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Yamareco

記録ID: 1816985 全員に公開 山滑走槍・穂高・乗鞍

GW穂高岳山スキー\省羚眤

日程 2019年04月28日(日) [日帰り]
メンバー
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
沢渡駐車場利用 600円/日×2
シャトルバス 沢渡〜上高地 往復割引2,050円
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

日帰り
山行
9時間12分
休憩
26分
合計
9時間38分
Sスタート地点06:4807:14河童橋07:1507:25岳沢湿原・岳沢登山口07:2614:00最高地点14:2015:407番標識15:4116:01岳沢湿原・岳沢登山口16:0216:11日本山岳会上高地山岳研究所16:1216:16河童橋16:1716:26ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
<アプローチ>
 標高1,630mあたりの岳沢を渡るあたりから沢に突入してシール登行しましたが、これは失敗でした。1,750m付近まで藪や微妙な谷などが出現し、無駄な労力・時間を要しました。(7:55突入開始、1,750m地点8:30)登山道をそのまま歩くと1,750m付近で河原に出るので、そこから1,950m付近までシール登降した上で西穂高沢側にトラバース気味に侵入していくのが効率が良さそうです。
<登行>
 1,750mからは沢状を素直に登行していけばいいので楽ですが、終始日差しをモロ受けるので、風が無いととにかく暑いです。(西穂高沢は西風が稜線で遮られる地形の為、風が弱いことが多いです。)早朝に登行することをお勧めします。西穂稜線へは似たような沢地形が複数あるので、GPS等で確認しながら間違った沢を詰めないようにしましょう。西穂高沢は手前の独標に詰める沢や間ノ沢と類似しています。展望がない時は特に要注意。また登山道から取付く場合は、後述の通り岳沢の横断が意外と厄介です。
 西穂高沢は登るにつれて傾斜がきつくなるシンプルな地形の沢です。今回は時間切れで2,730mで登行を終了していますが、そこまでは当日の雪の状態もあってシール登行可能でした。時間さえあればコルまで十分シールで登って行けたと思います。
 登行途中2度(上部ルンゼを合わせると4度)沢が分岐しますが、常に左寄りに直進していきます。本谷はそのまま真っ直ぐコルに突き上げています。登行終了点はちょうど山頂直下から滑降するルンゼが合流するあたりでした。
<滑降>
 前日の降雪が見事に腐って全面重たい雪になっていました。また西穂高沢は降った新雪はすぐに落ちるらしく、谷の大半は前日の雪のデブリで埋まっていました。デブリは前日の雪のものだけで量も少なく、固まってはいなかったので、滑れなくはないですが、快適からは程遠いものでした。
 2,300m付近からはデブリのない斜面も選べましたが、かなり重たい雪で、上部と比べればマシという程度です。
 登りの教訓から早めに登山道に合流しようと2,030m付近で岳沢を横断しましたが、本流のデブリが酷く、これまた相当な苦行でした。1,950mあたりで上手く探した方が良さそうです。大規模なデブリが出ている沢は、天狗沢、コブ沢、扇沢で、本流を埋め尽くしているデブリは天狗沢とコブ沢のものでした。この3つの沢はとても滑れる状態ではありません。他の沢も小デブリが出ていない沢は皆無です。
 岳沢登山道沿いは1,760m付近まで滑降できます。2,000m前後は本流がデブリで滑降できないため、藪っぽい山肌を滑らざるを得ずやや難儀します。
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図 [pdf]

