【屋久島】 精霊宿る縄文杉と白谷雲水峡

2019年04月20日(土) 〜 2019年04月21日(日)

• GPS: 14:28
• 距離: 34.8km
• 登り: 2,012m
• 下り: 2,011m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:39
• 休憩: 1:26
• 合計: 10:05

6:29 荒川登山口
7:18 7:28 小杉谷橋
7:57 7:58 楠川分れ
9:15 9:38 大株歩道入口
10:01 10:16 ウィルソン株
11:45 11:56 縄文杉
13:38 13:55 ウィルソン株
14:16 14:25 大株歩道入口
15:34 15:34 楠川分れ
15:58 15:58 小杉谷橋
16:31 16:31 トンネル
16:34 荒川登山口

2日目

• 山行: 3:32
• 休憩: 0:47
• 合計: 4:19

10:15 白谷広場
10:21 10:25 飛龍おとし
10:35 10:40 さつき吊り橋
13:11 13:38 白谷山荘
14:15 14:22 さつき吊り橋
14:29 14:33 飛龍おとし
14:34 白谷広場

天候

🌳縄文杉:快晴🌞
🏞白谷雲水峡:曇り☁️
トレッキングコースは、深い森の中を歩くので直射日光はあまり当たらない

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

大阪伊丹から屋久島まで直行便一日
🌳縄文杉
レンタカーで屋久島自然館へ(駐車場有り無料)
屋久島自然館から荒川登山口まで登山バス(￥690-) 約30分
朝は5時から20分間隔で発車
登山バス乗車券は（社）屋久島観光協会 安房案内所(エコタウンあわほ内)で購入
🏞白谷雲水峡
レンタカーで宮之浦から入口の駐車場まで約20分
九十九折の道を一気に高度を上げ行く
駐車場は無料だが直ぐに一杯になるようである
トイレ🚾も完備
白谷雲水峡に入るには入口の管理棟で入山協力金￥500を払う

コース状況／危険箇所等

🌳縄文杉
大株歩道入り口までのトロッコ道は約2時間半くらい 木道で歩きやすい
大株歩道入り口から縄文杉までは 階段、岩などの上り下り 約2時間
雨の日や朝露で木道が濡れている時はスリップに注意
🏞白谷雲水峡
全般的には散策路であり歩きやすい
奉行杉コースはアップダウンや渡渉箇所がいくつかあるので増水時などは注意
白谷小屋あたりでは 猿🐒の群れ(ヤクサル)や鹿🦌(ヤクシカ)にも遭遇
人慣れしているようで数メートルの距離でも平然と食事としている

その他周辺情報

🌳縄文杉
朝 早いので 朝食や昼食を事前に調達
宿泊するホテルによっては 朝食分を朝、昼の弁当🍙に振り替えれてくれる
安房の街にはお弁当屋さんもあり事前に予約が必要
🍃屋久島トレッキングは他に屋久杉ランドや紀元杉などがある
次回は是非登ってみたい

