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Yamareco

記録ID: 1792748
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

磐梯山

2019年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:26
距離
9.5km
登り
912m
下り
896m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:52
休憩
1:09
合計
8:01
6:32
6:33
71
7:44
7:52
87
9:19
9:29
20
9:49
9:49
5
9:54
9:54
11
10:05
10:07
17
10:24
10:25
38
11:03
11:39
13
11:52
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5
11:57
11:58
5
12:03
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17
12:20
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30
12:50
13:00
35
13:35
13:35
2
13:37
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・裏磐梯スキー場の駐車場に止めました。営業終了に付き無料です。
・国道からスキー場までの道(2km程度)は若干荒れた道です。少しだけ雪もありました。
コース状況/
危険箇所等
・行きはスキー場の最上部から銅沼・イエローフォール経由で登りました。下りは火口原経由でほぼ夏道と同じコースを取りました。細かい起伏のある樹林帯を通りますがリボン等は少なくトレースがなければ少しわかりにくいかと思います。
・古い雪の上に新雪が20-40cmぐらい積り、早朝はクラストしている状態でした。
ツボ足でもそれほど潜りはしないのですが歩きにくい雪でした。途中でワカンをつけましたがあまり効果はなかったかもしれません。夏道に合流してからは先行者のトレースを利用させていただき、大変助かりました。
・稜線に出てからはアイゼンを付けました。弘法清水までは岩と雪のミックスでしたが、その先、山頂までは再び雪道です。雪溜まりなどもあり、疲れました。
その他周辺情報 裏磐梯高原ホテルで温泉に入りました。1500円と高めですが、ここの露天風呂からの眺めは、私がこれまで入った温泉の中では一番の絶景です。正面に沼があり、その向こうに磐梯山がそびえています。この日は沼の手前半分の氷が解けて白い磐梯山が映っていました。設備も非常に綺麗です。いつか泊まってみたいホテルです。
スキー場の駐車場から。
2019年04月13日 05:18撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 5:18
スキー場の駐車場から。
向かいの斜面が茜に染まっています
2019年04月13日 05:22撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 5:22
向かいの斜面が茜に染まっています
先頭を切って出発。
2019年04月13日 05:38撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 5:38
先頭を切って出発。
ゲレンデを登ります。前日のトレースが一本。
2019年04月13日 05:42撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 5:42
ゲレンデを登ります。前日のトレースが一本。
今年はどこスキー場も雪不足だったのに、クローズ後にこんなに積もっているなんて皮肉です。
2019年04月13日 06:09撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 6:09
今年はどこスキー場も雪不足だったのに、クローズ後にこんなに積もっているなんて皮肉です。
スキー場のトップに着きました。途中、後ろから来た方に追い抜かれましたが、火口原方面に向かわれたので、再び先頭を歩きました。振り返って桧原湖。
2019年04月13日 06:09撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 6:09
スキー場のトップに着きました。途中、後ろから来た方に追い抜かれましたが、火口原方面に向かわれたので、再び先頭を歩きました。振り返って桧原湖。
化粧直しされて、4月の半ばとは思えない白さです。
2019年04月13日 06:10撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 6:10
化粧直しされて、4月の半ばとは思えない白さです。
小さな池塘を横断し、
2019年04月13日 06:12撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 6:12
小さな池塘を横断し、
銅沼に出ました。めちゃくちゃ気持ちのいい眺めです。あまりに雪面がきれいなので、もったいなくて端っこを歩きました^^
2019年04月13日 06:33撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 6:33
銅沼に出ました。めちゃくちゃ気持ちのいい眺めです。あまりに雪面がきれいなので、もったいなくて端っこを歩きました^^
銅沼のほとりにテントが一張ありました。トレースの主のようです。今朝は最高の眺めだっただろうなぁ。
2019年04月13日 06:36撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 6:36
銅沼のほとりにテントが一張ありました。トレースの主のようです。今朝は最高の眺めだっただろうなぁ。
天気も最高です。
2019年04月13日 06:36撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 6:36
天気も最高です。
銅沼のどんつきでワカンをつけました。自分のトレースを振り返って。
2019年04月13日 07:38撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 7:38
銅沼のどんつきでワカンをつけました。自分のトレースを振り返って。
スマホのGPSを頼りにイエローフォール探しましたが・・なかなか見つからないと思ったら、目の前にありました。こりゃわからん。
2019年04月13日 07:42撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 7:42
