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Yamareco

記録ID: 179763
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

霧と雨の八ヶ岳(テント泊)

1993年08月07日(土) 〜 1993年08月09日(月)
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ベルクハイル その他7人
GPS
42:50
距離
16.7km
登り
1,565m
下り
1,566m

コースタイム

8/7 13:30美濃戸口-17:50行者小屋(テント泊)
8/8 11:20行者小屋発-12:40-13:30赤岳-14:50-15:10阿弥陀岳-16:30行者小屋(テント泊)
8/9 6:10行者小屋-8:20美濃戸口
天候 8/7 曇り時々晴れ
8/8 霧、時々雨
8/9 霧、小雨
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
行き;新居浜ー(フェリー)-大阪ー(JR)-茅野ー(タクシー)-美濃戸口
帰り;美濃戸口ー(タクシー)-茅野(JR)-松本ー(JR)-新居浜
コース状況/
危険箇所等
雨模様だったが、登山道には特に危険な個所はなかった。
8/7 美濃戸にて休憩の一コマ。この日は日差しもあった。
2012年03月31日 16:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:52
8/7 美濃戸にて休憩の一コマ。この日は日差しもあった。
8/7 テントを張る。6人用(男性用)と3人用(女性用)の2張。
2012年03月31日 16:51撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:51
8/7 テントを張る。6人用(男性用)と3人用(女性用)の2張。
8/7 遅い夕食を終わると、テント場の周りは闇に包まれた。
2012年03月31日 16:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:52
8/7 遅い夕食を終わると、テント場の周りは闇に包まれた。
ガス湧く、八ヶ岳西面
2012年03月31日 16:51撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:51
ガス湧く、八ヶ岳西面
不気味に霧が巻く、八ヶ岳の大同心、小同心の岩場
2012年03月31日 16:51撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:51
不気味に霧が巻く、八ヶ岳の大同心、小同心の岩場
朝方の、大同心と小同心
2012年03月31日 16:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:52
朝方の、大同心と小同心
雲に覆われている八ヶ岳連峰、眼下に行者小屋の赤い屋根が見える。遠くは蓼科山付近。
2012年03月31日 16:51撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:51
雲に覆われている八ヶ岳連峰、眼下に行者小屋の赤い屋根が見える。遠くは蓼科山付近。
灰色の霧に見え隠れする八ヶ岳主稜線
2012年03月31日 16:51撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:51
灰色の霧に見え隠れする八ヶ岳主稜線
赤岳山頂にて記念撮影。展望もなく、霧の中の山頂だった。
2012年03月31日 16:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:52
赤岳山頂にて記念撮影。展望もなく、霧の中の山頂だった。
コマクサが咲いていた。
2012年03月31日 16:51撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:51
コマクサが咲いていた。
コマクサのアップ
2012年03月31日 16:51撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:51
コマクサのアップ
ちょっとしたお花畑、手前はダイコンソウ、(奥の白いのは名前不明)
2012年03月31日 16:51撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:51
ちょっとしたお花畑、手前はダイコンソウ、(奥の白いのは名前不明)
赤岳山頂直下の一コマ
2012年03月31日 16:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:52
赤岳山頂直下の一コマ
赤岳から阿弥陀岳の稜線(と思われる)
2012年03月31日 16:51撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:51
赤岳から阿弥陀岳の稜線(と思われる)
(おそらく中岳にて)、後方は赤岳か?
2012年03月31日 16:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:52
(おそらく中岳にて)、後方は赤岳か?
赤岳と阿弥陀岳の稜線。後方は赤岳か?
2012年03月31日 16:52撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:52
赤岳と阿弥陀岳の稜線。後方は赤岳か?
(たぶん)阿弥陀岳への登り
2012年03月31日 16:51撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 16:51
(たぶん)阿弥陀岳への登り

感想

【山行No188】

※ 山の会の仲間と、テント泊で八ヶ岳に向かう計画を立てた。
  この夏は天候不順で、なかなか夏らしい天気にならないが、とりあえず行ってみよう。
  (この年;1993年は例年にない冷夏で、米が不作となり、タイ米を輸入する騒ぎとなるほどの異常気象だった)

  今回は、愛媛(新居浜)から8人の参加に加え、会社のつくば地区から3名、合計11名の大人数となった。

8月7日(土)
 ・新居浜組は、前夜(8月6日)新居浜発のフェリーにて出発。
  翌朝、大阪に着き、JRにて名古屋経由、茅野に向かう。
11:30-12:30 茅野
 ・ちょうど昼時なので駅前で昼食とした。ここでつくば組と合流。
  そのあと登山口まではタクシーを使用。タクシー代は、4200円と以外と安かった。

