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Yamareco

記録ID: 1815518 全員に公開 山滑走白山

楽々新道から小桜平避難小屋泊と見返坂

日程 2019年04月28日(日) 〜 2019年04月29日(月)
メンバー
天候晴れ時々曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
一里野岩間線ゲート前
現在白山白川郷ホワイトロードが法面崩落でロックシェッド応急処置中のため、ここがブナオ山観察舎の駐車場にもなっています。その先道路は歩行者も通行止め、笈ヶ岳へのアクセスはブナオ山経由に変更を余儀なくされます。
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.9〜1.0(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち69%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
6時間46分
休憩
1時間27分
合計
8時間13分
Sスタート地点07:2807:45ハライ谷登山口07:4608:09新岩間温泉08:38楽々新道登山口08:5213:18小桜平避難小屋14:0814:23楽々・岩間分岐15:01見返坂15:0915:21楽々・岩間分岐15:25小桜平避難小屋15:3915:41宿泊地
2日目
山行
3時間45分
休憩
4分
合計
3時間49分
宿泊地06:0708:57楽々新道登山口09:0109:38新岩間温泉09:52ハライ谷登山口09:56ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図 [pdf]

写真

ゲート前の駐車地は大賑わい
2019年04月28日 07:36撮影 by DSC-HX90V, SONY
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ゲート前の駐車地は大賑わい
1
どっちも通行止。左はブナオ山観察舎から先は歩行者も通行止です。
2019年04月28日 07:36撮影 by DSC-HX90V, SONY
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どっちも通行止。左はブナオ山観察舎から先は歩行者も通行止です。
1
お猿さん。この目はどう見ても「変な奴がいるなぁ」という目です(笑)
2019年04月28日 08:07撮影 by DSC-HX90V, SONY
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お猿さん。この目はどう見ても「変な奴がいるなぁ」という目です(笑)
6
楽々新道と岩間道の分岐までチャリです
2019年04月28日 08:16撮影 by DSC-HX90V, SONY
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楽々新道と岩間道の分岐までチャリです
1
新岩間温泉の混浴露天風呂ビュースポット(笑)
2019年04月28日 08:24撮影 by DSC-HX90V, SONY
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新岩間温泉の混浴露天風呂ビュースポット(笑)
3
奥の山が真っ白!
2019年04月28日 08:29撮影 by DSC-HX90V, SONY
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奥の山が真っ白!
昨秋のツチグリが雪の中から出てきたようです
2019年04月28日 08:35撮影 by DSC-HX90V, SONY
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昨秋のツチグリが雪の中から出てきたようです
2
氷が張ってます
2019年04月28日 08:41撮影 by DSC-HX90V, SONY
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氷が張ってます
いつもの崩落ポイントはやっぱり崩落してました
2019年04月28日 08:42撮影 by DSC-HX90V, SONY
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いつもの崩落ポイントはやっぱり崩落してました
これが楽々新道登山口
2019年04月28日 08:48撮影 by DSC-HX90V, SONY
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これが楽々新道登山口
2
またヤマドリがいました
2019年04月28日 08:59撮影 by DSC-HX90V, SONY
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またヤマドリがいました
1
イワウチワも咲き出して
2019年04月28日 09:29撮影 by DSC-HX90V, SONY
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イワウチワも咲き出して
2
残雪と薮ミックスの登山道
2019年04月28日 09:37撮影 by DSC-HX90V, SONY
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残雪と薮ミックスの登山道
1
ここからスキーを履いてシール登行
2019年04月28日 10:24撮影 by DSC-HX90V, SONY
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ここからスキーを履いてシール登行
2
ここでも彩雲が出てました
2019年04月28日 10:33撮影 by DSC-HX90V, SONY
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ここでも彩雲が出てました
5
これからのルートと彩雲
2019年04月28日 10:50撮影 by DSC-HX90V, SONY
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これからのルートと彩雲
2
剱岳ズーム
2019年04月28日 11:38撮影 by DSC-HX90V, SONY
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剱岳ズーム
4
数少ない細い尾根筋
2019年04月28日 11:48撮影 by DSC-HX90V, SONY
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数少ない細い尾根筋
妙法山と槍〜穂高
2019年04月28日 12:06撮影 by DSC-HX90V, SONY
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妙法山と槍〜穂高
2
北アルプス一望
2019年04月28日 12:23撮影 by DSC-HX90V, SONY
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北アルプス一望
3
妙法山と・・・こればっか(笑)
2019年04月28日 12:51撮影 by DSC-HX90V, SONY
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妙法山と・・・こればっか(笑)
3
振り返ると長いトレース
2019年04月28日 12:51撮影 by DSC-HX90V, SONY
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振り返ると長いトレース
1
ようやく小屋が見えてきました
2019年04月28日 13:16撮影 by DSC-HX90V, SONY
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1
無事に小桜平避難小屋に到着!
2019年04月28日 13:17撮影 by DSC-HX90V, SONY
