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Yamareco

記録ID: 185561
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ハイキング
箱根・湯河原

宮城野橋〜明星ケ岳〜明神ケ岳〜矢倉沢峠

2012年04月28日(土) [日帰り]
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コースタイム

駒沢大学駅前06:00【タクシー】-06:10渋谷駅06:20【山手線】-06:32品川駅06:40【こだま631】-07:07小田原駅07:30【箱根登山バス】-08:10宮城野橋バス停08:15-08:25登山道入口8:30-10:05大文字焼10:15-10:30明星ケ岳10:40-11:10鞍部11:20-12:30明神ケ岳14:10-16:05矢倉沢岳16:10-16:35金時登山口16:40-16:45ローソン16:50-16:55仙谷バス停17:05【箱根登山バス】-17:45小田原駅18:11【こだま】-18:29品川駅
天候 朝方曇り のち晴れ 夕方から再び曇る
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
★宮城野橋バス停から明星ケ岳への道は、昭文社の地図によると、箱根老人ホームの前から「山道」の表記になっていますが、実際は、林道が100メートルほど続いていていました。おかげで僕は「登山口を見落としたかな」と思い、この林道をウロウロしてしまいました。当地に行かれる際は注意した方がいいと思います。

★明星ケ岳に向かう山道の序盤は、木段が流され、荒れていました。大変歩きにくかったです。足場が悪く、ファミリーコースとは言えないと思います。

★明星ケ岳から明神ケ岳に向かう尾根筋は広々とした防火帯で展望が素晴らしいです。ただ日差しが強いので、夏場は日焼けに注意してください。僕は首回りと両腕が真っ赤に焼けてしまい、痛くて仕方ないです。

