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Yamareco

記録ID: 1859892 全員に公開 山滑走 白馬・鹿島槍・五竜

黒部奥山 スキー

情報量の目安: B
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日程 2019年05月02日(木) ~ 2019年05月05日(日)
メンバー
天候2日:雨のち晴 3日〜5日:晴
アクセス
利用交通機関
車・バイク

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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
8時間20分
休憩
0分
合計
8時間20分
S猿倉06:1014:30白馬山荘
2日目
山行
7時間50分
休憩
30分
合計
8時間20分
白馬山荘08:0011:00清水岳11:1014:30猫又山14:4015:10オレントメン谷滑降終了地点15:2016:20猫又山ベース
3日目
山行
6時間0分
休憩
1時間20分
合計
7時間20分
猫又山ベース08:5009:30猫又谷滑降終了地点09:4010:40猫又山10:5011:30カシ薙深層谷滑降終了地点12:00深曽峠13:0016:10猫又山ベース
4日目
山行
7時間10分
休憩
10分
合計
7時間20分
猫又山ベース09:0012:00清水岳12:1014:30白馬山荘16:20猿倉G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図 [pdf]

感想/記録

江戸時代、国境警備の重要性を認識した加賀藩は、黒部川源流域の領有を主張する目的で、定期的にこの地域に役人を派遣した。いわゆる「黒部奥山廻り」である。この時に使われた道は、当時の記録「三州測量図籍」によってその概要がうかがわれるが、現在ではそのほとんどが失われてしまった。スキーをつかって残雪期に白馬側から入れば、早く、安全に、かつ楽しくこの失われた道に近づくことができる。今回は、三州測量図籍に記載がある深曽峠と思われる地点をスキーで目指すことにした。

5月2日
朝方まで降り続いていた雨も、予報どおり回復してきた。しかし、稜線上の風はすさまじく、スキーをつけたザックは簡単にあおられる。白馬山荘泊。

5月3日
相変わらず風が強い。稜線伝いに猫又山にむかうが、雪庇とハイマツにてこずったため、予想よりだいぶ遅れて猫又山着。山頂直下にテントを張りおえたのが15時。日没まで3時間ほどあるため、テント前になだらかに広がるオレントメン谷を滑ることにした。登り返した後、明日滑降予定のカシ薙深層谷入口の様子をうかがってからテントへ戻る。テント周辺はおだやかな雪の斜面がひろがり、黒部川が富山平野を横切って日本海へ注ぎ込んでいる様子がよく望める。今日は天気が良いため、能登半島や日本海にしずむ夕日までも見下ろせる。おまけに電話やネットの通信環境も完備の一等地である。

5月4日
夜の間に固まった雪がゆるむまで、猫の踊り場を散歩しつつタンバラ谷や周辺の山々の状況を観察する。木の間からは、目的の深曽峠がはじめてみえた。峠に続くゆるやかな谷は、たっぷりの雪で埋まっている。谷をつめれば問題なく峠までたどり着けそうだ。猫又山へ戻って、まずは南面の猫又谷を滑降。雪も適度にゆるみ、剣を正面にしての滑りは痛快である。猫又山まで登り返した後、いよいよカシ薙深層谷へ入る。谷の入口はややわかりにくいが、進むにつれてすぐに谷らしくなる。地形図から想像していたほどは険しくはない。心配していた雪は、深曽峠から下ってくる沢の出会までしっかりついていた。出会でシールをつけて登高を開始、ほどなく深曽峠に到着した。深曽峠は、ここにしばらくテントをはって滞在したいと思うような、雪と木々がおりなす庭のような場所であった。峠は涼しい風が吹き抜けて、暑い谷からやってきた登山者にはたいそうありがたい。峠すぐわきの小高い丘に登れば、「三州測量図籍」記載の景色が広がっている。200年前、図籍の著者はきっとこの光景をみていたのだろう。

5月5日
白馬山荘への登りも比較的順調に進んだが、それでも5時間以上かかった。その後大雪渓を滑り降りて下山した。
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