瑞牆山（自然公園から時計回り）

2019年05月18日(土) [日帰り]

• GPS: 06:13
• 距離: 9.6km
• 登り: 987m
• 下り: 977m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:59
• 合計: 6:14

8:44 みずがき山自然公園
9:07 9:08 小川山林道芝生広場分岐
9:16 9:17 小川山林道終点
10:10 10:23 不動滝
11:39 11:40 弘法岩黒森分岐
11:45 12:21 瑞牆山
12:29 12:30 弘法岩黒森分岐
12:40 12:42 大ヤスリ岩
13:17 13:17 桃太郎岩
13:24 13:24 小川山・瑞牆山分岐
13:40 13:43 富士見平小屋
13:47 13:48 富士見平湧水
14:57 14:57 みずがき山自然公園
14:58 ゴール地点

天候

晴れのち薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

みずがき山自然公園駐車場（無料・約100台）
朝8時30分到着で7割以上の埋まり。ほとんどがボルダリング目的の方々でした。

コース状況／危険箇所等

コースは全般に明瞭、危険個所もありません。
山頂の岩は多くの人の踏み跡で磨かれ、滑りやすくなっていますので行き違いなどは慎重に。大ヤスリ岩を見ようと身を乗り出す際は特に慎重に。

【残雪状況】
不動滝から山頂に至る一部にわずかな残雪がありましたが近日中に溶けると思われます。スパイク、アイゼン等は不要でした。

写真

5/18 8:42

みずがき山自然公園駐車場に到着。周囲の方々はみな大きなマットみたいなものを背負って山に入っていくので私と奥さんは「？？？？」・・・のちにボルダリング装備だと判明しました。

5/18 8:44

初めは舗装路を進みます。
※今日は別のユーザーさんのログを辿って同じルートを行きましたが、どうやら舗装路でなく行かれるルートがあったみたいです【写真8参照】

5/18 8:44

目指す瑞牆山。要塞のようなシルエットは圧倒的な存在感です。

5/18 8:46

足元にかわいらしいフデリンドウ

5/18 8:58

やがて舗装路が土に変わります。

5/18 8:58

シラカバに囲まれて気持ちいい。

5/18 9:01

進む道の両脇にはスミレがいっぱい

5/18 9:06

進んでいくと・・・こんな分岐が現れました。我々が来たのとは違う「自然公園への道」があります＝舗装路を歩かなくても来られるルートがあったようです。

5/18 9:09

このあたりは渓流の音を聞きながら。ミズナラの新緑がきれいです。

5/18 9:33

大きな岩が現れてくると瑞牆山らしいですね。

5/18 9:34

進むと・・・シャクナゲがいっぱい！！まだ咲いていませんでしたが、ここが一斉に咲いたら見事だろうなぁ。

5/18 9:51

途中の橋の上から。水が本当にきれい。渓流釣りと思われる方々の車も停まっていましたが、イワナとかヤマメとか釣れるのかな？

5/18 9:56

こんな橋を渡ったりもします。

5/18 10:00

途中、立ちはだかる岩壁の下にクライマーさん。すごいなぁ！と思いつつ、ちょっと興味もあります。

5/18 10:02

苔むした林の中を進んで・・・

5/18 10:05

「不動滝」に到着、ここでコーヒータイムにしました（ベンチもあります）。

5/18 10:13

コーヒーを飲みながら見つけた小さな花

5/18 10:36

こちらは「夫婦岩」だそうです。なるほど〜

5/18 10:37

とにかく歩いていて気持ちいい！うれしい！

5/18 11:03

いろんな小鳥の声がいっぱい届いてきます。ルリビタキが何度も現れてくれたのだけれど、ついに写真には撮れず・・・

5/18 11:13

頂上近くではわずかに残雪もありました。

5/18 11:44

瑞牆山登頂。脇の切れ落ちに奥さんの足元がびびっています（笑）

5/18 11:45

圧倒的存在感の「大ヤスリ岩」

5/18 12:10

・・・をおそるおそる見下ろす奥さん（笑）

5/18 12:08

正面に茅ヶ岳、金ヶ岳、そして黒富士、鬼頬山、太刀岡山。昨年12月に周回した山々をこの向きから一望。その脇は先日歩いた羅漢寺山かなぁ？

5/18 11:50

視線を左に移していくと、この岩肌。

5/18 12:06

そして金峰山、山肌にはまだ雪が見えます。

5/18 12:19

超望遠で五丈岩アップ！

5/18 12:06

稜線続きの国師ヶ岳。金峰からこの稜線もいつか歩いてみたいな。

5/18 12:07

地元・八ヶ岳は雲の中

5/18 12:36

富士見平へと大きな岩を下っていきます。

5/18 13:15

桃太郎岩まで下りました。

5/18 13:37

富士見平小屋

5/18 13:37

テントもいっぱいです。

5/18 13:40

小屋前のシャクナゲが咲いていました。

5/18 13:55

自然公園へ下っていく途中、瑞牆山が見えました。

5/18 13:57

自然公園へはカラマツ落ち葉のクッションが効いた道を進みます。

5/18 14:02

途中のシャクナゲが・・・もう少しで開きそう。

5/18 14:16

このあたりも気持ちよく歩けます。

5/18 14:44

駐車場に近づくと、広々とした林の中。気持ちのいいラストです。

5/18 14:51

自然公園の手前でシャクナゲが咲いていました。

5/18 14:51

みずがき山自然公園に戻ってきました。

撮影機器：

COOLPIX A900 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 飲料 地図（地形図） GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス カメラ

感想

yoisa

以前に金峰山とセットで登った瑞牆山。その時は富士見平からピストンでしたが、今回はゆっくり周回してみました。

朝8時30分、瑞牆山荘でなく自然公園の駐車場へ着くと駐車場には車がいっぱい。そのどれもから大きなマットみたいなものを降ろし、みな背負っていきます。私と奥さんは「？？？？」・・・謎に包まれたままスタートします。

ヤマレコユーザーさんのルートを辿って歩いていくも、どうやらマットの皆さんはこちらには来ません。静かな山行です。シラカバやミズナラの新緑に包まれ、気持ちのいい道を進みます。耳に届いてくるのは近くに流れる渓流の流れと、そして様々な小鳥の声。バイクの音も自動車のエンジン音も聞こえてこないこの山（特に不動滝近辺）は本当に鳥の鳴き声に癒されます。林の中にときどきその姿を探しながら、やがて富士見平方面からとの合流点、そして山頂です。
狭い山頂は多くの人たちで賑わっていました。高曇りの天候、富士山や南アルプスなどの眺望は効きませんでしたが、大ヤスリ岩を覗き込むスリルに盛り上がる若者たちや小さなお子さんと一緒に登って来られた家族など、たくさんの笑顔で溢れていました。
富士見平までの下りは岐阜から来られたソロ女性さんとお話しさせていただきました。毎年お仲間と白馬岳へ登られている女史は今年は不帰キレットに挑戦とのこと、いろんな山小屋の話など聞かせていただきながら楽しく歩かせていただきました。
富士見平小屋で女史と別れ、自然公園へ。カラマツのクッションの効いた道はとても歩きやすく、瑞牆山を脇に眺めながらゆっくり下っていきます。咲き始めたシャクナゲの蕾などを探し、気持ちのいい林を抜けると芝生広場に戻りました。

芝生広場でやはり大きなマットを背負った男女ペアさんがいたので「それは何ですか？」と聞いたらボルダリング（落ちてもいいように敷く）マットだと教えてくれました。ここは屋外ボルダリングの場所として人気なのだそうです。

今日は時計周りで気持ちよく歩けました。ただ桃太郎岩〜山頂までの急登＆大きな岩場は登りで使った方がGood＆楽しいので、その意味では反時計周りの方が良いかもしれません。
瑞牆山はついつい金峰山のオマケになってしまいがちですが（前回の自分もそうでしたが）、この山だけでゆったり周回してみるとすごく楽しいです！林に、渓流に、鳥たちに癒され、岩場を楽しんだ周回でした。