ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1904260
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

岡山県鏡野町 霰ヶ山 沢沿い林道からピストン 花&鳥&虫

2019年06月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:59
距離
9.7km
登り
674m
下り
662m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:46
休憩
0:15
合計
4:01
8:31
24
通行止め東スペース
8:55
8:55
91
林道起点
10:26
10:27
27
11:10
11:10
24
大山展望所
11:34
11:34
49
12:23
12:23
9
林道起点(2回目)
12:32
通行止め東スペース
旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離9.5km、歩行時間3時間30分、歩行数15,900歩、消費カロリー1,920Kcal
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 県道56号線を西に進み、通行止めのすぐ東のスペースに自動車を停めました。2台程駐車可能です。
 鏡野町のホームページによれば、ここから西方面が通行止めです。道が細いのでUターンしやすい所から通行止めにしてあるのだと思います。今回歩いた部分は問題ありませんでした。二輪車も含め通行止め期間は8月31日までだそうです。
 なお、これ以外にも真庭市との境界周辺には通行止め箇所があります。湯原IC経由など西からのアプローチは避けた方がいいでしょう。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所はありません。標高590mで地形図の実線の道に入ると、コンクリートや砂利、土道の林道が続きます。一部、路肩崩壊や水がちょろちょろ流れている所がありますが、大雨でなければ大丈夫でしょう。
 登山口<写真28>で林道から逸れると、丸太と土の階段状の道が大半です。ソウシチョウ<写真30,31>撮影地点辺りから階段が崩れていますが、歩くのに支障はありません。濡れていると崩れやすい黒土ですが、下りでも案外滑りにくく、雨上がりでも快適でした。
 霰ヶ山(あられがせん)頂上<写真34〜36>から南西に延びる踏み跡に入ってみましたが、低木が茂って足元が何とか見えるレベルでした。前方は木々が鬱蒼と茂っていたので、すぐに引き返しました。
 復路では、往路で見落とした脇道に入ってみました。標高1000m辺りで行き止まりで、北北西方面が少し開けていました。おそらく、ここが大山(だいせん)が見えるスポットでしょう。残念ながら、今回はガスって見えませんでした。
その他周辺情報  国道179号線を北上すると、道の駅奥津温泉があります。レストラン「温泉亭」ではランチバイキング<写真43>が楽しめるほか、周辺の温泉施設で日帰り入浴も可能です。
01県道56号線通行止め箇所
このすぐ東に自動車を停めました。二輪車も通行止めとわざわざ書いてありましたが、今回歩いた部分は落石もなく問題ありませんでした。おそらく、もっと西は落石もひどいのでしょう。
01県道56号線通行止め箇所
このすぐ東に自動車を停めました。二輪車も通行止めとわざわざ書いてありましたが、今回歩いた部分は落石もなく問題ありませんでした。おそらく、もっと西は落石もひどいのでしょう。
02家政婦は見た⁈
歩き始めて程なく、こちらの様子を大きな眼で見ている者が・・・
3
02家政婦は見た⁈
歩き始めて程なく、こちらの様子を大きな眼で見ている者が・・・
03ウツボグサ
花穂が矢の携帯用収納武具のウツボ(空穂)に似ているというのが名前の由来です。ここは少しかたまって咲いていました。
2
03ウツボグサ
花穂が矢の携帯用収納武具のウツボ(空穂)に似ているというのが名前の由来です。ここは少しかたまって咲いていました。
04ツルカノコソウ
花だけ見ればカノコソウに似ていますが、葉の鋸歯はもっと粗くカノコソウほど整った形ではありません。写真に写っているのは別の植物の葉です。東京都23区では絶滅した種ですが、ここでは花期(4〜5月)を過ぎても普通に見られました。
04ツルカノコソウ
花だけ見ればカノコソウに似ていますが、葉の鋸歯はもっと粗くカノコソウほど整った形ではありません。写真に写っているのは別の植物の葉です。東京都23区では絶滅した種ですが、ここでは花期(4〜5月)を過ぎても普通に見られました。
05ヒメジョオン
ハルジオンよりも花期が遅く、花弁のように見える舌状花はハルジオンよりも太めです。林道沿いに群生していました。
05ヒメジョオン
ハルジオンよりも花期が遅く、花弁のように見える舌状花はハルジオンよりも太めです。林道沿いに群生していました。
06第一ササユリ発見!
左斜面の少し上の方です。今年お初のササユリは真っ白な美人でした(*^^*)
4
06第一ササユリ発見!
