【横浜16�埒棆�10】大谷橋から追浜駅まで 柴町は熊野神社末社の水神社大祭を拝みにゆく旅
kamakaeru
- GPS
- 11:49
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 425m
- 下り
- 443m
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標高グラフを拡大コースタイム
7:15大谷橋バス停→7:16富岡西公園→7:31氷取沢高校前交差点→7:34能見台入口交差点→7:55市民の森入口バス停→7:56金沢自然公園ゲート→8:26能見堂ハイキングコース入口→9:00くだんの公園9:16→9:33能見堂西峰→9:37能見堂東峰→9:46迂回路始点→9:50コース入口→9:58とっつきの階段10:00→10:01能見台第2踏切10:03→10:01谷津二の橋交差点→10:08称名寺760m金沢文庫700m左折分岐路入る→10:16赤門前→10:20文庫小学校入口交差点→10:27金沢園バス停(行き過ぎ)10:28→10:30(ひとつ前の交差点まで戻り4分間ロスタイム)→10:36熊野神社〜水神社11:00→11:03熊野三社宮→11:04▲権現山11:05→11:06三社宮本殿〜秋葉三尺坊大権現社11:08→11:10稲荷社11:11→11:15柴漁港交差点→11:15柴漁港11:21→11:22鳶崎公園11:28→11:39文庫小学校入口交差点→11:45称名寺赤門→11:53称名寺市民の森入口→12:00▲日向山1つめのピーク→12:02▲日向山2つめのピーク→12:03 3つめのピークへの尾根が進めなくなったためいったんコースに下りる→12:07再度右手を登り藪へ→12:14青いテント→12:18▲日向山3つめのピーク→12:20道が下りはじめたため引き返す→10:24いったん藪を脱出してコースに復帰→12:29尾根が離れてきたため再び右手に登り藪へ→12:32崖フェンスと合流→12:37▲日向山4つめのピーク→12:37前進を断念する→12:43来た道を戻りコースへ復帰→12:45北条実時の墓12:47→12:50▲稲荷山12:56→13:04▲金沢山13:14→13:17▲経塚13:18→13:22称名寺庭園13:38→13:52町屋交差点→13:55ちろりや角右折→14:07野島公園交差点14:08→14:08野島橋→14:13野島公園管理詰所(女坂分岐)→14:20男坂階段下→14:23周回路合流→14:25山頂広場→14:26▲野島山→14:28景勝碑→14:30展望台14:55→14:57周回路より女坂へ→15:03詰所分岐→15:04湾岸へ15:06→15:07分岐に戻る→15:10管理詰所→15:15野島町交差点→15:17夕照橋交差点15:19→15:20野島公園室ノ木地区→15:20ジープ山とっつき→15:23▲ジープ山15:30→15:35夕照橋交差点15:36→15:48変型十字路右斜め前方方面へ→15:57T字路左折→16:06左折路入る→16:11烏帽子巌之跡石碑→16:20夏島バス停→16:26明治憲法起草遺跡記念碑16:28→16:28夏島貝塚ゲート16:29→夏島貝塚解説板→16:40行き止まり(海洋開発機構)→17:04烏帽子巌之跡石碑の交差点に戻る→17:10T字路左折→17:12貝山緑地入口→17:14夏島都市緑地跡駐車場→17:17東京湾第三海堡遺構17:19→17:21行き止まり(フェンス)→17:30貝山緑地入口→17:34予科練誕生之石碑→17:39▲貝山17:57→18:03旧海軍砲台跡→18:07周回遊歩道→18:11あんずの広場18:12→18:17貝山緑地入口→18:19日産自動車追浜総合グランド→18:55追浜駅→
帰宅19:38→シャワー20:03→
総行動時間:14時間43分
総徒歩:9時間32分
ハイキング徒歩:9時間7分
迷走:4分
コース:9時間3分
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
【帰り】京浜急行電鉄追浜駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【 コース状況 】 金沢文庫駅前交差点まではいつも通りの道。 今回は能見堂の三角点峰には寄り道していない。 はたしてルート16で金沢文庫駅を右手にやり過ごせばすぐに「称名寺760m金沢文庫700m」の道標があるので左折して、天使幼稚園、称名寺の赤門を左手に眺めつつ通過して、文庫小学校入口交差点を直進して、次の交差点を右折すればすぐに右手に海の公園柴口が見えてくるが右折せずに道なりに進むと程なく熊野神社が左手に待ちかまえている。 境内の階段を上り詰めたところが熊野三社宮で、ここより山頂はあっと言う間。 ただし、今回は山頂までの周遊にとどめたため、山頂からの分岐も要調査。 