高妻山
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 1,372m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:00
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレはきれいで快適 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部雪渓ある |
その他周辺情報 | 戸隠神告げ温泉¥600 休憩室でそば茶と漬物の無料サービスを受けありがたかった。 戸隠キャンプ場の白樺食堂で「おおもりそば」¥900頂くと、漬物、天ぷら、蕎麦湯サービスで大満足 |
写真
感想
4:30駐車場から戸隠キャンプ場へ進むと、オートキャンプをしているテントがあちらこちらにある。標識に従い、戸隠牧場方面に進む。大洞沢(オオホラ沢)を登り詰めて避難小屋のある一不動の尾根に出るルート。はじめのうちは傾斜はなだらかだが、だんだん傾斜はきつくなってきて、滑滝が出現。10m程の高さで右に鎖がついていた。足場がしっかりしており、濡れていたが難なく通過して、滝の上で一休みをした。また急登が続き、不動滝が流れ落ちる帯岩に着く。帯岩は高さ30m程の一枚岩で50m程のトラバース。しっかり鎖がついていて足場は30cmほどあるが、下を見ると恐怖感がある。ここが本日の核心部といってよい。慎重に帯岩を横断すると、3m程の大岩があり、やっとのことで乗り越える。しばらく歩くと氷清水と呼ばれる水場があり、とても冷たかった。根曲がりだけの藪をしばらく歩くと、かまぼこ型の避難小屋があり、その横に一不動の看板があった。
ここから高妻山の山頂まで、各ピークごとに石の祠が十祀られていた。つまりピーク越えを10回しなければならないということに、山頂に行ってから気づかされた。10分ほど登るとピークに二釈迦があり、下って登り返すと三文殊、再び下って登り返すと四普賢という具合だ。稜線は細く、両側は木が生い茂っているが、深く切れ落ちている。ガスがかかり見晴らしは良くないが、時折、戸隠牧場が眼下に見えた。
五地蔵山は1998mのピークとなっていて、六弥勒で、弥勒尾根コースと合流する。七薬師まではすぐだったが、そこから大きく下り、八観音までは遠く感じた。九勢至を過ぎるとしばらくなだらかになったかと思うと、最後の急登が始まる。予習はしてきたが、なかなかのもので、四つん這いになりながら登った。寝不足もあってかなりの疲労困憊。
十阿弥陀が見えた時は、これで終わりかと安どしたが、山頂ではなかった。5分ほど稜線を歩いて山頂に到着。9:30分で出発してから5時間の長丁場だった。それも登り下りを10回繰り返したので、高妻山2353m以上の累積標高を登っている計算だ。山頂はガスに覆われ視界はないが、ミネザクラの花がつゆに滑ながら可憐に咲いており、鶯がしきりに歓迎のあいさつをしていた。
六弥勒から弥勒尾根を下るが、こちらも結構急坂。登山道は根曲がり竹の刈払い跡や木の根が出ていて歩きにくく、急坂、とこちらも一筋縄ではいかないようだ。長時間の歩きに膝の外側が痛くなり始めて、ゆっくりゆっくり下山する。
戸隠キャンプ場に入ると、戸隠蕎麦屋さんが、道の両側に一軒ずつあり、建物が古い「白樺食堂」に入る。戸隠そば「おおもり」を3人で注文すると、白菜の漬物とウドとなすの天ぷらがサービスされ大満足だった。おなかが減っているせいか、すごくおいしいと感じた。
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