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記録ID: 189007
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山滑走
十和田湖・八甲田

南八甲田スキーツアー(傘松峠〜櫛ヶ峯〜横岳〜逆川岳〜城ヶ倉大橋)_2012/5/6

2012年05月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:02
距離
13.3km
登り
747m
下り
1,048m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:15 傘松峠を出発
08:22 ルートフラッグ
09:00 駒ヶ峯
10:00 櫛ヶ峯
11:00 小休止
11:25 横岳〜逆川岳稜線・シール取り外し
12:05 城ヶ倉大橋に下山
天候 晴れのち曇り、そして雨
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
傘松峠に駐車スペースは基本ありません。
睡蓮沼付近には若干の駐車できるスペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
北八甲田に比べるとなだらかな地形が多いせいか、明らかに積雪量が多い。
南八甲田は、もうしばらく雪を楽しめそうです。
付近には、酸ヶ湯、城ヶ倉、寒水沢などの温泉があります。
出発前の空は青空〜。北八甲田が綺麗に見えています。
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出発前の空は青空〜。北八甲田が綺麗に見えています。
目指す南八甲田の稜線です。
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目指す南八甲田の稜線です。
メンバー6人のうち、4人がスキーツアー、ふたりはツボ足で稜線ピストンです。
おふたりには車を城ヶ倉大橋まで回していただく、重大任務をお願いしました!
メンバー6人のうち、4人がスキーツアー、ふたりはツボ足で稜線ピストンです。
おふたりには車を城ヶ倉大橋まで回していただく、重大任務をお願いしました!
右奥が横岳の稜線です。左は櫛ヶ峯かな!?
右奥が横岳の稜線です。左は櫛ヶ峯かな!?
稜線目指して登ります!
この日の天気は下り坂ということで、ペースが速いっ!
稜線目指して登ります!
この日の天気は下り坂ということで、ペースが速いっ!
北八甲田を振り返ります。
北八甲田を振り返ります。
稜線手前にルートフラッグ!?
稜線手前にルートフラッグ!?
北八甲田に怪しい雲が…。
北八甲田に怪しい雲が…。
稜線に取り付き、駒ヶ峯を目指します。
稜線に取り付き、駒ヶ峯を目指します。
ところが寒気とともに風が強くなり、駒ヶ峯の頂上付近が見えなくなってきました。
ところが寒気とともに風が強くなり、駒ヶ峯の頂上付近が見えなくなってきました。
櫛ヶ峯が見えてきました。このあと、傘雲みたいな雲がかかり、すぐに取れました。
櫛ヶ峯が見えてきました。このあと、傘雲みたいな雲がかかり、すぐに取れました。
櫛ヶ峯をスキー滑走している方を見て、正面の斜面は登れるな!と登り、途中から稜線を登りました。
頂上まであと少し!
櫛ヶ峯をスキー滑走している方を見て、正面の斜面は登れるな!と登り、途中から稜線を登りました。
頂上まであと少し!
櫛ヶ峯に到着です。
風が強く、一時小雨が振り出したのでカッパを着込みましたが、そのあと雨は小康状態に…。
櫛ヶ峯に到着です。
風が強く、一時小雨が振り出したのでカッパを着込みましたが、そのあと雨は小康状態に…。
櫛ヶ峯からの大パノラマです!
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櫛ヶ峯からの大パノラマです!
北八甲田をバックに記念撮影!
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北八甲田をバックに記念撮影!
稜線の雪庇が広くて、快適に滑ることができました。
稜線の雪庇が広くて、快適に滑ることができました。
横岳に向かう稜線目指して滑走です。
横岳に向かう稜線目指して滑走です。
アオモリトドマツの頭がちょっと出てるくらいなので、雪はタップリです。
9年前は木の間を歩いたような…。
アオモリトドマツの頭がちょっと出てるくらいなので、雪はタップリです。
9年前は木の間を歩いたような…。
雪原を行く!
横岳が迫ってきました!
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横岳が迫ってきました!
振り返ると、あまり見ることができない角度からの北八甲田!
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振り返ると、あまり見ることができない角度からの北八甲田!
雨にたたられる前に下りよう!とここまで超ハイペースだったため、小休止です。
雨にたたられる前に下りよう!とここまで超ハイペースだったため、小休止です。
横岳の稜線に取り付いたところで、シールをはずします。
横岳の稜線に取り付いたところで、シールをはずします。
北八甲田と横沼です!
北八甲田と横沼です!
ゲレンデみたいな斜面が現れました!
ゲレンデみたいな斜面が現れました!
滑走開始です。
爆弾低気圧の影響なのか、倒木や枝折れが多数でした。
爆弾低気圧の影響なのか、倒木や枝折れが多数でした。
最後はGPSを確認して、ルート修正しました。
最後はGPSを確認して、ルート修正しました。
どんぴしゃで城ヶ倉大橋のすぐ脇に下りました!
どんぴしゃで城ヶ倉大橋のすぐ脇に下りました!

