満蔵山(栃木百名山・春の花、大騒ぎのショウジョウバカマたち!)

2012年04月16日(月) [日帰り]

• GPS: 04:20
• 距離: 10.8km
• 登り: 524m
• 下り: 509m

コースタイム

12:00　尻高田集落(道路左側の路肩に駐車)
12:02　太鼓橋
12:25　参道登山口
12:32　雲光教寺
12:53　満蔵山山頂
13:20　お冨士山山頂
14:20　塩の草に至る林道
14:37　縦貫林道と塩畑への分岐(工事中:塩畑方面は通行止め)
　　　　　縦貫林道経由堂平へ
15:45　堂平
16:00　参道登山口
16:15　太鼓橋
16:20　尻高田集落

天候

晴れの後花曇、そして時々風!

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場なし。
登山道入り口に1〜2台の車が置けるくらい。

コース状況／危険箇所等

○　登山中、滑落などの危険箇所なし!
　　満蔵山からお冨士山経由の尾根筋は、この時期は歩けるが、初夏から秋にかけては藪となり難儀すること必死と思われる。

○　この山の近くに古刹雲岩寺がある。禅寺である。春夏秋冬、彩り豊かに訪問者を迎え入れてくれる古寺である。毎年訪れている心癒される名刹です。皆さんも一度ご訪問あれ!

写真

4/16 12:00

尻高田バス停に車を止め、本日の山行の始まりです!

4/16 12:02

道路沿いに小川の渓流が流れていました。

4/16 12:02

ここから本格登山の開始です。
太鼓橋です。

4/16 12:04

太鼓橋を渡り、杉林を抜けています。

4/16 12:08

花咲く小径を登っていきます。

4/16 12:04

カタクリの花が出迎えてくれました。

4/16 12:05

春ですね〜・・・・・!
ショジョウが春の戯れを演出してくれていました。

4/16 12:07

アズマイチゲも彩りを添えていました。

4/16 12:13

なぜか、こんな所に大堰堤が?

4/16 12:17

堰堤を横目に砂利の林道を上っていきます。

4/16 12:20

キジムシロの花が、咲き誇っていました。

4/16 12:21

ケマルバスミレという多年草です。

4/16 12:25

砂利道を登り詰めると、舗装道路にでました。
参道入り口の脊柱に導かれました。

4/16 12:30

雲光教寺への階段です。

4/16 12:33

雲光教寺です。
誰もいません。
人の気配は感じられませんでした。

4/16 12:34

お堂の中の様子です。
人の気配は感じられますが・・・?

4/16 12:36

境内にはショウジョウが戯れていました。

4/16 12:37

テンナンショウが境内にニョキョッと飛び出ていました。

4/16 12:44

境内に向かって左側の踏み跡を辿り、急登を登り詰め、山頂に向かいます。

4/16 12:53

そして、栃木百名山「満蔵山」山頂です。
桧の植林で展望はありません。

4/16 12:53

山頂からお冨士山へ向かいます。

4/16 12:55

尾根を忠実に辿ります。

4/16 12:57

しかし、そんの稜線は、篠の藪・・・!

4/16 12:58

モミの木が生い茂り、その刃先が太ももにチクリと突き刺さる。痛〜い(;_;)

4/16 13:07

しばし進むと伐採地に突き出た!
冷涼たるその光景に寂しさを覚えた!

4/16 13:04

でも春の草花は元気に咲き出していまいた。
伐採地脇の北斜面にカタクリの小群落がありました。

4/16 13:03

藪漕ぎもこのカタクリで癒されました。

4/16 13:03

カタクリと同じ色に染まっていました。
ヒナスミレでしょうか?

4/16 13:19

尾根筋に戻り、お冨士山へ!
え、ここが山頂?
栃木の百名山の中でも書かれていた場所?