写真

まずは小梨平にテントを設営します。
設営後、出発が7時過ぎとなり、少々時間がかかり過ぎました。
2019年04月28日 07:13撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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まずは小梨平にテントを設営します。
設営後、出発が7時過ぎとなり、少々時間がかかり過ぎました。
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本日の上高地からの穂高連峰
前日の降雪の為、冬のような雪景色です。
2019年04月28日 07:18撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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本日の上高地からの穂高連峰
前日の降雪の為、冬のような雪景色です。
岳沢登山道入口も初っ端から雪です。
2019年04月28日 07:28撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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岳沢登山道入口も初っ端から雪です。
この辺から突入してすぐ
2019年04月28日 07:53撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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この辺から突入してすぐ
広場のようなところに出て、ここからシール登行しましたが、失敗でした。
2019年04月28日 07:55撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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広場のようなところに出て、ここからシール登行しましたが、失敗でした。
この辺りでようやく藪地獄から解放されました。(まだ何となく雰囲気が残っていますが)
2019年04月28日 08:47撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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この辺りでようやく藪地獄から解放されました。(まだ何となく雰囲気が残っていますが)
岳沢を埋めるデブリは手前が天狗沢、奥がコブ沢のものです。
両デブリは大規模で巨大な塊となっているため、横断するのでさえ難儀です。
2019年04月28日 09:32撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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岳沢を埋めるデブリは手前が天狗沢、奥がコブ沢のものです。
両デブリは大規模で巨大な塊となっているため、横断するのでさえ難儀です。
1
西穂高沢を見上げます。
それなりに登山者はいますが、前穂高岳と比べるとかなり少ないです。
2019年04月28日 09:33撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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西穂高沢を見上げます。
それなりに登山者はいますが、前穂高岳と比べるとかなり少ないです。
2
霞沢岳を振り返ります。
この辺りは雪面が綺麗ですが、すでに重たい湿り雪となっていてシールに団子となって貼りついてきます。できるだけ新雪の少ない所を選んで登ります。
2019年04月28日 09:33撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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霞沢岳を振り返ります。
この辺りは雪面が綺麗ですが、すでに重たい湿り雪となっていてシールに団子となって貼りついてきます。できるだけ新雪の少ない所を選んで登ります。
ピナクル上を越えると…
2019年04月28日 10:26撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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ピナクル上を越えると…
徐々に傾斜が増してきます。
既に10時半となり、暑さが半端ないです。水を節約するため、お湯で雪を溶かして飲んだりしてます。
2019年04月28日 10:26撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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徐々に傾斜が増してきます。
既に10時半となり、暑さが半端ないです。水を節約するため、お湯で雪を溶かして飲んだりしてます。
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1つ目の分岐
間ノ岳方面に抜けます。ここも小デブリが出ています。
2019年04月28日 10:52撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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1つ目の分岐
間ノ岳方面に抜けます。ここも小デブリが出ています。
本流は緩やかに左カーブして登っていきます。
分岐が出たら常に左に進路を取ります。
2019年04月28日 10:52撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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本流は緩やかに左カーブして登っていきます。
分岐が出たら常に左に進路を取ります。
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2つ目の分岐
これも左に行きます。このあたりで傾斜は30度弱くらいでしょうか。
2019年04月28日 11:30撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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2つ目の分岐
これも左に行きます。このあたりで傾斜は30度弱くらいでしょうか。
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富士山や南アルプスが見えてきました。
あちらもこの時期にしては雪が多く感じられます。
2019年04月28日 11:49撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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富士山や南アルプスが見えてきました。
あちらもこの時期にしては雪が多く感じられます。
前穂から明神の稜線もクッキリです。
だいぶ高度が上がってきましたが、既に昼近く。体力的にも結構しんどく、ペースを上げるどころか登行し続けるのが精一杯。今日は登頂は難しそうです。
2019年04月28日 11:49撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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前穂から明神の稜線もクッキリです。
だいぶ高度が上がってきましたが、既に昼近く。体力的にも結構しんどく、ペースを上げるどころか登行し続けるのが精一杯。今日は登頂は難しそうです。
コルは見えていますが、あそこまで行けるのか?
登山者の方がはるかに早く登っていきます。
2019年04月28日 11:50撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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コルは見えていますが、あそこまで行けるのか?
登山者の方がはるかに早く登っていきます。
上部に来て3つの岩峰が見えてきましたが、右の二つの岩峰の間のルンゼ(ルンゼと言うほど狭くないですが)が山頂から直接滑り降りるルートがあるところです。
2019年04月28日 13:30撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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上部に来て3つの岩峰が見えてきましたが、右の二つの岩峰の間のルンゼ(ルンゼと言うほど狭くないですが)が山頂から直接滑り降りるルートがあるところです。
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午後2時となり、ここで時間切れ終了とします。
右の雪面が山頂からのルート。比較的状態は良さそうでしたが…
2019年04月28日 13:58撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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午後2時となり、ここで時間切れ終了とします。
右の雪面が山頂からのルート。比較的状態は良さそうでしたが…
結局コルにも届かず。
2019年04月28日 13:58撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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結局コルにも届かず。
ドロップ斜面を見下ろします。御覧の通りスラフが落ちたような小デブリで埋め尽くされています。デブリの出ていない急斜面の側面に入ってもスラフと共に流されてしまいダメでしたので、上部は小デブリと格闘しながらの辛抱の滑りが続きます。
2019年04月28日 14:22撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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ドロップ斜面を見下ろします。御覧の通りスラフが落ちたような小デブリで埋め尽くされています。デブリの出ていない急斜面の側面に入ってもスラフと共に流されてしまいダメでしたので、上部は小デブリと格闘しながらの辛抱の滑りが続きます。
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ちょっと滑って3岩峰を振り返りますが、デブリのおかげでどこを滑ってきたかもわからないくらいシュプールが残りません。
2019年04月28日 14:29撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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ちょっと滑って3岩峰を振り返りますが、デブリのおかげでどこを滑ってきたかもわからないくらいシュプールが残りません。
この辺りからややデブリを避けて滑れるようになりますが、かなりの湿り雪で要注意です。
2019年04月28日 14:29撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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この辺りからややデブリを避けて滑れるようになりますが、かなりの湿り雪で要注意です。
下部の緩斜面に出ると右側がデブリを避けたルートになります。
言わずと知れた重い湿り雪ですが。
2019年04月28日 14:35撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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下部の緩斜面に出ると右側がデブリを避けたルートになります。
言わずと知れた重い湿り雪ですが。
苦心の跡
雪の転がり様でパウダーでないことがわかります…
2019年04月28日 14:39撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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苦心の跡
雪の転がり様でパウダーでないことがわかります…
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とは言ってもこのあたりが今日一の快適斜面
2019年04月28日 14:50撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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とは言ってもこのあたりが今日一の快適斜面
デブリの出ている斜面を横切って、登山者の見えている登山道まで行かなければなりませんが、これまた修行の道。15分ほど掛けて横断しました。
2019年04月28日 14:59撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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デブリの出ている斜面を横切って、登山者の見えている登山道まで行かなければなりませんが、これまた修行の道。15分ほど掛けて横断しました。
登山道沿いに残雪を滑降できます。
2019年04月28日 15:20撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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登山道沿いに残雪を滑降できます。
1,760m付近の滑降終了地点
2019年04月28日 15:24撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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1,760m付近の滑降終了地点
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遊歩道から霞沢岳
雪のため遊歩道は通行禁止状態でした。
2019年04月28日 16:06撮影 by FinePix XP90 XP91 XP95, FUJIFILM
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遊歩道から霞沢岳
雪のため遊歩道は通行禁止状態でした。

感想/記録
by yy0419

 27日に季節外れの大雪があった為、北アルプスの中で比較的雪の少ない穂高を選択しましたが、それでも20儷瓩の積雪量があり、その影響をモロに受けた修行系の山行になりました。朝上高地に入山してテント設営し、その日に日帰りで西穂登頂は、今の自分の馬力ではちょっと無理でした。
訪問者数:259人
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