感想

 残雪の南八甲田を訪れたのは、もう9年前です。
 快晴の中、スキーツアーを楽しみました。
 自分でも容易に滑られる斜面が魅力的でした。
 それ以降なかなか足を伸ばすことがなかったのですが、今回やっと南八甲田で2回目のスキーツアーとなりました。

 前日、ガスの北八甲田から下山後、駐車場にテントを張り、早々に飲み始めたので、就寝は21時と早めでした。
 夕焼けが綺麗で、そのあと月が綺麗に輝いていました。
 夜は、幾分風が吹きましたが、雨は降ることなく、快適な朝を迎えることができました。
 朝食を食べ、テントを撤収し、傘松峠に出発です。

 傘松峠は、ほぼ快晴!
 今日は4人がスキーツアー、2人がツボ足で稜線ピストンです。
 ツボ足チームには、車を城ヶ倉大橋まで回していただく、重大な任務をお願いしました。
 北八甲田の硫黄岳、大岳、小岳、高田大岳を背にして、南八甲田の稜線を目指します。
 遠くには滑走予定の横岳〜逆川岳の稜線も見え、心躍ります。
 ただ、この天気は午前中限りということで、ちょっといつもよりもペースを上げての行動です。
 21時に就寝したとはいえ、ちょっと飲みすぎの自分は、その速いペースに着いていくのがやっとです。

 途中、ツアーコースのルートフラッグを過ぎたところで、駒ヶ峯方面に進路を変えていきます。
 後ろを振り返ると、北八甲田の山々には雲がかかり始めていました。
 なだらかな稜線を進むと、やっと駒ヶ峯の姿を視界に捉えました。
 しかし、寒気とともに冷たい風が吹き始めたと思ったら、駒ヶ峯はあっという間にガスの中です。
 そのガスは一気に抜けてしまい、再び視界が広がりました。
 風は強いままですが、櫛ヶ峯が姿を現します。
 櫛ヶ峯正面の東斜面は、遠くから見ると垂直に見えるくらい斜面が急に見えたのですが、一人のスキーヤーが颯爽と滑ってくる姿を見たら、斜度はさほどではないのかなと・・・。
 そのまま正面の東斜面に取り付き、ジグザクに登っていきます。
 高度を上げていくと、遠く青森港が視界に入りました。
 やっと稜線に取り付き、稜線沿いに頂上を目指します。
 頂上には雪がついていなかったので、スキーを脱いで登頂です!
 頂上は風が強く、小雨が振り出してきたので、慌ててカッパを着込みました。
 ただ雨はその後すぐに小康状態になりました。
 長居は無用と横岳を目指します。

 稜線は雪庇が発達していて幅が広かったので、快適に滑ることができました。
 あっという間に横岳に向かう稜線に乗ります。
 9年前もゴールデンウイーク後半に来ましたが、そのときは横岳に向かう稜線はアオモリトドマツの林を抜けた記憶があるのですが、今年はアオモリトドマツがまだ雪に埋もれていて、林を抜けるというよりは、雪原を行くって感じでした。
 ここにきて、今日のツアーのトップを先導していたTさんが「腹減った!」と小休止です。
 まともに休憩していなかったので、正直ホッとしました。
 小休止中、再び雨が降り始めましたが、雨は長続きしません。
 ただ、天候悪化は間違いがないので、横岳のピークを踏むのは諦め、稜線に取り付いたら一気に滑走することにしました。

 稜線に取り付いたところで、シールをはずします。
 逆川岳に向かうなだらかな稜線を一気に滑ります。
 途中、横沼を入れた北八甲田の写真を1枚GETです。
 今度は進路を変えて、城ヶ倉大橋を目指します。
 スキー場みたいな雪原が広がる尾根は、木々の間も程よく快適に滑ることができます。
 爆弾低気圧の影響なのか、倒木や折れた枝が多数見られました。
 最後は、道路が見えたところで、GPSのお世話になり、進路を調整してドンピシャで城ヶ倉大橋のすぐ脇に下山しました。
 このあと雨が降り出しました。

 車を回してもらったツボ足組と合流して、寒水沢温泉で汗を流して、2日間の八甲田ツアーの幕が下りました。
 

  

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