4/16 13:19

これが標識かな?
まったくつまらなかった。
引き返えしました。

4/16 13:34

「塩の草」に下る尾根に取り付きました。

4/16 13:39

松の大木も倒れていた。

4/16 14:04

展望もなく、いばらの草をかき分け、僅かな踏み跡を辿りました。

4/16 14:18

約50分ほど歩き林道に出ました。
満蔵山の登山口に向け歩みました。
ホットしました。

4/16 14:34

小さな渓流のが流れる音を聞きながら歩きました。

4/16 14:36

古い道祖神が見守ってくれていました。
歴史を感じる道筋でした。

4/16 14:24

ふと山を見上げると、ショウジョウバカマの群生がありました。

4/16 14:25

とっても可愛らしく咲いていました。

4/16 14:25

愛らしさを感じました。

4/16 14:26

戯れる姿です。

4/16 14:28

着飾る姿で微笑んでいました。

4/16 14:32

湧き水が流れる場所にわざびの花が咲いていました。

4/16 14:37

林道沿いに掲示されていた案内板です。
ここは、八溝縦貫林道と塩畑の集落への分岐点です。

4/16 14:37

塩畑方面は道路工事中で歩いても通れない感じでしたので、縦貫林道を歩きました。

4/16 14:48

道ばたには春の花がたくさん咲いていました。

4/16 14:41

ニリンソウです。

4/16 14:45

並んだ姿が可愛らしかった。

4/16 14:44

ニリンソウに紛れ込んで小さな花も咲いていました。
ウシハコベかな?

4/16 14:47

ユリワサビの花です。

4/16 14:52

アズマイチゲも咲いていました。

4/16 14:54

こんな林道の際には、春がたくさん隠れていました。

4/16 15:03

いろんな色のショウジョウバカマが彩りを添えていました。

4/16 15:04

黄色のショウジョウ!

4/16 15:05

ピンクのショウジョウ!

4/16 15:06

淡い色のショウジョウ!

4/16 15:08

まだ蕾だったショウジョウ!

4/16 15:10

真っ白なショウジョウ!

4/16 15:11

白いショウジョウバカマには初めて出会いました。

4/16 15:33

ネコメノソウです。
薄暗い林の中で一際目立っていました。

4/16 15:38

モコモコの木です。(何でしょうこれ!)
可愛らしかったので撮影してみました。

4/16 15:41

テンナンショウが群れて咲いていました。

4/16 15:44

バライチゴの花が真っ白に咲いていました。

4/16 15:46

堂平という所まで来ました。
ここからも満蔵山に登れるそうです。

4/16 15:48

その登山口には、スミレが門番をしていました。

4/16 15:56

間もなく満蔵山参道入り口に着きます。

4/16 15:53

道ばたには、ショウジョウバカマが途切れることなく咲き誇っていました。

4/16 15:57

まん丸と太ったショウジョウバカマです。

4/16 16:02

縦貫林道の満蔵山参道入り口から最初の登山口に向け下ります。

4/16 16:14

杉林の中の小径を下りました。
ふかふかした気持ちのよい踏み心地でした。

4/16 16:15

満蔵山の花たちとも、間もなくお別れです!

4/16 16:16

日が西に傾くと、花たちはまだ肌寒い夜から身を守るため、花をしぼませていました。

4/16 16:17

登山口の太鼓橋です。
下山です。
「今日も一日ありがとうございました。」満蔵山の花たちと神様に感謝しました。

4/16 16:21

車に戻る途中に居られました神様です!
帽子を取り深くお辞儀をして、お別れしました。

4/16 16:22

登山口のある尻高田というところは、里山風景が広がっていました。

4/16 16:26

残したい栃木の棚田21認定地という標識がありました。これから田植えなどで賑やかになるんでしょうね!

撮影機器：

EOS 50D CANON

感想

🌸🐛＠sakura64

○　今回の山旅、出会った方は、賑やかな花たちのみでした。

○　「栃木の百名山」ガイドブックによれば「イワウチワの大群落に出会えるかもしれない。」とい微妙な文面に誘われて訪れてみました。

○　いや〜参ったです。
　　満蔵山からお冨士山を経由して塩の草までの尾根筋には。
　　手入れのされていない杉や桧の植林で、展望もなく薄暗く、いばらや笹をかき分けての歩み、花などは一切お目にかかれなかった。
　　もう二度と行きたくないと思いました。

○　しかし、その尾根筋以外はとても快適だった。
　　たくさんの花に包まれていました。
　　ショウジョウバカマは特にすごかったですよ。

○　静かな山旅ができました。春の花を楽しむにはよい山でした。