加賀白山2702m(砂防新道往復・小屋泊)
- GPS
- 29:09
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,313m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:08
天候 | 1日目:(ほぼ)快晴 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
気象条件によって大きく難易度は変化すると思います。砂防新道の黒ボコ岩下あたりは急なので凍結していると難易度がかなり上がると思います。 |
その他周辺情報 | いつも白山天望の湯の日帰り温泉を利用したけれども休館中だったので、白峰温泉の白峰温泉総湯(日帰り温泉)に寄りました。勝山市内コンビニいくつかあり。ファミレスが見当たらなかったので8番ラーメン店で食べました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
当初はGW前半に予定してい
た信州遠征が天候不良で後半
になった(真ん中は仕事)。
唐松岳か蝶ケ岳、針ノ木岳・
・といろいろ考えていたけど
代車だし天気と休みがうまく
合わず。17年ぶりに残雪の白
山に登ることにした。ここな
ら舞鶴若狭道を利用すると大
渋滞にあう可能性は低くなる
し昼にでれば深夜までには登
山口に着く。
11時に東広島を出発して国道
375号を北上、山陽道は上り
があちこちで渋滞していてだ
いぶん遠回りになるけれども
渋滞大嫌いな自分にとっては
まだマシ。
12時に三次インターから中国
道にのって舞鶴若狭道経由に
て北陸道へ向かう。途中、久
しぶりに何度か登ったことの
ある那岐山や泉ケ山をみるこ
とができたのはうれしかった。
渋滞に遭うこともなく福井北
インターで中部縦貫自動車道
へ。勝山インターでおりて国
道416号へ。夕食をラーメン
屋(8番らーめん・・途中に
あるので美味しいしおすすめ
)で摂ってコンビニで食料品
を調達して国道157号で白峰
温泉へ。白峰温泉で信号を右
折して(白峰交差点)別当出
合に向かった。駐車場には19
時半頃に着いた。まだまだ駐
車スペースに余裕がある。た
だここは困ったことに別当出
合のトイレまで登り10分と遠
い(この時期は冬季トイレ一
個のみ)。着いたときは車の
中が暑かったのでそのまま寝
たけれども寒くなって冬用シ
ュラフで寝た(でも寒くてあ
まり寝れず、しかも代車なの
で狭い)。
当日、トイレを済ませて食事
も摂って5時50分に出発した。
ピッケルと12本アイゼンを
もってきたもののどうしよう
かと考えたけどもピッケルは
やめて12本ではなくて6本ア
イゼンをもっていくことにし
た。雲はあるものの晴れ。昨
日からの小屋泊りの人はいい
だろうなあ。
別当出合に6時に着いた。登
山届を出して吊り橋を渡る。
渡りきると木道がでてくる。
左に残雪がちょこっと残って
いる。10分歩くと登り専用と
下り専用に道が分かれた。登
り専用へ。再び登りと下りが
合流。6時47分に中飯場に着
いた。ここで6本アイゼンを
着けた。天気は快晴だ。この
あたりは春の吹雪だと迷いそ
うな地形のように思う。
7時10分に雪に覆われた林道
にでてきた。右にコンクリで
できたトンネルがある。でも
これは見たことがない。おか
しいなあとトンネルの上にで
ると見覚えのある登山道があ
った。スキーのシュプール・
トレースがある。トレースは
しっかりとついていてこうい
う晴れた連休数日後だと心配
はいらない。まだまだ周囲の
峰は高くてどれが黒ボコ岩あ
たりだろうか?だれか歩いて
いるかなあ?と見たり考えた
りしながら登っていく。早朝
だからかそれほど人はおらず。
ぽつりぽつりと会う程度だ。
7時50分になると前方に白山
の別当出合い側の全景がみえ
てくる(山頂はまだ奥の方)。
黒ボコ岩へ向かうトレース
跡・エコーラインへと向かう
トレース跡が見えている。前
回GW白山は17年前と相当昔
なのであまり覚えていない。
たしか黒ボコ岩を登ったよう
な。甚之助避難小屋からエコ
ーラインへ向かっている人た
ちが見える。
8時36分に甚之助避難小屋に
着いた。数人のハイカーが休
んでいる。黒ボコ岩へ大半の
人たちが向かっている様子。
もくもくと雪の斜面を登って
いく。ずーっと竹のポールが
さしてある。予定通り黒ボコ
岩へと向かう。雪が凍ってい
ると心配だけれど天気が良く
て気温も上がっているので適
度に腐っているので安心だ。
トラバース跡を登っていく。
休憩しては展望を楽しみを繰
り返す。少し夏道が露出して
いるところも。これより先10
0m区間落石に注意して通行
して下さい。とある。確かに
落石が雪の上に点々としてい
る。ここは早く通過してあと
は黒ボコ岩へ雪の急斜面を登
っていく。凍っていたらとて
もいやなところだ。そういえ
ば前回も歩いた記憶がある。
ショートスキーを背負ってい
った。休む時間が多くなりそ
の分振り返って別山を見たり
と楽しんだりする。10時20分
に黒ボコ岩に着いた。ドロー
ンを背負った男性がいる。風
がなければいい景色をとれる
だろう。ようやく急登が終わ
