって楽チンにブッ飛ばして行こうと思ったら..

3/30 8:49

すぐに立派なトレースは無くなり..ラッセル。

3/30 9:20

ヤットコ樹林帯を抜け 好きな美瑛岳の裾に出ました！

3/30 9:23

「太陽さん 雲を割って青空だしてー」と願い事しながらの急登

3/30 9:26

振り向けば平和な景色

3/30 9:33

風と共に急激に気温が下がり 毛糸の手袋にグローブを重ねました。

3/30 9:48

一瞬 サーッと流れる明かりでライン調整

3/30 10:37

遠い後ろに 後続者さんが見えたり消えたり..

3/30 10:37

なるべく雪のある場所を選んで登っていたけれど、カリカリ限界で流石にクトー装着しました。

3/30 10:45

ハエマツは硬く凍り スキーで来るのは遅かったと感じつつ山のシルエットを見たくって稜線へ

3/30 10:47

爆風にあおられ

3/30 10:48

ホワイト。
この後、岩もハイマツもない斜面で転んだ..　
最初は平衡感覚を失ったと思ったが違った

3/30 11:08

しっかり踏締めながら安心できる場所まで下りて見上げてたよ。

3/30 11:17

後から来た方も滑って行くので、私も帰ろう。

3/30 11:31

十勝岳の稜線が少し見える頃

3/30 11:36

悪天でも登る人たちとスライド　
こんなにまで惹き寄せる山って何だろね。

3/30 11:44

何度も振り返り「無事に帰って来て」と願うだけ

3/30 11:54

ラッセルした跡が 大きくなってた

3/30 12:01

優しい青空と木々たちを縫って、この後は自分だけのトレースがあるの森へ入りました。

3/30 13:59

美瑛岳はいつまでも雲が取れない今日でした。
いつか行くからねー！

3/31 14:55

次の日はハウス作りを手伝った後に、椎茸とナメコを育てるホダ木を林の中で回収してましたよ〜（笑）

撮影機器：

IXY 650 CANON

感想

syunpa

富良野に入ると 十勝連峰はすべて厚い雲に包まれていました
いつもなら直ぐに切り替えて 雲のない芦別岳とか行くのだけれど
この日は空に「のぞみ」を託して美瑛岳へ向かいました。

1500mあたりで
「この後、岩もハイマツもない斜面で転んだ　
最初は平衡感覚を失ったと思ったが違った..」
そう..　違った。
ハエマツを避けて下りようとした時
何かに足を取られるように 転んだまま滑っていた
流れは速まり止まらなかった..
なぜだ！と
風荒れる真白な空間で 直ぐに手元を見た
手の周りの雪は動いてなかったが 大きく波をうっていた
そう、表層雪崩の上で体ごと流されてた..
スキーが邪魔で もがいても立てなかった..　最悪だった
色んな態勢を繰り返して 辛うじて体は止りました。
その後はカニ歩きしながら 硬いハエマツを下りて
すぐに滑って下りる気がしなかったよ。

夜は静かなBGM聴いての眠りでした。