記録ID: 1800900
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ハイキング
東海
見量山（みはかやま）
2019年04月20日(土) [日帰り]
fujisky
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 477m
- 下り
- 477m
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日帰り
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:30
11:00
50分
熊野橋バス停
11:50
0:00
60分
ダート林道入り口
12:50
13:10
10分
山頂手前社
14:10
0:00
30分
ダート林道入り口
14:40
0:00
50分
熊野橋バス停
15:30
高山駅バスセンター
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
・帰り：14:40に「熊野橋」バス停に着いたが、16:21までバスが無いので高山駅まで歩いて15:30に到着。高山バスセンター発16:00の高速バスに乗り、予定より5分ほど遅れてJR名古屋駅に18:40に到着した。 名古屋、高山間の高速バス代は往復で5,400円。全席予約制で乗り遅れると無効になる。一回変更が可能なので余裕をもって17:00発を予約し、16:00発に変更した。空席があったからよかったが、席が無ければ遅くなる。 高山市内バスは一乗車100円であるが、あちこち大回りするので30分近くかかってしまった。それに、一日4本しかないので利用しづらい。 名古屋からのバスは「宗教真光総本山」という終点一つ手前のバス停に10:10に着いたので、ここで降りて歩いたほうが山頂到着は早くなる。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山道の案内は無いが、進入禁止の看板がある。但し、赤保木土地管理有限会社が書かれた山中にある小看板には期間を「8月15日から11月10日」と明記されていたので、これ以外の時期は入山O・Kのようである。 街中から山頂までの間ずーっと、笠ヶ岳から槍、穂高、乗鞍岳、木曽の御嶽山など、北アルプスの名だたる山々が、木の間越しではあるが、良く見える素晴らしい山である。なお、新芽が出て葉が茂ると見えなくなってしまう感じであるので、冬か春の空気が澄んだ日が良いと思う。 危険個所などは無いし、それほど深い山ではないので、多少迷っても問題は無いと思う。 |
写真
市内バスを降りた停留所の「熊野橋」からは快晴の青空に映える、真っ白な笠ヶ岳が綺麗に見えた。
同じ写真のアップ。笠ヶ岳のすぐ右には、槍ヶ岳から奥穂高岳まで続く北アルプス名峰の山並みが確認できる。スタートからワクワクである。
4/20 11:03
同じ写真のアップ。笠ヶ岳のすぐ右には、槍ヶ岳から奥穂高岳まで続く北アルプス名峰の山並みが確認できる。スタートからワクワクである。
赤保木公民館の脇を通って、北西方向に伸びる坂道を登って行く。右側に飛騨高山森林組合の材木置き場などがある。
左側には風土記の丘記念公園があり、広い駐車場がある。休日の開館日なのにほとんど車がいないので、頼めば駐車させてもらえるかもしれない。
4/20 11:14
左側には風土記の丘記念公園があり、広い駐車場がある。休日の開館日なのにほとんど車がいないので、頼めば駐車させてもらえるかもしれない。
風土記の丘記念公園には縄文風の萱葺き竪穴式風の住居モデルが幾つかならんでいる。この辺りで道路は右に折れて、高速道路の見量山トンネルを越える。
4/20 11:19
風土記の丘記念公園には縄文風の萱葺き竪穴式風の住居モデルが幾つかならんでいる。この辺りで道路は右に折れて、高速道路の見量山トンネルを越える。
道はお墓の脇を通り、「赤保木瓦窯跡入口」と書いた消えかかった標識の前を通る。この史跡は1/25,000地図にも記されている。
獣除けのゲートを通過する。バス停近くの人に道を尋ねたら、ゲートがあるので、開けたらきっちり閉めておくように言われた。
舗装道路の三叉路。ここは左の赤保木線林道へ進む。左の足元に、平成10年度にこの林道を開設したとする高山市の標識がある。
林道脇を流れる小川。ごく小さな流れであるが、10�僂曚匹離▲泪瓦了僂�あった。
舗装道路の緩い坂道を登りきった所に十字路がある。左右の道路は舗装されているが直進する道はダート道である。
このダート道は鎖で塞がれており、ヤマレコ記録で有名な進入禁止の大看板が下がっており、進むべき方向を教えてくれる。
この大看板には進入禁止の日付は書かれていないが、山中の小看板には「8月15日から11月10日」と明記されている。この期間は松茸山になるようだ。
