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Yamareco

記録ID: 1779150
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ハイキング
奥多摩・高尾

岩殿山〜稚児落としルート

2019年04月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:02
距離
10.3km
登り
719m
下り
722m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:26
休憩
1:36
合計
5:02
8:21
8
スタート地点
8:29
8:29
11
8:40
8:44
10
8:54
8:59
6
9:05
9:20
7
9:27
9:59
5
10:04
10:06
4
10:10
10:15
58
11:13
11:15
18
11:33
11:57
77
13:14
13:21
2
13:23
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
大月市観光協会HPが言うところの「東登山口」からは、現在崩落事故の影響で山頂までたどり着けないそうです。HPには記載がないので要注意。
こちらは記載がありますが「稚児落としルートで最もチャレンジングポイント」でおなじみ「極細トラバースからの直登」も現在絶賛立ち入り禁止中。
…ヤマレコ開始以来初めて、他の登山者の方に有用な情報を提供できた気がします。
その他周辺情報 温泉は寄らず、帰宅後家の風呂に「バスクリン「日本の名湯」シリーズ「奥飛騨新穂高」」を入れて入りました。
https://www.bathclin.co.jp/products/meito/
「岩殿山」
当初は「七社権現洞窟」を経由して登頂するつもりが、前述の通り「東登山口」が中途封鎖されていたため、あきらめて丸山公園入口から取りつきました。↓
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「岩殿山」
当初は「七社権現洞窟」を経由して登頂するつもりが、前述の通り「東登山口」が中途封鎖されていたため、あきらめて丸山公園入口から取りつきました。↓
ここまで戻ってきたときにはもう、あんなに行きたかった「七社権現洞窟」のことは忘れていました。その間およそ10分。
ここまで戻ってきたときにはもう、あんなに行きたかった「七社権現洞窟」のことは忘れていました。その間およそ10分。
「門」
「門」という漢字を具現化したような「門」
「門」
「門」という漢字を具現化したような「門」
「ヒメオドリコソウ」
3
「ヒメオドリコソウ」
「富士山」
鏡岩上からの富士山。「秀麗富嶽十二景」とはまた大きく出たなあ、と思っていたのですが、実際にもその名に恥じない眺望でした。
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「富士山」
鏡岩上からの富士山。「秀麗富嶽十二景」とはまた大きく出たなあ、と思っていたのですが、実際にもその名に恥じない眺望でした。
「岩殿山山頂」
帰宅してなお、果たしてここが山頂だったのか確信が持てていません。
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「岩殿山山頂」
帰宅してなお、果たしてここが山頂だったのか確信が持てていません。
「看板(1)」
危険を知らせる看板を二枚続けてお楽しみください。
どちらか一方なら何とか対処できるかもしれませんが、↓
「看板(1)」
危険を知らせる看板を二枚続けてお楽しみください。
どちらか一方なら何とか対処できるかもしれませんが、↓
「看板(2)」
万が一「鎖場を登っている最中にクマが出た」などダブルで来たら最早お手上げと思われます。
「看板(2)」
万が一「鎖場を登っている最中にクマが出た」などダブルで来たら最早お手上げと思われます。
「鎖場(1)」
登山でもしない限り、あるいはリポビタンDのCMに出演でもしない限り、まずやらないであろう「鎖をつかって崖っぷちを登る」行為を↓
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「鎖場(1)」
登山でもしない限り、あるいはリポビタンDのCMに出演でもしない限り、まずやらないであろう「鎖をつかって崖っぷちを登る」行為を↓
「鎖場(2)」
この日は生まれてはじめて、二度も経験することになりました。
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「鎖場(2)」
この日は生まれてはじめて、二度も経験することになりました。
「鎖場(3)」
前述の通り、絶賛封鎖中でした。
残念なような、ホッとしたような、複雑な気持ちになりました。
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「鎖場(3)」
前述の通り、絶賛封鎖中でした。
残念なような、ホッとしたような、複雑な気持ちになりました。
「稚児落とし」
この時点では、まさか自分が、あそこの一番高くなっている個所に座る(その上おやつまで食べる)ことになるとは夢にも思いませんでした。
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「稚児落とし」
この時点では、まさか自分が、あそこの一番高くなっている個所に座る(その上おやつまで食べる)ことになるとは夢にも思いませんでした。
「Danger Rocky placd attention(原文ママ)」
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「Danger Rocky placd attention(原文ママ)」
「稚児落とし(2)」
稚児落とし上の岩に座り、おやつ(カプリコ)を食べているときに撮った写真です。
強風でも吹いたなら、確実に落下死したことでしょう(カプリコを握りしめたまま)。
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「稚児落とし(2)」
稚児落とし上の岩に座り、おやつ(カプリコ)を食べているときに撮った写真です。
強風でも吹いたなら、確実に落下死したことでしょう(カプリコを握りしめたまま)。

