アルペンルート開通・雪の剱岳を見るために別山・剱御前

2019年04月16日(火) 〜 2019年04月17日(水)

• GPS: 18:50
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,541m
• 下り: 1,546m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:36
• 休憩: 0:16
• 合計: 3:52

14:56 雷鳥荘
15:05 15:05 雷鳥沢キャンプ場
16:27 16:35 剱御前小舎
17:40 17:46 剱御前小舎
18:31 18:32 雷鳥沢キャンプ場
18:38 18:39 雷鳥沢ヒュッテ
18:48 雷鳥荘

2日目

• 山行: 4:52
• 休憩: 2:04
• 合計: 6:56

2:50 雷鳥荘
2:59 2:59 雷鳥沢キャンプ場
4:15 4:17 剱御前小舎
4:43 4:43 別山南峰
4:51 6:15 別山北峰
6:29 6:43 別山南峰
7:11 7:13 剱御前小舎
7:25 7:25 剱御前山（最高点）
7:39 8:00 剱御前
8:17 8:17 剱御前山（最高点）
8:33 8:33 剱御前小舎
9:28 9:29 雷鳥沢キャンプ場
9:45 9:45 雷鳥荘
9:46 ゴール地点

天候

16日　快晴
17日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機

富山まで飛行機
富山〜室堂　
4/15（月）から開通しましたが、初日は悪天候のため、富山側は終日運休だったので、16（火）は大混雑でした。私はケーブルカー90分待ちでした。

コース状況／危険箇所等

室堂〜雷鳥沢：まだ遊歩道も雪の中。
雷鳥沢〜剱御前小舎：16日は気温が高く、午後から登山だったので雪が緩んでいました。　17日は早朝から登山のため、雪が少し固まっておりアイゼンの効きがまずまずでした。
剱御前小舎〜別山：一部カチカチの所もあり、アイゼン、ピッケル必修です。
剱御前小舎〜剱御前：カチカチの所は特になく、雪は締まっており、アイゼンが良く効きました。