★この山域はどういうわけか、ハエとアブが多いです。特に尾根上に集中しており、ブンブンたかってきて不快でした。とりたてて対策はありませんが…
小田原駅東口から箱根登山バス(乗り合いバス)に揺られて40分。早川の急流を眼下に見下ろす宮城野橋バス停に着きました。橋を渡って車道を400メートルほど歩いた地点にあったのが、この標識。さあ、登山のスタートです。
2012年04月28日 08:23撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 8:23
小田原駅東口から箱根登山バス(乗り合いバス)に揺られて40分。早川の急流を眼下に見下ろす宮城野橋バス停に着きました。橋を渡って車道を400メートルほど歩いた地点にあったのが、この標識。さあ、登山のスタートです。
さらに車道を100メートルほど上ったところに登山道入口がありました。いかにも歩きにくそうな、急な木段が待ち構えています。気分を引き締め、いざスタート!
2012年04月28日 08:38撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 8:38
さらに車道を100メートルほど上ったところに登山道入口がありました。いかにも歩きにくそうな、急な木段が待ち構えています。気分を引き締め、いざスタート!
急な登山道の脇で目立つのは、苔むした木。緑色の苔にびっしりと覆われた木の幹が、箱根の温暖な気候を言い表しているかのようです。
2012年04月28日 09:05撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 9:05
急な登山道の脇で目立つのは、苔むした木。緑色の苔にびっしりと覆われた木の幹が、箱根の温暖な気候を言い表しているかのようです。
登山道に張り出した木の根っこ。やはり苔で覆われています。登山道は蒸し暑く、周辺は常緑樹がうっそうと茂っています。何だか、亜熱帯にいるような気分です。
2012年04月28日 09:23撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 9:23
登山道に張り出した木の根っこ。やはり苔で覆われています。登山道は蒸し暑く、周辺は常緑樹がうっそうと茂っています。何だか、亜熱帯にいるような気分です。
登山道に並行して走るのが、テレビ中継用のケーブル。ところどころに電柱が立ち、やや興ざめ。
2012年04月28日 09:44撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 9:44
登山道に並行して走るのが、テレビ中継用のケーブル。ところどころに電柱が立ち、やや興ざめ。
蒸し暑い山道をはい上がると、見張らしの良い切り開きに出ました。明神ケ岳は大文字焼の祭りで知られています。この切り開きは、大文字焼きの「大」の字の部分なのです。箱根の中央火口丘・神山と駒ケ岳が雲海の上に、丸い山頂をもたげていました。
2012年04月28日 10:08撮影 by  F905i, DoCoMo
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4/28 10:08
蒸し暑い山道をはい上がると、見張らしの良い切り開きに出ました。明神ケ岳は大文字焼の祭りで知られています。この切り開きは、大文字焼きの「大」の字の部分なのです。箱根の中央火口丘・神山と駒ケ岳が雲海の上に、丸い山頂をもたげていました。
雲の間に見える仙谷原の街並み。奥は箱根の外輪山です。
2012年04月28日 10:09撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 10:09
雲の間に見える仙谷原の街並み。奥は箱根の外輪山です。
右に見えるピークは金時山。雲湧く正面の空には、かすかに銀色の富士山が見えます。
2012年04月28日 10:10撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 10:10
右に見えるピークは金時山。雲湧く正面の空には、かすかに銀色の富士山が見えます。
ジグザグ道をふうふう言いながら登り詰め、ようやく明星ケ岳山頂に到着。展望のない頂上には「明星ケ岳」と書かれた看板がひっそり立っています。ぼんやりしていたら見逃してしまうほど地味な山頂です。
2012年04月28日 10:32撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 10:32
ジグザグ道をふうふう言いながら登り詰め、ようやく明星ケ岳山頂に到着。展望のない頂上には「明星ケ岳」と書かれた看板がひっそり立っています。ぼんやりしていたら見逃してしまうほど地味な山頂です。
山頂には「御嶽大神」の石碑も。
2012年04月28日 10:33撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 10:33
山頂には「御嶽大神」の石碑も。
明星ケ岳から明神ケ岳への歩き始めは気持ちの良い尾根道。満開の桜もお目見えです。
2012年04月28日 10:36撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 10:36
明星ケ岳から明神ケ岳への歩き始めは気持ちの良い尾根道。満開の桜もお目見えです。
雲湧く縦走路。気温がぐんぐん上昇しており、汗ばむ暑さです。遮るものがない防火帯の尾根では、直射日光も強烈。
2012年04月28日 10:40撮影 by  F905i, DoCoMo
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4/28 10:40
雲湧く縦走路。気温がぐんぐん上昇しており、汗ばむ暑さです。遮るものがない防火帯の尾根では、直射日光も強烈。
向正面に、今から向かう明神ケ岳が圧倒的なボリュームで立ちはだかっています。う〜ん、登りは辛そうだなあ…
2012年04月28日 10:51撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 10:51
向正面に、今から向かう明神ケ岳が圧倒的なボリュームで立ちはだかっています。う〜ん、登りは辛そうだなあ…
防火帯の急登。一歩前進するたびに、顔から汗が噴き出します。ああ、きつい!
2012年04月28日 11:03撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 11:03
防火帯の急登。一歩前進するたびに、顔から汗が噴き出します。ああ、きつい!
明神ケ岳の巨大な山容。満開の桜がアクセントになっています。目指す山頂はまだ遠い…
2012年04月28日 11:06撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 11:06