4/20 11:50
この大看板には進入禁止の日付は書かれていないが、山中の小看板には「8月15日から11月10日」と明記されている。この期間は松茸山になるようだ。
このダート林道に入るとすぐに小さな砂防堰堤があり、道は左岸から右岸へ渡る。
ダート林道の終点は、正面に緩い尾根があり、わずかな踏み跡が左右に分かれている。杉の木に、写真のような折れ曲がった板が付けられている。
4/20 12:07
ダート林道の終点は、正面に緩い尾根があり、わずかな踏み跡が左右に分かれている。杉の木に、写真のような折れ曲がった板が付けられている。
この分岐は帰りに確認して、右へ進むのが正解だった。しかし、左尾根の鞍部へ上がるの良いように思われたので、登りは左の沢へ進んだ。
4/20 12:13
この分岐は帰りに確認して、右へ進むのが正解だった。しかし、左尾根の鞍部へ上がるの良いように思われたので、登りは左の沢へ進んだ。
途中から急こう配の藪山になったので、藪の薄い右の山腹をよじ登っていたら、古い山道に戻ることができた。
林道終点尾根の左（南）山腹に付けられた古い山道。先には鞍部の青空が見えている。
鞍部にはブルーシートで囲った奇妙な仕掛け状の物やたき火跡、食器など、比較的新しい人の気配がある。鳥などを獲る仕掛けかも知れない。
4/20 12:29
鞍部にはブルーシートで囲った奇妙な仕掛け状の物やたき火跡、食器など、比較的新しい人の気配がある。鳥などを獲る仕掛けかも知れない。
山頂から200mほど手前にある社。ここを過ぎると降りなので、ここが山頂だと勘違いした。山名版が無いのは、台風に飛ばされて無くなったと思った。
4/20 12:47
山頂から200mほど手前にある社。ここを過ぎると降りなので、ここが山頂だと勘違いした。山名版が無いのは、台風に飛ばされて無くなったと思った。
古い入山禁止の看板。これには高山警察署と赤保木町の名が書かれている。
社付近から見る笠ヶ岳と槍ヶ岳。槍ヶ岳の山頂付近はこう配が急で雪が付かないため黒っぽくて見えにくいが、良く見ると左には小槍も見えている。
2
4/20 12:56
社付近から見る笠ヶ岳と槍ヶ岳。槍ヶ岳の山頂付近はこう配が急で雪が付かないため黒っぽくて見えにくいが、良く見ると左には小槍も見えている。
社から一端10mほど降り、北西へ200mほど歩いて登り返した地点に見量山の山頂はあった。地図を見て気が付いて良かった良かった！
4/20 13:17
社から一端10mほど降り、北西へ200mほど歩いて登り返した地点に見量山の山頂はあった。地図を見て気が付いて良かった良かった！
下を見ると建設中の高速道路らしき現場が見える。高山、平湯、松本を繋ぐ高速道路が完成すると山登りが楽になるが、自分には間に合いそうにない。
4/20 13:20
下を見ると建設中の高速道路らしき現場が見える。高山、平湯、松本を繋ぐ高速道路が完成すると山登りが楽になるが、自分には間に合いそうにない。
山頂付近にあった小さな入山禁止看板。これには制限期間が「8月15日から11月10日迄」と明示されている。警察署の名前は無い。
降りに通った山道。平らな踏み跡は無くなっているが、古い山道の痕跡はある。
この坂道を下って、谷底の葉の茂った杉の木を巻くように右下方向へ歩くと7,80mほどでダート林道の終点に着く。
ダート林道終点の緩い尾根。この分岐で、自分は左の沢へ入ったが、右の沢を7,80m進むと、左上へ折り返して登る山道がある。ここは右へ進むのが正解。
4/20 14:02
ダート林道終点の緩い尾根。この分岐で、自分は左の沢へ入ったが、右の沢を7,80m進むと、左上へ折り返して登る山道がある。ここは右へ進むのが正解。
宮川に架かる熊野橋の上から見た笠ヶ岳と槍、穂高。桜も満開で見事な景色である。
途中にあった光ミュージアム。時間があれば見たいのだが、今回はパスした。
高山駅近くの市役所前から見る乗鞍岳。隣の下呂市で育ちながら、高山市でこれほどの、名だたる北アルプスの山々が見えることは今日初めて知った。
4/20 15:38
高山駅近くの市役所前から見る乗鞍岳。隣の下呂市で育ちながら、高山市でこれほどの、名だたる北アルプスの山々が見えることは今日初めて知った。
撮影機器：
感想
岐阜百山のうち、交通が便利で比較的登りやすい山として、高山市近郊の見量山を選んだ。登りやすいのが取り柄の山と思って行ってみたが、期待に反して北アルプスの雪山の絶景を楽しむことができた。
通常は、素晴らしい山が望めても、限られた一か所からだけの場合が多いが、ここ見量山はスタート地点のバス停から山頂まで、さらに終着の高山駅まで、歩いている間ずーっと北アルプスの名峰が見えるので、期待に反して素晴らしい山旅の一日であった。
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