その他周辺情報

雷鳥荘拍：温泉は気持ちが良いですが温度が少し高め。

写真

4/16 10:31

車窓から剱岳。快晴です。
電鉄富山〜立山は1時間に1本程度なので、本日アルペンルート開通2日目ということもあり、満員でした。

4/16 11:20

立山駅。11時過ぎですが、ケーブルカー90分待ちです。
初日の15日が悪天候で富山側のアクセスが中止になった影響もあるようです。

4/16 14:08

やっと室堂到着です。14時過ぎてしまいました。
ですが快晴で最高です。

4/16 14:08

外国人を中心に大変賑わっています。

4/16 14:16

みくりが池温泉と剱岳。

4/16 14:17

立山とみくりが池は雪の中。昨日の新雪とアルペンルート2日目なので雪が真っ白で綺麗です。

4/16 14:20

雷鳥沢。上部に人が数名確認出来ます。
またスキー板の跡も確認出来ます。

4/16 14:20

立山。本当に真っ白で綺麗です。何枚も撮ってしまいます。

4/16 14:22

雷鳥沢と本日宿泊の雷鳥荘が下に見えます。
雷鳥荘でチェックインを済ませ、剱岳を見るために剣御前小舎を目指します。

4/16 14:57

雷鳥荘でチェックインを済ませ、準備して登山開始です。
中央に真砂岳。

4/16 15:03

これから登る雷鳥沢と別山。

4/16 15:03

雷鳥沢キャンプ場。テントがいくつかあります。

4/16 15:11

浄土沢からの立山。
もちろん沢も雪の中。

4/16 15:12

キャンプ場の上はスキー板の跡が多数あります。

4/16 15:12

スキー板と踏みあとが両方あります。
気温が高く雪は緩くなっています。汗が凄いです。
日焼け止めを塗ったのですが、クリームが汗で目に入り目がしみます。

4/16 15:23

踏みあとに沿って登っていきます。

4/16 15:24

立山

4/16 15:24

浄土山方面。

4/16 15:24

地獄谷方面。

4/16 15:24

大日岳方面。

4/16 15:44

剱御前小舎までもう少しです。
スキーの跡がかなりあります。
風がないので、汗だくです。

4/16 15:45

大日岳

4/16 15:45

登ってきた雷鳥沢を振り返る。

4/16 16:30

剣御前小舎到着と同時に剱岳がドーン。

4/16 16:30

後立山連峰
白馬岳〜五竜岳。

4/16 16:30

別山北峰と南峰。
本来は今日は別山（南峰）まで行く予定でしたが、室堂到着が大幅に遅れたため、南峰の手前のピークまでですね。

4/16 16:30

南峰手前のピーク目指します。ここからは稜線歩きのため、カチカチです。

4/16 16:52

別山南峰手前のピークから剱岳。このピークからは早月尾根も見え剱岳の全景が見れます。

4/16 16:54

剱岳を少しアップで。
今年の冬本番は雪が少なかったようですが、3月以降は雪の降る日が増えたようなので、この時期にこれだけ雪が付いていれば十分でしょう。

4/16 16:54

後立山。
白馬岳など。

4/16 16:54

2月に登った唐松岳と後ろに小さいですが頚城山塊。

4/16 16:54

別山。奥に北峰と手前南峰。

4/16 16:55

立山と手前に真砂岳。

4/16 16:55

中央に浄土山。左が水晶岳。右が薬師岳。

4/16 16:55

室堂全景。
本当に真っ白で綺麗です。まだ開通2日目で昨日新雪が降ったのでなおさらです。

4/16 16:55

大日連山。

4/16 16:55

剱御前。

4/16 17:09

針ノ木岳と蓮華岳

4/16 17:21

白馬岳アップで。左は旭岳。

4/16 17:22

唐松岳アップで。後方左が火打山、右が妙高山。

4/16 17:30

そろそろ下りないと夕食に間に合わないので、最後に剱岳全景を少しアップで。

4/16 17:38

剱御前小舎。小舎の裏は雪がまだたくさんあります。

4/16 17:45

剱御前小舎から剱岳。また明日来るぜ。

4/16 17:46

剱御前小舎。オープンは4/27（土）からです。
小舎明けの準備をしていました。

4/16 17:53

4/16 17:53

4/16 17:58

もうすぐ大日岳に太陽が沈んでいきます。

4/16 18:08

大日岳の太陽が沈みます。

4/16 18:14

夕日に染まる立山。

4/16 18:25

浄土沢まで戻ってきました。この時間になると気温も下がり、雪が少し締まってきました。

4/16 18:29

雷鳥沢を振り返る。

4/16 18:32

キャンプ場の受付センター。ほとんど埋まっています。

4/16 18:49

雷鳥荘到着です。すっかり日が暮れてしまいました。
明日は早いので夕食を食べ早めに就寝します。

4/17 4:53

別山北峰から日の出前の剱岳。
別山北峰でご来光を見るために2時に起きて温泉に入り、2：50に雷鳥荘を出ました。

4/17 5:03

もうすぐ鹿島槍ヶ岳からご来光です。

4/17 5:04

剱岳も明るくなってきました。

4/17 5:09

少し雲が掛かっていますが間もなく日が登ります。

4/17 5:14

太陽が出て来ました。

4/17 5:16

剱岳も少し染まってきました。

4/17 5:21

モルゲンの剱岳。

4/17 5:21

少し引きでモルゲンの剱岳。

4/17 5:35

モルゲンも終わり朝日に当たる剱岳。

4/17 5:35

白馬岳

4/17 5:35

唐松岳・五竜岳。

4/17 5:41

立山

4/17 6:12

北峰からの剱岳は最高です。
北峰からの剱岳が一番いいですね。
北峰からはより東側が見えて、雪も北西からの風で南側や東側は飛ばされないので雪も西側より多く付いています。
北峰に1時間以上滞在しましたが、そろそろ南峰に向かいます。