写真

4/20 6:28

登山バスを降り トイレを済ませ 装備を整えて
6:30 荒川登山口を出発！

4/20 6:30

全体コースの半分はトロッコ道
軌道の枕木の上に板張りしてあるので歩きやすい

4/20 6:31

橋あり トンネルあり

4/20 6:35

屋久杉原始林の中を歩くので
あまり 花は見かけない

4/20 6:41

朝日を浴びるシャワー
岩盤から降ってくる湧き水が登山道を跨ぐように降り注ぐ

4/20 6:42

手すりのない橋もある

4/20 6:54

澄みきった川面
トロッコ道は安房川沿を上流に遡って行く

4/20 7:07

苔蒸した岩から湧き水がコンコンと溢れ出る

4/20 7:12

何度か 安房川を 渡る

4/20 7:17

縄文杉 ウィルソン株 の木製の案内標識がテンションを上げる

4/20 7:51

苔が朝日に輝きます

4/20 7:56

楠川分かれ
辻峠 白谷雲水峡方面との分岐

4/20 8:08

三代杉
初代が樹齢およそ1,200年で倒れ、
その上に育った二代目は樹齢およそ1,000年で伐採　
その切り株の上に今の三代目“三代杉”が生まれ育って350年

4/20 8:14

こちらの木にも 切り株に 新たな新木が育つ

4/20 9:10

そびえ立つ 翁岳が カッコイイ⛰　標高1867m

4/20 9:17

スタートから 3時間弱
ようやく トロッコ道が終わり
大株歩道入り口に到着

4/20 9:43

ここからは 木道の階段 ごつごつした岩の道を登って行く
勾配が急にきつくなる

4/20 9:47

苔から浸み出る水滴も輝いている

4/20 9:57

2010年に倒れた 翁杉

4/20 9:59

いい感じに
苔蒸した森が一層深くなった感じ

4/20 13:49

ウィルソン株に着いた
屋久杉を調査したアメリカの植物学者、ウィルソン博士にちなんで名付けられたとか

4/20 10:05

株の中は10畳ほど空洞

4/20 10:07

空を仰ぐとハート型に見える
よく知っている人が　撮影ポイントを教えてくれた

4/20 10:46

倒木の苔も　モコモコ　フカフカ
胞子も頑張ってます

4/20 10:47

みずみずしさを表現

4/20 11:08

大王杉
これが 一番迫力があったかな❓

4/20 11:14

ヒメシャラの夫婦
屋久島の森の中でひときわ目立つ

4/20 11:25

縄文土器の模様に似ているので 縄文杉と言う話も

4/20 11:44

約5時間
縄文杉に到着
お疲れ様でした

4/20 11:47

縄文杉
樹高 25.3m
胸高周囲 16.4m
推定樹齢 2,000年代〜7,200年
標高 1,300m

4/20 11:53

展望デッキができ 遠くからしか見ることができないので 今一つ大きさが伝わってこない

4/20 12:23

夫婦杉まで引き返し
ここで ランチタイム🍙

4/20 12:58

杉に混じって ヒメシャラの木が多い

4/20 13:34

長ーい 急な階段
途中で 一息入れないと シンドイ

4/20 13:35

株の隙間にも苔

4/20 13:48

苔の新芽

4/20 15:05

清流感満載　癒し系
あともう少し

4/20 16:09

マムシグサ　ギョロと睨まれている？

4/20 16:26

サクラツツジ
川の畔で桜色に咲くので、屋久島では川桜と呼ばれる

4/20 6:28

一日目　縄文杉トレッキング　無事終了
トロッコ道は長かった

4/21 10:12

2日目は 白谷雲水峡へやって来ました
『もののけ姫』の舞台のひとつだと言われているところ
往復4時間のトレッキングコース

4/21 10:11

こちらも 白谷川の渓流に沿って行きます

4/21 10:21

二代杉
こうした 大木が絶え間なく登場します

4/21 10:24

飛竜落とし
花崗岩が侵食してできた滝

4/21 10:38

二代大杉
白谷雲水峡では最大級の屋久杉
樹高32m、胸高周囲4.4m
一代目の杉が腐り、その上に二代目が育った

4/21 10:44

ハイノキ？

4/21 11:09

縄文杉コースより 静かで幻想的な雰囲気に包まれている

4/21 11:11

岩も深く苔むした森

4/21 11:13

三本足杉
名の通り根が三本の足のようにも見えるために名付けられた