り阿弥陀ケ原を歩いていく。
大雪原が広がる。ただ最後の
急登がまっている。小屋手前
の急斜面だ。雪が解けている
ところが多くて岩の上を歩く
ようになる。黒ボコ急斜面で
消耗した身にはきつい。
11時05分に小屋が見えた。11
時15分に小屋の中へ。風があ
り寒い。温度計は0度を指し
ている。小屋の中に岩間道通
行止め・釈迦新道通行不可と
ある。小屋の前でゴロンとこ
ろがって昼寝をしたりして時
を過ごす。12時から小屋の受
付なので申し込む。いつも泊
まる小屋とは反対側の白山雷
鳥荘側のトイレの白山山頂側
に立つ建物だ。団体さんは一
階へ。ソロは二階へ。偶然、
隣が広島から来た若者で話を
する。夫婦二組とソロが私を
入れて二人。今日は混むので
すいませんと小屋の方が話し
ていたが。50人とまるとのこ
と。小屋で缶ビールを注文し
て小屋の自炊テーブル?でイ
ンスタントドライカレーを食
べた(昔は赤飯しかなかった
のにそれも味は・・・だった
のを考えるとすごい進歩)。
水場は雪を掘り下げたところ
からでていた。
小屋で昼寝をしたりして過ご
す。時間があるので山頂へ行
ってみる。30分ほどで山頂へ。
アイゼンもスパッツも置い
てきたけれども問題はなかっ
た。向こうに大汝峰が見えて
いる。残念ながら霞がひどく
て別山はさすがに良く見える
ものの荒島岳さえ見えない。
16時20分に下山を始めて16時
55分には小屋に着いた。戻っ
てくると小屋の中は大賑わい
だ。小屋の外で夕食を食べて
(ビールをまた注文してしま
った)18時すぎから小屋から
阿弥陀ケ原方面へ少し行った
ところで夕日を楽しんだ。太
陽が空気の層の関係が変形す
るのは面白かった。滝雲や雲
海をみることもできた。広島
から来た方は大汝峰へ登って
きたとのこと(すごいなあ)。
20時に消灯となり耳栓をし
て就寝。途中、寒さで目が覚
めることはあったけれどもぐ
っすり眠ることができた。
そこまでこだわりはないけれ
どもできたら見たかったご来
光。時間を確認してこなかっ
たのでそとを見ると明るくな
っていたので慌てて準備を済
ませて登った。広島から来た
男性はぎりぎり間に合ったと
のこと。昨日と打って変わて
霞がない。くっきりとした青
空だ。荒島岳がくっきり見え
る。山頂からは槍穂高連峰・
剣岳・乗鞍岳と御嶽山、遠く
に恵那山も見えている。日の
出には間に合わなかったけれ
どもいい景色を見ることがで
きた。6時半に小屋へ戻り自
炊セットをもって室堂小屋の
前で朝食を食べた。白山を見
ながらの朝食はグッド。
準備を済ませて7時半に下山
を開始した。阿弥陀ケ原から
は御嶽や別山が良く見える。
恵那山も見えている。8時17
分に黒ボコ岩に着いた。急斜
面を下りていく。上がってく
る人が多くなってきた。みな
さんカンカン照りできつそう
。ここから見る別山がすそ野
まで見えてすばらしい。8時
半にすぎてトラバース道へ。
別山へ向かって歩いてく。8
時45分になると甚之助避難小
屋が見えてきた。
9時に甚之助避難小屋に着い
た。休まず下りていく。踏み
跡で雪面があれていて下山で
は少し難儀する。たくさんの
人が登ってくる。今日の泊ま
る人はいいだろうなあと思う
。霞がない。10時07分に中飯
場に着いた。10時15分にアイ
ゼンを外した。10時半に下山
専用道へ。ニリンソウの葉が
たくさんある。探しながら歩
いていると少しだけ咲いてい
た。もう一日休みあると大佛
寺山へ花めぐりに行ったのだ
けれど。エンレイソウがたく
さん咲いている。10時45分に
登り専用道と合流して下りて
いく。木道を経て吊り橋を渡
って10時55分に別当出合に着
いた。駐車場には11時に着い
た。ほぼ満車の状態だ。
これからが長い。いつも寄る
日帰り温泉の白山天望の湯が
休館していたのは残念だった
。白峰温泉総湯で汗を流して
、行きに食べたラーメン屋で
昼食をとって勝山インターで
中部縦貫自動車道経由で北陸
道へ。舞鶴若狭道〜中国道〜
山陽道で自宅へは20時に着い
た。とても充実した二日間だ
った。
http://sengamine.sakura.ne.jp/homepagenew/yamakiroku/2019/sankagahaku190503/sankagahaku190503.html
1日違いで広島から白山!
私は4,5日で単独で行ってましたー。
中国山地でよくウロウロしているので
いつかお会いしそうですね〜(笑)
お疲れ様でした!!
コメントありがとうございます。3日は霞がひどかったですが4日はうそのように霞がとれて槍穂高や剣岳などが一望できました。日の入り・日の出もすばらしかったのではと思います。白山なら北陸道でいけるのでGWやお盆でも比較的渋滞にあわずにいけるので年に2回ほど登ることもあります。花の時期もいいですね。私も中国山地の恐羅漢山・十方山・吉和冠山などうろうろしていますのでいつかお会いすると思います(3月2日の大山ですれ違ったようです。yasiyasiさんとスキーを担いで登られていましたね)。これからもレポートを楽しみにしています。
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