13:10-30 美濃戸口
 ・さっそく重いザックを背負って出発する。
  天気は割と良く、時々青空も見える。結構暑い。
14:30-40 美濃戸
 ・ここから登山道になると、重荷が肩に堪え、全員ペースが上がらなくなってきた。
  30分に5分のペースで休み休み進むが、蒸し暑さも加わって、足取りは重い。
17:50 行者小屋前着
 ・予想では16時半には到着のつもりが、1時間以上遅く、ようやくテント場に到着。
 ・行者小屋前のテント場は、すでにテントが10張りほどある。こちらも夕暮れが迫っているので、あわただしくテントを張る。
  愛媛組が6人用と3人用のテント2張り、つくば組が3人用テント1張りの、合計3張を張る。
 ・テントを張った後は、あわただしく夕食の準備をする。
  夕食は、食事係に指図を任せ、麻婆豆腐の夕食。おかずがちょっと物足りないデスガ...

8月8日(日)
 ・夜中にテントをたたく雨音がしていたが、朝起きると、周りは霧に包まれ、
  あまり良い状況ではない。
  とりあえずしばらく様子を見ようということになって、朝食後はテントの中でゴロゴロする。
 ・AM8時過ぎに、少し霧が晴れてきた感じになったので、赤岳へ向けて出発。
  しかし、出発していくらも経たないうちに、雨が降り出してきた。
  愛媛組のうち、Fさんは特に調子が悪いようで元気がなく、
  他のメンバーも、先に進む元気も出ないので、いったん引き返すことにした。
  その後もテント内で無為に過ごしてしまう。

11:20 行者小屋 再出発
 ・相変わらず天気はパッとしないが、せっかく四国からはるばる来たのだから、
  ということで、有志だけで登ることにした。結局5名が行くことになった。
 ・行者小屋から最短コースの文三郎道を直登する。
  霧雨の中、カッパを着ながら、急登の道を進むので、結構疲れる。
12:00 稜線分岐
 ・ここから先、赤岳への道は、少し花が咲いていて、慰められる。
  イワギキョウ、ダイコンソウ、イワツメクサ、シャクナゲなどが眺められた。

12:40-13:20 赤岳山頂
 ・ようやく登頂できた。
  しかし、周りは深い霧に覆われて視界はゼロ。
  山頂の岩場に陣取って昼食とする。みなのザックの中からは、食べきれないほどいろんな食材が出てきて、結構豪華な昼食となった。

 ・赤岳から、次には阿弥陀岳を目指す。
  赤岳を下りかけると、ようやく、霧が晴れてきて少し視界が出てきた。
  どんよりした中層の雲の合間から、蓼科山や遠くに北アルプスの山影が見えた。
 ・中岳付近には、コマクサが結構咲いていた。ひょっとしたら人工で植えてあるのかも?

14:50-15:20 阿弥陀岳山頂
 ・本日2個めの山頂到着。再び周りは霧が多くなり、残念ながら視界はゼロ。
 ・中岳との間のコルから、沢沿いに下る道は、以外と花が多かった。
  クルマユリ、フウロソウ、コウゾリナ、カライトソウ、ミネウスユキソウ(?)、ミヤマキンポウゲ、
  ゴゼンタチバナ、エゾシオガマなどが見られ、ようやく夏山らしい風景を見た感じだ。

16:30 行者小屋前 着
 ・天気はイマイチだったが、とりあえず山頂を2つ制覇して、ちょっとは充実した感じではある。
 ・さっそく登頂メンバーのみ、缶ビールにて祝杯を上げる。
 ・夕食は、前日と同じ食事担当にお任せする。今日はシーチキン丼。
  夕方にはテント場から少し視界があり、遠くに北アルプスの槍穂連山が見えた。

8月9日(月)
 ・今日ぐらい晴れ間が出ないかな?と期待していたが、
  残念ながら朝起きると、昨日にまして霧が深い。
 ・しかたがないので、今日は早々に撤収して下山することにした。
6:30 行者小屋前 発
 ・小雨がパラパラ降る中を、黙々と下る。テントが雨を吸って重たくなっている。
8:30-40 美濃戸
 ・ひょっとしてここでタクシーが予約できないか?と期待していたが、ここまではこれないようで、さらに歩く。

9:20-30 美濃戸口
 ・ようやく雨の多い登山が終了。
  あまり充実感の少ない登山だったな、というのが正直な感想。

・この日の午後は、上諏訪の駅内の温泉に浸かって汗を流し、
 そのあとは、せっかくだからということで松本まで行き、街を見物。
・15時ころの松本発の電車で帰路に着き、新居浜に着いたのは22時ころ。
 四国は早くも、台風の接近で次の雨が降り出していた。


  

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