スマホのGPSを頼りにイエローフォール探しましたが・・なかなか見つからないと思ったら、目の前にありました。こりゃわからん。
イエローフォールの南の尾根から取り付こうとしましたが、急斜面と格闘の末断念。素直に北側を巻いて夏道ルートに合流しました。
2019年04月13日 07:58撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 7:58
イエローフォールの南の尾根から取り付こうとしましたが、急斜面と格闘の末断念。素直に北側を巻いて夏道ルートに合流しました。
ゲレンデで追い抜かされた先行者のトレースに合流。いやー助かりました。
2019年04月13日 08:17撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 8:17
ゲレンデで追い抜かされた先行者のトレースに合流。いやー助かりました。
トレースに助けられてなんとか稜線に到着。磐梯山カッコいい。
2019年04月13日 09:16撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 9:16
トレースに助けられてなんとか稜線に到着。磐梯山カッコいい。
天狗岩と磐梯山。
2019年04月13日 09:16撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 9:16
天狗岩と磐梯山。
櫛ヶ峰
2019年04月13日 09:17撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 9:17
櫛ヶ峰
生々しい山体崩壊の跡
2019年04月13日 09:22撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 9:22
生々しい山体崩壊の跡
まだまだ遠いなぁ。
2019年04月13日 09:37撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 9:37
まだまだ遠いなぁ。
爆裂火口
2019年04月13日 09:39撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 9:39
爆裂火口
天狗岩と飯豊山
2019年04月13日 09:50撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 9:50
天狗岩と飯豊山
今シーズン最後の霧氷かな?最後の急登は堪えました。
2019年04月13日 10:35撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 10:35
今シーズン最後の霧氷かな?最後の急登は堪えました。
今シーズン最後のシュカブラかな?
2019年04月13日 10:39撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 10:39
今シーズン最後のシュカブラかな?
山頂から桧原湖
2019年04月13日 11:07撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 11:07
山頂から桧原湖
里春山冬
2019年04月13日 11:30撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 11:30
里春山冬
4度目の登頂にして、初めて猪苗代湖が見られました。
2019年04月13日 11:31撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 11:31
4度目の登頂にして、初めて猪苗代湖が見られました。
こうしてみると櫛ヶ峰はずいぶん下に見えます。
2019年04月13日 11:40撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 11:40
こうしてみると櫛ヶ峰はずいぶん下に見えます。
スッキリ晴れました
2019年04月13日 12:10撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 12:10
スッキリ晴れました
櫛ヶ峰の上も快晴です。
2019年04月13日 12:16撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 12:16
櫛ヶ峰の上も快晴です。
見納めです。
2019年04月13日 12:20撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 12:20
見納めです。
飯豊は真っ白
2019年04月13日 12:29撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 12:29
飯豊は真っ白
下りは快適です。アイゼンに少し団子が着きましたが。
2019年04月13日 12:43撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 12:43
下りは快適です。アイゼンに少し団子が着きましたが。
いい眺め
2019年04月13日 12:47撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 12:47
いい眺め
1時間前にはあそこにいたのか。
2019年04月13日 12:47撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 12:47
1時間前にはあそこにいたのか。
ここも無茶苦茶気持ちよかったので、腰を下ろしておやつタイムにしました。
2019年04月13日 12:51撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/13 12:51
ここも無茶苦茶気持ちよかったので、腰を下ろしておやつタイムにしました。
いい山行でした。
2019年04月13日 12:56撮影 by  PENTAX K-3 II, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/13 12:56
いい山行でした。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 日除け防止。靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ワカン 昼ご飯 非常食 飲料 水筒(保温性) ライター コンパス ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス ツェルト ナイフ カメラ
共同装備
ピッケルは使用せず。

