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Yamareco

記録ID: 1871735
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ハイキング
甲信越

机龍之介の大菩薩峠

2019年05月27日(月) 〜 2019年05月28日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
33.4km
登り
2,799m
下り
2,797m

コースタイム

27日14:30小管村日向沢登山口→16:00フルコンバ→17:30大菩薩峠→18:00ビバーク地
28日8:30大菩薩峠→9:30大菩薩嶺→10::00大菩薩峠→12:00日向沢登山口
天候 27日晴れ28日曇り
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
雄滝駐車場5台位可 小屋はトイレ
1
雄滝駐車場5台位可 小屋はトイレ
日向沢登山口から
日向沢登山口から
日向沢その名の通り水場最終点4L補給して上がる
日向沢その名の通り水場最終点4L補給して上がる
この林道に一つ前の登山口赤沢登山口との合流点
この林道に一つ前の登山口赤沢登山口との合流点
ヤマツツジ
今が盛りです
せめぎ合い
鹿に食われたか案内板 杉の根本は鹿予防
鹿に食われたか案内板 杉の根本は鹿予防
ミツバツツジも何とか姿留めぬ
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ミツバツツジも何とか姿留めぬ
浮橋意外と怖い
フルコンバ 丹波山村ルートと合流
フルコンバ 丹波山村ルートと合流
ベンチもありひと息稜線に到達
ベンチもありひと息稜線に到達
この辺から昔道の雰囲気
この辺から昔道の雰囲気
小説の中とは言え机龍之介も石畳を歩いたか
小説の中とは言え机龍之介も石畳を歩いたか
介山荘前大菩薩より奥多摩の山々
介山荘前大菩薩より奥多摩の山々
大菩薩峠 映画続編三部作となった
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大菩薩峠 映画続編三部作となった
本日曇り予想 4時起き陽が来ない
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本日曇り予想 4時起き陽が来ない
奥多摩 大岳山 御前山 三頭山
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奥多摩 大岳山 御前山 三頭山
吊るし雲になりそうな
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吊るし雲になりそうな
観天望気 傘雲午後から雨
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観天望気 傘雲午後から雨
大菩薩湖を望む
ビバーク地
役に立ったクマよけ鈴 寝ながら紐を引っ張ると鳴るように仕掛けた
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役に立ったクマよけ鈴 寝ながら紐を引っ張ると鳴るように仕掛けた
傘雲となった、午後から雨
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傘雲となった、午後から雨
再び大菩薩峠
地蔵さんの首が無い残念 前の写真とみくらべよっと
地蔵さんの首が無い残念 前の写真とみくらべよっと
雷岩近くピークより
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雷岩近くピークより
賽の河原避難小屋
賽の河原避難小屋
賽の河原
大菩薩嶺 最終到達地
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大菩薩嶺 最終到達地

感想

小管村日向沢登山道から登った。小管役場前から小管村白糸の滝を目指していくと道はだんだん細くなり砂利道の悪路となり岩石が露出した道となる。白糸の滝まで役場から約7kmであるがそれ以上に感じる。山側は岩石木片が落ちてこないようにフェンス網となっている。白糸の滝駐車場から赤沢登山口まで徒歩10分位、更に上にある日向沢登山口には雄滝駐車場を目指して車で10分位、落石に注意である。日向沢登山口に水場がありここが最終水場4L背負って上がることにした。雲取山三条の湯経由で登る予定を急きょ変更した。中里介山著「大菩薩峠」、黒紋付着流しの机龍之助が意味もなく老巡礼を斬った所から、人間の愛欲魑魅魍魎が始まる未完の長編小説となっている。映画は大映市川雷蔵主役、中村玉緒で三部作となっている。その後眠狂四郎へと変わっていく。中里介山は多摩の羽村市出身であり介山ちなみのイベントでこの映画を好んで見たのである。
50年前は良く上った山である。S45 当時新宿発23:55分新宿駅のコンコースはキスリングを背負ってニッカボッカスタイルの山好きのあんちゃんが闊歩して大賑わい。我先にホームへ走り列車席取りに急いだ。4人掛け椅子はびっしり埋まり座席下に新聞紙を引いて寝たり、通路にも寝ているのが普通。トイレに行くにも寝ている人の手足、頭を踏まぬよう三点確保で歩いたものである。塩山駅のバス始発まで仮眠し、時間になると一斉に乗り込んだ。裂石が終点だった記憶がある。今の倍の距離を歩いたような気がする。慣れて来ると黒川鶏冠山へも足を伸ばした。それからS48名古屋へ転勤となりすっかり山から遠のいた。再び大菩薩へ行ったのは長兵衛ロッジまで自動車道が出来てからS58かな。B/Sの下見(実地踏査)を兼ね登ったのであった。
         麗嶺

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コメント

50年前
あの頃の休日前日の夜行は、それこそ10本程度出ていたと思います。バスも夜中、電車に合わせてどんどん出発し、裂石からライトをつけて歩いていました。
2019/5/30 6:31
Re: 50年前
hoppuさま
コメント有難うございます。
当時のあの電車の混雑状況を知っている人は少なくなりました。
しかしこの辺の年代層に聞くとみんな知ってますね。懐かしく想い出すことの出来る同朋と思っています。三頭山もドラム缶橋を渡りヌカザス山を経由して登り避難小屋に一泊して数馬に降りたことがありました「50年前」ですが。今は「都民の森」となって1時間足らずで登れる山となりました。道路整備は良くもあり、良くも無しと言った所ですね。
2019/5/30 12:51
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