御前山（小河内ダム〜御前山〜月夜見山〜鞘口峠〜麦山浮橋）

2012年04月29日(日) [日帰り]

• GPS: 09:03
• 距離: 19.4km
• 登り: 1,691m
• 下り: 1,682m

コースタイム

06:30 駐車場(発)
06:46 御前山登山口
07:47 サス沢山
09:09 惣岳山
09:30 御前山 09:46
10:01 惣岳山(小河内峠分岐)
10:10 ソーヤノ丸デッコ
10:49 小河内峠
11:53 月夜見第二駐車場
12:04 月夜見山 12:10
12:46 風張峠
13:13 鞘口峠
14:49 山のふるさと村
15:23 麦山浮橋(ドラム缶橋)
15:33 小河内神社バス停(着)

天候

快晴、日差しがとても暑かったです。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

行き:ふれあい館隣接駐車場(奥多摩湖バス停付近:無料)
帰り:小河内神社バス停〜奥多摩湖バス停(西東京バス:330円)

コース状況／危険箇所等

[登山口〜サス沢山〜惣岳山〜御前山]
・道標が整備されているので、登山道は判りやすいですが、惣岳山の山頂直下はサス沢山方面、小河内峠方面とも急坂になります。

[御前山〜小河内峠〜月夜見山〜鞘口峠]
・ソーヤノ丸デッコ(ピーク)からの下りは滑落注意の急坂ですが、その他は良く整備された登山道です。
・車道を渡る際には、車/バイクに十二分に注意しましょう。

[鞘口峠〜山のふるさと村〜小河内神社バス停]
・鞘口峠〜山のふるさと村の登山道は、基本的に沢沿いを下って行きますが、昔の川床だったようで岩が多く歩きづらい所があります。何度も沢を渡り返す木橋と道標で登山道であることを確認できますが、日の高いうちに歩き終えることをお勧めします。
・麦山浮橋(ドラム缶橋)は問題なく渡れました。
・私は少し探してしまったので、バス停の位置は事前にきちんと把握しておきましょう。

写真

4/29 6:28

お早うございます。今日は小河内ダムにある駐車場に車を停めて山行スタートです。お天気は上々の予報です。

4/29 6:31

奥多摩湖畔はまだ静かです。

4/29 6:37

月夜見山方面、ドライブ時に山頂付近を通る馴染みの山ですが、今日は歩いて行きますよ〜ん。

4/29 6:37

これから向う御前山方面

4/29 6:40

まずは小河内ダムの上を渡ります。

4/29 6:45

登山道手前の広場にて、

4/29 6:45

まだきれいに咲いてます。

4/29 6:46

御前山の登山口、熊鈴は着けてます。

4/29 6:59

毎度の急登りです。

4/29 7:01

新緑

4/29 7:01

こちらも、

4/29 7:02

どんどん登ります。

4/29 7:10

奥多摩湖対岸の六ツ石山

4/29 7:44

右側に広葉樹林、左側に針葉樹林の登山道。

4/29 7:47

サス沢山の山頂

4/29 7:48

山頂に設置されているカメラ監視塔

4/29 7:48

奥多摩湖が一望できます。

4/29 7:49

奥秩父方面、左手に大菩薩嶺が望めます。

4/29 7:51

大寺山の仏舎利塔も見えます。

4/29 7:53

それでは、惣岳山/御前山へ向かいましょう。

4/29 8:08

惣岳山/御前山に近づくにつれて、自生しているカタクリが次々と姿を現してくれました。

4/29 8:11

・・・

4/29 8:13

はい、優しく見守ります。です。

4/29 8:16

・・・

4/29 8:17

お天気最高ですが、ちと暑いです。

4/29 8:24

今日のベストショット!