感想

「ふつう登山者は、夏は高い山に登る(涼しいから)」なる事実をつい最近知ったド・初心者である私。
それからというもの「脚立を見ただけで足がすくむこの私が、これから高い山などに登れるのか…」と夜な夜な苦悶煩悶する日々が続きました。
周囲の「そんなことで何故、登山を趣味に選んだのか」という当然の質問を無視し1週間検討した結果「徐々に慣れよう」という、ふつうなら1時間で得られるであろう結論に達しました。

そこで次にお邪魔する山として浮上したのが山梨県は大月市の「岩殿山」。脚立を見(中略)私を怯ませるに充分なその山容に加え、房総鋸山の「地獄のぞき」に勝るとも劣らないと言われる高さへの恐怖を煽るスポット「稚児落とし」ルートを擁するということで、毎回書いていますが、仕事中も、周囲に内緒で社内恋愛をしている隣席の同僚よりソワソワしてこの日を迎えました。

「「地獄のぞき」も「稚児落とし」も、昭和のプロレスラーの必殺技みたいだなあ」などと考えながら着いた実際の稚児落としは、まさに「崖っぷち」。あんなところから落とされたら稚児でなくてもひとたまりもないでしょう。

その崖っぷちの上部は、サスペンスドラマのラストシーンのロケ地に選ばれたとしても、犯人も刑事も足がすくんじゃって事件解決どころではないと思われるほど狭いのですが、ここで私は「せっかくここまで来たのだから…」という、普段の都会生活ではピクリとも働かない蛮勇を奮い起こし、崖っぷちの端に座ってカプリコを食べてみることにしました。

15分ほどそうしていたでしょうか。やがて登ってきたハイカー様から「とんでもないところに座ってる人がいると見上げながら登ってきたの!あなたの足の下、崖だよ!」と言われました。
しきりに驚いていたハイカー様でしたが、私が立ち去った後、おそらくは同じ場所に座ったのではないかと思っています。

この日はじめて、登山も人生も、自分から好んで崖っぷちに立ちたくなる人の気持ちがわかったような気がしました。

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コメント

ジュウニヒトエ
takahi0620さん、こんにちは。

4枚目の写真の花は、ジュウニヒトエのように見えます。

岩殿山〜稚児落としは、けっこう楽しいコースですね。

それではまた😊
2019/4/4 15:14
Re: ジュウニヒトエ
fgacktyさんこんにちわ!いつもfgacktyさんのレコ、参考にさせていただいております。

今回、花の写真は絶対に名前を間違えないものだけ掲載しよう、と考えて選んだ花がガッツリ間違えているという、この安定の初心者ぶり
これがジュウニヒトエなんですね…ジュウニヒトエという花の名前は知っていたのに間違えるという  ありがとうございます

岩殿山〜稚児落とし、楽しかったのですが、道中「やっぱり、花が多いルートのほうが楽しいかも…」とか、ちょっと思ってしまいました
2019/4/4 21:45
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体力レベル
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