北アルプス・裏銀座（ブナ立尾根〜烏帽子岳〜三俣蓮華〜ワサビ平）

2019年07月08日(月) 〜 2019年07月11日(木)

• GPS: 57:43
• 距離: 33.7km
• 登り: 2,872m
• 下り: 2,749m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:21
• 休憩: 0:17
• 合計: 8:38

7:11 スタート地点
7:53 7:53 ブナ立尾根取付
8:24 8:31 権太落し
13:52 13:52 烏帽子小屋
14:13 14:17 前烏帽子岳
14:29 14:29 烏帽子岳山頂分岐
14:45 14:51 烏帽子岳
15:11 15:11 烏帽子岳山頂分岐
15:27 15:27 前烏帽子岳
15:49 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 10:22
• 休憩: 1:55
• 合計: 12:17

4:34 烏帽子小屋
5:15 5:15 烏帽子ひょうたん池
9:05 9:05 野口五郎小屋
9:35 9:42 野口五郎岳
11:43 11:47 東沢乗越
12:39 14:06 水晶小屋
14:32 14:35 ワリモ北分岐
14:51 15:02 ワリモ岳
15:34 15:37 鷲羽岳
16:51 三俣山荘

3日目

• 山行: 8:02
• 休憩: 2:19
• 合計: 10:21

6:34 宿泊地
7:15 7:25 三俣峠
7:40 8:00 三俣蓮華岳
8:28 8:29 丸山
8:54 8:55 中道分岐
9:19 9:29 双六岳
10:24 10:24 双六岳中道分岐
10:29 10:29 双六岳巻道分岐
10:41 11:39 双六小屋
11:44 11:44 双六池
12:22 12:32 くろゆりベンチ
12:46 12:46 花見平
13:00 13:04 弓折乗越
13:52 13:59 鏡平山荘
14:02 14:02 鏡池
14:45 15:03 シシウドヶ原
15:20 15:20 イタドリが原
16:33 16:33 小池新道入口
16:53 16:53 わさび平小屋
16:55 ゴール地点

天候

曇・晴・雨・雷雨・曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

7/8 10:33

ブナ立尾根を登ります。曇りでしたが、青空が少し見えて、元気が出ます。

7/8 10:50

ダイモンジソウ。白い「大」の字型がきれいです。

7/8 12:08

7/8 16:44

夕食のパスタ・アラビアータ。相棒のS氏の料理の腕前が光ります。250グラムのODガス缶を彼は2つ、私は1つ持っていきました。あとで計量したら、3日間で11回料理をし、100グラムしか減っていませんでした。
この調子だと、250グラムのガス缶で1週間使える計算です。

7/8 18:05

烏帽子小屋。手前はコバイケイソウです。有毒のはずです。

7/8 18:30

烏帽子小屋のテン場です。ニーモ・クナイ2Pという廃版になったテントですが、まだ使えます。

7/9 5:27

7/9 7:05

三ッ岳の山頂方向にレンズを向けたら、黄、白、紫のお花畑。もう十分満足です。

7/9 8:34

7/9 8:57

野口五郎小屋。

7/10 12:26

アルプス一万尺。お花畑のなかのベンチ。安心と疲れから、数分間、眠りに落ちました。

7/10 4:05

三俣山荘で迎えた、10日朝。ついに、ごほうびが！　快晴！　鷲羽岳も、槍ヶ岳も、見えました。モルゲンロートも一瞬だけ・・・。（撮れてません。笑）

私が撮れなかった、モルゲンロートの槍岳。S氏、ありがとう！
梅雨が明けたら沢登りしましょう。
あと、渓流釣りも。

7/10 7:59

はるかな縦走路。

7/10 7:59

水晶岳が見えてきました。S氏撮影

鷲羽岳。梅雨のなか、奇跡のあおぞらでした。S氏撮影。私はスマホカメラですが、S氏はアウトドア用コンデジ装備。正カメラマンがいるのは、とても心強いです。

7/10 10:32

双六小屋が見えてきました。

7/10 11:01

双六小屋の五目ラーメン、1000円。おいしい！

7/10 11:47

尾瀬を思い出す湿地帯と木道です。

7/10 12:21

7/10 14:01

鏡平山荘。槍ヶ岳を逆さにした「逆さ槍」で有名みたいです。曇り空のなか、小さな青空が逆さにうつっていました。

撮影機器：

Galaxy Feel SC-04J docomo サムスン

感想

shungiku

「初めての北アルプスは梅雨の裏銀座」

裏銀座。「裏」というだけあって、4日間で出会った人は20人ほど。とても静かな山行でした。

7月8日朝、高瀬ダムからブナ立尾根を登る。北アルプス三大急登。こんなに汗をかいたのは久しぶり。さいきんは1日2キロ走っていたのですが、それでもきつかった。でも一緒に登ったS氏によれば、「黒戸尾根はもっとキツいよ」。
8日夜、烏帽子小屋のテント場で幕営。私達のほかにテントを張っていたのは男性1人だけ。
9日昼、三俣山荘を目指して歩いているあいだに、天候が悪化。雷雨のため水晶小屋で約2時間ビバーク。ここで素泊まりしてもよかったのですが、まだ小屋開き前だったため、断られてしまいました。土間のスペースをお借りして自炊させていただき、雨具を着て出発。
9日午後、鷲羽岳。雷鳴と風雨のなか、恐怖におののきながら山頂を踏みました。せっかくの「百名山」ですが、山頂にいたのは30秒くらいです。
9日夜、三俣山荘。疲れていたので、お手軽に1泊2食付き。おせわになりました。
10日朝、快晴。槍ヶ岳がきれいに見えました。
10日午後、天気が崩れ始める。双六岳、弓折岳、鏡平山荘、弓折尾根を経て、わさび平小屋へ。素泊まり。
11日朝、約1時間歩いて新穂高へ下山しました。

ヘリが飛ばず、山小屋は物資が不足していて、やりくりがたいへんそうでした。賞味期限切れのビールを格安で飲ませていただきました。

コメント

maroeri

お疲れ様でした
北海道の方なんですね！
梅雨明け前のこの時期に裏銀座を計画…すごい勇気だなぁと思っていたら…居住は北海道！二重に驚きました。
北海道からテント泊装備ではさぞかし大変だったのではないでしようか？
青空の日を味わえて良かったですね(^o^)

きらきらうえつ

こんにちは！！
こんにちは、はじめまして！！
裏銀座縦走お疲れさまです。

私も8日〜10日に裏銀座におりました。
9日午後の雨は黒部五郎から三俣蓮華へ向かう途中で降られ、ずぶ濡れになりながら逃げるようにして双六小屋へ駆け込みました。めちゃくちゃ寒かったです。震えで宿帳が書けませんでした(笑)

それでも今は空いていて狙い目ですね。来年もこの時期に訪れてみたいと思っております。