左斜面の少し上の方です。今年お初のササユリは真っ白な美人でした(*^^*)
07キブシの実
直径1cm程で熟すと黄色を帯びてきます。実からタンニンをとることができ、粉末はお歯黒の原料だったそうです。鈴なりでした。
1
07キブシの実
直径1cm程で熟すと黄色を帯びてきます。実からタンニンをとることができ、粉末はお歯黒の原料だったそうです。鈴なりでした。
08コミスジ
翅の表側に3本の白い筋模様があるミスジチョウの仲間はみんなよく似ています。動画を撮っていると、この体勢のままくるっとひとまわりしてくれたので、模様が確認できました。しぐさはかわいかったのですが、顔がちょっと怖いです(´・ω・`)
3
08コミスジ
翅の表側に3本の白い筋模様があるミスジチョウの仲間はみんなよく似ています。動画を撮っていると、この体勢のままくるっとひとまわりしてくれたので、模様が確認できました。しぐさはかわいかったのですが、顔がちょっと怖いです(´・ω・`)
09アキノタムラソウ
秋と名が付けられていますが、初夏から咲き始めます。花が咲いていたのは2株でした。これから増えるでしょう。
09アキノタムラソウ
秋と名が付けられていますが、初夏から咲き始めます。花が咲いていたのは2株でした。これから増えるでしょう。
10アサヒナカワトンボ♂
オスには、このように透明の翅を持つタイプと、褐色の翅を持つタイプがいます。メスは翅の先端付近の斑紋が赤ではなく白です。この日は3匹見ましたが、すべてオスでした。動画も撮りました。
2
10アサヒナカワトンボ♂
オスには、このように透明の翅を持つタイプと、褐色の翅を持つタイプがいます。メスは翅の先端付近の斑紋が赤ではなく白です。この日は3匹見ましたが、すべてオスでした。動画も撮りました。
11交尾中の
    ムシヒキアブの仲間
人が来ないので、人目をはばからず繁殖活動のはずが、バッチリ動画を撮られてしまいましたね(^_^)
2
11交尾中の
    ムシヒキアブの仲間
人が来ないので、人目をはばからず繁殖活動のはずが、バッチリ動画を撮られてしまいましたね(^_^)
12コガクウツギ
岡山県にはよく似たガクウツギはないそうです。林道沿いに断続的に見られました。
1
12コガクウツギ
岡山県にはよく似たガクウツギはないそうです。林道沿いに断続的に見られました。
13ホウライタケの仲間
カサの直径1cm、高さ5cm程でこの周辺だけでした。乾燥期の間は萎縮し、雨が降ると回復する能力を持っているので、昨日は恵みの雨だったかもしれません。
13ホウライタケの仲間
カサの直径1cm、高さ5cm程でこの周辺だけでした。乾燥期の間は萎縮し、雨が降ると回復する能力を持っているので、昨日は恵みの雨だったかもしれません。
14標高790m地点より霰ヶ山
前方に目指す霰ヶ山(あられがせん)<写真34〜36>が見えてきました。右に見えているなだらかな東尾根を登ります。
14標高790m地点より霰ヶ山
前方に目指す霰ヶ山(あられがせん)<写真34〜36>が見えてきました。右に見えているなだらかな東尾根を登ります。
15ムラサキサギゴケ
花が紫色で、形がサギ(鷺)に似ていることから、この名があります。花の長さは1.5cm程とトキワハゼよりも少し大きく、匍匐枝を出します。周辺に点在していました。
1
15ムラサキサギゴケ
花が紫色で、形がサギ(鷺)に似ていることから、この名があります。花の長さは1.5cm程とトキワハゼよりも少し大きく、匍匐枝を出します。周辺に点在していました。
16アワブキつぼみ
生木を燃やすと切り口から大量の泡が出るのが名前の由来です。小さな花は3枚の花弁と2枚の糸状の花弁を持つ変わった構造をしています。
1
16アワブキつぼみ
生木を燃やすと切り口から大量の泡が出るのが名前の由来です。小さな花は3枚の花弁と2枚の糸状の花弁を持つ変わった構造をしています。
17ヤマアジサイ
林道沿いに断続的に見られましたが、まだ咲き始めでした。アジサイの花は土が酸性寄りだと青色に、アルカリ性寄りだと赤色に花色が変わります。淡い水色が多かったのですが、これは淡いピンク色と水色の両方見えます。中性?
1
17ヤマアジサイ
林道沿いに断続的に見られましたが、まだ咲き始めでした。アジサイの花は土が酸性寄りだと青色に、アルカリ性寄りだと赤色に花色が変わります。淡い水色が多かったのですが、これは淡いピンク色と水色の両方見えます。中性?