熊野神社から坂を下り、最初の交差点で右折すれば真っ直ぐ柴漁港に突き当たる。 無論、ここからシーパラや海の公園は目の前。 はたして赤門まで戻り、新装されたハイキングコースの案内板に目を通すと、日向山の位置が変更されていた。 文献などでお馴染みの日向山は称名寺を囲った凹形の山塊のうち東の部分のみと思われていたし標高38mというならあり得ない50m圏の位置に山名が記されていたのである。 ようするに稲荷山のすぐ傍までが日向山ということらしい。 よって、ネットなどで検索するもどこにも日向山が50m超という記載は発見できず、2つある50m圏ピークの内どちらが本当の日向山山頂なのかも判別できなかった。 3つめのピークまでは30m圏なので違うとして、4つ目はなんとか制覇したものの5つめのピークは、ただでさえフェンスに囲まれた北条実時の墓の後方付近である。 こちらの藪はさほど深くは見えなかったが、目立ちすぎて祭のさなかに通る度胸はついぞ湧かず今回は断念。 よって真の日向山制圧は次回へのおたのしみと相成ったしだい。 とりあえず3つめのピークにはなんとか登ったので旧日向山(38m)は、いちおう登頂できたことになる。3つのピークのどれが旧日向山山頂なのかは不明だけど…。 いずれにせよ、稲荷山と金沢山は道標通り。 さて赤門をくぐり交差点をそのまま直進して道なりに進み、町屋交差点で左折してローソン100手前の十字路のわずかばかり手前の右折路を入れば、あとは道なりに進むだけで目の前が野島橋な交差点へとたどり着く。 橋を渡ってそのまま直進すれば目の前に公園管理詰所がある。 左手に進めばおだやかな女坂で街灯も完備されているから夜景を拝みにくる方も多いが、深夜になると鳥とも獣ともつかない甲高いうめき声が聴こえてくるという都市伝説のたぐいもあるのでよゐこの皆々様なら自重が吉。 今回は右手に回り、神社手前の階段を上り詰めて頂上までショートカットした。 景勝碑は、展望台を通り越した山頂広場の端っこに佇んでいる。 ここからの赤富士は素晴らしい限り。 帰路は女坂を下り、湾岸にちょい寄り道してヒドリガモの群を拝み、詰所まで引き返してそのまま直進(野島橋からなら右折)し、一本道で夕照橋を渡り、交差点を渡って右手に少しばかり戻ったところが野島公園の飛び地でもある室ノ木地区で、目の前にジープ山が聳えている。 階段はあるのだが何故かわずか2mほどのフリークライミングコースが人気である。 野島山のパノラマに展望には及ばないもののここからの展望もよく、超低山なれど不思議な魅力もあわせて、今回も小さな山頂に人が溢れていた。 まぁ、野島山の大混雑に比べればマシだけど…。 さて、下山して夕照橋交差点に戻り、右折路を見送り橋を渡り、左手にオオバンの群を拝みつつ進めばY字路手前に右折路が重なっている変則十字路の交差点に出るので、ここをYの右手に進み、T字路(夏島貝塚通り)で左折する。 ここから左右の分岐はひたすら無視して追浜車庫前バス停の先の交差点を左折して、夏島バス停を通過して、道なりに右へ曲がり折れ、わずかばかり進むと右手に明治憲法起草遺跡記念碑がある広場があって、目の前に夏島が聳えている。 ここからすぐに夏島貝塚ゲートがあるのだが閉まっていたので見送り、そのまま山裾を回り込んだが行き止まりとなり、引き返して今度は反対回りに進んでみたが、再び行き止まりとなり、夏島への道は閉ざされてしまった。 史跡保護のためなのだろうが、ようするにツアーに参加しないと夏島には入山出来ないようである。 仕方なくトボトボと来た道を戻り、左手の貝山緑地入口より貝山に登頂し、展望台より夕やけを拝み、旧海軍砲台跡や見事なほど満開のあんずの広場に惚けながら山桜を眺めつつ坂を下って出入口まで戻り、無理は承知で日産自動車追浜総合グランド、東京湾第三海堡遺構、夏島都市緑地跡駐車場などに寄り道するも、ネズミ穴ひとつ見つけられず、そのまま真っしぐらに追浜駅へと下山した。 【 危険箇所 】 皆無。 ただし日向山の藪は棘のある植物と蔓が責めてくるので要注意。さらに、基本的に市民の森はコース外を歩いてはいけないことになっている。 【 トイレ 】 富岡西公園・金沢自然公園・称名寺・野島公園・野島山・貝山。 【 休憩所 】 そこいらじゅうにある。 【 飲食・買い物 】 自販機にてビックル(120円)を購入。 称名寺桜まつりのバザー寺前西町内会ブースにて中華ちまき(250円)をいただく。 このエリアは基本的に飲食には困らない。 【 持参したガイド・地図 】 金沢区民生活マップ(1/11500) 円海山周辺マップ(ののはな館で無料配布) 横浜金沢魅力帳(金沢区役所※500円) 横浜・金沢ガイドMAP(横浜金沢観光協会※区役所などで無料配布) 海からうまれた金澤(横浜金沢観光まちづくり連絡会議事務局※区役所などで無料配布) 1/25000 鎌倉(国土地理院) 1/25000 横須賀(国土地理院) 【 失せ物 】 なし。 【 ゲットしたオタカラ 】 なし。 【 my初登頂かながわ 】 143 権現山(小柴権現山) 30m圏 144 貝山 41m 【 周辺の寄り道情報 】 そこいらじゅうが寄り道ポイント。 そろそろ池子山塊、朝比奈、追浜町、浦里町方面にも散策の手を拡げるべきか。 ※神奈川県立金沢文庫の企画展「鎌倉めぐり」は4/8まで開催。 ※お釈迦様の誕生日を祝って金沢区の寺院持ち回りで行われる第66回花祭りの稚児行列は、今年は上行寺〜長生寺までで4/7日の10:30出発。 ※残り87枚の写真は容量に余裕があるときに追加すること |