感想

 新たに雪が降ったところで、今シーズン最後かもしれない新雪の雪山を楽しみたい。でも先週末にタイヤをノーマルに変えてしまったので、どの辺りなら大丈夫だろうかなどと心配しながら磐梯山に行くことにしました。安達太良や西吾妻には何度か冬季に登っていますが、雪の磐梯山は初めてです。
 朝、準備をしていると磐梯山が朝日に染まり始めています。数日前の雪はこの辺りにもしっかりと積もった様子で、まばゆい白さで輝いていました。前日のものと思われるスノーシューのトレースを辿ります。今シーズンの営業が終わってしまっているのがもったいないと思うくらいきれいなゲレンデです。間もなく後発の方が力強い足取りで追い抜いて行きました。この方は、ゲレンデの途中から火口原の方に。私はスノーシューのトレースを追うように銅沼へと向かいます。銅沼に出ると、まっさらな白い平原のむこうに磐梯山のパノラマが広がっています。スノーシューのトレースの先を見るとテントが張られていました。こんなところで、こんな朝を迎えられたら最高だろうなと思いました。標高もそれほど高くないし、雪山のテント泊のデビューには良い場所かもしれません。
 銅沼の雪原があまりにも綺麗すぎて、貧乏性の私は足跡をつけるのも忍びなく、東側のヘリを進みます。新しい雪はこの辺りで20-30cm程度。表面は一度解けてクラスト気味です。ツボ足でも大きく沈むことは無いのですが、どうにも歩きにくい。。
銅沼を過ぎたところでワカンを装着しますが、やはりウエハースを割るように沈み込んで大したご利益は得られませんでした。GPSを頼りにイエローフォールに向かいますが、近くまで来ても見当たりません。と思ったら、眼の前に岩からチョロチョロと黄ばんだ流れが。。氷結が解けるとこんなしょぼいんですね。
 イエローフォールからは一度北側に戻り気味にトラバースして、火口原からのコースに合流します。ゲレンデで抜かしていかれた方のトレースを見つけ、ありがたく使わせていただきました。稜線までの斜面はきつくて、このトレースがなかったら途中でめげていたかもしれません。稜線手前の雪の切れたところでワカンを外し、さらに稜線まで上がったところでアイゼンを装着しました。眼の前に白く聳える磐梯山は美しいのですが、まだまだ距離があるなあと思うと気が滅入ります。先頭の方に追いついて、ラッセルを手伝わなければと思いつつも足が全く進まず。逆に後ろから来た方に2人3人と追い抜かれます。弘法清水からは再び雪の急登。喘ぎながらなんとか山頂に着きました。磐梯山は4回めの登頂にしてはじめての快晴。漸く山頂から360度のパノラマを眺めることが出来ました。
 帰り道、火口原を過ぎたところの樹林帯でピッケルを拾いました。トレースを付けてくださった先行者のものに違いありません。足を速めて追いかけると、ゲレンデに出たところで、前に姿が見えました。なんとか追いつき、少しばかりトレースのお返しをすることが出来ました^^
 

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コメント

四月の新雪
うさたこさん、こんにちは。

先週は思いもかけぬ四月の雪でした。群馬の平野部でも薄っすらと積もったくらいですから、中部以北の山はどこも新雪を纏ったのでしょうね。加えて土曜日は好天に恵まれ、こんな日に登らなければいつ登るのかというような絶好のタイミングでした。
でも、こんな日に限って前日が歓送迎会。土曜日は空を見上げながら悶々としていました。

うさたこさんの素敵な写真で、行ったつもりに…。
2019/4/14 21:56
Re: 四月の新雪
「こんな日に限って前日が歓送迎会。」・・・あるあるネタですね
私は宴会係に「金曜日に宴会を開くな」と常々繰り返しています。
最近、願いを汲んでくれるようになりました
なんだか消化不良気味の雪山シーズンでしたが、最後に満足な山行が出来ました
2019/4/14 22:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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