18ナガバモミジイチゴ
実は赤くはなりません。数多いキイチゴのなかでも甘くて美味しいそうです(*^^*)
3
18ナガバモミジイチゴ
実は赤くはなりません。数多いキイチゴのなかでも甘くて美味しいそうです(*^^*)
19アカショウマ
まるで森のヒトデのようです。右斜め先端のハナグモも気になります。トリアシショウマとは違い、花穂を拡大してみても小さな枝分かれが見られません。
2
19アカショウマ
まるで森のヒトデのようです。右斜め先端のハナグモも気になります。トリアシショウマとは違い、花穂を拡大してみても小さな枝分かれが見られません。
20クロヒカゲ
ヒカゲチョウに似ていますが、後翅の裏側の筋模様がよりきつく「く」の字に曲がります。チョウには珍しく暗いところが好きで、日陰の地面にとまっていたり、暗い林内を飛んでいたりすることが多いです。
2
20クロヒカゲ
ヒカゲチョウに似ていますが、後翅の裏側の筋模様がよりきつく「く」の字に曲がります。チョウには珍しく暗いところが好きで、日陰の地面にとまっていたり、暗い林内を飛んでいたりすることが多いです。
21タニウツギ
この1本だけでしたが、つぼみがまだたくさんありました。どうもこの山域は花期が遅いようです。
21タニウツギ
この1本だけでしたが、つぼみがまだたくさんありました。どうもこの山域は花期が遅いようです。
22ササに埋もれるササユリ
第二ササユリは林道沿いでしたが、ササに埋もれるように咲いていました。
4
22ササに埋もれるササユリ
第二ササユリは林道沿いでしたが、ササに埋もれるように咲いていました。
23ヒメツバメエダシャク
絹のような質感の羽に薄い筋模様がはいった、全身真っ白な蛾です。よく似た蛾が何種類かいますが、後翅の模様がL字に曲がることで見分けられます。
1
23ヒメツバメエダシャク
絹のような質感の羽に薄い筋模様がはいった、全身真っ白な蛾です。よく似た蛾が何種類かいますが、後翅の模様がL字に曲がることで見分けられます。
24ウツギ
卯(4月)の花といわれていますが、6月下旬でも林道沿いに断続的に見られました。
24ウツギ
卯(4月)の花といわれていますが、6月下旬でも林道沿いに断続的に見られました。
25ヤマツツジ
斜面の岩の上に生えていました。とても小さな木ですが、まだつぼみのほうが多く、しばらく楽しめそうです。
25ヤマツツジ
斜面の岩の上に生えていました。とても小さな木ですが、まだつぼみのほうが多く、しばらく楽しめそうです。
26コナスビ&アブの仲間
果実がナスに似て小さいというのが名前の由来ですが、真ん丸なのでトマトのほうが似ているような気がします。コナスビにナスビのような体をしたアブが(^_^)登山道に入ると、しばしば花が見られました。
1
26コナスビ&アブの仲間
果実がナスに似て小さいというのが名前の由来ですが、真ん丸なのでトマトのほうが似ているような気がします。コナスビにナスビのような体をしたアブが(^_^)登山道に入ると、しばしば花が見られました。
27タンナサワフタギ
タンナ(耽羅)は、発見地の済州島の古い呼び名のことです。サワフタギよりも葉の鋸歯が大きく目立ち、毛はほとんどありません。
1
27タンナサワフタギ
タンナ(耽羅)は、発見地の済州島の古い呼び名のことです。サワフタギよりも葉の鋸歯が大きく目立ち、毛はほとんどありません。
28霰ヶ山登山口エゴノキ
登山道の道標は壊れて落ちていました。見上げて動画も撮ってみました。散っている花も大量でエゴノキロードができています。本数は少ないのですが、大木が多く、山頂までしばしばエゴノキじゅうたんの上を歩きました。
28霰ヶ山登山口エゴノキ
登山道の道標は壊れて落ちていました。見上げて動画も撮ってみました。散っている花も大量でエゴノキロードができています。本数は少ないのですが、大木が多く、山頂までしばしばエゴノキじゅうたんの上を歩きました。
29ツルアジサイ