4/17 6:16

南峰への稜線。

4/17 6:16

4/17 6:19

北峰を振り返る。

4/17 6:23

シュカブラ

4/17 6:23

私の踏み跡

4/17 6:24

シュカブラその2

4/17 6:29

別山南峰祠

4/17 6:30

南峰からの立山

4/17 6:30

立山アップ。
富士の折立・大汝山・雄山。

4/17 6:30

針ノ木岳・蓮華岳

4/17 6:31

爺ヶ岳。

4/17 6:31

別山南峰からの剱岳。

4/17 6:32

剱岳を少しアップで。

4/17 6:32

剱岳と先程までいた北峰。

4/17 6:33

剣山荘。雪で埋まらないのですかね？
それとも定期的に除雪しているのですかね？

4/17 6:34

立山と南峰祠

4/17 6:34

白山。
今年こそは登りたい。

4/17 6:35

薬師岳。

4/17 6:35

笠ヶ岳と中央に薄っすらと御嶽山。左端には乗鞍岳の山頂部が見えてます。

4/17 6:36

旭岳・白馬岳・白馬鑓ヶ岳

4/17 6:37

大日連山と剱御前。

4/17 6:41

五竜岳と鹿島槍ヶ岳。

4/17 6:42

南峰を後にして稜線を戻ります。

4/17 6:45

別山の稜線を戻ります。

4/17 6:46

室堂。

4/17 6:46

地獄谷と宿泊した雷鳥荘。

4/17 6:46

雷鳥沢のキャンプ場。

4/17 6:49

別山北峰と南峰を振り返る。

4/17 6:58

これから向かう剱御前。

4/17 7:07

別山北峰・南峰・昨日剱岳を見ていたピーク。

4/17 7:10

剱御前小舎。
これから剱御前を目指します。

4/17 7:21

剱御前最高点2792m

4/17 7:21

槍・穂高

4/17 7:22

槍ヶ岳を最大アップで。

4/17 7:22

奥穂高岳とジャンダルムを最大アップで。

4/17 7:23

別山

4/17 7:23

後立山

4/17 7:41

本日の最終目的地点、剱御前三角点到着です。

4/17 7:41

剱御前からの剱岳。剱岳が近いです。

4/17 7:41

剱岳を少しアップで。

4/17 7:43

白馬岳

4/17 7:43

唐松

4/17 7:43

五竜岳

4/17 7:43

鹿島槍ヶ岳。

4/17 7:43

爺ヶ岳

4/17 7:44

剱御前最高地点。

4/17 7:44

笠ヶ岳・黒部五郎岳・薬師岳。

4/17 7:45

白山連峰。

4/17 7:56

大日連山

4/17 7:57

富山市街

4/17 7:57

そろそろ剱御前を後にして下山します。

4/17 7:57

剱岳少しアップで。
今回は2日続けて晴天に恵まれ剱岳展望は大満足でした。

4/17 8:01

剱御前を振り返る。

4/17 8:01

別山稜線、剣御前稜線とも踏み跡が私含めて、前日までの跡が数人程度なので白がさらに目立ち綺麗でした。

4/17 8:21

後立山

4/17 8:21

再び戻って剱御前最高地点からの槍・穂高

4/17 8:23

富山市街

4/17 8:23

富山湾

4/17 8:29

剱岳が見える最後の地点。
次回は夏以降に登山でまた来ます。

4/17 8:30

剱御前小舎。

4/17 8:35

雪道ルートは小舎からではなく、大日岳方面への稜線歩きになります。

4/17 8:36

お一人登ってこられます。

4/17 8:38

小舎方面を振り返る。

4/17 8:39

この付近で左側に曲がり下っていきます。

4/17 8:41

立山。
本当に真っ白で綺麗です。

4/17 8:41

室堂。

4/17 8:46

槍の穂先を最大アップで。

4/17 9:08

小さいですが団体で登ってきます。下山時にすれ違った方の大多数は。スキー板を履いていました。この時期は登山よりスキーの方が圧倒的に多いようです。

4/17 9:21

浄土沢まで来ました。
ここから雷鳥荘までの登りが、2日続けてだったのでメチャクチャきつかったです。

4/17 9:48

雷鳥荘到着です。
少し休んでから帰路につきます。
雷鳥荘はとても良いです。おススメです。

4/17 11:14

室堂は観光客で大賑わいです。

4/17 11:18

雪の大谷ウォークに行こうと思いましたが、あまりにも人が多すぎて止めました。今年の高さは16mです。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 アウター手袋 毛帽子 ザック アイゼン ピッケル ビーコン 行動食 飲料 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ GPS 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス カメラ

感想

kimkimkimkim

昨年もGWに雪の剱岳を見るために室堂に行ったのですが、雪解けが早く剱岳も雪が少ない状態でした。

今年は雪自体が少なく、GWに行くよりは開通してすぐの方が期待も持てるだろうと考え、アルペンルート開通2日目に計画を立てました。

初日は吹雪のため富山側のルートは欠航になり、この日が初日のような状態でした。
そのため立山駅でのケーブルカーの待ち時間が90分。予定では12：30に室堂に着くだろうと考えていたのですが、実際に室堂に到着したのが14時過ぎと初日の計画を大幅に変更せざるを得なくなりました。

計画では初日は別山南峰まで行き剱岳を堪能しようと考えていました。
到着が1時間半以上遅れたので、別山手前のピークまでしか行けませんでしたが、快晴で十分に満足するだけ剱岳を堪能しました。

開通して2日目、しかも前日降った新雪のため雪がとても綺麗で真っ白でした。
昨年はGWに行ったのでアルペンルート開通後2週間ほど経過していたので、当たり前ですが、踏み跡も多く、雪も登山道は綺麗とはとても言えないレベルでした。

開通して直ぐだとこんなにも真っ白で綺麗なのかとビックリしました。
まあそれまで、人が入っていないのですから当たり前と言えば当たり前ですが・・・

メインは雪の剱岳を見ることだったので、前日の新雪と、冬本番は雪が少なかったですが、3月以降降雪が多くなったようなので、十分に満足するだけの雪化粧でした。

登山道に関してですが、雷鳥沢は、踏み跡多数で、コースを外れることはないと思います。気温の低い早朝はアイゼンが良く効きますが、この両日とも気温が高く、日中になると雷鳥沢は雪が緩くなります。雷鳥沢はスノーシューの踏み跡も目立ちました。

別山の稜線剱御前の稜線は開通して日が浅いので、踏み跡は数人程度でした。
特に別山の稜線は一部カチカチなのでアイゼン、ピッケルは必須です。

これから日が経つにつれ別山と剱御前の稜線は、雪が少なくなり、GWのころには大部分夏道になると思います。昨年のGW時は別山と剣御前の稜線では大部分夏道で一部雪が残っている所もアイゼンではなく、チェーンスパイクで大丈夫でした。

今回は2日間とも雪の剱岳を十分に満喫し、満足のいく山旅でした。