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無事に小桜平避難小屋に到着!
6
中はとても綺麗です
2019年04月28日 13:44撮影 by DSC-HX90V, SONY
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4
装備を軽くしてまた登ります
2019年04月28日 14:11撮影 by DSC-HX90V, SONY
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装備を軽くしてまた登ります
御嶽山の噴煙
2019年04月28日 14:33撮影 by DSC-HX90V, SONY
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御嶽山の噴煙
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地獄尾根
2019年04月28日 15:02撮影 by DSC-HX90V, SONY
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地獄尾根
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火の御子峰。よく見るとピークには雪があります。
2019年04月28日 15:02撮影 by DSC-HX90V, SONY
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火の御子峰。よく見るとピークには雪があります。
1
地獄尾根と大汝峰
2019年04月28日 15:03撮影 by DSC-HX90V, SONY
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地獄尾根と大汝峰
1
北アルプス
2019年04月28日 15:05撮影 by DSC-HX90V, SONY
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北アルプス
1
小屋まで戻ってきました
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小屋まで戻ってきました
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もう一本滑ります
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夕方の青空
2019年04月28日 17:30撮影 by GR DIGITAL 3 , RICOH
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夕方の青空
3
そして加賀禅定道に夕日が沈みます
2019年04月28日 18:25撮影 by GR DIGITAL 3 , RICOH
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そして加賀禅定道に夕日が沈みます
4
雲海からのご来光でした
2019年04月29日 05:06撮影 by DSC-HX90V, SONY
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雲海からのご来光でした
4
滑った斜面がピンクに。これを滑るという選択肢もあったなぁ・・・
2019年04月29日 04:49撮影 by GR DIGITAL 3 , RICOH
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滑った斜面がピンクに。これを滑るという選択肢もあったなぁ・・・
3
日本海方面
2019年04月29日 04:49撮影 by GR DIGITAL 3 , RICOH
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日本海方面
2
さて滑って帰りますか
2019年04月29日 06:08撮影 by DSC-HX90V, SONY
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さて滑って帰りますか
笈ヶ岳に向かって
2019年04月29日 06:17撮影 by DSC-HX90V, SONY
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笈ヶ岳に向かって
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雲海の向こうに北アルプス、手前に妙法山・・・
2019年04月29日 06:21撮影 by DSC-HX90V, SONY
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雲海の向こうに北アルプス、手前に妙法山・・・
槍ヶ岳ズーム。光っているのは小屋。
2019年04月29日 06:21撮影 by DSC-HX90V, SONY
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槍ヶ岳ズーム。光っているのは小屋。
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加賀禅定道の全貌
2019年04月29日 06:25撮影 by DSC-HX90V, SONY
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加賀禅定道の全貌
2
硬い斜面を滑ります
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硬い斜面を滑ります
1
重い荷物が心地よい・・・訳ないです(笑)
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妙法山と槍ヶ岳のピークが一致(笑)
2019年04月29日 06:44撮影 by DSC-HX90V, SONY
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スキーもここまで
2019年04月29日 07:45撮影 by DSC-HX90V, SONY
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スキーもここまで
あとはシートラか〜
2019年04月29日 07:47撮影 by DSC-HX90V, SONY
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あとはシートラか〜
カタクリがたくさん咲いてました
2019年04月29日 09:00撮影 by DSC-HX90V, SONY
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カタクリがたくさん咲いてました
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お花見も4月いっぱい楽しみました
2019年04月29日 09:17撮影 by DSC-HX90V, SONY
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トイレ横の自転車、結局楽々新道にも岩間道にもトレースなく、誰のなんでしょう?
2019年04月29日 09:37撮影 by DSC-HX90V, SONY
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トイレ横の自転車、結局楽々新道にも岩間道にもトレースなく、誰のなんでしょう?
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ホワイトロードの通行止め看板
2019年04月29日 10:26撮影 by DSC-HX90V, SONY
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ホワイトロードの通行止め看板
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感想/記録

実は前日にミラーさんから「別当出合まで車で入れるようになったので一緒に白山どうですか〜」と誘われたにもかかわらず、この2日間はもともと小桜平避難小屋泊まりという計画だったのでミラーさんのお誘いを蹴って行ってきました。蹴ったのが正解かどうかは分かりませんが、なかなか山での泊まりって休みと2日間の天気が合わないとできないので、他の予定を蹴ることが多いのですが(^_^;)この時期の小桜平避難小屋で泊まれたのは貴重な経験だったと思います。

さて前置きが長くなりましたが、例の白山白川郷ホワイトロード(旧 白山スーパー林道)の工事通行止めで、定番の駐車地が妙に賑わっていました。この時期は笈ヶ岳のシーズンでもあり、そちらでも混んでいたことでしょう。準備していると先行の方がチャリで岩間線の方に進んでいきました。
この方は登山ではなくてどうも温泉狙いだったようです。新岩間温泉の駐車場にはチャリが一台停まってました。久しぶりに小屋は貸切ではないかも知れません。
ゲート前には「小桜平避難小屋 4.2km」と書いてあり、ちょっと楽勝じゃない?なんて思ってしまいましたが、それはGPSで目的地をセットした瞬間、小桜平避難小屋まで直線でも5km以上とその情報が誤情報であることが分かりました。
林道をしばらく歩くと楽々新道の登山口に着きます。ただ何の情報もなく、知っている人でなければ間違いなくスルーしてしまうでしょう。丸石谷の林道はこの先大きく崩落しており、この登山口を見つけるのは大きな核心部かも知れません。

楽々新道という名前とは裏腹にいきなり急登が続きます。しかも残雪がところどころあって、それはつまり薮の洗礼を受けるということになり歩くのには往生します。そして避難小屋泊まり装備に山スキーを担いでいます。ここは縦シートラでは薮地獄になるので横シートラがいいでしょう。
結局スキーを履く決意をしたのは1300mくらいまで標高を上げたところでした。そこからは尾根沿いを進み、ダケカンバ林を登って、素敵な樹林帯を進みます。この辺り積雪はまだ1〜1.5mくらいありそうです。

今朝の雪は昨日の積雪が5cmほど。これはとてもシールに食いつきがいいのですが、その下のザラメとの結合が弱く、斜めに登るとすぐにザラメ層が崩れて滑り落ちます。なのでシールでの直登で頑張り、クトーもアイゼンも使いませんでした。クトーやアイゼンの歯で雪面を刺してもそのまま滑り落ちるだけ、こういう時は滑落しやすく撤退も含めた慎重な判断が求められます。ところで山岳スキーレースでは直登できるかどうかはとても重要で、私は詳しくはありませんが腕力で体をストックで支え、シールに荷重をかけないことを意識しています。そのため腕が先にヘロヘロになります。
途中で彩雲が現れました。昨年もこの時期大汝峰で彩雲に遭遇しましたがよく当たります。色は薄めですが広範囲に出ていました。
重い荷物ということもあって小桜平避難小屋到着は13時を過ぎてました。ここで新雪の吹き溜まりで閉ざされたドアの前の雪をスコップで除雪し、ドアを開けようにも屋内床の氷が邪魔して少ししか開きません。なので空身で中に入って床の氷を除去する作業となりました。何とかドアが開けば今度は緩んだ蝶番のせいでドアが閉まらないため、蝶番のネジをドライバーで締め直します。それが終われば床の水掃きと床に張った氷を割って外に出します。トイレのドアも氷で開かないので、床の氷をストックで細かく突いてひたすら割ります。なかなかの作業でしたがお世話になる身ですからこれは外せません。
作業が終わって、泊まり荷物を置いて見返坂まで向かうことにします。七倉山はちょっと時間的に厳しそうなので諦めます。
身軽になるとサクサク登れます。泊まり装備で行くと重さでペースが上がらず、実際日帰り装備なら七倉山や四塚山に行って10時間少々でしたが、泊まり装備ですともう小桜平が精一杯って感じです。
今日は穏やかな天気でしたが稜線は風があって少し寒いのでフリースを着込みます。アタック装備でも一通りの装備は担いでいるので決して軽くはありませんが、泊まり装備に比べたらやっぱり軽いです。
見返坂を過ぎると地獄尾根と大汝峰が正面に現れます。地獄尾根もまだ雪が結構あるのでまた行きたくなります。遠くに望む御嶽山からは噴煙が結構上がっています。見返坂から先の七倉山に向かう急斜面はもともと難しい斜面ですが、今日の雪質では表面の新雪ごと滑落する可能性がかなり高く、時間があってもここまでにするのが正解でしょう。

さて景色を堪能したらシール剥がして滑走です。雪は湿った重めの新雪でしたが、スキーの滑りはとても良く、また楽々新道ならではの広い斜面でとても快適に滑れました。やっぱり滑るなら装備は軽い方が断然いいです(笑)
小屋に戻れば時間があるので登り返して動画撮りながら滑ったり、夕日の撮影に興じてました。
今回は暖かいと噂のEscape Viviと夏用のシュラフを使ってみました。確かに暖かいのですが、内部に結露しやすく結露すると冷えやすいという特性なのか、夏用シュラフ2枚よりは寒かったです。寝る時は胸から上は被らない方がいいのかも知れません。

翌朝は晴れる予報だったので早めに起きてご来光に間に合わせます。北アルプスからではなく雲海からのご来光でした。小屋内の室温は1.8℃、外は-5℃くらいでしょうか。荷物をパッキングし、小屋の中を掃除します。一晩だけですがそれでも床にはホコリや細かいゴミが溜まるもので、結構なゴミが出るものです。ホウキとチリトリが用意されているのはとてもありがたいです。
雨戸を閉め、軽くなったドアも閉めて外に出ます。外の雪はまだ2mくらい積もっているでしょうか。スキーを履いて下山します。
景色が素晴らしいので写真撮影と称して足を休めます。いい斜面では動画も撮影し、一気に滑って帰ればもっと早いのですが慌てて帰ることもないのでこの山と景色を堪能します。何度か登り返しが必要ですがカニ歩きかハの字歩きでクリアしました。
ダケカンバ林から先は薮が増えてきて細かなターンが必要になってきます。登りでスキーを履いた地点からは右側、つまり東側に雪が多く残っているので、そちらの残雪を滑ります。ただかなり薮が多くかつ急斜面なので難しく、心配なら歩いた方がいいでしょう。歩くルートは登山道が出たり残雪を歩いたりと忙しく、残雪の上は滑りやすいので注意が必要です。それでも先日の三ノ峰避難小屋泊まりの時に比べると随分易しく感じます。
150mほど高度を下げればもう雪が切れてきたのでスキー滑走は終了です。また横シートラにしてアプローチシューズを履いて歩きます。残雪が出てくると、本来のルートから外れやすくなるので登山道を探すのが難しいです。特に薮がまだ雪で埋もれてて登山道も薮で遮られていることが多く、どれが登山道なのかキョロキョロ探すことになります。
残雪がもうなくなったころには登山口に到着です。そこからしばらくは林道歩き、そして新岩間温泉に戻ればチャリであとはほとんど登り返しのないダウンヒルでゴールです。
片付けをしていたら工事関係者の方から、「ホワイトロード方面は通行止めなので入らないように」と言われました。私は「ですよねーえらいことになってますもんね、私は岩間道に行ってきたところです」と答えましたが、ロックシェッド上部の法面崩落はロックシェッド自身の崩落の危険性があり、歩行者だからと言って通行は許されませんし、自己責任と言っても人が侵入すれば工事の進捗に重大な影響を及ぼします。進捗が遅れるということはホワイトロードや中宮温泉の開業が遅れるということになるので、今はホワイトロードからの笈ヶ岳登山はタブーでしょう。

世間では10連休の方も多いようですが、私は10連休ではなく天気を見て時間をやりくりしながら山スキーを楽しむといった形です。連休早々北アルプスでは何人もの方が命を落とされています。
山岳救助に携われている方々は、必ずしもトップクラスの体力と技術を備えているとは限りません。むろん志は非常に高いのですが、リスク管理も相当なレベルなので、健脚登山者が難易度の高いルートにチャレンジした結果遭難したようなケースだと救助すること自体が不可能と判断されることもよくあります。
街中で事件に巻き込まれた時に、警察が来て助けてくれる、消防が来て救出してくれる、救急車が来て運んでくれるというのは山では通用しないものとし、自分たちでどうやって下山するのかを事前に想定しておくといいでしょう。
万が一の際にヘリが飛んできて救出してくれるというのは非常に心強いですが、それを当てにせず、地上ルートで自力運搬する、あるいは運搬してもらえる範囲に自制しておくのが一つの目安かなと思いました。
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この記録へのコメント

登録日: 2013/11/14
投稿数: 1012
2019/5/1 19:48
 猿が思ったことは…
感想の最初の部分要らんでしょー、わざわざ断ったことを書くなんて(汗
まあ相手が相手だからイイのかな(笑)

何処へ行っても混むGWにナイスなチョイスですね、ほぼ貸切間違いなし。直線距離だとそう離れてないであろう奥長倉避難小屋なら貸切は絶対ないでしょうし。
ゲート前駐車した方達の行き先はほぼ滝?おいずる⁇どっちにしろその多さにビックリです!

猿が思ったことは「変な奴がいるなぁ」ではなく「またこいつか!」でしょう(笑)
登録日: 2011/10/18
投稿数: 1511
2019/5/1 20:03
 Re: 猿が思ったことは…
kiyaさんこんばんは!
最初のところは、あのミラーさんのお誘いを蹴ってまで行った山行ってどんなすごいの?というインパクトを与えるためなんです。そして、なかなか出てこないミラーさんのレコにまだかまだかと待ち焦がれる人が全国に何万人も
猿のその反応ナイスです!私は猿の顔を覚えてませんが、向こうは覚えてそうですね(笑)
登録日: 2013/10/26
投稿数: 77
2019/5/2 8:07
 別れても好きな小屋
まいど。小桜がないコザクラ小屋いいっすね。

小屋もそこから上のスキー場も生命体は変態さんお一人だけだったことでしょう。
グリーンシーズンのルートを思い出しながらレコ見ましたがきっと全然ちがうルートなんでしょうね。能ある変態さんの爪隠し。私が知ってるももちゃんとは別人でとってもかっこいいです。さすが山家御三家のお一人ですね。(あとの二人が誰かは知りませんが)自分が一生行けないであろうシチュエーションのレコはとっても楽しかったです。今度はまたユルいミラー隊登山にどうぞお付き合いください。もれなくらんちゃんもついてきます。あっ、きやくんとかナッキさんとかレアキャラが同行してくれてたらなお、よろし。(笑)
登録日: 2011/10/18
投稿数: 1511
2019/5/3 17:46
 Re: 別れても好きな小屋
ハニーちゃんまいどです〜
生命体は私以外には雪虫がいましたよ
雪の小桜平避難小屋、チャリのパートをクリアすれば一泊ならチャンスあると思います
決してユルい山行ではないですが・・・
またぜひ誘ってください!ナッキさんはライブとコラボすれば来ると思いますが(笑)
登録日: 2014/12/7
投稿数: 764
2019/5/3 21:33
 なんですって⁉
momochannさん、こんばんは。
お邪魔させていただきますわよ。

えっ!、アナタ、小桜平小屋へ行っていたの?
ウチらには「実はウチの奥さんには内緒なんだけどぉ…、ちょっと私のコレが、コレのコレで、コレになっちゃってしまってね…、正直今立て込んでんだよね…」なんて言っていたのに。
知らなかったわ〜。
アナタ、小桜平小屋へは現実逃避かい?

バキューン!
登録日: 2011/10/18
投稿数: 1511
2019/5/3 22:03
 Re: なんですって⁉
ミラーさんこんばんは!
あれーそんな言い訳してましたっけ?(笑)
小桜平避難小屋は現実逃避じゃなくって、単に避難小屋巡りの一つだったんです。
なかなか泊まり山行ってできないですから…
2日目が雨予報なら白山行ってたんですけどね、運命って罪です(笑)

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