イワガラミに似ていますが、イワガラミでは装飾花の萼片が1枚しかないのに対し、ツルアジサイは4枚です。また、ノリウツギとは違い、花序が紡錘形になりません。
1
29ツルアジサイ
イワガラミに似ていますが、イワガラミでは装飾花の萼片が1枚しかないのに対し、ツルアジサイは4枚です。また、ノリウツギとは違い、花序が紡錘形になりません。
30ソウシチョウ
日本の特定外来生物に指定された鳥類4種のうちの1種です。茂みの中でジッ、ジッと大騒ぎしていましたが、そのうち木の上に出てきたので動画も撮りました。
2
30ソウシチョウ
日本の特定外来生物に指定された鳥類4種のうちの1種です。茂みの中でジッ、ジッと大騒ぎしていましたが、そのうち木の上に出てきたので動画も撮りました。
31頭上を取り囲む
   ソウシチョウ
気付くと、頭上を取り囲まれていました。10羽近かったかもしれません。あまり警戒心は強くないようです。鳴きかわしながら飛び回っていました。
3
31頭上を取り囲む
   ソウシチョウ
気付くと、頭上を取り囲まれていました。10羽近かったかもしれません。あまり警戒心は強くないようです。鳴きかわしながら飛び回っていました。
32ニホンマムシ
体長は60cm程です。人が突然近づいてきたので、フリーズしてしまいました(*_*;臆病なヘビです。そっとしておいてあげましょう。
2
32ニホンマムシ
体長は60cm程です。人が突然近づいてきたので、フリーズしてしまいました(*_*;臆病なヘビです。そっとしておいてあげましょう。
33ニホンマムシ横顔
「早く去ってくれぇ〜」というマムシの心の叫びが聞こえるようでした。アオダイショウの幼体に模様が似ていますが、目つきはマムシのほうがかなり悪いです。どちらも臆病でおとなしいのですが、毒の有無の違いでしょうか。
1
33ニホンマムシ横顔
「早く去ってくれぇ〜」というマムシの心の叫びが聞こえるようでした。アオダイショウの幼体に模様が似ていますが、目つきはマムシのほうがかなり悪いです。どちらも臆病でおとなしいのですが、毒の有無の違いでしょうか。
34標高1074.1m頂上三角点
        「霰ヶ山」
東側が開けており、登ってきた尾根や鏡野町の山が見えます。
1
34標高1074.1m頂上三角点
        「霰ヶ山」
東側が開けており、登ってきた尾根や鏡野町の山が見えます。
35霰ヶ山頂上より
      富栄山&大空山
東北東方面に見えました。富栄山(ふえいざん)や大空山は縦走コースが整備されており、「ふぐるみ原生林」や「白賀(しらか)渓谷」の紅葉が美しい山です。動画も撮りました。
1
35霰ヶ山頂上より
      富栄山&大空山
東北東方面に見えました。富栄山(ふえいざん)や大空山は縦走コースが整備されており、「ふぐるみ原生林」や「白賀(しらか)渓谷」の紅葉が美しい山です。動画も撮りました。
36霰ヶ山頂上より天ガ山
南東方面にはきれいに尖った天ガ山が見えました。今回の景観でもっとも存在感がありました。大山(だいせん)が見える場所を探して南西に延びるヤブ気味の踏み跡に入ってすぐ引き返し、下山しました。復路で標高1000mの大山展望所?に立ち寄りましたが、ガスって近くもよく見えませんでした。
1
36霰ヶ山頂上より天ガ山
南東方面にはきれいに尖った天ガ山が見えました。今回の景観でもっとも存在感がありました。大山(だいせん)が見える場所を探して南西に延びるヤブ気味の踏み跡に入ってすぐ引き返し、下山しました。復路で標高1000mの大山展望所?に立ち寄りましたが、ガスって近くもよく見えませんでした。
37マガリケムシヒキ♀?
頭部裏に前方90度に曲がった長毛があるのが名前の由来です。この写真ではそこまで確認できませんが、足や腹部の色などから判断しました。ん?何か食べてる?
37マガリケムシヒキ♀?
頭部裏に前方90度に曲がった長毛があるのが名前の由来です。この写真ではそこまで確認できませんが、足や腹部の色などから判断しました。ん?何か食べてる?