4/29 8:26

まだ7年経っていない葉っぱだけのカタクリも見受けられます。

4/29 8:26

スミレも結構咲いてました。

4/29 8:29

・・・

4/29 8:36

御前山の支峰の惣岳山(そうがくやま)が見えてきました。

4/29 8:46

惣岳山はどこから登っても急登りです〜。

4/29 9:08

ふい〜、惣岳山の山頂に到着です。

4/29 9:09

標柱

4/29 9:09

緑色のロープはそうだったのですね。

4/29 9:10

これから向う御前山

4/29 9:21

広葉樹がまだ葉を付けていないので、今日は眺望が得られました。鷹ノ巣山と雲取山方面

4/29 9:21

三頭山方面

4/29 9:24

右から左へ、スローモーションのように徐々に開花しているカタクリです。(ヤラセではありません。)

4/29 9:28

御前山の山頂から50mくらい離れたビューポイントから、初めて富士山を見ることができました!

4/29 9:28

アップで、

4/29 9:28

こちらは三頭山

4/29 9:30

御前山の山頂に到着です。

4/29 9:31

山頂からの眺望

4/29 9:32

石尾根方面

4/29 9:44

快晴の青空の下、しばしまったりです。

4/29 9:46

”ひとめでわかるカタクリの一生”の掲示あり。

4/29 10:01

惣岳山に戻って来ました。次は小河内峠方面へ向かいます。

4/29 10:04

イチリンソウ(キンポウゲ科)

4/29 10:07

エゾエンゴサク(ケシ科)?

4/29 10:10

ソーヤノ丸デッコのピーク、ここもビューポイントになります。

4/29 10:11

三頭山

4/29 10:12

三頭山と富士山のツーショット

4/29 10:13

石尾根方面

4/29 10:23

有名なヤセ尾根

4/29 10:29

右手のピークへの道は、通行止めです。

4/29 10:49

小河内峠、ベンチでひと休みしていたら、通りがかりのレンジャーの方に声を掛けられました。道迷い遭難の話をされてましたね。

4/29 10:50

標柱

4/29 10:50

小河内峠からの眺望

4/29 10:59

石尾根みたいな気持ちのよい登山道

4/29 11:22

ミツバツツジ

4/29 11:22

アップで、

4/29 11:28

日差しが暑いので、巻き道の木陰が心地良いです。

4/29 11:49

手前の木段を登ると月夜見第二駐車場

4/29 11:53

月夜見第二駐車場、御前山登山ツアーのバスが停まってました。御前山登山は『初級』だそうです。

4/29 11:55

今日は鞘口峠まで行く予定です。まずは月夜見山を目指して少し車道に沿って歩きます。

4/29 11:57

月夜見第二駐車場から200mくらいの所から、山道に入ります。

4/29 11:58

”月夜見山”って山名、風情が有って好きです。

4/29 12:04

月夜見山の山頂、

4/29 12:05

先日、奥多摩ドライブで石尾根方面の展望の良い月夜見第一駐車場に停車しましたが、ついでに大ムソ山経由で月夜見山へ登ってしまいました。往復3km程度ですがこの写真の方向から登ってこれます。

4/29 12:10

今日は日差しが暑いので、木陰の山頂は過ごしやすかったです。それでは次の風張峠に向かいます。

4/29 12:18

いったん、奥多摩周遊道路に出ます。

4/29 12:18

奥多摩周遊道路の右側に沿って100m程度進みます。

4/29 12:20

ここから登山道へ戻ります。

4/29 12:24

ツルキンバイ(バラ科)?

4/29 12:27

ふたたび、奥多摩周遊道路に出ます。こんどは200mくらい道路に沿って進みますが、スピードを出して走っている車やバイクがいるので、車道の通行には十二分に注意が必要です。

4/29 12:31

ここから登山道へ戻ります。

4/29 12:34

ここの分岐は、左手の鞘口峠方面へ。ここからも山のふるさと村へ行けるようです。

4/29 12:44

眼前に今日登った御前山のどっしりした山容が見えます。

4/29 12:46

風張峠(かざはりとうげ)、ここには東京都で一番高い道路(標高1,146m)が近くを通ってます。

4/29 13:30

鞘口峠(さやぐちとうげ)に到着しました。真っ直ぐ登ると”三頭山”、左に下ると”檜原都民の森(の各施設)”、右に下ると”山のふるさと村/奥多摩湖”へ行けます。

4/29 13:31

峠のベンチでひと休みして、下山に備えます。

4/29 13:37

今日は、小河内ダムに車を停めているので、山のふるさと村経由で麦山浮橋(ドラム缶橋)を渡り、小河内神社バス停へ向かいます。

4/29 13:50

昔川床だったのか、登山道には多くの岩がゴロゴロして歩きにくい所がありました。また、登山道の道筋が判りにくい所があり、「登山道はとっちだ〜」と立ち止まって周囲を見渡すことが何回かありました。面白いといえば面白いのですが...。

4/29 14:08

日差しが暑かったので、思わず沢にドボンしたい衝動に駆られましたが、踏みとどまりました。

4/29 14:09

ニリンソウ(キンポウゲ科)

4/29 14:15

アズマイチゲ(キンポウゲ科)

4/29 14:20

登山道が車道と交錯していました。

4/29 14:20

車道を渡って再び登山道へ。

4/29 14:33

沢の水量が多くなってきました。う〜む、涼しそう。

4/29 14:35

旧加茂神社の前を通り、

4/29 14:49

山のふるさと村、じつは1km手前からキャンプ場エリアになっていて、途中炊飯用の水道を飲用させていただきました。冷たくて美味しいお水でした。

4/29 14:58

トイレを済まし、ビジターセンター裏手の道から、麦山浮橋(ドラム缶橋)へ向かいます。

4/29 15:07

ミヤマキケマン(ケシ科)?

4/29 15:09

ヤマブキ(バラ科)

4/29 15:09

アップで、この黄色(ヤマブキ色)が結構好きです。

4/29 15:25

麦山浮橋(ドラム缶橋)が見えてきました。

4/29 15:27

ドラム缶橋の上からオレンジ色の麦山橋方面を撮ってみました。ドラム缶橋の”ボヨンボヨン感”はお気に入りです。一度お試しあれ〜。

4/29 15:32

麦山浮橋(ドラム缶橋)を渡り終えての1枚

4/29 15:33

お疲れ様です。今日の最終目的地である小河内神社バス停に到着です。ちょうどバスが行った後でしたので、初夏の日差しを浴びながらのんびり次のバスを待ちました。

撮影機器：

FinePix F550EXR 富士フイルム

感想

gutenmrgen

今回は、奥多摩三山の御前山に自生しているカタクリを見に行くと共に、繋がっていなかった風張峠と鞘口峠の間のルートを歩いて繋ぐことを目的に山行ルートを考えましたが、結果的にどちらも達成できて満足な一日となりました。

昨年の秋にも御前山を訪れましたが、その時会ったのはキノコくらいで、山頂を含めてほとんど他のハイカーさんにお会いしない静かな山行になりました。さすがに、カタクリが開花するこの時期の御前山は人気のようで、山頂付近では沢山のハイカーさんとお会いしました。(ツアーバスで来られている方々を含めて、こんなにも人の集まる山だったのかと再認識しました。)
また、お天気は予報通り良かったのですが、暑さに身体がまだ慣れていないせいか、日差しがとても暑く感じられて、水分を多く摂りました。

自生しているカタクリは、サス沢山から惣岳山に向う登山道で見かけ始めますが、緑色のロープが張ってある所が目印になると思います。私の歩いたルートでは、群生と言うよりは登山道の傍らに間を開けてずう〜と並んで咲いている印象でした。期待通り、特徴の淡い紫色の花びらがとてもキレイでした。
また、カタクリ以外でもミツバツツジ、スミレ、ヤマブキなどいろいろな花が咲いていて春を満喫できました。

その他、
・ドラム缶橋を3分の2ほど渡ったところで、臨時便を含むバス3台が目の前を通り過ぎてアンラッキーでしたが、それほど急ぐ理由も無いので、もう一人のハイカーさんとのんびり次のバスを待ちました。
・乗車する時には空いていたので、何も考えずにバス車内の中ほどに座ってしまい、奥多摩湖バス停で下車するときに他の乗客の皆さんに迷惑をかけてしまいました。今後、終点以外で途中下車するときには、あらかじめバス車内の前方に座ることにします。それにしても、倉戸口バス停からあれほど乗車してくるとは...皆さん鷹ノ巣山帰りでしょうか(バスは”後乗り””前降り”なのです。)