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感想
【 反省 】
夏島はツアーじゃなきゃ入山できないことは想定内だったけど、自分の足で歩いて確かめないと気がすまない性分なので、無理を承知で出かけてみたが、やっぱり残念な結果に…。
でも、きっと次も同じことを繰り返しそうな予感がする(反省になってないじゃん…)。
水神社大祭はちょっと遅刻して、神楽前半の最終演目の途中にたどり着いたけど、おおよそ20分間で4演目の後半だけでも素晴らしかったので、余計に勿体ないことをしたと大反省。
実はそれ程期待していた訳じゃなく放魚の船出をたのしみにしてたのだが、素晴らしかったなぁ…。
しかも、すぐには始まらないだろうと勝手に舐めてかかり、神楽奉納後に権現山に寄り道してしまい、柴漁港に着いたら、ちょうど最後の舟が出港したところだった。
ダメじゃん…。
まぁ、来年があるさ。
【 教訓 】
見る前に決めつけるな。
【 感想 】
とにかく熊野神社末社の水神社大祭の神楽が素晴らしかったことに、きょうは尽きる。よってMVPも文句なく万票一致。
小柴権現山は、いずれきっちり再調査したい。
前回、蕾しか拝めなくて残念だった白木蓮が見事に咲いていて、6〜8分咲きだから、もういちどくらい拝めるかも。大好きな花なので大満足。
海の見える小径から能見堂へのハイキングコース内は、まさに花盛りで歓びもひとしおであった。
ボケ、キブシ、ダンコウバイ、山桜、梅、ヒュウガミズキ、ヒメオドリコソウ、オオイヌフグリ、白木蓮、タチボスミレ、ほか、名を知らぬ花もいっぱい咲き乱れていた。
春なんだなぁ、と実感。
そろそろ見かけなくなってきた渡り鳥のうち、ヒドリガモ(20匹くらい)とオオバン(50匹くらい)の大群に遭遇したほか、ウグイス、カワウ、チュウサギ、メジロ、ムクドリ、ハクセキレイ、ドバト、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、などにも出逢えた。
目の前でタイワンリスくんがモグモグしていて愛らしかった。
前日の予定が雨で順延になったらしく、称名寺の桜まつりもいっしょに拝めてよかったね。
でも一厘程度(ものの10輪程度)しか開花してなくて、幹に造花の付け桜が飾り付けてあったのは御愛嬌で思わず笑った。
この桜まつりは御町内のバザーなので金中の生徒さんたちによるフランクフルト(150円)とかバスケットを抱えた可愛いオコチャマ軍団によるポップコーン(50円)とか、焼き鳥、豚汁、焼きそば、たこ焼き、珈琲、その他諸々が最高でも確か300円程度でもっといろいろ御馳走になりたかったけど、稲荷山でお弁当タイムしちゃったので、残念ながら中華ちまきだけいただいた。
刺激は中華?というより和風中華テイストだったけど、とても美味。御馳走様。
野島山とジープ山は、休日だけあって人混みが凄かったので、次回は平日にうかがおう。
でも、どちらも大好きな山。
貝山は、緑地公園らしいけど、杏の花が辺りいちめんに咲き乱れていて、散策しないで寝っ転がりたかったというのが本音。
でもカップルがいらっしゃったし、日暮れてきて寒くなりはじめていたので自重。
ここも地下壕があるらしいけど、まだ調べてないので立ち入れるのかどうかは不明。
とても素晴らしい山だから、ちょっとコースを組むのが難しい地域にポツンとあるけど、散策がてらまた訪れたい山のひとつだ。
東京湾第三海堡遺構は毎月第一日曜日に見学出来ると現地に書いてあった。まぁ、本日は時間的にも無理だったけどいずれ拝ませていただこう。
ガイドツアーは好きになれないけど、やっぱり夏山には興味があるし、お勉強のつもりで一度参加してみるのもよいかもしれない。
最後に、日向山はやはり難敵であった。
前回リタイヤした3つめのピークにはなんとか登れたけど、4つめは茨系のトゲトゲと蔓系植物に散々な目に遇わされて、かすり傷程度だし消毒薬や医療キットは持参していたからよいものの、衣服とメンタルのダメージが大きくなってきたのでギブアップ。
でも、気力が充実したら、また続きをやりたいかも。
ちょっとだけ疲労感はあったけど、滅茶メリハリのあるステキなハイキングでありましたとさ。
趣しろいところはまだまだいっぱいあるじゃん。
スリルは無いけど充実した一日。
山と海と人と歴史と、生きとし生けるもののすべてに、万物流転の有象無象に感謝しつつ。
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