山口巡検1 秋吉台

2019年04月04日(木) 〜 2019年04月05日(金)

• GPS: 06:55
• 距離: 127km
• 登り: 2,218m
• 下り: 1,972m

コースタイム

山口宇部空港ー秋吉台（秋芳洞・カルスター・宮の馬場・長登銅山文化交流館）−美弥（歴史民俗資料館）−万倉の大岩郷ー江原ウバーレと集落ー湯免温泉

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 飛行機

山口宇部空港ー湯免温泉　マイクロバス

コース状況／危険箇所等

5万分の1地図は最近できた道路が掲載されていない。
コメントは　種々の文献からの収集と説明を参考。こちらの理解が誤ったり理解不足の記述があると思います。

写真

4/4 10:57

空港から北上。ため池が多い

4/4 11:25

秋芳洞黒谷口 下りコースです

4/4 11:38

秋芳洞　秋吉台の地表には川は流れておらず石灰岩の亀裂やドリーネから雨水が地下にしみこんでしまう。地下で溶食を起こし鍾乳洞の奇異な風景が生まれる

4/4 11:38

4/4 11:46

黄金柱　高さ15m幅4m　表面に石灰華がつき滝のように見える

4/4 11:53

石筍がつながっている

4/4 11:57

礫などの堆積した間にある白い層は秋吉台に積もったASO4テフラ　8.7万年前の阿蘇4大火砕流は130kmも流れて宇部の海成段丘やカルスト台地に乗り上げた。

4/4 11:59

石灰華段丘　トラバーチン石灰質化学沈殿岩　パムッカレが有名

4/4 12:00

縮緬岩　光っているのは方解石

4/4 12:02

4/4 12:05

百枚皿　洞内を流れる地下水が底を流れていくときに沈殿した石灰部分（石灰華）が棚田状になった

4/4 12:10

出口

4/4 12:13

出口を振り返って

4/4 12:41

秋吉台のカルスト地形　窪地のドリーネとたくさんのカレンが点在

4/4 13:03

黒いところは山焼きの後

4/4 13:03

秋吉台の地層では深いほど新しい化石があり、地層が逆転している。秋吉帯は海山等のサンゴ礁で形成された石灰岩などが、大陸縁辺部の海溝で沈むところはともに付加体となった。横臥褶曲は付加に伴い発生

4/4 13:07

たくさんのカレン　割れ目の方向性、ドリーネのできる方向性

4/4 13:14

4/4 13:16

4/4 13:17

4/4 13:18

テラロッサの赤土　帰りのバスからよく見えた黄色いのはASO4

4/4 13:22

カレンの溶食条溝

4/4 13:24

4/4 14:03

宮の馬場の玄武岩質岩　低緯度のホットスポットでできた火山噴出物　海蝕を受け頂上は平坦化し、その上にサンゴ礁ができ、プレート運動で移動し、海溝で沈み込むときにはがされ付加体となった。

4/4 14:23

長登銅山文化交流館にて

4/4 14:57

奈良の大仏に銅を送った当時の方法で天平創建時の30分の1大仏を作成　

4/4 15:03

奈良に送た記録が記された木簡

4/4 15:19

4/4 15:19

4/4 16:11

4/4 16:19

顕微鏡で見たフズリナ

4/4 16:19

フズリナの拡大模型

4/4 16:20

大嶺炭田の無煙炭　美祢層群　2億2千万年前

4/4 16:47

4/4 16:54

4/4 17:41

4/4 17:42

江原ウバーレ　窪地の集落　石州瓦でふいた赤く光る屋根の家が多い

撮影機器：

RICOH WG-4 リコー

感想

LadyM

　春の巡検で1泊2日　大急ぎで秋吉台から阿武地域を回ってきました。
写真やYou tubeで見る以上の衝撃でした。

　秋吉台は石灰岩のカルスト地形、ピナクルが立ち、地図でも示されているウバーレ、ポリエの風景　配列も確認。

　秋芳洞は過去に見た鍾乳洞と違い、水が落ちていず歩きやすく、パムッカレのような石灰華段丘、皿状の千枚田は見ごたえあった。Aso4火砕流堆積物と思しき堆積もみれた。

　1日目は　広い平野は見当たらず、丘・山に挟まれた限られた場所に集落があるという印象だった。明日は海岸線を走る。