明神ケ岳の巨大な山容。満開の桜がアクセントになっています。目指す山頂はまだ遠い…
防火帯が途切れると、今度はハコネダケのトンネル状の道に。ハコネダケが直射日光を遮ってくれるので、多少は過ごしやいのですが、代わりに出てきたのが、ハエの軍団。都会のゴミ置き場に勝るとも劣らない数のハエが僕にまとわり付き、ブンブンと飛び回ります。ああ、不快じゃ!
2012年04月28日 11:48撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 11:48
防火帯が途切れると、今度はハコネダケのトンネル状の道に。ハコネダケが直射日光を遮ってくれるので、多少は過ごしやいのですが、代わりに出てきたのが、ハエの軍団。都会のゴミ置き場に勝るとも劣らない数のハエが僕にまとわり付き、ブンブンと飛び回ります。ああ、不快じゃ!
ハエにたかられながら前進するうち、明神ケ岳の山頂基部に到着。赤土の大斜面が早川の渓谷へと落ち込んでいます。再び直射日光に見舞われ、暑い!ハエもうっとおしい!
2012年04月28日 12:39撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 12:39
ハエにたかられながら前進するうち、明神ケ岳の山頂基部に到着。赤土の大斜面が早川の渓谷へと落ち込んでいます。再び直射日光に見舞われ、暑い!ハエもうっとおしい!
ようやく明神ケ岳頂上に到着。大展望が待ってくれていました。神山と駒ケ岳がドーンとそびえています。山腹には大涌谷も見えますね。
2012年04月28日 12:46撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 12:46
ようやく明神ケ岳頂上に到着。大展望が待ってくれていました。神山と駒ケ岳がドーンとそびえています。山腹には大涌谷も見えますね。
山頂に置かれた展望盤と、金時山。
2012年04月28日 13:20撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 13:20
山頂に置かれた展望盤と、金時山。
神山・駒ケ岳(奥)と、山頂に置いた僕のガスこんろ。佐藤のごはん、カレーの「LEE」、三枚肉の缶詰、缶ピールが本日のメニュー。
2012年04月28日 13:21撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 13:21
神山・駒ケ岳(奥)と、山頂に置いた僕のガスこんろ。佐藤のごはん、カレーの「LEE」、三枚肉の缶詰、缶ピールが本日のメニュー。
明神ケ岳の山頂風景。広々とした赤土の台地です。ハイカーはめいめい、好きなところに陣取って昼食を楽しんでいます。
2012年04月28日 13:21撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 13:21
明神ケ岳の山頂風景。広々とした赤土の台地です。ハイカーはめいめい、好きなところに陣取って昼食を楽しんでいます。
山頂の看板。猛暑とハエの襲来を受けながら、よくぞここまで来たもんだ(笑)
2012年04月28日 13:22撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 13:22
山頂の看板。猛暑とハエの襲来を受けながら、よくぞここまで来たもんだ(笑)
箱根の山並みを眺めつつ、コッフェルに注いだコーヒーを味わう…至福のひとときです。
2012年04月28日 13:54撮影 by  F905i, DoCoMo
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4/28 13:54
箱根の山並みを眺めつつ、コッフェルに注いだコーヒーを味わう…至福のひとときです。
明神ケ岳から矢倉沢峠へ出発。最初は広々とした尾根道で歩きやすい。ただ、ハエは相変わらず多く、ブンブンとまとわり付いてきます。
2012年04月28日 14:23撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 14:23
明神ケ岳から矢倉沢峠へ出発。最初は広々とした尾根道で歩きやすい。ただ、ハエは相変わらず多く、ブンブンとまとわり付いてきます。
矢倉沢峠へと続く縦走路。道程はまだまだ遠い…
2012年04月28日 14:27撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 14:27
矢倉沢峠へと続く縦走路。道程はまだまだ遠い…
小さな若葉が木々から顔を出し、森全体が薄緑色に染まっているように見えます。遅い春の訪れを感じます。
2012年04月28日 14:58撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 14:58
小さな若葉が木々から顔を出し、森全体が薄緑色に染まっているように見えます。遅い春の訪れを感じます。
天を突かんばかりに聳える金時山。すごい迫力です。こんな急な山、登る気にならないよ…
2012年04月28日 16:06撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 16:06
天を突かんばかりに聳える金時山。すごい迫力です。こんな急な山、登る気にならないよ…
ようやく着いたぞ、矢倉沢峠!これが道標です。ここからは下るだけ。
2012年04月28日 16:17撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 16:17
ようやく着いたぞ、矢倉沢峠!これが道標です。ここからは下るだけ。
矢倉沢峠にある「うぐいす茶屋」は閉まっていました。ひと息入れたかったのに、残念。
2012年04月28日 16:21撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 16:21
矢倉沢峠にある「うぐいす茶屋」は閉まっていました。ひと息入れたかったのに、残念。
うぐいす茶屋から急坂を下って20分、登山道入口に飛び出しました。周辺は高級別荘地。着飾った家族連れの合間を縫うように、泥だらけの僕はバス停へと急ぎました。暑さとハエにたじろぎながらも、大展望を堪能できた山旅でした。
2012年04月28日 16:35撮影 by  F905i, DoCoMo
4/28 16:35
うぐいす茶屋から急坂を下って20分、登山道入口に飛び出しました。周辺は高級別荘地。着飾った家族連れの合間を縫うように、泥だらけの僕はバス停へと急ぎました。暑さとハエにたじろぎながらも、大展望を堪能できた山旅でした。
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