38ニワハンミョウ
白い斑紋には個体差があります。地面を徘徊し、アリなど他の昆虫を捕らえて食べます。これまたお食事中。アリのような気が・・・
1
38ニワハンミョウ
白い斑紋には個体差があります。地面を徘徊し、アリなど他の昆虫を捕らえて食べます。これまたお食事中。アリのような気が・・・
39ササユリ
往路ではなぜか気づきませんでした。今回は3株でしたが、2週間後ぐらいに再訪したら、もっとたくさん咲いているかもしれません(^^♪
2
39ササユリ
往路ではなぜか気づきませんでした。今回は3株でしたが、2週間後ぐらいに再訪したら、もっとたくさん咲いているかもしれません(^^♪
40マタタビ
砂防ダム?の脇の大木をズームしてみました。葉は白くなりはじめでつぼみもありました。
2
40マタタビ
砂防ダム?の脇の大木をズームしてみました。葉は白くなりはじめでつぼみもありました。
41コウゾリナ&
    ナミハナアブ♂
晴れ間が出てきたので、コウゾリナの花が開いていました。萼片や茎に剛毛があります。ナミハナアブはシマハナアブに似ていますが、胸部の模様は縦横に区画されたように見えます。これは複眼がくっついているのでオスです。花粉をなめているところを動画に撮りました。
41コウゾリナ&
    ナミハナアブ♂
晴れ間が出てきたので、コウゾリナの花が開いていました。萼片や茎に剛毛があります。ナミハナアブはシマハナアブに似ていますが、胸部の模様は縦横に区画されたように見えます。これは複眼がくっついているのでオスです。花粉をなめているところを動画に撮りました。
42スジグロシロチョウ夏型♂
メスのほうが黒い部分が多いです。ヤマトスジグロシロチョウに似ていますが、前翅表側の黒斑は角張っています。なぜか自分の自動車の周りを飛び回っていました。
1
42スジグロシロチョウ夏型♂
メスのほうが黒い部分が多いです。ヤマトスジグロシロチョウに似ていますが、前翅表側の黒斑は角張っています。なぜか自分の自動車の周りを飛び回っていました。
43道の駅奥津温泉「温泉亭」
    ランチバイキング
おいしい家庭料理が1,300円で食べ放題です。写真を撮り忘れましたが、エビチリ、蒸しケーキ、コーヒーゼリーなどもありました(^_^)
4
43道の駅奥津温泉「温泉亭」
    ランチバイキング
おいしい家庭料理が1,300円で食べ放題です。写真を撮り忘れましたが、エビチリ、蒸しケーキ、コーヒーゼリーなどもありました(^_^)

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 岡山県鏡野町にある霰ヶ山(あられがせん)を訪問しました。立尾川沿いの県道56号線を自動車で進んでいると、途中で通行止め<写真01>となりました。この手前に自動車を2台停められるスペースがあったので、前回同様、ここを出発点としました。
 しばらく舗装道路(車道)を歩き、標高590m地点より沢沿いの林道を歩きました。人がめったに歩かない道のせいか、動物たちが活発に活動しているシーンがよく見られます。今回は見られませんでしたが、以前に訪問した際には若いニホンジカのオスが堂々と林道を歩く姿も見られました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-728774.html

 この林道を彩っていたのは、白とブルーを基調とする色の花々です。特にウツギ、コガクウツギ、ヤマアジサイは長い林道脇で断続的に見られ、心を癒してくれました。また、エゴノキの花はたくさん散っているところもいくつかあり、まるでエゴノキじゅうたんの上を歩いているようでした。

 霰ヶ山(あられがせん)の東尾根より、ようやく登山らしい登りとなりました。途中、鳥の棲み処らしいゾーンがいくつかあり、山頂近くでソウシチョウの集団に周りを囲まれた際には、鳴き声でその他のすべての音がかき消され、まるでバードサンクチュアリに迷い込んだような気分でした。
 また、相変わらずマムシも山道を這っていました。マムシは臆病なので、気配を感じるとまずフリーズし、通り過ぎるのを息を殺しながら待っていました。こちらが少し動いたと感じると、疾風のごとく逃げ去っていきました。毒蛇として恐れられていますが、臆病なので襲われると思うと恐怖で我慢できず、自分から攻撃を仕掛けてしまうのです。人がちょっかいを出さない限りは安全な生き物です。

 この日は全体的に視界が悪かったせいもあり、霰ヶ山(あられがせん)の頂上は大空山や富栄山(ふえいざん)などの東方面の展望は効きましたが、北の大山(だいせん)方面や西・南方面を望むことはできませんでした。
 また、北北西方向に稜線がつながっている尼ヶ子山までの道を偵察してみようと、踏み跡に入ってみましたが、標高1000mの大山展望所?ですぐに行き止まりになりました。霰ヶ山はヤブコギを楽しむ人以外はピストンが原則でしょう。

 この時期の岡山県北地域の山行は、沢沿いのクーラー効果で涼しく快適で、動植物も多いので、とても充実した山行となります。今回も予想通り、いや、期待以上に楽しめました。




お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1086人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら