木曽駒ヶ岳 上松Aコースから
- GPS
- 12:05
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,574m
- 下り
- 2,570m
コースタイム
- 山行
- 11:21
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 12:06
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された一般登山道でした。特に危険はないと思いますが、木曽前岳の巻道は荒れている所や残雪で滑りやすい箇所がありましたので注意は必要と思います。残雪は柔らかかったのでキックステップで問題はなかったですが、慣れていない方は軽アイゼンがあると安心かもしれません。 |
写真
感想
梅雨の晴れ間にと、木曽駒ヶ岳に上松Aコースから登りました。木曽駒には何度も登っているけれど、上松Aコースは初めてになります。このコースは駒ヶ岳神社の木曽側の登拝路の様で登山口に駒ヶ岳神社があり、奥社は頂上にあります。登山道脇には多くの石仏や石碑があり、昔から信仰の道であったのでしょう。今日の上松Aコースは平日と言う事もあり、誰に会う事もなく貸切で静かな登山でした。大体、ほとんどの人はロープウェイ側から登るわけで、このコースの良いところと言えば静かでお金が要らない・・・要はケチなんで・・・いや物好きと言う事にしておきましょう。
登山口の案内板によると「日本海型気候から太平洋型気候の推移帯に立地し、多様な植生がみられます。」「山地帯にはヒノキ、サワラ、ネズコ等が、亜高山帯にはシラビソ、コメツガ、ダケカンバ等が、高山帯にはハイマツ、コケモモ、キバナシャクナゲ等が分布しています。」とあります。標高を上げていくとその通りにどんどん森が変化していき興味深いものです。木曽檜は有名ですが、見上げる様な立派なヒノキも見かけます。花はイワカガミとかキバナシャクナゲを見かけました。お花畑はこれからですね。
標高2000mも過ぎると、右手に三ノ沢岳が常に見える様になります。立派な山容で登頂意欲を掻き立てられますが、今日は宝剣岳までの予定です。木曽前岳の頂上を踏み、巻道経由で(玉ノ窪山荘から中岳の巻道は特に危険は所はありませんでした)宝剣岳まで一気にいきます。頂上付近の雪が真っ白なのは前日に雪が降ったからでしょうか。名古屋は雨だったのですが、3000m付近は雪だったのでしょうね。雪の上を歩くと踝くらいまで沈みました。
宝剣岳山頂で展望を楽しんでマッタリしたり、携帯で仕事の話をしたり(汗)したら、下山です。折角だから中岳と駒ヶ岳の山頂も踏んで行こう。しかし、大した登りでは無いがさすが3000mも近いと空気が薄い・・・ちょっとした登りでも心臓バクバクです。たどり着いた駒ヶ岳山頂奥社でこれからの安全登山を祈念しました(ニワカ信者ですが・・)。
下山は木曽前岳の巻道を行きます。まだ整備はされていない様で短いが少し嫌らしい雪渓のトラバースがありました。トレキングシューズでステップ切れる位でしたが、雪の状態次第では軽アイゼン位あった方が安心です。慎重に突破したら、後は特に危険な所も無いので、重力に任せてダラダラ降りて行くだけです。長丁場に集中力が途切れがちになるが、お参りのおかげで無事下山しました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する