4/21 11:22

清流が育んだ森
支流の谷をいくつか徒渉します

4/21 11:24

美しい渓谷美

4/21 11:40

苔の谷

4/21 11:42

全体に花は少ないですが、椿はたくさん咲いています

4/21 11:50

全身が緑に包まれる木々も

4/21 11:56

奉行杉
江戸時代に伐採を見回りにきた奉行がここで休憩したことから名付けられたと言い伝えのある

4/21 11:58

グリーン♬　グリーン♬

4/21 12:41

清水が湧き 深く苔むす 原生林の森

4/21 12:46

鳳凰苔

4/21 12:50

静寂に包まれる森

4/21 12:52

清流に架かる木板橋とゲートのようなくぐり杉

4/21 12:56

二代くぐり杉
白谷雲水峡の中で最大級、空洞化した根元から倒木更新されたことが判りやすい

4/21 13:04

楠川歩道と合流
甲高い声
何かと思えば 道を塞ぐように 2匹のヤクサル
仲間たちに何かを伝えているのか近くを通っても逃げる様子もなく 人間に慣れている
周辺には2、30匹の群れ

4/21 13:06

くぐり杉
根が分かれていて地面から大きくせり上がっているため、その下をくぐることができます

4/21 13:10

「シカの宿」 と言う名前の木
これもぽっかりと穴の開いた木
大雨の日に本当に鹿が休んでいたことがあったので、この名前に

4/21 13:13

七本杉
強風で幹が強風で折れ、その先端から7本の枝が7方向に腕を伸ばし、独特の姿をしている　　
ヤマグルマ、ナナカマドなど8種類の着生植物も見られる

4/21 13:18

苔むす森に
「もののけ姫の森」とも呼ばれ、ファンタジックな景色

4/21 13:30

森一面が、苔で広がる風景

4/21 13:20

ヤクシカも出迎えてくれました

4/21 13:25

森の妖精がでてきそう

4/21 13:58

苔むすの森から小一時間で辻峠を経由して太鼓岩へ
宮之浦岳などの大展望が望める
今日はここで楠川歩道を引き返すことに

4/21 14:05

屋久杉の切り株

4/21 14:25

飛竜落とし　まで帰ってきました
マイナスイオンをたっぷり浴びる

4/21 14:29

三本の滝
白谷雲水峡トレッキング　無事終了

4/19 16:47

ここからは　番外編
千尋の滝　落差60メートル
左側の巨大な花崗岩の岩盤の大きさが千尋、すなわち千人の人間が手を結んだくらい大きいという例えから名付けられたらしい

4/19 17:20

猿川ガジュマル
小さな案内標識の入り口から森の中に入り5分を歩くと突然ガジュマルの森にいることに気づく不思議な空間

4/19 18:55

縄文杉がある安房川の河口橋から見る宮之浦岳の夕照

4/21 18:26

そそり立つモッチョム岳南壁

4/22 9:57

島の西部にある大川の滝　九州一の高さ　88メートル
日本の滝百選に選定されている

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

個人装備

ザック ザックカバー 靴 ストック グローブ 雨具 タオル 　
帽子 長袖シャツ ズボン タイツ 靴下 ソフトシェル 防寒服 サポータ 昼ご飯 非常食 飲料（水 お茶 ポカリ） 計画書 地図 コンパス 筆記用具 携帯 時計 カメラ（予備バッテリー） ファーストエイドキット 常備薬 ヘッドランプ

感想

m78ultra

・一度は行ってみたいと思っていた屋久島
まとまった休みをとることができ 3泊4日でトレッキング目的で伊丹から一っ飛び✈️
・4日間ともまずまずの天候に恵まれ 屋久島原生林を満喫🌞
・今回はピークハント⛰をしなかったが、屋久島には1000mを超える山が30座以上ある
・宮之浦岳や永田岳の尖った山容、モッチョム岳の反り立った絶壁を見るとテンションが上がってくる 次回は是非 九州最高峰の頂きに立って見たい

※ 入山協力金
白谷雲水峡を出たところで
「屋久島の入山協力金など数千万円着服、元職員を告訴」という事件について、共同通信の取材を受けた
そんなことは、まったく知らなかったので、驚き‼️
本来は荒川登山口でも1000円の協力金を徴収しているらしいが そんな影響で 今は積極的に徴収していないとのこと
自然を守り、必要な施設には利用者負担もやむを得ないと思うが・・・ウーン🧐